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映画『ウェディング・シンガー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ウェディング・シンガー』の概要:結婚に憧れるウェディング・シンガーとウェイトレスが別の相手との結婚の準備をしながら、本当はお互いが運命の相手だと気付くまでを描いたラブコメ・コメディ俳優のアダム・サンドラーの出世作。

映画『ウェディング・シンガー』の作品情報

ウェディング・シンガー

製作年:1998年
上映時間:97分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:フランク・コラチ
キャスト:ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー、クリスティーン・テイラー、アレン・コヴァート etc

映画『ウェディング・シンガー』の登場人物(キャスト)

ロビー・ハート(アダム・サンドラー)
幼い頃に両親を亡くし、自分の家族を持つことに憧れている。姉夫婦の家に居候しながら、ウェディング・シンガーとして働いている。
ジュリア・サリバン(ドリュー・バリモア)
結婚式のウェイトレスをしており、グレンと婚約している。ロビーに結婚式の準備を手伝ってもらう過程で、ロビーに恋に落ちる。
グレン・グリア(マシュー・グレイヴ)
ジュリアの婚約者で、ウォール街で働く証券マン。ジュリアに気付かれないようにして女遊びを繰り返している。

映画『ウェディング・シンガー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウェディング・シンガー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウェディング・シンガー』のあらすじ【起】

ロック歌手を目指していたロビーは、結婚式で歌うウェディング・シンガーとして生計を立てていた。結婚式の雰囲気を盛り上げるのが得意なロビーは引っ張りだこで、ある結婚式では新郎の付添人が失言をフォローして、愛の尊さについてスピーチしてその場を取り繕ってみせる。ロビーはその結婚式で新任のウェイトレスのジュリアと知り合う。ジュリアは婚約者のグレンがなかなか結婚式に踏み切ってくれないことをやきもきしていた。一方のロビーは婚約者との結婚式を翌週に控えていた。

ロビーの結婚式の日を迎えるが、ロビーは婚約者に式をすっぽかされてしまう。失意にくれていたロビーの元にようやく婚約者が姿を見せ、ウェディング・シンガーに成り下がったロビーに失望したことが原因だと説明する。一方、ジュリアはようやくグレンからラスベガスで結婚式を挙げようと切り出される。しかし、ジュリアは本音では地元で式をすることに憧れていた。グレンはジュリアの希望通りにすることに同意する。

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映画『ウェディング・シンガー』のあらすじ【承】

リムジン運転手をしている親友が、姉の自宅の地下室に引き籠もっていたロビーを励ましにやって来る。ロビーはそこで職場に復帰するが、愛に報われない思いを演説して結婚式を台無しにしてしまう。ジュリアはそんなロビーのことを案じ、自分の婚約パーティーにロビーを誘う。パーティーに顔を出したロビーは、初めてグレンに紹介される。そして結婚式のためにお薦めの花飾りの店をジュリアに紹介する。

ロビーは結婚式の代わりにユダヤ教徒の成人式で歌ったりしていた。ロビーはそこでモテないために落ち込んでいたい男の子をジュリアと共に元気付けてあげる。そしてロビーはジュリアから結婚式の準備を手伝ってほしいと頼まれる。2人は一緒にウェディング・シンガー選びなどをして意気投合し、周りからは2人が結婚するのだと勘違いされる。ロビーはソング・ライナーになりたかったことを打ち明ける、そして結婚がご破算になった時に作曲した歌をジュリアに披露し、ジュリアはその歌を気に入ってくれる。

映画『ウェディング・シンガー』のあらすじ【転】

ジュリアは従姉と結婚式でどのようなキスをするのが望ましいか議論になる。そこにジュリアの忘れ物を届けにロビーが姿を見せる。従姉はジュリアとロビーにキスの実演をするように迫り、2人は情熱的にキスをする。従妹はロビーのキスをする姿に興奮し、ロビーに興味を持つ。そしてジュリアにダブルデートに出掛けるようと誘い、ジュリアは渋々同意する。

酒に弱いジュリアはダブルデートの場で気分を悪くしてしまう。ジュリアが席を外したタイミングで、ロビーはグレンが女たらしで浮気ばかり繰り返していることを知ってしまう。デートの帰りにロビーは従姉に言い寄られるが、実はジュリアに気があることを従妹に見破られてしまう。そして従姉はジュリアが生活の安定を求めてグレンを選んだとロビーに説明する。それを信じたロビーはまともな職を探そうと銀行に面接に行くが、経験がないために失敗する。ジュリアがロビーにプレゼントを渡そうと現れるが、ロビーはジュリアの結婚を金目当てだと非難してしまう。

映画『ウェディング・シンガー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロビーは親友にジュリアに恋していることを打ち明け、ジュリアに直接伝えるようにと助言される。ロビーは急いでジュリアの元に向かうが、ウェディングドレスを着て幸せそうなジュリアの姿を窓越しに見て、思い留まってしまう。しかし、実はジュリアはロビーのことを考えて微笑んでいたのだ。ロビーはその後、独身パーティーで羽目を外しているグレンと遭遇し、喧嘩となる。ロビーは泥酔して帰宅するが、そこには復縁を臨む婚約者が待ち構えており、介抱される。

ジュリアはロビーに想いを告げに向かうが、そこで婚約者と遭遇してしまう。傷付いたジュリアはグレンとの結婚を急ぎ、2人でラスベガスに向かう。そのことを知らずに寝ていたロビーは、婚約者のことを追い出す。改めてジュリアに想いを告げる決意をしたロビーはジュリアを追って飛行機に乗り込む。それは偶然にもジュリアが乗っているのと同じ飛行機だった。ロビーはギターの弾き語りで愛を告白し、ジュリアとキスを交わす。そして、2人は無事に結婚式を挙げる。

映画『ウェディング・シンガー』の感想・評価・レビュー

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演作。今作で意気投合した2人は『50回目のファースト・キス』『子連れじゃダメかしら』で再共演を果たしている。ただ、残念ながら今作からは2人のケミストリーが感じられず、ラブコメとしても凡庸の仕上がりだった。アダム・サンドラーがまだ映画デビューして間もないためか、演技がぎこちない印象を受けた。本国アメリカで大ヒットを記録し、ミュージカルにもなっているのが驚きだ。(MIHOシネマ編集部)

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