映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の概要:独身アラフォー女性・ブリジット・ジョーンズが妊娠をするが、父親の可能性のある男が二人いる。どっちが父親なのか、悩めるブリジットの姿を描くラブコメディ。「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ3作目。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の作品情報
上映時間:123分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:シャロン・マグアイア
キャスト:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント etc
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の登場人物(キャスト)
- ブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)
- ロンドンに暮らす独身アラフォー女性。テレビ局でニュース番組のプロデューサーとして働いている。同じぐらいのタイミングで二人の男性と身体の関係を持ち、妊娠してしまう。
- マーク・ダーシー(コリン・ファース)
- ブリジットの元カレ。弁護士の彼は仕事が忙しく、ブリジットと10年近く付き合ったが、結局他の女性と結婚した。しかし、妻との離婚協議中にブリジットと再会し、身体の関係を持つ。
- ジャック・クワント(パトリック・デンプシー)
- アメリカ人の実業家で、婚活サイトの創設者。音楽フェスでブリジットと知り合い、一晩共にする。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のあらすじ【起】
ブリジット・ジョーンズは自分の部屋で一人寂しく43歳の誕生日を祝っている。
ダニエルというプレイボーイの友人が飛行機事故で亡くなり、ブリジットは彼の葬式に出席した。そこに、ブリジットの元カレで弁護士のマーク・ダーシーが妻のカミラを連れてやって来た。ブリジットは彼の姿を見て少し動揺した。
ブリジットはニュース番組のプロデューサーである。同僚のミランダは、週末一緒に出掛けようとブリジットを誘った。
ミランダはブリジットを野外の音楽フェスへ連れて行った。ブリジットが泥の道で転んでしまうと、紳士的な男性が助けてくれた。
ブリジットとミランダは、昼間から酒を飲みまくり、大いにはしゃいだ。夜になり、ミランダを見失ったブリジットは、間違えて別のテントへ入ってしまう。ベッドには昼間助けてくれた男がいた。ブリジットは慌てて帰ろうとしたが、結局そこで一晩を過ごした。
友人の子供の洗礼式で、ブリジットとマークは再会した。マークは実は離婚協議中だと言い、二人はその日関係を持った。しかしマークが目を覚ますと、「同じ過ちを繰り返したくない」というブリジットの置手紙だけが残されていた。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のあらすじ【承】
ブリジットは古いコンドームを使用していたことが発覚し、妊娠検査薬で調べてみることにした。すると、結果は陽性であった。ブリジットは、産婦人科の先生にどっちの日付が父親の可能性が高いか聞くが、どちらも可能性があるという答えだった。
シングルマザーになる覚悟もしているブリジットは、職を失いたくないため、新しい若い女上司の元で次のプレゼンの立候補をした。
音楽フェスでの男の名前も知らないブリジットだったが、彼は婚活サイトの創設者で、ジャック・クワントという有名人であった。ブリジットは彼を自分の番組に招き、DNA検査のためにメイク中に彼の髪と爪を採取した。インタビューで恋人の有無や彼の結婚観を聞き出したブリジットだったが、帰り際、ジャックに見つかってしまう。ジャックに妊娠したことと、DNA検査をしようとしたことを全て話し、ブリジットは逃げるように去って行った。
DNA検査を受けようとしたブリジットだったが、羊水の検査にはリスクが伴うと聞き、彼女は検査を拒否した。
ブリジットはマークにも妊娠の報告をしに行った。話を聞いたマークは非常に喜び、ブリジットはジャックのことを切り出せなかった。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のあらすじ【転】
ブリジットは職場のプレゼンで大失態を犯してしまう。プレゼン後のパーティーでジャックとマークが鉢合わせしてしまうが、彼らは既に知り合いだった。そのまま三人で食事に行き、ブリジットは正直に告白した。それを聞いた二人はショックを受けた。
ブリジットが村議会選挙の準備中の母に会いに行くと、母は彼女の大きなお腹に気付いた。父親がどっちか分からないという話をすると、母はブリジットのお腹を隠そうとした。ブリジットは母の考え方に怒り、その場から出て行った。
妊婦のためのヨガ教室に、ジャックもマークもついて来た。彼らはブリジットに尽くし、張り合っている。
ブリジットの定期検診の帰り、マークとジャックが言い合いになった。マークが「コンドームの事故だ」と言うと、ジャックは「自分の時はつけていなかった」と言った。それ以降、ブリジットはマークと連絡が取れなくなった。
ジャックはいい人だが、ブリジットはまだマークのことを愛していた。ジャックから、マークはジャックが父親だと信じ込んでいるという話を聞き、ブリジットはマークの家へ向かった。しかし、彼の家には妻のカミラの姿があり、ブリジットは引き返した。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の結末・ラスト(ネタバレ)
プレゼンに続き仕事でもミスをしたブリジットは、解雇を言い渡された。一度家に帰り、食材を買いに出掛けたブリジットは、銀行カードの暗証番号を忘れてしまった。そして、鞄を中に残したままATMの外に出て、扉が閉まってしまった。雨が降る中、鍵がなく家に入れないブリジットは、途方に暮れていた。
マークは昔のセーターを見つけ、ブリジットとの思い出が蘇る。彼はブリジットの家へ向かい、びしょ濡れの彼女を見つけた。ブリジットがカミラの話をすると、彼女は荷物を取りに来ただけだという。マークが自分の気持ちを伝えていると、ブリジットが破水してしまった。
急いで病院へ向かうが、デモで車が動かなくなってしまった。マークがブリジットを抱き上げて走り出すが、重くてなかなか進まない。そこにジャックも現れ、二人でブリジットを担いで病院へ運んだ。
無事赤ちゃんが生まれ、マークとジャックはDNA検査をした。
1年後、ブリジットの結婚式が行われている。ジャックが赤ちゃんを抱っこしているが、相手はマークである。長い年月を経て、二人はついに結ばれたのであった。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の感想・評価・レビュー
ブリジットジョーズシリーズ第3作品目となり、今回はブリジットが妊娠してしまうという展開。しかし、そこはさすがというべきか、同時期に2人の男性と関係を持ってしまい、父親が分からないという流れになり、2人の男性が自分が親だと言わんばかりに凌ぎを削るのである。ブリジットの仕事面での成長振りや、逆に変わらない下ネタ話など、期待通りの作品に仕上がっている。ラストのオチは、いっそシングルマザーかと思いきや、しっかり収まる所へ収まったといった印象で良かった。(男性 30代)
1番ヤキモキさせられる作品かもしれません。何で前の時に結婚しなかったのか。早くマークと引っ付いて欲しいと思ってしまいますが、中々一筋縄でいかないのがブリジットかもしれません。
2人の男性で迷ってしまうブリジットは、年を重ねても変わらないなと思ってしまいますが結局最後には、マークとやっぱりハッピーエンドになるんですね。(女性 30代)
すっかりおばさんになった43歳のブリジット。歳をとっても相変わらずドジで憎めないキャラクターが魅力的である。新たにIT社長のジャックが登場し、またしても二人の男の間で揺れ動く。
ダニエルの葬式から始まり、今回も笑えるシーンが満載。でもアラフォーでまだ独身という切実さは見ていて辛くなるものがあった。ブリジットには今度こそ幸せになってほしい。
ラストで誰の子どもか明かされるが、オチとしてはこの作品らしくて良かった。(女性 30代)
やっと結ばれたブリジットとマーク、良かったぁ!しかも赤ちゃんまで、できて幸せなラストでした。またもやイケメンで素敵な男性2人に愛されるなんて羨ましすぎる…。マークとジャックが張り合うところは微笑ましくも笑えます。そして冒頭で死んだと思われていたダニエルが生きてて良かった~姿こそは出てきませんでしたが一番安心しました。フェスのシーンで今回エド・シーランが本人役で出演していました!しかもスタバの店員さんと間違われてる(笑)ファンにはおススメです。少し残念なのはブリジットの見た目が少し変わっている気がしました。(女性 30代)
シリーズ3作目。レニー・ゼルウィガー演じるブリジット・ジョーンズが本当に嫌いなタイプの女性で、終始イライラしてしまうこの作品。アラフォーになったブリジットは何故かまだ独身。ヒュー・グラント演じるダニエルは事故で亡くなり、前作でお付き合いしていたコリン・ファース演じるマークは別の女性と結婚してしまいます。
序盤からありえない展開ですが、前作でブリジットがマークに取ってきた愛を試すような行動を見ていたら、振られるのは当然。だから大事にしなって言ったのにという感じです。
挙句の果てには新しい彼が出現しながらも、マークのことが忘れられないという図々しさ。3作目になってもこの作品の良さ、女性人気の高さの理由はいまいち分かりませんでした。(女性 30代)
前作から10年ほど経ち、それでもブリジットの日常は相変わらずあまり変わっていなかった。そんな彼女に突然のモテ期が到来する。かつての恋人か、新しい男か、どちらを選ぶのかとても興味深い内容になっている。マークとの別れの理由も、少しずつ明らかになっていくのがとてもおもしろい。10年経っても変わらずおもしろおかしいブリジットの行動や、突飛な発想に笑いが絶えない。心から笑いたいときにはもってこいの映画だろう。彼女はこうでなくちゃ、ととても安心できる作品だ。(女性 30代)
ブリジット・ジョーンズの日記シリーズの最後の作品。前作から11年ぶりの公開で、多くの人に待ち望まれたことが分かるが、ヒュー・グラントが出演しなかったことが唯一残念だった。
キャリアもグレードアップしてテレビプロデューサーとして活躍するブリジットがますます輝かしい。40代になっても仕事と恋に全力なところは変わっていなくて、何歳でも遅すぎることはないんだという希望をもらえた。ラストシーンはまさかのあの方の存在を仄めかすような記事が登場して、続編を強く期待したい。(女性 20代)
1作目から15年も経つと、登場人物ももちろん年老いるわけなのですが、特にコリン・ファースの魅力が増していて素敵でした。この上ないダメ男なイケメンなのに好印象だったヒュー・グラントに代わり、パトリック・デンプシーが出演していましたが、これまた味わい深い男性でした。
最後まで観たら全てのモヤモヤが解き放たれるのですが、それにしても最初の設定には驚かされました。これで一旦シリーズは区切られていますが、次作を観たいと思えるほど最高のラブコメディだと感じています。(女性 20代)
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