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映画『search/サーチ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『search/サーチ』の概要:行方不明になった女子高生の娘、マーゴットの行方をFacebookなどのSNSを辿り、PC上から懸命に手がかかりを探す父が見たものとは?批評家たちからも絶賛された新感覚スリラー。

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映画『search/サーチ』の作品情報

search/サーチ

製作年:2018年
上映時間:102分
ジャンル:サスペンス、ミステリー、ホラー
監督:アニーシュ・チャガンティ
キャスト:ジョン・チョー、デブラ・メッシング、ジョセフ・リー、ミシェル・ラー etc

映画『search/サーチ』の登場人物(キャスト)

デヴィッド・キム(ジョン・チョー)
マーゴットの父。妻に先立たれ、男手ひとつで娘を育てている。
マーゴット・キム(ミシェル・ラー)
デヴィッドのひとり娘。ある日突然、失踪してしまう。
パメラ・ナム・キム(サラ・ソーン)
デヴィッドの妻であり、マーゴットの母。癌で他界。
ジョセフ・リー(ピーター・キム)
デヴィッドの弟。マーゴットの良き相談役。
ローズマリー・ヴィック(デブラ・メッシング)
マーゴット失踪事件の担当女性捜査官。

映画『search/サーチ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『search/サーチ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『search/サーチ』のあらすじ【起】

PCモニター上に映る仲睦まじいデヴィッドと妻のパメラ、そして愛娘のマーゴット。昔の思い出を振り返るようにPCに保存された写真や動画を眺めるデヴィッド。しかし、妻パメラはもうこの世にはいない。彼女は癌に侵され、この世を去ってしまっていたのだ。

パメラ亡き後、シングルファーザーとして娘を育ててきた。しかし、その16歳になる女子高生の娘、マーゴットとの仲も芳しくない。

週末のある日、マーゴットからクラスメイトと一緒に勉強をするので帰宅が遅くなるとフェイスタイムで連絡が入る。しかし、その日、マーゴットは帰宅が遅くなるどころか家にさえ帰ってこないのであった。

翌朝、デヴィッドは自らの携帯電話を確認してみると、デヴィッドが寝ている間にマーゴットから3回着信があったことに気づく。デヴィッドはマーゴットに電話をかけるが繋がらない。その後も何度か電話をかけ、メールを送るもマーゴットからは何の反応も無い。

この日からデヴィッドはマーゴットと全く連絡が取れない状態になってしまう。

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映画『search/サーチ』のあらすじ【承】

デヴィッドはその日がちょうど、マーゴットのピアノのレッスンがある日だったことを思い出し、ピアノ教室に連絡をするが、実はマーゴットが半年も前にピアノ教室を辞めていたことを知る。更に彼女へ渡していたピアノ教室の月謝はすべてマーゴットの懐に消えており、彼女が行方不明になった夜、彼女は口座から全額おろしていたことが発覚する。

警察に捜索願を出すことをデヴィッドは決め、女性捜査官のローズマリー・ヴィックがマーゴットの捜索を担当することとなる。デヴィッドはGoogleでヴィック捜査官の経歴や評判を調べ、彼女が非常に有能な捜査官であることを知る。更に彼女がデヴィッドと同じように、シングルマザーとして一人息子を育てていることを知ると、彼女への信頼はより強固なものになった。

時を同じくして、マーゴットのFacebookアカウントにパスワードを新しく設定することでログインに成功したデヴィッドはマーゴットのフレンドリストで繋がっている人物に片端から連絡を取り、手がかりになりそうな情報の入手に奔走する。が、しかし、そこで分かった事実は彼女が学校内で孤立していたというものであった。

同時にSNS上でFish and Chips というハンドルネームの謎の人物と密接にコンタクトしていたことを知る。アイコン写真に笑顔の女性が映っているFish and Chipsという謎の人物は癌と闘病中の母がいるため、マーゴットは共感を覚えていたようだ。

映画『search/サーチ』のあらすじ【転】

インターネットの閲覧履歴などを頼りにデヴィッドはオンライン上で更なる手がかりを探していた。すると、tumblrというSNSでマーゴットが私の癒しの場所とタグ付けした写真や動画が頻繁にアップされていることに気が付く。

その湖の場所を地図で調べ、場所を特定するとバルボッサ湖という湖であることが判明する。

バルボッサ湖へ車で到着すると、デヴィッドはマーゴットの私物であるキーホルダーを発見する。ヴィック捜査官らも到着し、現場の捜査が開始されると湖の中からマーゴットの車が発見される。車内からマーゴットは発見されなかったものの、彼女の血痕と現金2500ドルが見つかったのであった。

意気消沈しながらも、インターネットで手がかりを探し続けるデヴィッド。数あるネット上の情報の中からマーゴットの車内に弟のピーターのジャケットが映っている写真を見つける。更にピーターとマーゴットがメールのやり取りをしていたことが分かると、弟のピーターがマーゴット失踪に関与しているのではないかと疑念を抱く。

デヴィッドは弟を問い詰めるが、マーゴットはピーターに家庭の相談をしていただけで彼女の失踪とは何の関係も無いことがわかる。

映画『search/サーチ』の結末・ラスト(ネタバレ)

そんな時、ヴィック捜査官からマーゴットをレイプした上に殺害、さらに死体を遺棄したと告白し、自殺した男が残した動画が見つかったと連絡が入る。

遺体も見つからず、まったく納得のいかないデヴィッドであったが、ヴィック捜査官の説得を聞き入れ、遺体なきまま、マーゴットの葬儀を執り行うことを決めた。

葬儀のネット配信も行われることになったため、デヴィッドは葬儀を請け負う会社のウェブサイトを眺めていると、そこで使われている写真に見覚えのある笑顔の女性が写っていた。それはマーゴットが頻繁にネット上でやり取りをしていたFish and Chipsのアイコン写真と同一のものであった。

そして、この写真の人物がモデルであり、本人はマーゴットとネット上でやり取りをしたことが無いことなどがわかり、デヴィッドは警察に問い合わせる。すると、実はヴィック捜査官が志願してこの事件の担当になったこと、犯人だという男がヴィック捜査官と既知の受刑者であったことが分かり、ヴィック捜査官は葬儀会場で逮捕される。

取り調べの結果、ヴィック捜査官の息子ロバートは、たまたまネット上で見つけたマーゴットに惹かれ、女性を装ってFish and Chips というハンドルネームで接近。マーゴットが癌の治療費に充ててほしいとお金を持ってきたときに落ち合ったバルボッサ湖で正体がばれたため、マーゴットを崖から突き落としたのだという。

懸命の救出作業により、マーゴットは崖下から見つかり、無事に生還。デヴィッドとマーゴットは再び絆を取り戻すのであった。

映画『search/サーチ』の感想・評価・レビュー

本作のように全編、PC、スマートフォンの画面上のみでストーリーを進行させ(過去にも同じような試みをした作品はありましたが)、尚且つ作品自体のクオリティも極めて高いというのは珍しいのではないでしょうか。

所謂、POV(主観視点)物と呼ばれる映画は映像酔いや、視点が限定されている分、脚本自体が拙いと単なるギミックだけで終わってしまうので、実は苦手な部類だったのですが、本作は白眉ものの面白さ!本作が監督デビュー作となるアニーシュ・チャガンティ監督には今後も要注目です。(MIHOシネマ編集部)


本作は、行方不明になった娘の父親が娘のパソコンを駆使して行方を追う様子を描いたサスペンスホラー作品。
パソコンの画面上という限られた空間だけで物語が進行していくのも現代的で、ストーリー性もあって面白かった。
対象者の調査のためにSNSを調べることはまず初めに思いつくが、それ以外にもいろいろな方法があるのだと感心した。
また、真実に近づいたと思いきや突き放されたり、また真実に近づいたりの繰り返しで先が気になるような見せ方も斬新。
最後は、父親の愛に溢れた結末に感動すると同時に、便利の怖さを感じた作品。(女性 20代)


映画全編がPCの画面の映像で進んでいくというのが話題になり、普段あまりサスペンスは見ないのだが、「一体どうやって物語が進んでいくんだろう?」と気になって鑑賞した。その斬新なアイディアだけでなく物語の展開もよくできていて、伏線を回収しながら徐々に犯人がわかっていくのがとても面白かった。終盤の娘の安否がどうなのかというシーンでは、手に汗握る展開でハラハラしながらPC画面に夢中になってしまった。

父親と一緒になって娘を探していくような感覚になるが、もし自分の父親にあれだけSNSアカウントを見られたらと思うと少しゾッとした。(女性 20代)


今までの映画では見たことの無いやり口でストーリーが展開されるので、新感覚で物凄く面白い作品でした。PCやスマホの中に存在する父の知らなかった繋がり。それを1つずつ紐解いていくストーリーがハラハラドキドキさせてくれて、一気に世界観に引き込まれました。
テンポ良くストーリーが進むのですが、この見せ方のクオリティだったら物語の結末はもう少し盛り上がりや驚きがあっても良かったなと感じてしまいました。(女性 30代)


ある一人の父親が、行方不明になった娘をSNSを通じて探していく物語で、SNS社会である現代にぴったりの作品である。
日頃私たちがよく目にしているSNSも数多く登場し、サスペンスでありながらも身近な感覚に陥ってしまう。
SNSがメインの作品なだけあり、その殆どがパソコンの画面上で進められていくが、細かな伏線や感情の変化など様々な細工がされていて面白い。今当たり前の様にSNSを使っている人にこそ、観てほしい作品である。(女性 20代)

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