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映画『大脱走』あらすじネタバレ結末と感想

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この記事では、映画『大脱走』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『大脱走』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『大脱走』の結末までのストーリー
  • 『大脱走』を見た感想・レビュー
  • 『大脱走』を見た人におすすめの映画5選

映画『大脱走』 作品情報

大脱走

  • 製作年:1963年
  • 上映時間:168分
  • ジャンル:戦争、ヒューマンドラマ、アクション
  • 監督:ジョン・スタージェス
  • キャスト:スティーヴ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・コバーン etc

映画『大脱走』 評価

  • 点数:100点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

[miho21]

映画『大脱走』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『大脱走』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『大脱走』 あらすじ【起・承】

第二次世界大戦中のドイツ。戦況が激しさを増す中、各地の捕虜収容所には多くの連合軍捕虜が収容されていた。捕虜たちの度重なる脱走に手を焼いていたドイツ軍は、問題のある捕虜を一箇所に集め、厳重な警備で監視することにする。

この収容所を任されたルーゲル所長は連合軍のラムジー大佐に捕虜と収容所の連絡係をお願いする。しかし“捕虜は脱走が任務だ”というラムジー大佐の意見に、ルーゲル所長も反論できなかった。

連合軍には”X組“と呼ばれる脱走のプロ集団がいた。ゲシュタポに捕まっていた指揮官のバートレット(リチャード・アッテンボロー)がこの収容所に送還されてきて、メンバーの士気は一気に高まる。バートレットはすぐに脱走に向けての作戦会議を開く。バートレットの計画は森へ抜けるトンネルを3か所掘り、総勢250名を一気に脱走させるという壮大なものだった。

念密な計画はすぐ実行に移され、各自に仕事が分担される。情報収集はマック、トンネルを掘るのはウィリーとダニー(チャールズ・ブロンソン)、物資の調達係はヘンドリー(ジェームズ・ガーナー)、道具作りをセジウィック(ジェームズ・コバーン)、脱走時の服を仕立てるのはグリフィス、身分証などの偽造はコリン(ドナルド・プレザンス)など、メンバーは抜群の連携プレーを見せ、計画は着々と進んでいく。

しかしヒルツ(スティーブ・マックイーン)とアイブスは計画に加わらず、2人で脱走を繰り返していた。ところが長い捕虜生活により精神を病んでいたアイブスが看守の眼の前で脱走しようとして射殺される。これをきっかけにヒルツもメンバーに加わる。

映画『大脱走』 結末・ラスト(ネタバレ)

決行の夜。いくつかのアクシデントが重なり、脱走できたのは76名となった。しかしすぐに敵も追跡を開始し、各自は決死の覚悟で四方に散らばっていく。

バートレットはマックとコンビを組み、フランス人になりすまして列車に乗る。列車には視力が不自由になったコリンを連れたヘンドリーや単独でエリック(デヴィッド・マッカラム)も乗っていた。ヘンドリーは検問を避けるため、コリンと途中で列車から脱出。バートレットとマックとエリックは駅で下車するが、ゲシュタポに気づかれたバートレットをかばってエリックは射殺され、逃亡したバートレットとマックも捕まってしまう。他の脱走メンバーたちも次々とゲシュタポに捕まっていた。

コリンとヘンドリーはドイツ空軍の練習機を盗んで空路でスイスを目指すが、国境を目前にして飛行機は墜落。コリンはドイツ兵に射殺され、ヘンドリーは捕まってしまう。バイクで逃走していたヒルツも、結局逃げ切れなかった。

唯一国外へ脱出できたのは自転車と貨物列車でフランスまで逃げ、その後レジスタンスの助けを借りてスペインへ向かったセジウィックと、船で川を下り港へ出て、外国船に乗り込んだウィリーとダニーの3名だけだった。

ゲシュタポに捕まった者は収容所へ護送される途中で全員銃殺され、ラムジー大佐は50名の死亡報告を受ける。ヘンドリーたち10名とヒルツは収容所に戻され、ラムジー大佐と再会する。ルーゲル所長は解任され、ヒルツに“私より先にベルリンを見られそうだな”と言い残して去っていく。

映画『大脱走』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『大脱走』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

捕虜収容所とは

開始早々からあの有名な「大脱走マーチ」が流れ、戦争映画とは思えない明るい雰囲気で本作は始まる。収容所に護送されてきた捕虜たちも一様に元気であり、恐怖に怯えているような様子はない。捕虜のまとめ役であるラムジー大佐も収容所の所長に対して“捕虜は脱走が任務だ”とはっきり言っており、所長もそれを否定しない。捕虜は囚人とは違うので強制労働などの義務はなく、収容所内でもある程度の自由が許される。例えば脱走して捕まっても、軍人であることが証明できれば処刑されるようなことはない。

ドイツの収容所と聞けば、どうしても多くのユダヤ人が虐殺された強制収容所の悲惨な光景を思い浮かべてしまうが、捕虜の収容所は全く別物だと考えていい。さらに捕虜の脱走は囚人の脱獄とは違うということも、頭に入れておくべきだろう。

大脱走を通して描かれる群像劇

念密な計画と見事な連携プレーで進んで行く脱走劇そのものの面白さもさることながら、この作品が名作と呼ばれ映画ファンに愛され続けるのは、群像劇として非常に秀悦であるからだ。かなりの数に上る登場人物たちがそれぞれに個性と見せ場を持っており、どの人物もしっかりと心に残る。これはよく練り込まれた脚本と演出、さらにはキャスティングの素晴らしさの賜物であり、全く無駄のない172分はあっという間に過ぎる。

後半部分のドキドキ

後半は脱走後にそれぞれがどうなったかが描かれている。列車、自転車、船、飛行機、バイクと逃亡手段もバラエティーに富んでおり、そこら中がゲシュタポに包囲されているのでとにかくずっとドキドキする。スティーブ・マックイーンの演じるヒルツがバイクで逃げ回るアクションは単純にかっこいい。最も心理的にやられたのは何度もゲシュタポの検問を受けるバートレットの逃亡劇だ。あまりの緊張感で口から心臓が飛び出しそうだった。


「荒野の七人」のジョン・スタージェス監督が贈る超名作脱獄映画。60年代を代表するキャストで彩った豪華さは、他のどんな映画よりも盛り上がる。女の自分でも、このスティーヴ・マックィーンは永久保存したくなるほど憧れる。バイク×マックィーンは『ブリット』のカーチェイス以上に盛り上がるし最高にカッコよかった。

女性キャラクターが皆無で男臭い映画だったが、仲間思いの優しいキャラクターばかりで見ていて痺れた。希望を捨てないラストシーンも自然と明るい気持ちにさせてくれる素晴らしい作品だ。(女性 20代)


戦争映画だと思って鑑賞すると度肝を抜かれるであろう今作。始まりの大脱走マーチはテンポと曲調が可愛らしすぎて戦争感なんて一切ありません。そして熱狂的な浦和レッズサポーターであれば、一瞬でこの作品が大好きになるでしょう。
捕虜たちが脱走する様子を見事な連携プレーと賢い作戦を混じえて描いていくのですが、途中で捕まってしまったり、殺されてしまったりと数名しか逃げきれなかったのがとても悔しくなってしまうほど、彼らに感情移入して鑑賞してしまいました。(女性 30代)


捕虜たちが綿密に計画を立てて脱走を試みる過程がとにかく面白い。トンネル掘りや偽造工作など、一人ひとりの役割がしっかり描かれていてチーム戦としての魅力がある。ただ、実際に脱走が成功した後の展開は想像以上に厳しく、多くが再捕縛され処刑されるラストは重かった。特にヒルツのバイクでの逃走シーンは爽快だが、その後の現実とのギャップが印象的だった。(20代 男性)


長編ながらも全く飽きさせない構成に驚いた。脱走準備の緻密さと、それを支える人間ドラマが丁寧に描かれている。成功したかと思いきや、ほとんどの捕虜が捕まり、さらに処刑される結末はとてもショッキングだった。それでも最後まで諦めない姿に胸を打たれ、単なる戦争映画ではない深みを感じた。(30代 女性)


戦争映画でありながら、前半はどこか軽快な雰囲気があるのが特徴的。脱走計画が進んでいく過程はワクワクするが、後半の現実は非常に厳しい。特に処刑のシーンは淡々と描かれている分、重くのしかかるものがある。ヒルツのキャラクターが作品全体のバランスを保っており、最後まで引き込まれた。(40代 男性)


仲間同士の連携や工夫が見ていて楽しく、脱走が成功した時は思わず喜んでしまった。しかし、その後の展開で一気に現実に引き戻される。多くの仲間が命を落とす結末は悲しく、戦争の残酷さを強く感じた。ヒルツの再び捕まるラストも含めて、希望と現実の対比が印象的だった。(20代 女性)


非常に完成度の高い群像劇で、それぞれのキャラクターがしっかり立っている。脱走の準備段階からすでに見どころが多く、観ていて飽きることがない。だが、成功した後の展開があまりにも厳しく、史実に基づく重みを感じた。エンタメ性とリアリズムのバランスが絶妙な作品。(50代 男性)


最初は明るい雰囲気で進むが、後半の展開で一気に印象が変わる。脱走という希望が描かれる一方で、その代償の大きさが強調されている。仲間たちの努力が無駄になったようにも見えるが、それでも挑戦する姿勢に意味があると感じた。観終わった後に考えさせられる映画だった。(30代 女性)


脱走劇としての面白さはもちろんだが、それ以上に人間ドラマが魅力的だった。個性豊かな登場人物たちがそれぞれの役割を果たし、計画を進めていく過程は見応えがある。ラストで多くが命を落とす展開は衝撃的で、単なる成功譚では終わらない点が印象に残った。(40代 男性)


古い作品だが、今観ても十分に楽しめる完成度の高さに驚いた。特にトンネル掘りの緊張感や、見つかりそうになる場面のスリルがすごい。ヒルツのバイクシーンは有名だが、そこに至るまでの積み重ねがあるからこそ印象に残る。ラストは苦いが、それが逆にリアルで心に残った。(10代 女性)

映画『大脱走』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『大脱走』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

特攻大作戦

この映画を一言で表すと?

クセ者ぞろいの精鋭たちが不可能任務に挑む、痛快な戦争アクション。

どんな話?

第二次世界大戦下、軍の規律から外れた犯罪歴のある兵士たちが集められ、危険極まりない特殊任務を命じられる物語です。最初は反発し合っていた男たちが、訓練と実戦を通じて少しずつ結束していく流れが見どころ。個性的なメンバーが揃っているため、それぞれの役割や行動にも自然と目が向き、チーム戦の面白さを存分に味わえます。

ここがおすすめ!

大脱走が好きな人なら、多人数のキャラクターがそれぞれの技能を活かして作戦に挑む構図にきっと惹かれます。単なる戦闘描写だけではなく、寄せ集めの集団が信頼関係を築いていく過程がしっかり描かれているのも魅力です。緊張感のあるミッションと男たちのドラマが一体となった、見応え十分の戦争映画です。

戦場にかける橋

この映画を一言で表すと?

誇りと狂気が交錯する、重厚で忘れがたい戦争ドラマ。

どんな話?

日本軍の捕虜収容所に入れられたイギリス兵たちが、過酷な環境の中で橋の建設を命じられる物語です。極限状態の中で軍人としての誇りを守ろうとする指揮官の姿と、橋を破壊しようとする別働隊の行動が交錯し、戦争が人間の理性をどう狂わせていくのかが浮かび上がります。派手さ以上に、人物の信念がぶつかるドラマに引き込まれる作品です。

ここがおすすめ!

大脱走のように、捕虜という立場から生まれる緊張感や、戦時下での人間の意思の強さを味わいたい人におすすめです。脱出劇とは異なる方向性ですが、集団の秩序や個人の信念が戦争によってねじれていく様子が非常に見応えがあります。壮大なスケールと深いテーマ性を兼ね備えた古典的名作として外せません。

ナバロンの要塞

この映画を一言で表すと?

少数精鋭の男たちが要塞破壊に挑む、濃密な潜入戦争サスペンス。

どんな話?

ドイツ軍の巨大要塞砲を破壊するため、連合軍の少数部隊が危険な島へ潜入する物語です。敵地への上陸、険しい崖の突破、内部の裏切りや意見の対立など、任務達成までにさまざまな障害が立ちはだかります。単なるアクションだけではなく、限られた人数の中で誰を信じるか、どう動くかという心理戦も楽しめる作品です。

ここがおすすめ!

大脱走の綿密な計画性や、限られた状況で知恵を絞る面白さが好きな人にはかなり相性の良い一本です。作戦映画としての完成度が高く、緊張感のある場面が次々と続くため、最後まで集中して観られます。個性的な登場人物たちの衝突と連帯も魅力で、戦争アクションの醍醐味が詰まっています。

突破口!

この映画を一言で表すと?

脱走兵たちの知略と執念が光る、もう一つの傑作脱出劇。

どんな話?

第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜収容所から連合軍兵士たちが脱走を図る物語です。厳しい監視の目をかいくぐりながら、偽装や偽造書類の準備、外部への連絡などを進めていく過程が丁寧に描かれます。派手なアクションよりも、計画を一歩ずつ積み上げていく緻密さに重点が置かれており、脱走劇ならではのスリルをしっかり味わえます。

ここがおすすめ!

大脱走で心をつかまれた人に最も直球でおすすめしやすい作品です。捕虜たちが組織的に動き、役割分担をしながら自由を目指す流れは非常に見応えがあります。実話ベースならではの重みもあり、成功するかどうか分からない緊張感がずっと続くのが魅力。脱出計画そのものの面白さをじっくり堪能できます。

ダンケルク

この映画を一言で表すと?

生き延びるための一瞬一瞬が胸を締めつける、極限の戦争体験。

どんな話?

第二次世界大戦下、フランスのダンケルク海岸に追い詰められた英仏連合軍兵士たちの撤退作戦を描く物語です。陸・海・空の三つの視点から展開し、それぞれの時間軸が交差しながら、脱出の困難さと生き残ることの重みを映し出していきます。明確な英雄譚ではなく、ただ生還を目指す人々の必死さがリアルに迫ってきます。

ここがおすすめ!

大脱走の持つ「逃げること自体が最大の戦いになる」という緊張感が好きな人におすすめです。こちらは収容所からの脱走ではないものの、逃れることの難しさと、その中で生まれる連帯や覚悟が非常に強く描かれています。セリフを抑えた演出によって臨場感が際立ち、戦場の息苦しさを体感するように味わえる一本です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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みんなの感想・レビュー

  1. きもと より:

    50人がゲシュタポに殺されたのは当然だね。彼らは軍服改造とはいえ見た目一般スーツを着て偽造証明書を持っていた。スパイと見なされたのだ。ジュネーブ協定では基本正規軍服を着た者のみが兵士として保護される。スパイは保護対象外だ。残りの生存者は運が良かっただけ。マックイーンがバイクで逃走中にドイツ軍の軍服を脱ぎ捨てたのもスパイ容疑から逃れるため。そして最後に鉄条網に絡んだ状態の時シャツのタグをドイツ軍に示したのも、タグにアメリカ軍の正規支給品である旨の表記が有ったため、これは軍服の一部であることを主張したのだろう。

  2. 森田 より:

    完璧なハリウッド映画。実話を基にして細部の再現にこだわりつつ、本筋を壊すことなく娯楽作品として楽しめるように絶妙にハリウッドの味付けがされた逸品。
    それにしてもスティーブ・マックイーンだ。憎たらしいほどの佇まい、スクリーンに出てきた瞬間に客席から口笛が聞こえてくるような錯覚すら覚える。
    事実として多くの人が命を落とした話でありつつも人々を誠実に描ききったことで、事の悲惨さよりも彼らのある種の快活さが印象に残るため、ちょっとしたアクション物のレベルで後味が良い。
    定期的に見返したい作品。

  3. きし けいじ より:

    今日、2月7日に大脱走を見ました。三時間近くの時間が《あっと》云う間に過ぎ去る面白さで有り、一番悔やまれるのがラスト五分をトイレに行き、見逃してしまったのが残念です。