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映画『ボヘミアン・ラプソディ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の概要:伝説のロックバンド、クイーンのフロントマン、フレディ・マーキュリーの生涯を描く。音楽総指揮にはクイーンのメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが参加している。

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』の作品情報

ボヘミアン・ラプソディ

製作年:2018年
上映時間:135分
ジャンル:ヒューマンドラマ、音楽
監督:ブライアン・シンガー
キャスト:ラミ・マレック、ルーシー・ボーイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ etc

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の登場人物(キャスト)

フレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)
クイーンのリード・ボーカリスト。圧倒的な歌唱力と独特なライブ・パフォーマンスで人々を魅了。インド系移民で本名はファルーク・バルサラ。
メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)
フレディ・マーキュリーの元恋人。彼の生涯を通じての友人でもあった。
ブライアン・メイ(グウィリム・リー)
クイーンのギタリスト。カーリーヘアがトレードマーク。大学院では宇宙工学を専攻していた。
ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)
クイーンのドラマー。ブロンドヘアの持ち主。学生時代は歯科医学を専攻していた。
ジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)
クイーンのベーシスト。温厚で寡黙な性格の持ち主。名曲「地獄へ道づれ」の作曲者。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ【起】

1970年、イギリス、ロンドンのヒースロー空港。インド系移民の若者が荷物の積み下ろし作業の仕事をしていた。彼は自分の名前が嫌いだったため、自らフレディと名乗っていた。

仕事が終わり、フレディは自宅へ帰ると、そのままライブハウスへと向った。ライブハウスではスマイルというバンドが演奏しており、彼らのライブを見たフレディは彼らの演奏に魅了され、ライブ後にスマイルのメンバーを探す。その場に居合わせたメアリー・オースティンという美しい女性から彼らの居場所を聞いたフレディは彼女に一目惚れしてしまう。

スマイルのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーを見つけ、彼らに話しかけるフレディ。聞けば、スマイルのボーカリストがその日限りで脱退してしまい、途方に暮れているのだという。そこでフレディはその場でアカペラを始め、自分を彼らに売り込むのであった。

フレディの並外れた歌唱力に驚いたブライアンとロジャーは彼と組むことを決め、次のライブからは新しいベーシストとしてジョン・ディーコンも参加。フレディがクイーンと命名し、新しいバンドが始動する。

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ【承】

ブティックで働いているメアリーと再会したフレディは彼女と徐々に親密な関係になっていく。その一方でクイーンは音楽の既成概念を打ち破ろうと実験的な試みを重ね、アルバム制作をするため、曲作りに没頭。

やがて、彼らの評判は音楽業界関係者の耳にも届くこととなり、エルトン・ジョンのマネージャーを務めたこともあるジョン・リードが彼らのデモテープを聴き、衝撃を受ける。クイーンの可能性に惚れ込んだリードは彼らのマネージャーとなるのであった。

その後、リードは彼らにもうひとりのマネージャーとしてポール・ブレンターを招き入れるとともに、リードの口利きでクイーンは英国国営放送局BBCのライブ番組に出演。生演奏がNGだったため、仕方なく口パクで披露した「キラー・クイーン」が英国中で話題となり、一気に人気を博していく。

フレディはメアリーにプロポーズをし、全米ツアーへと旅立っていく。アメリカでもクイーンは熱狂的に迎え入れられ、ツアーは大成功。イギリスへと帰国した彼らは名プロデューサーのレイ・フォスターと共に新しいアルバム『オペラ座の夜』を作ることが決まった。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ【転】

バンドはシングル用の曲として6分超えの大作曲「ボヘミアン・ラプソディ」を制作。長尺かつあまりに実験的すぎるこの曲はプロデューサーの反対に遭いながらも、やがて評価を得、クイーンの人気を世界的なものしていくのであった。

その一方でフレディはマネージャーのポールと親密になっていく。自身の内なるセクシュアリティに葛藤しながらも、フレディはメアリーにバイセクシュアルであることを告げる。しかし、メアリーはフレディに「あなたはゲイよ」と言い放ち、やがて二人は破局してしまう。

1980年代に入り、短髪になったフレディは、自身の住む豪邸でポールと共に知り合いのゲイや取り巻きとともに自堕落なパーティ三昧の日々を送り、バンド・メンバーからも疎まれるようになる。また、この頃、フレディの邸宅でウェイターとして働いていたジム・ハットンとも深い関係になってしまう。

そんなフレディにリードが破格の契約金でソロ・アルバムの話を持ちかけるが、怒ったフレディはリードを解雇してしまうのであった。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の結末・ラスト(ネタバレ)

フレディはポールにそそのかされて、ゲイ・コミュニティに入り浸りだったが、その頃、同性愛者の間でエイズという病気が流行し始めていた。

更にフレディはついにソロ契約を交わしてしまう。そして、彼はメンバーと衝突し、一時的に彼らと袂を別つのであった。

その頃、クイーンに大規模なチャリティ・イベント「ライブ・エイド」へ出演しないかという話が持ち上がる。ソロに転向したフレディはポールから、その話を聞かされていなかったため、激怒してポールを解雇する。

2枚目のソロ・アルバムを制作していたフレディの体調は急激に悪化。咳き込んで血を吐いたフレディはエイズを患っていることが判明する。ソロ活動をしたことでクイーンの仲間たちと共に音楽を奏でることが、どれほど自分にとって大切なことであったかを痛感させられたフレディはクイーンのメンバーに詫びを入れ、自身がエイズであることも告白する。

復活したクイーンは1985年7月13日、ライブ・エイドが行われるウェンブリー・スタジアムのステージに立ち、伝説となった。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想・評価・レビュー

企画の段階から、実際に映画が完成するまで紆余曲折のあった本作。実際、監督のブライアン・シンガーは作品完成間近にキャストやスタッフと揉め、監督を降板するなど、実際に本作を鑑賞するまでは期待よりも寧ろ不安のほうが大きかった。

しかし、実際に完成した映画はクイーンの楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、キャストの熱演もあり、極めて完成度の高い音楽伝記映画に仕上がっている。特にクライマックス、ウェンブリー・スタジアムでのライブ・シーンは圧巻の一語に尽きる。(MIHOシネマ編集部)


フレディ・マーキュリー率いるクイーンが一躍スターダムを駆け上がっていく爽快感と、やがて意見が食い違い決別してしまう切なさのギャップに胸が締め付けられた。
いつも身勝手で周りを振り回しながらも、実は繊細で弱い一面を持っているフレディを思わず応援せずにいられない。それを表現したラミ・マレックの演技は、アカデミー賞受賞も納得の素晴らしさだった。

劇中では誰もが耳にしたことのある数々の名曲が流れ、クイーン世代はもちろん、当時を知らなくても十分楽しめる作品だと思う。(女性 20代)


クイーン世代では無くても、彼らの音楽には惹きつけられる魅力があります。そんなクイーンの紆余曲折をへてスターダムにのし上がって行く姿に高揚しました。特にフレディ・マーキュリーのカリスマ性も良く描かれ、それと共に彼の葛藤や苦しみも表現されており、心が苦しくなる場面も…。クイーンの知らなった一面を見れてとても興味深い作品でした。そして、最後のエイドライブのシーンは胸が熱くなり、涙が込み上げてくるほど興奮しました。フレディ役のラミ・マレックの演技も素晴らしく、クイーンのファンでは無くても見て損はない、映画としてもかなり完成度の高い素晴らしい作品でした。(女性 30代)


とにかく楽しい。史実とは事の起こる順序やそれらの時間の長さが異なるかもしれないが、バンドに起こったことやメンバーの感情の動きそのものはうまく凝縮され映画としての起承転結を構成し、2時間とちょっとしっかり感動させてくれる。そしてクライマックスのライブの再現シーンの素晴らしさ。それはクイーンのライブがオペラのように演者によらず様式として成立していることを示すだろう。そして一人の人間としてのフレディに思いを馳せるのだ。(男性 40代)


クイーンの音楽は好きですが、このバンドの活動をリアルタイムでは知らなかったので、どこか神のような存在でした。でもこの映画のおかげで、彼らがぶつかり合い葛藤しながら絆を深めていく姿に人間味を感じることができ、親近感が湧きました。

フレディ・マーキュリーのようなビッグスターを演じるのは相当なプレッシャーだったでしょうが、ラミ・マレックは堂々と演じ切っていて感動しました。

印象的だったのは、名曲『ボヘミアン・ラプソディ』のレコーディングシーン。とても楽しそうで、あの神がかった曲もこうして人の手で地道に作られていたんだと思うと、感慨深いものがありました。(女性 40代)


マレーシアの劇場で初回を観たので後から気づいたのだが、ゲイのシーンがほとんどカットされてた。5、6回ほど映画館に観に行ったけど、クイーンのファンとして純粋に楽しめたし、ライブシーンの迫力は映画館のスケールを超えている。

フレディの生き様がはっきりと、力強く描かれていて個人の物語としても伝わってきたし、クイーンというバンドとしての成長物語としても見られるので本当に感動したし、ファンであり続けたいと思った。(女性 20代)


本作は乱暴な言い方をしてしまえば、前半はラストのライブシーンを盛り上げるための布石をひたすら積み上げていく構成だ。だから、前半の物語が仮につまらないと思っても最後のライブシーンで心動かされ「いい映画だった」と思わされてしまう。音楽の力って素晴らしいと改めて考えさせられる映画。ライブシーンは大音量で何回も視聴した。

予期していたセクシャルティな場面をもう少し柔らかめにしてくれれば、家族で見やすいのだが。(男性 30代)


世界的なロックグループQueenのボーカリスト、フレディ・マーキュリーに焦点を当て成功の裏にあるセクシュアリティな背景や家族、恋人、友達との生活が描かれています。彼らの音楽のエネルギー源が少しわかったような気がします。

誰もが知っている曲ばかりで、音楽好きには特にたまらない映画です。最後のライブ映像は映画とは思えないほど迫力があり、実際のプルのアーティストがライブをしているように思える贅沢な時間でした。ライブを見て絶叫するファン同様、ステージから見るライブ会場の一体感、届いているか不安だったメッセージが届いていると感じる瞬間はアーティストにとっても素晴らしい体験なのだろうと思いを馳せました。(女性 40代)

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