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映画『ハムレット(1990)』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ハムレット(1990)』の概要:シェークスピアの有名な戯曲『ハムレット』を『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン主演で映画化した作品。デンマークの王子が毒殺された父親の復讐を果たそうとする物語。

映画『ハムレット』の作品情報

ハムレット

製作年:1990年
上映時間:134分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:フランコ・ゼフィレッリ
キャスト:メル・ギブソン、グレン・クローズ、アラン・ベイツ、ポール・スコフィールド etc

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映画『ハムレット』の登場人物(キャスト)

ハムレット(メル・ギブソン)
デンマークの王子。国王である父親がクローディアスに殺されたことを知り、復讐を果たそうとする。気が狂った振りをしながら、クローディアスの本性を暴こうとする。
ガートルード(グレン・クローズ)
ハムレットの母親。夫の死後に夫の弟であるクローディアスと再婚する。クローディアスが用意した毒杯を誤って飲んでしまう。
クローディアス(アラン・ベイツ)
ハムレットの叔父。兄である先王を毒殺して王位に就く。さらに兄嫁であったガートルードと結婚する。邪魔者のハムレットも殺そうと目論む。
オフィーリア(ヘレナ・ボナム・カーター)
ハムレットが想いを寄せる女性。しかし、ハムレットに冷たくされて次第に正気を失っていく。父親が国王の側近で、兄は剣の名士。

映画『ハムレット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハムレット(1990)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハムレット』のあらすじ【起】

ハムレットの父親である国王が亡くなり、国中が悲しみに包まれる。国王の弟であるクローディアスが即位し、ガートルードを王妃に娶る。しかし、ハムレットは悲しみに暮れたままで、喪に服す間もなく結婚したクローディアスとガートルードに嫌悪の眼差しを向ける。一方、クローディアスの忠臣であるオフィーリアの父親は、娘がハムレットから言い寄られているのを知り、ハムレット思いは気まぐれなので、これ以上近づかないようにとオフィーリアに命じる。

ハムレットの元に部下から夜中に城内に先王の亡霊が現れるとの情報が寄せられる。ハムレットは自らの目で確認することにし、実際に先王の亡霊に遭遇する。亡霊は寝ている間にクローディアスに毒を投与されて殺されたことを打ち明ける。そしてハムレットに復讐を果たすように命じるが、ガートルードの運命は神の手に委ねるように指示する。ハムレットは部下に亡霊のことを口外せず、自分がこの先どのような奇怪な行動をしても心配しないように誓わせる。

映画『ハムレット』のあらすじ【承】

オフィーリアの父親は、ハムレットがオフィーリア宛てに書いた手紙をクローディアスとガートルードに読み聞かせる。そして愛が原因でハムレットが奇行に走っていると結論づける。3人はオフィーリアをハムレットに会わせ、その様子を観察しようとする。しかし、その策略に気付いたハムレットはオフィーリアに愛の気持ちはなかったと告げて冷たくあしらう。その後ハムレットは墓場に向かい、今後どう行動すべきかと悩む。

ハムレットの元に学友2人が訪ねて来る。しかし、ハムレットはそれがクローディアスの計らいだと見抜き、学友2人を問い質す。学友2人はクローディアスに呼ばれて来たことを認める。ハムレットは最近気持ちが沈みがちであることを学友2人に説明する。そこに旅芸人一座がやって来る。ハムレットは彼らの到着を喜び、城で歓待する。そして一座に国王殺しの芝居を演じさせ、クローディアスの反応を見届けようと思い付く。そうやって亡霊がハムレットを惑わせようとしている悪霊ではないことも確認しようとしたのだ。

映画『ハムレット』のあらすじ【転】

芸人一座が国王殺しの芝居を演じ始めるが、途中でクローディアスが青ざめた顔で立ち上がってしまう。それを見たハムレットは亡霊の主張が本物だと確信する。ハムレットはクローディアスが罪悪感から祈っているのを目撃するが、祈りの最中に殺すことを留まる。ハムレットはガートルードに呼び出され、2人は口論になる。それを盗み聞きしていたオフィーリアの父親は助けを呼ぼうとするが、ハムレットが刺し殺してしまう。

殺しを知ったガートルードはハムレットを捕らえ、イギリスに送ることにする。そして学友2人を同行させ、ハムレットを処刑するように頼んだ英国王宛ての親書を託す。父親が死に、ハムレットが去ってからオフィーリアは正気を失ってしまう。ハムレットはイギリスに向かう船の中で学友2人が持った親書を、2人の処刑を命じるものとすげ替える。オフィーリアの兄がフランスから戻り、オフィーリアの様子を見て絶望する。そしてある日、オフィーリアは木に登ろうとして川に転落し、溺死してしまう。

映画『ハムレット』の結末・ラスト(ネタバレ)

イギリスから戻ったハムレットは新しい墓穴に気付く。ハムレットが誰の墓か気にしていると、オフィーリアの遺体が運ばれてくる。ハムレットの姿を見たオフィーリアの兄は怒り狂うが、ハムレットは心からオフィーリアを愛していたと告げる。クローディアスとオフィーリアの兄はハムレットを陥れるために剣術の試合をすることを画策する。そして事情を知らないハムレットはその申し出を受ける。

クローディアスは毒を盛った杯を用意し、オフィーリアの兄は剣の先に毒を塗ることにする。試合が始まり、ハムレットが次々と一本を決め、カードルードがクローディアスの用意した杯で祝杯を上げてしまう。オフィーリアの兄は不意打ちして毒を塗った剣でハムレットを切りつける。怒ったハムレットは同じ剣でオフィーリアの兄を突き刺す。その時、ガードルードが倒れ、オフィーリアの兄が全ての陰謀を告白する。ハムレットはクローディアスを剣で切りつけ、毒杯を飲ませる。3人は息絶え、ハムレットも部下の腕に抱かれながら亡くなる。

映画『ハムレット』の感想・評価・レビュー

メル・ギブソン主演ということでアクション映画風のアレンジを期待したが、拍子抜けするくらいに原作に忠実だった。監督のデビッド・ワトキンは『リーサル・ウェポン』の自殺に悩むシーンを観てメルの起用を決めたというのが興味深い。グレン・クローズやヘレナ・ボナム・カーターといった名優が脇を固めており、作品の本気度が伝わってくる。ただ、原作や他の映画化作品を知っている人からすると新たな発見がないのも事実だ。(MIHOシネマ編集部)

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