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映画『エバー・アフター』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『エバー・アフター』の概要:20世紀FOX版「シンデレラ」。本当のシンデレラはじゃじゃ馬で、王子はモラトリアム青年、魔法使いはレオナルド・ダ・ヴィンチだった!「アダムス・ファミリー」のアンジェリカ・ヒューストン演じる継母も見応えたっぷりな、ロマンティック・コメディ。

映画『エバー・アフター』の作品情報

エバー・アフター

製作年:1998年
上映時間:118分
ジャンル:ファンタジー、コメディ、ラブストーリー
監督:アンディ・テナント
キャスト:ドリュー・バリモア、アンジェリカ・ヒューストン、ダグレイ・スコット、ジャンヌ・モロー etc

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映画『エバー・アフター』の登場人物(キャスト)

ダニエル(ドリュー・バリモア)
田舎の豪農の娘。両親を亡くし、父の再婚相手に育てられるが、使用人としてこき使われる。読書好きで、愛読書は父から贈られた「ユートピア」。気が強く、活発で、勉強熱心。
ロドミラ(アンジェリカ・ヒューストン)
ダニエルの継母。男爵夫人。狡猾で、贅沢好き。上の娘マルガリートを愛し、下の娘は雑に扱い、ダニエルのことは少しも愛していない。
ヘンリー(ダグレイ・スコット)
フランスの王子。政略結婚など、王子としての義務にうんざりしている。しかしダニエルに出会い、自分の使命に気づき、国民のための政治に目覚め始める。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(パトリック・ゴドフリー)
著名な発明家・画家・科学者。フランス国王に招かれ、宮廷に滞在する。平民出身で、愛の大切さを説く、陽気な老人。
マルガリート(ミーガン・ドッズ)
ロドミラの長女。美しいが、尊大で、時に癇癪を起こす。ヘンリーとの結婚を夢見ている。母と共にダニエルをいじめ、実の妹さえもバカにしている。

映画『エバー・アフター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『エバー・アフター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エバー・アフター』のあらすじ【起】

昔々、フランスの片田舎に、ダニエルというおてんば少女が暮らしていた。母はすでに亡くなっているが、豪農の優しい父や、気心の知れた使用人たちに愛され、ダニエルの毎日は幸せそのものだった。

ある日、ダニエルの家に、父が新しい母親と連れ子の姉妹を連れて帰った。継母のロドミラは男爵夫人で、気品にあふれ、まだ幼い娘たちも小さなレディとして躾けられていた。しかし、ロドミラたちが到着したその翌日、ダニエルの父は胸の発作で急逝してしまう。

10年後。ダニエルの家はロドミラ母娘に乗っ取られ、ダニエルは使用人の一人に成り下がっていた。ロドミラは家計を顧みず贅沢をし、父が遺した家財や大切な使用人を売り払って金を作っている有様だった。

すっかり灰まみれになったダニエルは、母や意地悪な上の姉・マルガリートから“灰かぶり”と笑われる日々だ。しかし、そんなダニエルに、思わぬ出会いが訪れる。

その頃宮廷では、若き王子ヘンリーにスペイン王女との婚姻話が持ち上がっていた。これを嫌ったヘンリーは、城を抜け出し、ダニエルの家の領地へと迷い込む。そして馬を一頭盗んだところをダニエルに見つかり、彼を盗人だと思ったダニエルは、ヘンリーにリンゴをぶつけて落馬させてしまう。

ダニエルはすぐに謝罪し、ヘンリーからは許しと口止め料の金貨を与えられた。大喜びで金貨を持ち帰るダニエル。その金があれば、売られた使用人を取り返せるからだ。

映画『エバー・アフター』のあらすじ【承】

一方、逃亡を続けるヘンリーは、森の中で荷馬車がジプシーに襲われている現場に出くわした。成り行きでその荷馬車の主を助けると、それはレオナルド・ダ・ヴィンチだった。ちょうどヘンリーは逃亡に限界を感じ始めていたところだったので、ダ・ヴィンチを連れ、城へ戻ることにした。

その頃ダニエルは、貴族のフリをし、城へ使用人の買い戻しに行っていた。女一人で、果敢に奴隷商人と渡り合う。その様子を見たヘンリーは、トマス・モアの一文を引用する彼女に興味を持ち、助け舟を出す。そしてこの勇敢な貴婦人の名を聞き出そうとするが、ダニエルは母の名“ニコール・ド・ランクレ”を使い、伯爵夫人と嘘をついてごまかした。

家に戻ったダニエルは、母から王子に出会ったことを黙っていたとして責められる。王子が、馬を返しに家に寄ったのだ。さらに、城から仮装舞踏会の招待状が届き、ロドミラは王子とマルガリートの結婚に向けて動き出す。この舞踏会では、王子が結婚相手を指名すると噂されていた。ヘンリーが政略結婚をあまりに嫌がるため、彼は王から5日間の嫁探しが許されたのだった。

ロドミラが目を付けたのは、ダニエルが母から遺された婚礼衣装だった。しかし、それを物色しているところをダニエルに見られ、つい彼女も舞踏会に連れて行くと約束をしてしまう。

喜びに胸を躍らせたダニエルは、仕事の合間、川で泳いで身を清める。ちょうどその川では、ヘンリーとダ・ヴィンチが新しい発明品を試しているところだった。ヘンリーはダニエルのことを良く知りたがるが、身分を偽っているダニエルは、早々に逃げ出してしまう。

映画『エバー・アフター』のあらすじ【転】

翌日。ニコール伯爵夫人を探し求めるヘンリーは、ついに彼女がロドミラの家に滞在していると突き止めた。家を訪ね、本好きのダニエルを城の図書館に誘い出す。そこでヘンリーは彼女の知的好奇心に触れ、王子としての義務について悩み始める。

図書館からの帰り道、馬車が壊れ、ヘンリーとダニエルは森の中を歩いて帰る羽目になってしまった。道中ではジプシーに襲われるが、ダニエルの勇敢さは彼らをも魅了し、ジプシーのキャンプで一夜を明かすことになる。ともに冒険をした二人の心は近づき、ダニエルはヘンリーにキスを許した。

夜明けになり、ようやくダニエルは家に帰る。ヘンリーと再会を約束し、家に帰ると、待っていたのは怒れるロドミラだった。ロドミラはダニエルの舞踏会行きを許さず、母のドレスを没収した。ダニエルはとうとう我慢が出来なくなり、マルガリートを殴ってしまう。しかし結局ドレスも靴も取り上げられ、父の遺品の本も焼かれ、鞭で打たれるダニエル。

ダニエルはすっかり弱気になり、ヘンリーに別れを告げる決心をする。しかし、密会したヘンリーは嬉々としてダニエルへの愛や将来の計画を語り、彼女の決心を鈍らせた。ダニエルは、真実を打ち明けられず、ただ家に逃げ帰ってしまう。

一方で、ロドミラの計画は着々と進んでいた。彼女はマルガリートと共に王妃との昼食を楽しみ、その場で、王子と噂になっているニコール伯爵夫人がダニエルだと気が付いた。そこでロドミラは、王妃に、彼女は婚約中の身で、明日にはフランスを離れると嘘をつく。そして帰宅したロドミラは、ダニエルを激しく叱り、彼女を地下室に閉じ込めてしまった。さらにヘンリーも、母からニコール伯爵夫人の真実を聞かされ、彼女への恋心を諦めてしまう。

仮装舞踏会の時間になった。ロドミラは娘を連れ、美しく着飾って出かけていく。使用人たちは、ダニエルを救い出そうと大慌てだ。宮廷のダ・ヴィンチが連れ出され、地下室の錠前を壊す。そして彼は、罪の意識から落ち込んでいるダニエルを、真実を告げれば大丈夫と優しく励ました。

映画『エバー・アフター』の結末・ラスト(ネタバレ)

母のドレスと靴を纏い、会場に降り立つダニエル。その姿を見つけたヘンリーは、すぐに駆け寄り、婚約が嘘だと確かめた。さらにダニエルは身分を明かそうとするが、はしゃいだヘンリーは聞く耳を持たない。そこへ、ロドミラが割って入り、彼女が家の使用人だと言いふらしてしまった。

王は使用人との恋を怒り、ヘンリーは身分が違うと言ってダニエルを突き放す。ダニエルは泣いて会場を飛び出し、家に戻った。途中落とした靴をダ・ヴィンチが拾い、ヘンリーに届けるが、彼はダ・ヴィンチの説得も聞かず、ダニエルへの愛情を認めようとしなかった。

後日。ダニエルの家に、売られた家財道具が戻された。ロドミラが、ダニエルを悪徳商人に売りつけ、その金で買い戻したのだ。使用人たちの抵抗もむなしく、ダニエルは連れていかれてしまう。

その頃、宮廷では、王子とスペイン王女の結婚式が執り行われていた。しかし、他に愛する人がいる王女は始終泣き通しで、話にならない。ヘンリーは彼女を解放し、自分もダニエルの下へと向かう。

ところが、ダニエルは売られてしまった聞き、ヘンリーは商人の館へと急ぐ。しかし、すでにダニエルが自分自身の力で逃げ出したところだった。ヘンリーはダニエルにガラスの靴を履かせ、プロポーズし、ダニエルはそれを受け入れた。

そうとは知らないロドミラは、宮廷からの呼び出しを受け、ついにマルガリートが選ばれたのかと有頂天だ。しかし、実際には、王妃に対する嘘の罪での刑罰言い渡しだった。危うくアメリカへの流刑になりそうなところを、姫となったダニエルが助け、ロドミラとマルガリートは城の洗濯婦として生き永らえた。

ヘンリーとダニエルの結婚を祝い、ダ・ヴィンチはダニエルに肖像画を贈った。そして二人は、末永く、幸せに暮らしたのだった。

映画『エバー・アフター』の感想・評価・レビュー

シンデレラをアレンジした作品。主人公のダニエルは受け身のシンデレラでは無く、自分で運命を切り開いていく芯のある強い女性として描かれており、現代的なシンデレラとなっている。衣装もとても素敵で特に舞踏会の蝶々の様なドレスが美しくて綺麗で印象的。コメディ要素も沢山あるので軽く見れて楽しめ、主人公ダニエル役のドリュー・バリモアがキュートでとても可愛らしい。魔法使いは出ないがレオナルド・ダ・ヴィンチが発明品で手助けしてくれるのが面白い発想だった。見応えがあり、新しいシンデレラを楽しめる。(女性 30代)


始めロドミラを演じたのが『アダムス・ファミリー』シリーズのモーティシア役の人だとは気づかなかった。作品によってここまで違うのかという驚きと新鮮さを感じた。
主人公のダニエルは行動力と勇猛さがある人物だなと感じた。奴隷商人の下から逃げ出したりジプシーと仲良くなったり、普通の女性では無理だと思う。でも、そんなところが魅力的だったし、彼女だからこそヘンリーの心を変えることができたのだろうと思う。(女性 30代)


童話のシンデレラを脚色し、リメイクしたような作品だ。ストーリーの流れは同じなので、安心してみることができる。登場人物が少し違っていたり、細かい部分が変えられていたりと、オリジナル性も垣間見ることができる。コメディ要素も盛り込まれていて、笑いも誘われる。笑いもあり、アクションもあり、いろいろな面から楽しめる映画になっている。語り手がいて、過去の物語をナレーションするスタイルであるところも、オリジナリティがあり興味深い作品になっているのではないだろうか。(女性 30代)


物語の始まりから女の子が大好きな世界観。胸がぎゅうっとなり「幸せ」を感じられるストーリーが最高の作品でした。
一言で表現するなら「魔法」のないシンデレラストーリー。継母やその娘から酷い扱いを受けながらも健気に努力し、強く生きる主人公を演じるのはドリュー・バリモア。『チャーリーズ・エンジェル』のイメージが強いですが、今作もものすごくキュートで可愛らしかったです。
外見よりも中身を見てくれる人が本当の「王子様」でそんな人と結ばれたいな、頑張ろうと元気をもらえる作品でした。(女性 30代)

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