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映画『17歳のエンディングノート』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『17歳のエンディングノート』の概要:『17歳のエンディングノート』(原題:Now Is Good)は、末期がんを患った余命わずかの少女が、残りの人生でやりたいことを書き出し、実行していく中で恋をして人生の喜びを知る。主演はダコタ・ファニング。

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映画『17歳のエンディングノート』 作品情報

17歳のエンディングノート

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
  • 監督:オル・パーカー
  • キャスト:ダコタ・ファニング、ジェレミー・アーヴァイン、パディ・コンシダイン、オリヴィア・ウィリアムズ etc

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映画『17歳のエンディングノート』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『17歳のエンディングノート』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『17歳のエンディングノート』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『17歳のエンディングノート』 あらすじ【起・承】

17歳の少女・テッサは、末期がんを患い余命は残りわずかだ。
父親は仕事を辞めてテッサの為に尽くし、まだ助かることを諦めず願っている。母はテッサの病に正面から向き合おうとはしない。
そんな両親に半ば呆れながら、テッサは残りの人生で生きている喜びを実感するためにやりたいことを次々と実行しはじめる。親友のゾーイにも協力してもらい、「セックス」「ドラッグ」「万引き」などのやりたい事をリストアップし、実行に移していく。

まずセックスをするため、クラブで出会った知らない男の子としようとするが、何かが違う。ゾーイはもう一人の男の子と親密な仲になるが、テッサは何もしないまま帰る。

そんな中、テッサは隣に越してきた青年・アダムと出会う。アダムは父を亡くし、気落ちして体調がよくない母親を支えるために大学の入学を遅らせている。

テッサは、アダムとゾーイと一緒に森へドライブに行く。テッサはいつの間にか姿を消し、アダムが探し回ると高い木の上にいた。テッサは、この森の中にいると病気の事を忘れられるといい、ここで暮らしたいとこぼす。

テッサは化学療法をやめ、自然に死を受け入れることを決意した。
やりたいことリストは次々と実行されるが、失敗も多い。ショッピングモールでゾーイと一緒に万引きをするが、捕まって父親を呼ばれた。
父は怒ることなく、心配するだけだ。テッサはそれが気に入らなかった。

映画『17歳のエンディングノート』 結末・ラスト(ネタバレ)

テッサはアダムを父に紹介するが、父はまだ若いアダムにテッサの人生に関わらせることはできないと反対する。

ある日、デートの支度をしていたテッサは、突然大量の鼻血が溢れはじめ、救急車で運ばれた。その場にアダムもいたが、驚くばかりで何もできなかった。

翌日、回復して車で帰宅するテッサの目に、町中に書かれた自分の名前が映りこむ。ビルの看板・窓・シャッター、いろんなところに。
以前テッサは、「世界に自分の名前を残したい」「忘れられたくない」とアダムに話していた。アダムはその夢を叶えようとしたのだ。

ゾーイの妊娠が発覚し、一時は堕ろそうとしていたが、考え直して産むことにしたらしい。生まれるのは4月。だが、テッサはそれまで持たないと診断されている。

いよいよ弱ってきたテッサは、いつもアダムといることを望んだ。父は良い顔はしなかったが、しぶしぶ認める。

死期を知ったテッサは、アダムが大学に行くことを知ってさらに荒れ、部屋をめちゃくちゃにする。そんなテッサを見た父は、やることリストを見て「自分に話してくれたら手伝うのに」と、涙を流した。父はテッサの死を受け入れるのが怖いのだとついに娘の前で打ち明けた。

アダムも苦しんでいた。テッサが望んだから大学に行くと言い、そうじゃなければずっと家にいて寄り添うと打ち明けた。
父、そしてアダム、大事な人たちが苦しんでいる。テッサは、「生まれかわったらまた出会える」とアダムを励ます。

最期の時、モルヒネで意識は朦朧としながらも、周囲に家族やアダムがいることはわかる。テッサは夢の中で元気にアダムと幸せに暮らし、そしてゾーイの赤ちゃんを抱いていた。

映画『17歳のエンディングノート』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『17歳のエンディングノート』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ありがちな「死ぬまでにやりたいこと」映画

「死ぬまでにやりたい○○の事」みたいなタイトルの本・映画って邦画でもいくつかあったように思う。それだけありふれたテーマ。邦題になっている「エンディングノート」も、結構一般に知られるようになっている。テッサの場合はノートではなく壁に書き出しており、ドラッグや万引きなど、本当にやりたいことではなさそうなものもある。
実際は、やりたいことリストはことごとく失敗している。
知らない男の子とのセックスを中断したことからも、テッサが本当に望んでいるのは単なるセックスという行為ではないことがわかる。それをわかって、する前にやめたのだ。
そんな時にアダムと出会い、テッサはすぐに恋をしたのだと思う。彼に接していく中で生きている実感を得ているのがよくわかる。一人部屋に帰って幸せそうに笑うテッサを見て、ああこれこそが彼女が本当に望んでいた願いなのだとわかる。
タイトルを見たときの予想通り、病気が治る奇跡のようなラストがあるわけでもなく死を迎えて終わる。
ありきたりではあるが、こういうステレオタイプが感動を呼ぶのだろう。ただ、ステレオタイプではあるが安易にこれでもかというほど泣かせる演出を盛り込んだ映画ではないのが良かった。

主人公以外が落ち込みすぎ

テッサは、もう早い段階から自分の死を受け入れている(表面上はそう見える)。しかし、周りの人間である父親やアダムは目に見えてクヨクヨ悩んでいる。本来なら頼るべき周りの人間がこれでは、テッサが気丈に振る舞うのも仕方ない。
が、あまりにも彼らが落ち込みすぎ・悩みを打ち明けすぎな気がした。父親はテッサに死んでほしくないという感情丸出しだし、アダムも病気のテッサに恋をするのをためらっている様子があり、本当に好きになってからも彼女が死んだあとどうすればいいか悩みまくる。これを本人に打ち明けるってなかなかきついなあと観ていてテッサに同情した。
そういう周囲の感情がテッサの支えでもあったのかもしれないが、自分の死の不安などほとんど口にしない主人公に対してこれはあんまりじゃないかと思った。


若くして死を宣告され、残された時間をどのように過ごすか…というこの手の作品が物凄く苦手です。それは死という現実から逃れたい気持ちの表れなのかもしれませんが、なるべくこういう作品は見ないようにしています。
今作の主人公テッサは、自分の運命を受け入れているかのように見えましたが死が近づくと自分の感情をコントロールできず、やはり彼女自身も怖くてたまらないのだなと感じさせられました。
自分が苦しいことよりも、家族や大切な人に悲しくて辛い思いをさせてしまうのがこんなにも心苦しいのだと思い知らされる作品です。(女性 30代)

映画『17歳のエンディングノート』 まとめ

天才子役として知られたダコタ・ファニングも十代後半。余命わずかの自分の残りの人生をどう生きるか、前向きに生と死に向き合う姿が良かった。出会ったアダムを好きになるけど、死んでしまう自分の人生にアダムを巻き込むのが複雑。アダムの方でもそんな思いを抱きながらも、懸命にテッサを支えていく、この二人の関係が良かった。
ラストも、泣ける演出を畳みかけるのではなく、幸せな最期だったので、鑑賞後の気分が良い映画だった。

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