小学生の野比のび太は友達の骨川スネ夫に招待され、恐竜展を訪れた。そこで、化石の発掘体験を行い、1つの化石を手に入れる。のび太はドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」を使って化石を元の状態に戻した。その化石は、恐竜の卵だった。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の作品情報
- タイトル
- ドラえもん のび太の新恐竜
- 原題
- なし
- 製作年
- 2020年
- 日本公開日
- 2020年8月7日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- SF
アドベンチャー
アニメ - 監督
- 今井一暁
- 脚本
- 川村元気
- 製作
- 不明
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- 水田わさび
大原めぐみ
かかずゆみ
木村昴
関智一
木村拓哉
渡辺直美 - 製作国
- 日本
- 配給
- 東宝
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の作品概要
『映画ドラえもん のび太の宝島』(18)を手掛けた監督・今井一暁×脚本家・川村元気が再びタッグを組み、ドラえもん連載50周年・映画化40周年を記念して制作された作品。ロックバンドの「Mr.Children」が「映画 ドラえもん」史上初となるW主題歌を担当している。ゲスト声優として、ジャニーズ所属の俳優・木村拓哉とタレントの渡辺直美が作品に参加している。完全オリジナルストーリーで、のび太達が新種の恐竜の仲間を探そうと奮闘する姿が描かれている。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の予告動画
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(水田わさび)
- 22世紀の未来からやって来たネコ型ロボット。たぬきによく間違えられる。のび太によく振り回されている。
- 野比のび太(大原めぐみ)
- 小学生。運動が苦手。何かあればドラえもんを頼る気弱な性格。だが、仲間思いの優しい心を持つ。
- 源静香(かかずゆみ)
- 小学生。のび太の同級生・友人。通称、しずかちゃん。真面目な性格。お風呂が大好き。皆のマドンナ的存在。
- 剛田武(木村昴)
- 小学生。のび太の同級生・友人。通称、ジャイアン。のび太のことをよく虐めているが、本当に困っているときは体を張って助ける優しい一面を併せ持っている。
- 骨川スネ夫(関智一)
- 小学生。のび太の同級生・友人。裕福な家で、新しいおもちゃでよく遊んでいる。ジャイアンと一緒にいることが多い。
- ジル(木村拓哉)
- 白亜紀にいるはずのない猿の姿をしている。謎の男。神秘に包まれた謎の島の秘密を握っている。
- ナタリー(渡辺直美)
- ジルの仲間(?)。のび太達のことを密かに監視している謎の女性。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』のあらすじ(ネタバレなし)
小学生の野比のび太は友達の骨川スネ夫に招待され、恐竜展を訪れた。そこで化石の発掘体験を行うが、上手く化石を発掘することができなかった。のび太は諦めることなく作業を続け、1つの化石を見つける。
のび太はネコ型ロボットのドラえもんの助けを借り、化石を元の状態に戻してみることにした。ひみつ道具「タイムふろしき」を使ってみると、化石は恐竜の卵になった。その卵から生まれたのは、新種の双子の恐竜だった。
のび太は恐竜にキューとミューと名付け、母親のように愛情を注いで大切に育てた。だが、成長を続ける恐竜を、現代の社会で飼い続けることは不可能だった。のび太はドラえもんや友達と一緒にキュー達の仲間を探すため、6600万年前の白亜紀へと旅立った。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の感想・評価
完全オリジナルストーリー
本作はドラえもん連載50周年・映画化40周年を記念して制作された。完全オリジナルストーリーで、6600万年前の白亜紀が物語の舞台になっている。
主人公の野比のび太は友達の骨川スネ夫の招待で、恐竜展を訪れる。そこで手に入れたのは、1つの化石だった。のび太はドラえもんのひみつ道具を借り、化石を元の状態に戻した。化石は新種の恐竜の卵で、双子の恐竜が誕生した。のび太は恐竜にキューとミューと名付け、深い愛情を注ぎ育てた。だが、大きく成長した恐竜を部屋で飼い続けることはできなかった。
のび太はドラえもんや友達と一緒に、恐竜が存在している白亜紀に向かった。そこで、恐竜が絶滅したことを知る。歴史を変えることができない中、のび太はキューとミューを守ろうと奮闘する。果たして、のび太と恐竜達の運命は!?
豪華なゲスト声優
ドラえもんの声を担当している水田わさびやのび太の声を担当している大原めぐみなど、ドラえもん作品お馴染みの声優達と共に、映画ならではのゲスト声優が今回も作品に参加している。今作のゲスト声優は、ジャニーズ所属の俳優・木村拓哉とタレントの渡辺直美である。
木村拓哉が担当したのは、謎の男・ジル。白亜紀に存在するはずのない猿の姿をしており、のび太達の動向を気にしている人物である。神秘に包まれた謎の島の秘密を握っており、物語のキーマンとも言える存在である。
渡辺直美が担当したのは、謎の女・ナタリー。ジルと仲間かどうかは不明だが、連絡を取り合って怪しい行動を見せている。のび太達の行動を監視しており、物語にどのように関わってくるのか注目すべき人物である。
「映画 ドラえもん」史上初! W主題歌
ロックバンドの「Mr.Children」が「映画 ドラえもん」史上初となるW主題歌を担当している。2曲とも映画のために書き下ろされた楽曲で、「Birthday」と「君と重ねたモノローグ」という題名である。「Mr.Children」にとっても1つの作品内で主題歌を2曲書き下ろしたのは初めてのことで、ドラえもん50周年、ボーカルの桜井和寿さんが50歳になる記念すべき年に実現した。
「Birthday」は恐竜が孵化したことを喜ぶのび太の気持ちが感じられる、明るく爽やかな楽曲になっている。「君と重ねたモノローグ」は「Birthday」とはまた違ったテイストで、しっとりとした深みのある曲になっている。どちらの曲も『ドラえもん のび太の新恐竜』の世界観が感じられる曲になっているため、映画と合わせて注目してもらいたい。
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の公開前に見ておきたい映画
ドラえもん のび太の宝島
監督・今井一暁×脚本家・川村元気がタッグを組んで手掛けた作品。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの児童文学『宝島』をモチーフに制作されている。ゲスト声優として、俳優の大泉洋と女優の長澤まさみが作品に参加している。大泉が担当したのは海賊団のリーダー・キャプテンシルバー、長澤が担当したのはシルバーの妻のフィオナ。
夏休み、小学生の野比のび太は小説『宝島』に興味を惹かれ、本物のお宝を探しに行きたいと思うようになる。ネコ型ロボットのドラえもんの助けを借り、お宝を見つける。それは、最近発見された新しい島にあった。のび太は友達やドラえもんと一緒にノビタオーラ号と名付けた船に乗り、宝島を目指して出港した。だが、宝島に着く前に、海賊達に襲われてしまう。
詳細 ドラえもん のび太の宝島
劇場版 ムーミン パペット・アニメーション ムーミン谷の夏まつり
水田わさびが主要キャラクターの1人・ミイの声を担当している。フィンランド出身の作家トーベ・ヤンソン原作の小説『ムーミン谷の夏まつり』を元に制作されている。パペット・アニメーション作品で、大洪水に巻き込まれてしまったムーミン一家の様子が描かれている。
夏祭りを目前に控えていたある日、火山が大噴火を起こした。海水が流れてきて、ムーミン谷は水没してしまう。ムーミン一家が家の屋根に上がって避難していると、家を失った森の民や劇場が流れてきた。ムーミン達は劇場に足を踏み入れ、散策した。そこには、ねずみのエンマがいた。ムーミン達は芝居を作り、皆に披露することにした。果たして、ムーミン達は芝居を成功させることができるのだろうか。
詳細 劇場版 ムーミン パペット・アニメーション ムーミン谷の夏まつり
ハウルの動く城
木村拓哉が主人公のハウルの声を担当している。魔女の呪いで老婆の姿になった少女・ソフィーと魔法使いの青年・ハウルが登場する長編アニメーション映画で、宮崎駿が監督を務めている。イギリス出身のダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作のファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を元に制作されている。
ソフィーは家業の帽子屋で働く素朴な少女だった。ある日、荒れ地の魔女に目をつけられ、老婆の姿に変えられてしまう。荒れ地の魔女は呪いを解く代わりに、魔法使いの青年・ハウルを連れてくるよう指示した。ソフィーは家を抜け出すと、ハウルが暮らす動く城に侵入した。ソフィーは掃除婦として城に留まることになり、ハウルの秘密について知ることになる。
詳細 ハウルの動く城
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の評判・口コミ・レビュー
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』鑑賞。白亜紀に出かけたのび太たちを描いた今井一暁監督作品。「現代で育てた恐竜を元の時代にかえす」という過去作のプロットはそのままに、感動と興奮を進化させたようなドラ映画の新しいマスターピース。『君の名は。』を彷彿させるクライマックスがすごい。 pic.twitter.com/Te1zOBNWh0
— だよしぃ (@purity_hair) August 7, 2020
映画ドラえもん「のび太の新恐竜」観てきました。のび太のかっこよさや優しさ、強さ、愛情、可愛さがいっぱい詰まった映画で、今日のび太の誕生日に観ることができて本当に良かったです。
彼の想い彼の願い彼の生き方が物語の核として統一されていて、希望となり未来へ続いていく構成も見事でした。 pic.twitter.com/H36o6MmYE4— 春巻き (@ebiharumaki) August 7, 2020
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
これは確実に子どもと一緒に観にきた親を刺しにきてる。劇中、遠い昔映画ドラえもんに夢中になった大人の涙腺を破壊する最高のプレゼントが用意されてた。あの頃ドラえもんが大好きだった人たちに観て欲しい。50年目に相応しい名作、凄く良かった。 pic.twitter.com/bInJAeO0LQ— ISO (@iso_zin_) August 7, 2020
『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
逆上がりなんて出来なくても困らないもん!と相変わらずの諦め癖全開のび太が飛べない翼竜キューに自分を照らし成長を見守る中で飛ばなきゃダメな自分に出会う!慰め合って高め合う格好悪くても最高にカッコ良いキューとのび太の絆にそりゃ泣きwとても良かったです pic.twitter.com/H7xdfXj7v8— コーディー (@_co_dy) August 8, 2020
TLのお母さんたち、まだ子供が『ドラえもん』をバカにせず視聴している年頃のお母さんたちは、今回の『映画ドラえもん のび太と新恐竜』を見にいってほしい。最新の知見と進化に対するただしい知識から多様性を肯定する内容なので。これを子供の頃に見ていることが、一生に影響を与えうる傑作なので。
— 🌺🌷🌼とくぞう🏵️🌼🌻 (@sv_g8) August 8, 2020
映画『ドラえもん のび太の新恐竜』のまとめ
本作は監督・今井一暁×脚本家・川村元気がタッグを組んで制作された、完全オリジナルストーリーの映画である。木村拓哉と渡辺直美がゲスト声優&応援キャプテン・副キャプテンに就任しており、作品を盛り上げている。弱気なオスの恐竜・キューと人懐っこいメスの恐竜・ミューという新種の恐竜が登場する。そして、キュー達の仲間を捜索する際に、ひみつ道具「たまご探検隊」が使われている。キュー達も「たまご探検隊」も可愛い見た目をしており、魅力的なキャラクターとなっている。
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