この記事では、映画『イヴの総て』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『イヴの総て』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『イヴの総て』の作品情報

上映時間:138分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
キャスト:ベティ・デイヴィス、アン・バクスター、ジョージ・サンダース、ゲイリー・メリル etc
映画『イヴの総て』の登場人物(キャスト)
- イヴ・ハリントン(アン・バクスター)
- 舞台女優に憧れて連日劇場に通う女性。謙遜的な態度で多くの人から愛され、舞台関係者に取り入ることでついには有名女優マーゴ・チャニングになり代わろうとする。栄誉ある賞、サラ・シドンズ賞を最年少で受賞する。
- マーゴ・チャニング(ベティ・デイビス)
- アメリカで有名な舞台女優。キャリアのほとんどで主役を演じてきた大物。40歳。イヴの悲しい過去と控えめな態度に同情し付き人として側に置く。イヴに対して次第に不信感を募らせていき、自分の老いと比較してナーバスになってゆく。
- ビル・サンプソン(ゲイリー・メリル)
- マーゴの8歳年下の恋人。32歳。舞台監督。マーゴのことを心から愛しているが、疑心暗鬼になったマーゴと一時は喧嘩別れをしてしまう。イヴの企みに気付いてからは再びヨリを戻し、マーゴと市役所で結婚式を挙げた。
- カレン・リチャーズ(セレステ・ホルム)
- マーゴの長年の友人。脚本家のロイドを夫に持つ。夫の仕事終わりを狙って公演のある日は毎日劇場を訪れており、そこで無名のイヴと出会う。イヴからは「初めての劇場友だち」と評されているが、その実コネクションとして良いように使われてしまっていた。
- ロイド・リチャーズ(ヒュー・マーロウ)
- カレンの夫。脚本家。マーゴを主演として多くの舞台を手掛けている。イヴの才能は認めており、マーゴではなくイヴを新作の主演にしようか考えている。そのことがきっかけで妻とは諍いが起きてしまう。
- アディソン・ドゥイット(ジョージ・サンダース)
- 舞台の評論家。コメンテーター。彼の発言は非常に影響力があり、お眼鏡に適い評価が高ければその舞台は成功である。その逆は誰もが恐れている。イヴに取り入られるが、疑い深い彼は水面下でイヴの身辺調査を進める。
- マックス・ファビアン(グレゴリー・ラトフ)
- 舞台の制作に携わっており、時にはスカウトマンにもなる男。イヴに嫌気がさしたマーゴからイヴの世話を頼まれるが、家のメイドとしてではなく女優の卵として舞台のオーディションを受けさせた。
映画『イヴの総て』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『イヴの総て』のあらすじ【起】
アメリカで活動する舞台俳優に贈られる賞の中で最も栄誉ある賞、サラ・シドンズ賞の授賞式会場には多くの舞台関係者が集まっていた。今年の6月、授賞式でサラ・シドンズ賞を受賞することになったのは、サラ・シドンズ協会のホールに招かれた俳優や関係者の中で一番若い女優イヴ・ハリントン。彼女は彗星のように颯爽と演劇界へと姿を現し、拍手喝采の中この賞をさらった。ところが彼女はこの賞を受賞するまでの過程で数々の人間を踏み台にし、多くの策謀を巡らせていたのだった。
時は昨年の10月に遡る。舞台『老女の森』の脚本を書いたロイド・リチャーズの妻カレン・リチャーズは、今日も夫の仕事終わりを見計らって『老女の森』を公演している劇場へとやって来た。カレンは夫の仕事の都合で毎日劇場に足を運んでいるが、客として毎日見かける女の顔があった。それがイヴである。その日イヴは意を決してカレンに話しかけ意気投合。この時から既にイヴの策略は始まっていたのだ。
カレンはイヴの話を聞くと、彼女が主演女優マーゴ・チャニングの熱心なファンだと知る。カレンは彼女がマーゴの演技を見るために毎日劇場に通っているという話に胸を打たれ、友人であるマーゴに会わせてあげようと舞台裏の楽屋へ案内した。
楽屋にはカレンの夫でこの舞台の脚本家であるロイドと、主演女優マーゴの8歳年下の恋人であり舞台監督のビル・サンプソン、そしてイヴが憧れる主演女優マーゴその人の姿があった。カレンはイヴをここに集う関係者に紹介し、イヴも皆に自身の身の上を語った。舞台への憧れはあったが貧乏で叶わなかったこと、無線技師をしていた夫と戦争で死別したこと、サンフランシスコのシューベルト劇場で初めてマーゴの演技を見てここまでマーゴを追いかけて来たこと。そんなイヴの話を聞きマーゴは酷く同情し、彼女を自分の家で働かせることを決める。イヴは翌日からマーゴの家に住み込み、彼女の身の回りの世話をするようになった。
映画『イヴの総て』のあらすじ【承】
元からマーゴの付き人をしていたバーディはイヴの行動が気に食わないようだった。イヴはマーゴの所作を芝居か参考書のように真似て生活しており、さらにはハリウッドに映画を撮りに行っているマーゴの恋人ビルへ、マーゴの断りもなく誕生日を祝う電報を送ったりしていたからだ。マーゴはイヴの働きや姿勢を買っていたが、自分に黙って物事を進めるイヴの行動をバーディから知ったことで次第に不信感を抱くようになる。
そんな中マーゴは友人らを招き、ハリウッド帰りのビルを待ち彼の誕生パーティを開く。ところが主役のビルが到着予定時間になってもマーゴの元へ姿を現さない。マーゴはバーディにビルが遅れているのかと尋ねると、もう20分も前に家に帰って来ていると言う。実はビルは帰宅するや否やイヴと立ち話をしていて、そのせいでマーゴの元へは来なかったのだ。マーゴは感情的になりビルを責める。どうしていつもあの娘を褒めるのかとビルに問い詰めるが、才能の溢れる若い娘を邪険にするなとたしなめられてしまった。
一方で、ビルの誕生パーティに招かれていたマックス・ファビアンは集まった関係者たちに女優志望のカズウェル嬢を売り込もうとしていたが、逆にビルからイヴを紹介される。泥酔していたマーゴはその話を耳にしてヤケになり、マックスの事務所へイヴの世話を押し付けた。イヴはマックスの元へ行くことを呑むが、その裏でカレンに取り入り、マーゴに知られない内に次の舞台でマーゴの代役を自分が演じるよう約束を取り付けていた。
カレンに口利きして貰ったことでイヴはマーゴの代役につくことができた。まだオーディションの段階であったがその演技は非常に評価が高く、舞台関係者はマーゴの時代が終わったと確信する。マーゴは知らない間に自分の役どころが乗っ取られていたため再び感情的になり激怒。恋人のビルとも不仲になり、カレンとその夫ロイドはマーゴを傷心旅行へと連れ出した。ところがその帰り道に車がエンストしてしまい、ついにマーゴは舞台本番に間に合わずイヴが舞台に立つことになった。
代役ではあったがイヴは舞台で初主演を務め上げ、評価はさらに高まった。イヴはそれでも飽き足らずマーゴと不仲になったビルへ誘いをかけたが、これは失敗に終わる。次のターゲットは評論家のアディソン・ドゥイットだ。イヴは彼に取り入ろうとする。ところがアディソンはイヴがビルを誘う現場を見てしまったため、懐疑的な心持ちでイヴを取材する。アディソンはイヴに、謙遜はやめて実力で自分の魅力を売り込みなさいと忠告したが彼女はどこ吹く風だ。翌日新聞に載ったアディソンのコラムには、イヴがマーゴをこき下ろすコメントが掲載された。イヴはアディソンの言葉と新聞というツールを使ってマーゴを演劇業界から消そうとしていたのだ。
映画『イヴの総て』のあらすじ【転】
その記事を読んだマーゴ、ビル、カレン、ロイドは非常に不愉快になった。マーゴは彼らの古くからの友だちであり、皆互いを尊敬し合っていたからだ。彼らはイヴと決別することを決めたが脚本家のロイドだけは、次の新作でイヴを起用するかどうか思案していた。その最中、マーゴとビルはこの事件がきっかけでお互いの愛を再確認し、結婚を決めた。
イヴはこの騒動を弁明するため再びカレンに取り入ろうとする。イヴは白々しくも、あの記事はアディソンの都合が良いように書き換えられており、自分は街中から批判を浴びてつらいのだと言い出した。カレンはさすがに不憫に思い、何か自分にできることはないかと声をかける。イヴから提示された条件は、ロイドに次の新作の主役にはマーゴではなく自分を起用するように伝えてくれと言うものだった。カレンはそこでそれだけは絶対に嫌だと断ったが、断るならばアディソンを使って最悪な記事を新聞に載せると脅されてしまった。カレンはロイドやマーゴに何と伝えようかと焦燥していたが、その気持ちとは裏腹にマーゴ自身から次の舞台で主役はやらず、主婦として生きると宣言されたのだった。イヴは晴れて新作の主役に抜擢された。
新作の舞台の初公演の日、アディソンとイヴは現場に入っていた。イヴはアディソンに「今夜は忘れられない夜になるわ、全てが手に入る」とうそぶく。かねてよりイヴを疑いの目で見ていたアディソンはどういう意味かと訊ねる。イヴは、公演での名声だけでなくカレンの夫ロイドも手に入るのだと言い出した。イヴ曰く、ロイドはカレンへの愛が冷めてしまい今は自分に夢中で、先日プロポーズされたのだと言う。そこでアディソンはようやく感情を露わにし、自分は騙されないぞと威嚇した。アディソンもマーゴをはじめカレンやロイドとは旧知の仲である。アディソンはイヴの本性について暴露を始めた。
アディソンの調べによるとイヴ・ハリントンというのは偽名だった。イヴの本名はガートルード・スレシンスキーで、マーゴたちと初めて出会った日に語った身の上話には多くの嘘があった。確かに貧しい家の出ではあったが、職場から現金を盗んだ罪に問われ、結局は手切れ金で街を出た。結婚の後夫と戦争で死別した記録もなく、エディという無線技師は存在しない。さらにはサンフランシスコにシューベルト劇場という劇場は存在していなかった。全ての嘘を見抜かれたイヴは絶望の淵に落とされた。
映画『イヴの総て』の結末・ラスト(ネタバレ)
アディソンにより素性を全て知られたイヴは、それでも舞台に立つ。代役もいなければキャンセルもきかないからだ。イヴの精神状態に反して、その夜の初公演は成功に終わった。かねてより演技の評判が高かったイヴはこの舞台をきっかけにサラ・シドンズ賞を受賞することになる。
場面はサラ・シドンズ協会のホールに戻る。若くして栄誉ある賞を受賞したイヴは受賞挨拶の中で、お世話になったマックスやビル、ロイド、カレン、そしてマーゴに謝辞を述べた。しかし、名前を挙げられ紹介された彼らの表情は固かった。困った表情をしたり、目を伏せたり。イヴのこれまでの所業を考えればこの人望の無さは当然であろう。それでも彼らは授賞式が終わってからイヴにおめでとうと声をかける。その度にイヴは嫌な表情をする。とても不毛で暗いやり取りだ。
イヴは授賞式のあとのパーティに参加することを拒み部屋に戻った。うんざりと疲れきって酒を煽る彼女の後ろに、全く見知らぬ女がいた。イヴは悲鳴を上げる。その女は高校の演劇サークル所属で、イヴのファンクラブに入っているのだと言う。レポートを書くためにイヴの部屋に忍び込んだ女は自らをフィービーと名乗った。自分で芸名を付けたのだそうだ。疲れ果てていたイヴはフィービーにメイドの代わりをさせるが、イヴの見ていない所で彼女はサラ・シドンズ賞のトロフィーを持ち、イヴのケープを羽織り、鏡に向かって微笑んだのだった。
映画『イヴの総て』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
美しい外面に孕んだドロドロとした野望が恐怖を煽ってくる、非常に生々しい作品だった。熾烈なエンタメ世界の舞台裏を覗かせてくれる物語でもあり、本音でぶつかり合えなくなった大人たちが、直感的なセンスが勝負の業界において協調性に雁字搦めにされるという世知辛さを思い知らされる物語でもあった。
エンターテインメントの世界は決して煌びやかなだけではないという、リアリティを追及したような見せ方が先進的だ。無名のマリリン・モンローを見られるという点でも貴重な作品だと感じる。(MIHOシネマ編集部)
「したたかな女」のお話です。したたかと言うと、媚びを売ったりみんなにいい顔をする悪いイメージがありますが、この作品で描かれるしたたかな女「イヴ」は女優になるためなら、手段を選ばず常に上を目指して這い上がっていく「野心」を持った「強い女性」でした。
自分が大女優になるために、今いる女優の地位を奪っていく姿は圧巻であり、お見事です。しかしそれは悪いことではなく、才能や努力があったからできたお話。
こういうストーリーを見て、イヴはしたたかな嫌な女だと思い「こういう女にはなりたくない」と軽蔑するのはかなりかっこ悪いことだと感じます。なぜならそれはイヴに対する「嫉妬」だから。(女性 30代)
女性同士の妬み嫉みでドロドロした世界というのは共通してありそうだが、特に自分を売ることが仕事の俳優やモデルには底知れぬ闇がありそうだと考えてしまう。この映画で役者たちが演じるのは紛れもなく役者自身の役なのだからどこまでが本音とのボーダーなのか考えるのもある意味面白い。
本作はイヴではなく彼女の恩人だったマーゴとカレンの視点を通して物語が描かれている。マーゴが主役と言ってもいいくらい、ベティ・デイヴィスの迫力がすごかった。そしてラストの鏡のシーンが象徴するものに、華やかな世界の恐ろしさすら感じた。(女性 20代)
最初は純粋なファンとして登場するイヴが、徐々に周囲を利用しながら舞台女優としての地位を奪っていく展開がとてもスリリングだった。マーゴの側にいるときの控えめで献身的な態度が、実はすべて計算だったと分かる瞬間はかなり衝撃的。特に脚本家の前で本性が少しずつ見えてくるシーンは見応えがあった。マーゴも最初は嫉妬に見える言動が多いが、実はイヴの本質を見抜いていたのだと理解すると印象が変わる。最後にイヴの前に新しい崇拝者の少女が現れるラストは、野心の連鎖を示していて非常に皮肉が効いていた。(20代 男性)
古い映画なのに会話のテンポがとても鋭く、現代でも十分面白い作品だと感じた。特にマーゴと周囲の人物たちの会話は皮肉が効いていて、舞台の世界の裏側がリアルに見えてくる。イヴは最初とても控えめで可愛らしい存在なのに、徐々に周囲を操作して自分の立場を築いていくのが怖い。マーゴの役を奪う展開は見ていて複雑な気持ちになった。成功を手にしたイヴが、最後には自分と同じように野心を持った少女に囲まれる結末は、名声の世界の残酷さを象徴しているようだった。(30代 女性)
この映画は舞台の世界を描いた作品でありながら、人間の野心や嫉妬を非常に鋭く描いていると思う。マーゴは年齢を重ねた女優としての不安を抱えているが、それがイヴの登場によって一気に現実になる。イヴが徐々に信頼を勝ち取りながら、最終的に主役の座を奪う流れは見事な脚本だった。特に批評家アディソンがイヴの本性を見抜いて支配する場面は印象的。ラストで新しい少女がイヴを崇拝する姿は、成功と野心の循環を示しているようで、非常に皮肉な終わり方だと思った。(50代 男性)
マーゴという人物がとても魅力的だった。最初は気難しいスターに見えるけれど、物語が進むにつれて彼女の孤独や不安が伝わってくる。若さを武器にするイヴと対比されることで、舞台女優の残酷な現実が浮き彫りになる。イヴが少しずつ周囲の人の信頼を得て、ついにはマーゴの役を奪う流れはかなり怖かった。成功を手に入れたはずのイヴも、最後には自分と同じ野心を持つ少女に囲まれるのが印象的で、名声の世界の終わりのない競争を感じさせるラストだった。(40代 女性)
物語の中心にあるのは、成功を求める人間の欲望だと思った。イヴは最初こそ控えめで純粋な少女に見えるが、その裏には強い野心が隠れている。マーゴの信頼を得ながら徐々に舞台の中心に近づき、最終的には彼女の立場を奪う展開は見事だった。一方でマーゴもただの被害者ではなく、年齢への不安やスターとしてのプライドが描かれているのが興味深い。ラストの鏡の前のシーンは象徴的で、成功者の後ろには常に次の野心家が待っていることを示しているようだった。(30代 男性)
古い映画だが、人間関係の描き方がとても現代的で驚いた。特に女性同士の競争や嫉妬がリアルに描かれている。マーゴは強い女性に見えるが、若さを失うことへの不安が常にある。その隙に入り込むイヴの計算高さが怖い。周囲の人たちがイヴに騙されていく過程も説得力があった。成功した後のイヴが決して幸せそうに見えないところも印象的。最後に新しい少女が同じように彼女を崇拝するシーンは、名声の世界の残酷な循環を象徴しているように感じた。(20代 女性)
舞台裏を描いた作品として非常に完成度が高いと思う。俳優たちの人間関係や嫉妬、成功への執着がリアルに描かれている。イヴは最初から怪しい雰囲気があるが、それでも周囲が信じてしまうのが人間の弱さだと感じた。マーゴが抱えている年齢の問題やスターとしての孤独も丁寧に描かれていて、単純な対立構造ではないところが面白い。最後の鏡のシーンはとても象徴的で、野心の連鎖が永遠に続くことを示しているようだった。(60代 男性)
映画『イヴの総て』を見た人におすすめの映画5選
サンセット大通り
この映画を一言で表すと?
ハリウッドの栄光と狂気を描いた、映画史に残るダークな名作。
どんな話?
落ち目の脚本家ジョーは、かつてのサイレント映画スターであるノーマ・デズモンドの屋敷に転がり込む。彼女はすでに世間から忘れられているにもかかわらず、自分が再びスターとして復活すると信じていた。ジョーは彼女の脚本作りを手伝うことになるが、その執着と狂気に次第に巻き込まれていく。
ここがおすすめ!
映画業界の裏側やスターの孤独を鋭く描いた作品で、名声に取り憑かれた人間の心理が印象的。栄光と衰退をテーマにしたドラマは、舞台の世界の競争や野心を描いたイヴの総てと共通する魅力がある。皮肉とブラックユーモアが効いた名作だ。
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
この映画を一言で表すと?
舞台と名声の世界を舞台にした、エネルギッシュな人間ドラマ。
どんな話?
かつてスーパーヒーロー映画で有名になった俳優リガンは、ブロードウェイの舞台で成功を取り戻そうとしていた。だが、俳優同士の衝突や批評家の評価、家族との関係などさまざまな問題に直面する。舞台の成功に執着する彼の精神は次第に不安定になっていく。
ここがおすすめ!
舞台裏の緊張感や俳優たちのプライドがリアルに描かれているのが魅力。長回しの映像演出によって舞台の空気を体感でき、芸術と成功への執念が強く伝わってくる。舞台の世界を描いた作品として、イヴの総てを楽しめた人におすすめ。
ブラック・スワン
この映画を一言で表すと?
芸術の世界で成功を追い求める女性の狂気を描いた心理サスペンス。
どんな話?
バレエ団に所属するニナは「白鳥の湖」の主役に選ばれるが、完璧な白鳥を演じる一方で官能的な黒鳥の役を演じることに苦しむ。新しく現れたライバルの存在や自分自身の不安に追い詰められ、彼女の精神は次第に崩れていく。
ここがおすすめ!
芸術の世界における競争とプレッシャーを強烈に描いた作品。成功を求める中で精神が崩れていく主人公の姿は非常にスリリングで、心理描写の深さが魅力。野心や嫉妬をテーマにしたドラマが好きな人におすすめの映画だ。
ラ・ラ・ランド
この映画を一言で表すと?
夢と成功を追いかける男女の切ないラブストーリー。
どんな話?
女優を目指すミアとジャズピアニストのセバスチャンは、ロサンゼルスで夢を追いながら出会い恋に落ちる。しかし成功への道は簡単ではなく、二人はそれぞれの夢を優先する中で少しずつすれ違っていく。
ここがおすすめ!
夢を追う世界の輝きと残酷さを同時に描いているのが魅力。華やかな舞台の裏にある努力や葛藤が丁寧に描かれ、観る者の心に残る。成功と人生の選択というテーマは、名声の世界を描くイヴの総てを好きな人にも共感できる内容だ。
アマデウス
この映画を一言で表すと?
天才と凡才の嫉妬と執念を描く壮大な人間ドラマ。
どんな話?
宮廷音楽家サリエリは、若き天才モーツァルトの才能に出会う。神に愛されたかのような音楽の才能を持つモーツァルトに対し、努力家であるサリエリは嫉妬と絶望を抱くようになる。彼は天才の成功を間近で見ながら、複雑な感情を抱き続ける。
ここがおすすめ!
芸術の世界における嫉妬と野心を壮大なスケールで描いた名作。天才と凡人の対比や成功への執念が強烈で、登場人物の心理が深く描かれている。名声と才能をめぐるドラマを楽しみたい人におすすめの作品だ。



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