『FGO』メインストーリーの中でもトップレベルの人気を誇ると同時に、多くのプレイヤーの中でトラウマ認定されている『神聖円卓領域キャメロット』映画化の第二弾。ベティヴィエールの旅が、ここに終わる。
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の作品情報
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の作品概要
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の予告動画
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の登場人物(キャスト)
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』のあらすじ(ネタバレなし)
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の感想・評価
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の公開前に見ておきたい映画
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の評判・口コミ・レビュー
- 映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』のまとめ
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の作品情報
- タイトル
- 劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram
- 原題
- なし
- 製作年
- 2021年
- 日本公開日
- 2021年5月15日(土)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- アニメ
アクション - 監督
- 荒井和人
- 脚本
- 小太刀右京
荒井和人 - 製作
- 不明
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- 宮野真守
島崎信長
高橋李依
坂本真綾
川澄綾子
水島大宙
沢城みゆき
置鮎龍太郎 - 製作国
- 日本
- 配給
- アニプレックス
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の作品概要
FGOこと『Fate/Grand Order』とは、『Fate/stay night』を起点とする『Fate』シリーズの一つ。その中でFGOは、2015年から配信が開始したスマートフォン向けRPGゲームである。プレイヤーはマスターとなり、過去の偉人や伝説上の人物などを『サーヴァント』として召喚、使役して世界を救うというストーリー。第一部と呼ばれる章は全9ストーリーで構成されており、本作はその中の『第六特異点』にあたる。世界に名高いキャラクターであり、FGOを代表するキャラクターでもあるアルトリア・ペンドラゴン率いる円卓の騎士達と、マスター達が全面戦争を繰り広げる。
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の予告動画
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の登場人物(キャスト)
- 藤丸立夏(島崎信長)
- 多くの英雄を率い、世界を救うために闘いを続ける世界最後のマスター。特異点を修復するべく、ベティヴィエールらと協力する。
- ベティヴィエール(宮野真守)
- 円卓の騎士の一員でありながら、彼らを止めるべく行動している騎士。とある後悔を胸に抱き続けており・・・?
- マシュ(高橋李依)
- サーヴァントと人間を融合する人体実験の末に生まれた少女。藤丸の相棒として戦う。
- アーサー王(川澄綾子)
- 世界中に名が知られた、円卓の騎士をまとめるブリテンの王。なぜか民を虐殺している。
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』のあらすじ(ネタバレなし)
特異点を修正し、滅亡した世界を救うために戦うマスター藤丸立香とカルデアの一行。そんな彼らが今回たどり着いたのは、西暦1273年のエルサレム。そこで彼らは、とある騎士と出会う。それは、かつての円卓の騎士の一員であり、アーサー・ペンドラゴンの最期を看取ったとされる、ベディヴィエール。ベティヴィエールの目的は、なぜか民を鏖殺する狂気の王となってしまったペンドラゴンと円卓の騎士を止めること。強大な敵に立ち向かうため、彼らは『山の民』やファラオ『オジマンディアス』らに協力を仰いでいく。そして、いよいよ始まる最終決戦。果たして彼らは、円卓の騎士らを打ち倒し特異点を修復することができるのか。そして、長年彷徨い続けたベティヴィエールが迎える最期とは。
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の感想・評価
プレイヤートラウマのストーリー
本作は、スマホゲーム『Fate/Grand Order』メインストーリー第6章、『神聖円卓領域キャメロット』を映画化したもの。実はこのキャメロット、多くのプレイヤーからトラウマ認定されている。本章から、ゲームとしての難易度が格段に跳ね上がるのだ。それまでなんとなくプレイしていてもそれなりに進めていたところ、本章からは育成、対策が十分でなければ全く太刀打ちできなくなる。そのため、本作の公開時、見たい気持ちとかつてのトラウマに向き合う苦悩の相反するコメントがファンから多く寄せられた。次々と現れる強敵。一度でもFGOをプレイしたことがある人であれば、主人公達の苦しみをまるで自分のことのように理解できるはず。マシュの謎が解き明かされるなど、ストーリーも重厚。
円卓の騎士 ベティヴィエール
本作には主人公が二人いる。一人は言うまでもなく、ゲームにおけるプレイヤーが操作するキャラクターであり、多くの英雄達を率いて世界を救う、藤丸立夏。二人目が、円卓の騎士でありながら、唯一アーサー王に反旗を翻す決意を固めた美麗の騎士、ベティヴィエール。ではこのベティヴィエール、一体どのような人物なのだろうか。円卓には著名な騎士が多数名を連ねているが、その中でもベティヴィエールはとりわけ重要な存在。アーサー王から全幅の信頼を賜り、その最期を託されるほど。非常に騎士然した性格をしており、ファンからの人気も高い。実は本作に登場するベティヴィエールは、非常に大きな秘密を抱いている。伏線も要所に散りばめられているため、その謎とは一体何なのか、予測しながら見ても楽しいかもしれない。
個性豊かなサーヴァント達
Fateの魅力は何といっても個性豊かな英霊達。かつて実在し、世界を変えた英雄、物語上の人物、神話上の登場人物など、そのバラエティは多岐にわたる。本作のメインの英雄は、勿論ベティヴィエール。しかし、本作にはベティヴィエール以外にも多くのサーヴァントが登場する。ファラオであり太陽王と言われるオジマンディウス、大英雄アーラシュ、アサシンの語源になったとも言われる山の翁、ハサン。いずれも物語上には欠かせないキャラクターであり、映画でもそれぞれにしっかりと見せ場が用意されている。キャラクターに入れ込むということは、映画にハマるためには非常に重要なこと。必ず一人は、全力で推せるサーヴァントが見つかるはず。
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の公開前に見ておきたい映画
劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS
今や、最も成功していると言っても過言ではないほどの大人気シリーズ、『Fate』。そんなFateシリーズからは、『Fate/Zero』や『Fate/stay night』、『エルメロイII世の事件簿』など、様々な派生作品が誕生している。その長い歴史の中で、本作のような映画版もいくつか制作されている。その中でも、最も早い時期、2010年に映画化されたのが本作。『Fate/stay night』は、Fateシリーズの全ての始まり。stay nightでは3人の異なるヒロインが存在し、そのルートによって異なる作品が用意されている。本作では、衛宮士郎の同級生である遠坂凛がヒロイン。ヒロインが異なることで、ストーリーがどのように変わっていくのかを比べるのも楽しいかもしれない。Fateシリーズに共通する、安定の高クオリティも必見。
詳細 劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS
円卓の騎士
あなたは、円卓の騎士のストーリーを正しく知っているだろうか。アーサー王やエクスカリバーという名前は知っていても、ストーリーまでは知らないという人は多いのではないだろうか。これまで、円卓の騎士を題材に制作された映画作品は数多く存在するが、円卓の騎士初学者にとって特にオススメなのが本作。1953年と古い映画ではあるものの、激しいアクションシーンは、今も尚、見ている者の心を掴む。円卓の騎士は有名な題材であるため、その後様々なアレンジを効かせた派生作品が登場している。一方、本作はまさに王道の作品。人々が持っているアーサー王というイメージに最も近いのではないだろうか。最初に是非押さえておきたい一作。
詳細 円卓の騎士
劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram
Fate/Grand orderメインシナリオの中でも、トップレベルの人気を誇る『神聖円卓領域キャメロット』が映画化されると聞き、多くのファンが歓喜した。本作は、全2部作構成の第一作目、最新作の前作にあたる作品である。本作のメインサーヴァントは、言うまでもなくベティヴィエールとアーサー王ら円卓の騎士達。その他にも、アーラシュやハサン、オジマンディアスなど人気サーヴァントも多数出演。元々FGOシリーズには豪華声優が多く起用されており、そう言った意味でも非常に豪華な一作となっている。戦いだけでなく、主人公藤丸立夏の相棒であるマシュの秘密も明かされる、物語的にも非常に重要なストーリーである。最新作を見る上で、本作の視聴は欠かせない。
詳細 劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』の評判・口コミ・レビュー
劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編Paladin; Agateram
前編は酷評しましたが、今回の後編は“バビロニア”、”キャメロット前編“でも得られなかった満足感で一杯です。
90分間、勢いの絶えない躍動感溢れる神作画と英霊達のブレない信念と台詞に心打たれました。 pic.twitter.com/KjJGwZa4qN— すけこうの (@suke_kouno) May 15, 2021
『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-後編 Paladin; Agateram』観た。尺の大半が最終決戦で各キャラ毎に見せ場がありしかもそれらが超絶パワフルな作画で描かれていて圧倒される。前編は正直退屈な仕上がりだったが後編は手のひら返しで絶賛モード、神アニメーション映画、力作快作。 pic.twitter.com/JYQLFNJCyN
— 蛮 治朗 (@ao14clover) May 15, 2021
Fate grandorder 神聖円卓領域キャメロット 後編
感想。
戦闘シーンの作画が前半より格段に進化してて良かった。
FGOって映像化難しいだけあって、最後の方凄いことになってた笑
あとは若干のカットと少し改変あったけど、特に問題なし。
今日までDアニメストアで前編見れるから、それ見て行くのもアリ— めーぷる (@mapleplepleple9) May 15, 2021
劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin;Agateram 観終わり。めちゃめちゃ良かった。見どころだらけで語り尽くせない。前編は「映像化したことに意味がある」作品だったけど、後編は物語をリビルドしつつアニメーションとしての面白さも追求していてとても観応えがあった
— じぇまん (@susan0smith1985) May 15, 2021
今年、初映画館は神聖円卓領域キャメロット。後編素晴らしかった。後編で巻き返した感じ。マシュとランスロットの戦闘描写は本当に良かったし、何よりラストのあっくんと獅子王の拍子が映像化されて良かった。概ね満足できた。ただやはり尺の都合上カットされた部分はある。 #神聖円卓領域キャメロット pic.twitter.com/lkIEgvM0Yi
— あねご (@anego_player) May 15, 2021
映画『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 後編 Paladin; Agateram』のまとめ
あなたにとって、Fateの入り口は一体どこだっただろうか。派生作品が多いため、そのキッカケは沢山ある。ゲーム、アニメ、映画、小説など、既にこれだけ世界観が広がっていると、今から足を踏み入れることに躊躇いを感じてしまう人もいるかもしれない。しかし、その心配は無用。Fateシリーズに共通しているのが『親しみやすさ』。どのシリーズから入っても、概要を理解できるように配慮がされている。その親しみやすさこそ、Fateシリーズがこれほどまでにヒットする一因となったのかもしれない。元々Fateシリーズが好きな人は勿論、そうでない人にもぜひ見て欲しい一作。
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