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映画『レプリコーン3』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『レプリコーン3』の概要:アイルランド生まれの邪悪な妖精レプリコーンが、ラスベガスで大暴れ!どんな願いも叶うというレプリコーンの金貨を巡り、奪い合いが勃発。レプリコーンは金貨を取り戻すため、無慈悲な殺戮を開始する。

映画『レプリコーン3』の作品情報

レプリコーン3

製作年:1995年
上映時間:94分
ジャンル:ファンタジー、コメディ、ホラー
監督:ブライアン・トレンチャード=スミス
キャスト:ワーウィック・デイヴィス、ジョン・ゲイティンズ、キャロライン・ウィリアムズ、リー・アームストロング etc

映画『レプリコーン3』の登場人物(キャスト)

レプリコーン(ワーウィック・デイヴィス)
アイルランド生まれの邪悪な妖精。緑色の服と靴姿で、血もウンチも緑色。魔力の源である金貨を全力で守ろうとする。ジャガイモが好物。赤い魔法のネックレスが苦手。
スコット(ジョン・ゲイティンズ)
ラスベガスに旅行に来た若者。どんな願いも叶うレプリコーンの金貨を手に入れて、ルーレットで大儲けをするが、レプリコーンの返り血を浴びて体に異変が起きる。
タミー(リー・アームストロング)
三流マジシャン・ファビオのアシスタント。ラスベガスのカジノホテル「シャムロック」で働いている。いつもステージ用の黒いレオタード姿を着ている。
ファビオ(ジョン・デミータ)
三流マジシャン。マジックがあまりに下手なので観客はまばら。レプリコーンの金貨をスコットから奪い、一流マジシャンになりたいと願う。
ミッチ(マイケル・カラン)
カジノのオーナー。レプリコーンの金貨を手にして「タミーをものにしたい」と呟いたことで、彼女から猛烈に迫られる。借金の取り立てに追われている。
ロレッタ(キャロライン・ウィリアムズ)
ルーレットのディーラー。カモにしていたスコットが一転、大勝ちするのを見て、金貨の秘密に気付く。金貨で20代の頃の美しさを取り戻したいと思っている。

映画『レプリコーン3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『レプリコーン3』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『レプリコーン3』のあらすじ【起】

舞台はラスベガス。邪悪な妖精レプリコーンは、魔力を封じられた状態で質屋に預けられた。店主が赤いネックレスを外すと、レプリコーンの魔力が復活。店主を攻撃し、魔力の源である金貨の壺を取り戻して店を出るが、金貨が1枚足りないことに気付いて舞い戻る。金貨の場所を聞き出す前に店主を殺害したため、レプリコーンは夜のラスベガスへ金貨を探しに出掛けた。

カジノホテル「シャムロック」で働いているタミーは、出勤中に車がエンストしたのでヒッチハイクでスコットの車に乗せてもらう。スコットはお礼の代わりに、カジノに入りたいとタミーにお願いした。未成年なので見学だけという条件でカジノに入店するスコットだったが、賭けたい気持ちを抑えられず、母から預かった学費をルーレットに投入する。するとディーラーのロレッタのいいカモにされ、あっという間に全額をすってしまった。

スコットは祖父からもらった腕時計を換金しようと質屋へ行き、店主の死体を発見する。テーブルにあったレプリコーンの金貨を手にして「カジノで当てたいな」と願うと、一瞬でカジノに戻り、大当たりを連発した。

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映画『レプリコーン3』のあらすじ【承】

カジノオーナーのミッチは、これ以上スコットが勝つと店が大損するため、ルーレットを無理やり中止する。タミーはファビオの下手くそなマジックショーの休憩中に、大量のコインを手にしたスコットを見つける。ギャンブルはダメだと注意し、換金を済ませたらお金を盗まれないよう、部屋の鍵をしっかり閉めるように言った。

その頃、レプリコーンが「シャムロック」にやって来て、ファビオの手のひらに緑のウンチをするという悪戯をする。ロレッタはスコットが連勝したのは金貨の力だと見抜き、ファビオにそのことを伝えた。

早速ファビオはスコットの部屋に入り、金貨を奪った。スコットはレプリコーンに襲われ、傷口にレプリコーンの返り血を浴びてしまう。すると、体が変化し始めた。

金貨を手に入れたファビオだったが、ミッチに横取りされる。ミッチは冗談めかして「タミーを手に入れたいものだ」と願うと、タミーに異変が。彼女は黒いレオタード姿で艶めかしくミッチに絡みつき、ベッドに誘うのだった。

映画『レプリコーン3』のあらすじ【転】

魔術のかかったタミーはミッチに迫り、今にもブラを外そうとしていたが、ロレッタが金貨を横取りしたことでミッチの願いは終了。タミーは我に返ってミッチを殴り、その場で解雇を告げられる。ミッチはレプリコーンの魔術によって、テレビから現れたストリッパーに襲われ感電死する。

スコットは毛むくじゃらになり、レプリコーン化が進んでいった。レストランでレプリコーン好物のポテト料理を食べまくり、話し方も奇妙に。タミーはその姿を見て驚き、スコットを連れて部屋に戻るが、そこでミッチの死体を発見する。スコットは元の姿に戻るには、質屋にヒントがあるのではと思うのだった。

ミッチから金貨を奪ったロレッタは、20歳の頃の美しい体が欲しいと願った。そして見違えるような若さを取り戻すが、金貨はすぐにファビオに奪われる。ファビオは世界一のマジシャンにしてくれと願った。ロレッタはレプリコーンの魔術によって、胸や唇、尻など全身がぱんぱんに膨らみ、最後は破裂して砕け散った。

映画『レプリコーン3』の結末・ラスト(ネタバレ)

スコットたちは質屋で金貨の壺を発見。そこにレプリコーンが現れたため、スコットは金貨にレプリコーンの死を願うが、金貨はレプリコーンに危害を加えることはなかった。

レプリコーン化が進行したスコットは病院に運ばれ、隔離室に入れられる。医者は彼が大金を持っていることが分かると、あらゆる処置を施して治療費を稼ごうとした。採血の結果、スコットの血はすでに緑色に変化。病院の遺体安置所に潜り込んだレプリコーンは、タミーをベッドに縛り付けた。そこにスコットが現れ、金貨はファビオが持っていると伝える。

ファビオは世界一のマジシャンになり、大勢の観客から喝采を浴びていた。レプリコーンもステージに上がり切断マジックを開始。チェーンソーでファビオの体を真っ二つにし、会場は絶叫に包まれた。

スコットもステージに上がり、金貨の壺に目掛けて火炎放射器の炎を浴びせた。金貨が燃え尽きてしまうとレプリコーンも炎上し、骨と灰と化してしまう。スコットはようやく人間に戻った。タミーは残り一枚の金貨を持っていたが、欲しいものは手に入ったからいらないわとスコットにキスをし、金貨を放り捨てるのだった。

映画『レプリコーン3』の感想・評価・レビュー

アイルランド生まれの妖精が人間を襲う「レプリコーン」シリーズ第3弾。今回もワーウィック・デイヴィスが小さい体を生かして暴れ回り、邪悪な妖精になり切っていた。最近の映画は小人役も何でもCGばかりだが、生身の人間が演じる方が圧倒的に面白いと感じる作品だった。ちなみに本作は、1995年のビデオ映画の中で、一番の売り上げを出したそうだ。

殺人シーンは多いが、笑えるグロさだった。ストリッパーのヌードシーンがあるので、家族で見るのは要注意。スコット役のジョン・ゲイティンズは、現在は脚本家としても活躍中。デンゼル・ワシントンの「フライト」ではアカデミー脚本賞にノミネートされている。(MIHOシネマ編集部)

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次作 レプリコーン4
前作 真夜中のミゼットデビル(レプリコーン2)

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