映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』の概要:「スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間」の続編。前作の主人公を愛してしまったせいで、元凶となった人物に狙われてしまう男性の姿と、奇病が蔓延していく世界を描いた。
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 作品情報
- 製作年:2018年
- 上映時間:78分
- ジャンル:ホラー、サスペンス
- 監督:ジョシュ・フォーブズ
- キャスト:マット・マーサー、マリアンナ・パルカ、モーガン・ピーター・ブラウン、ナジャラ・タウンゼント etc
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映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 評価
- 点数:70点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★☆☆☆
[miho21]
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 あらすじ【起・承】
同性愛者のはずのサマンサに呼び出され、最後に彼女を愛したライリー。
サマンサが病気だった事や、サマンサが友人アリスも襲っていた事を知らないライリーだったが、彼女たちの異様な変化を目にし、姉ブレンダの夫ジェームスの勤める病院で検査を受ける事にした。
そして、死んでいたはずのアリスに襲われて、はずみで殺してしまった事から、ヤング刑事の取り調べを受ける。
パーティーの夜、指名手配中のブレント・ヤフィーを見かけたかと聞かれ、彼がサマンサと関係を持っていた事と車のナンバーを証言した。
ブレント・ヤフィー、通称BJは指名手配される。
やがて、ライリーの体に変化が起こり始める。
サマンサにひっかかれた傷は悪化する一方。
ジェームスから検査結果に問題はなかったと連絡が入るが、検視の結果サマンサが壊死性の性病だったと聞かされ、彼女と性行為をしたライリーは不安になる。
その夜、ブレンダが開いたアリスのお別れ会に、同居中の祖母の看護をしているハーパーと参加するライリー。
途中で鼻血が止まらなくなったライリーは、バスルームを血まみれにしてしまう。
血が食事の中に入り、それを妊娠中のブレンダが口にした事には誰も気付かなかった。
帰りにハーパーと一緒にバーに向かうが、彼女が席を外している間に気を失うライリーを、“滅ぼす者”という意味の「アバドン」というタトゥーを指に入れている男が助けた。
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 結末・ラスト(ネタバレ)
朦朧とするライリーに話しかけるBJ。
自分の疫病がサマンサからライリーへと感染し、さらに広がるというのだ。
サマンサとの出来事から3日目、パーティーから6日目の朝。
ライリーの体の異変はさらに酷くなり、目は充血。
世間でもライリーと同じような症状が広がっていて、祖母マージーも同じだった。
BJに狙われていると自覚したライリーは、ジェームスにその事を告げるとハーパーの安全を確かめるが、バーでキスした時に彼女も感染していた。
元凶なのにも関わらず問題なく生活しているBJは薬を持っていると考え、ライリーとハーパーはBJを探し出そうとする。
国家安全保障局のダルトンは、BJ自身が疫病となって広がっている事をヤング刑事に知らせ、彼を殺さないようにと忠告。
ライリーはヤング刑事に自分がBJに狙われている事を相談し、祖母の様子を見てもらうが、マージーは正気を失い襲い掛かってきた。
パーティーにも参加していた友人で、ドラッグの売人でもあるゼインを訪ね、銃を買ってBJを探そうとしたライリーとハーパーは警察に取り押さえられる。
運び込まれた病院でハーパーは命を落とし、かろうじて息があるライリーの病室にBJが現れる。
ライリーを銃で撃ち、ヤング刑事にも銃を向けるBJだったが、死んでいなかったライリーに噛みつかれて命を落とす。
そしてライリーは、ヤング刑事に頭を撃ち抜かれた。
その後、病院で治療を受けるBJのもとに、指に「アバドン」のタトゥーを入れている男性が現れ、友達として話しかけた。
感染してしまった妊婦ブレンダの姿のお腹の中では、何かがうごめいていた。
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
前作からのつなげ方がうまい
前作「スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間」のラスト直後からを描いた作品で、日数も「4日目」「5日目」「6日目」とカウントされている。
監督をはじめとするスタッフが前作とは違うためか、奇病に罹って命を落とすとゾンビに変化する、というゾンビ映画設定が加えられている。
生きながら体が壊死していくという奇病の末路が“ゾンビ”というのは、意外性はないものの、無難にうまくまとめた設定だろう。
サマンサが殺害したアリスの遺体がゾンビ化してライリーに襲い掛かっていたなど、前作とのつなげ方も違和感が無い。
ありがちなゾンビ映画に変化
本作ではサマンサが罹っていた奇病に感染したライリーを中心に描きつつ、黒幕が持っていると思われる薬をれに入れようとする行動力を踏まえたのは、ありがちだがハラハラさせられて前作とは違う面白さがある。
結局何も解決せず、ただ感染が広がっただけの作品だが、独特の不気味さが漂っている。
しかし黒幕BJの行為が謎だらけで、簡単にゾンビになったライリーに襲われるのはツッコミどころ。
「アバドン」のタトゥーの人物が本当の黒幕のようにしたり、ブレンダのお腹がうごめくシーンも入れたのは、ありがちな終わり方だ。
トラウマ確実の残酷描写
前作でもトラウマになりそうなシーンが多かったのに、本作では残酷描写がかなり増えてレベルアップしている。
どこにでもある道具を使って、自分の体からウジ虫を摘出しようとするライリーや、コンタクトを取ろうとしたハーパーのシーン。
そしてライリーの仕事場の、ドラッグ中毒の女性が腕を傷つけるなど、気が遠くなりそうで強烈な残酷描写の数々が加えられている。
血やグロテスクな描写が苦手な人には絶対にオススメしない今作。見ていて気を失いそうになるほど過激な描写が続くので、かなり疲れました。
前作の続きのストーリーですが、今作はゾンビ的な要素が強いです。奇病の原因となるBJがなんの症状も出ずに生きていることには疑問を持ちましたが、意外と設定が緩いシーンも多いので、粗探しをするとツッコミどころが満載です。
あわよくば続編を…という気持ちが見え見えですがラストの展開も面白く見られました。(女性 30代)
映画『アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界』 まとめ
生きながら体が壊死していく奇病にかかった女性の、孤独な心の描写を繊細に描いた「スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間」の続編映画。
本作では、サマンサと関係を持ったライリーの苦悩と、助かろうとする行動力が描かれているが、すべて空回りしたうえに感染が広がったようにも見える。
トラウマになりそうな残酷描写シーンがパワーアップしたうえに増えていて、慣れている場合でも注意したい作品。
3作目も作られる事を予想したような、中途半端さが残る終わり方をしている。
なお、前作を見ていなくてもわかりやすい内容ではあるが、1作目を見ておいたほうが楽しめるのは確実。
みんなの感想・レビュー
他のサイトの考察でも出てましたが
ハーパーはライリーとバーでキスした時ではなく、
マージーのヘルペス(←この描写はマージーが感染済みなことを意味)を
診ているときに既に感染していたと考えられます。