映画『ベッカムに恋して』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ベッカムに恋して」のネタバレあらすじ結末と感想

ベッカムに恋しての概要:ロンドン郊外に住む18歳の少女ジェスは、厳格なインド系シク教徒の家族に反対されながらも、大好きなサッカーで選手になる夢を追いかける。自分のルーツである親の文化と宗教と、育った環境であるイギリス社会の間で板挟みになる移民の子供たちのストーリーを語る。

ベッカムに恋しての作品情報

ベッカムに恋して

製作年:2002年
上映時間:112分
ジャンル:スポーツ、青春、ラブストーリー
監督:グリンダ・チャーダ
キャスト:パーミンダ・ナーグラ、キーラ・ナイトレイ、ジョナサン・リス=マイヤーズ、アヌパム・カー etc

ベッカムに恋しての登場人物(キャスト)

ジェス・バームラ(パーミンダ・ナーグラ)
ロンドンに住むインド系シク教徒移民二世の少女。サッカーとベッカムに夢中で、公園で男子とプレイしている時に地元の女子サッカーチームに所属するジュールズにスカウトされる。伝統的な考えから、娘がスポーツをすることに反対する親に嘘をついて練習や試合に参加している。
ジュールズ・パクストン(キーラ・ナイトレイ)
地元の女子サッカーチームに所属し、公園でプレイするジェスの姿を見て自分たちのチームに誘う。コーチのジョーに恋心を抱いているが、コーチと教え子の関係からなかなか気持ちを言えずにいる。アメリカの女子サッカーのプロリーグで活躍することを夢見ている。
ジョー(ジョナサン・リース=マイヤーズ)
ジェスとジュールズが所属する女子サッカーチームのコーチ。かつては自分も選手だったが、足のケガにより引退を余儀なくされた。ケガの原因にもなった厳格な父を持ち、同じく厳しい家庭で育ったジェスと心を通わせていくうちに、彼女に惹かれていく。
ピンキー・バームラ(アーチー・パンジャビ)
ジェスの姉。大恋愛の末、婚約したインド人男性の恋人がおり、結婚式を控えている。バイトと偽ってサッカーの練習に行く妹の嘘を知りながら両親には黙っているなど、なにかとジェスの味方をしてくれる。
モハーン・バームラ(アヌパム・カー)
ジェスの父。イギリスに移住する前はクリケット選手として活躍していたが、インド人だということで差別されイギリスのチームから門前払いされた。その経験から、ジェスには無駄な期待をさせたくないという理由で、サッカーをすることに反対している。
スーキー・バームラ(シャヒーン・カーン)
ジェスの母。娘たちに花嫁修業をさせることに全力を注いでいる、非常に伝統的な考えの持ち主。ジェスがサッカーをすることには反対で、家で料理を習ってほしいと思っている。
トニー(アミート・チャナ)
ジェスの親友で、公園でいつも一緒にサッカーをする仲。ジェスをからかう他の男子を止めるなど心優しい性格。実はゲイであることをジェスに告白する。

ベッカムに恋してのネタバレあらすじ

映画『ベッカムに恋して』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ベッカムに恋してのあらすじ【起】

敬虔なインド系シク教徒の家庭で育ったジェスは、ひそかにサッカー選手になることを夢見ていて、ベッカムの大ファン。しかし、家では伝統を重んじる母親に男子と混じってサッカーをすることには反対され、外では一緒にプレイしている男子たちに自分が女子であることをからかわれる。さらに、同じインド系の男性との結婚が近い姉ピンキーがいることから、周囲から自分もすぐ家庭に入るのだというプレッシャーが大きい。

ある日、同級生のトニーに誘われて公園でサッカーをしているところを、地元のサッカーチームに所属するジュールズが目撃し、入部テストを受けないかと誘う。コーチのジョーは当初チームでのプレイ経験がなくスパイクも持っていないジェスに呆れていたが、彼女の実力を目にしてチームに迎えることを決める。帰り道、ジェスはアメリカには女子サッカーのプロリーグがあると聞き、初めて女性もサッカー選手になれることを知る。さらにジュールズはアメリカのリーグでプロになる夢を語る。

ベッカムに恋してのあらすじ【承】

初日の練習後、トニー達と公園でサッカーをしているところを母親が目撃してしまう。家で説教を受け、今後のサッカーをすることを禁止されるが、その話を聞いたジュールズがバイトだと偽って練習に参加するようにジェスを説得する。バイト先にジェスを迎えに行った姉に嘘がばれてしまうが、なんとか両親には言わないように頼む。

ジュールズとジェスは、練習に明け暮れ、こっそりスパイクを買いに行ったりしていく中で友情を育んでいく。ジュールズの家でジョーと二人の写真を発見したジェスは、思い切って彼を好きなのかと聞いてみる。ジュールズはコーチとは恋愛できないと言うが、内心ジョーに恋心を抱いている様子。

家に帰ると姉の婚約者の両親が婚約解消を告げに家を訪れていた。彼らはジェスがジュールズといるのを目撃し、白人男子とキスしていると勘違いしたのだった。このことで激怒した姉に練習のことをばらされてしまい、練習に参加できなくなったジェスをジョーが訪ねる。ジェスには才能ある選手だと伝えると、父はインド人であることが差別されクリケットのチームに所属できなかった過去を語り、娘には無駄な期待をさせたくないと語る。帰り道、ジョーはチームがドイツでの練習試合に招かれ、ジェスにも出場してほしかったと伝える。

ベッカムに恋してのあらすじ【転】

姉のはからいでドイツに行けることなったジェスは、チームと共にハンブルグに向かう。練習試合では負けたものの、試合後に入ったクラブで飲みすぎたジェスをジョーが介抱するなど二人はいい雰囲気に。しかし、二人がキスしそうなところをジュールズに見られてしまい、彼女を怒らせてしまう。さらに帰国すると、ドイツに行ったことも両親にばれていた。

後日ジェスがジョーに会いに練習場に行くと、ドイツで起きたことは忘れたと言われてしまう。しかし、両親にサッカーを反対され諦めようとするジェスにジョーは自分の経験から、親の言うことばかり気にするのではなく、自分の人生を生きろと忠告する。

家族が外出するときに風邪をひいたと嘘をついて試合に出るジェス。しかし、ジュールズとジョーの件で仲がこじれて試合でのプレイにも支障をきたし、思うようなパフォーマンスができない。そればかりか、相手チームとの接触でレッドカードを出されてしまう。

試合中の件で落ち込むジェスを慰めるジョーの姿を、試合をこっそり見に来ていた父親に見られてしまった。帰宅するとピンキーの婚約者の家族が謝罪に訪れていて、結婚式を無事に迎えられることになる。しかし、式当日はトーナメント最終日と同日。さらに最終戦はアメリカのスカウトも来る大事な日。このままではジェスは試合だけではなく、彼女のサッカー選手の夢まで諦めることになってしまう。

ベッカムに恋してのあらすじ【結】

結婚式当日、試合のことが頭を離れないジェスを見た父は彼女を送り出す決心をする。ジェスが試合に加わると、それまで劣勢だったチームが巻き返しを決め見事勝利。さらに試合を見ていたスカウトマンから、ジェスとジュールズの二人ともにアメリカのトップチームから奨学金を約束された。

アメリカ行きのことをなかなか家族に言い出せないジェスだったが、これからは家族に嘘をつかずに夢を追いたいと、奨学金で渡米することを許してほしいと頼む。そんな娘の願いに、父は「ジェスには諦めずに戦ってほしい」と言って背中を押す。

ジェスがアメリカ行きをジョーに伝えると、彼はもうコーチと教え子の関係ではないと自分の想いを告げるが、ジェスは白人男性との恋愛を両親が許すはずがないと断る。しかし、諦められないジョーはジェスの出発当日、空港で「遠距離も両親のことも二人で乗り越えられる」と再度告白する。ジェスはそれを受け入れ、ジュールズと共にサッカー選手の夢を叶えるべく出発するのだった。

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