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映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』あらすじとネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』の概要:世界24カ国が参加し、2年に1度開催される、仏料理国際大会・ボギュース・ドール。スペイン代表の若手シェフ・ヘスース・アルマグロの葛藤と挑戦の日々を通して伝えられる美食オリンピックの全てがここに集結。

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映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』 作品情報

ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道

  • 製作年:2008年
  • 上映時間:86分
  • ジャンル:ドキュメンタリー、ヒューマンドラマ
  • 監督:ホセ・ルイス・ロペス=リナレス
  • キャスト:ヘスース・アルマグロ、セルジュ・ヴィエラ、ポール・ボキューズ etc

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映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』のあらすじを紹介します。

時は2007年1月23日。
フランスのリヨンで第11回ボギュースドール国際料理コンクールが開催されていた。この戦いに挑むのは、スペイン代表の若手シェフ・ヘスース・アルマグロ。
ボギュースドール出場以来、結果を出せないでいたスペイン勢は、ヘスースに期待をかけていた。

今回の食材はノルウェー産のオヒョウと、フランス産のブレス鳥。12人分をプレートに盛り、2人分を皿に盛り付け、五時間半以内に一皿目を仕上げ、一皿目の30分後に、二皿目を出さなくてはいけない。時間制限も厳しいが、コンクールでは料理の盛り付けや独創性だけでなく、衛生面、整頓、手順も全て採点基準になる。
予選を通過した国は1年間猶予を貰えるが、その間に4回、諮問委員会の面々を招いての試食会を行なわなくてはいけない。
試食会といえども手抜きは出来ない。本番と同じ様に制限時間や規則を守り料理を作り上げても諮問委員会のメンバーや同僚から容赦ない言葉を浴びせられるヘスース。

ついに本番まで三ヶ月を切った10月末、ヘスースは’05年大会優勝者のフランス人シェフ・セルジュ・ヴィエラをアドバイザーとして呼ぶ事にする。
するとセルジュは、ヘスースが今まで思いつかなかった事を言った。
『料理を作る前に、何を伝えるのか考えよう。君がフランス料理を作る事を大会は求めていない。スペインの素材でヘスースオリジナルの料理を作るんだ』

大会本選までの時間は残り僅か。ヘスースはセルジュのアドバイスを聞き入れ今までの考えをリセットし、新たにやり直しを図ろうとするのだが・・・。

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

料理人は格闘家でもある

料理人はアーティストであるという話を聞きますが、それ以上にこの映画を観て思ったのが、料理人はボクサーと似ているという事です。
料理人も自尊心が強く己の腕一本で戦う姿がボクサーの様であるという事から『ファイティング・シェフ』という邦題が相応しいのでしょう。

コンテストでは、制限時間内の中で厳しいレギュレーションと審査員の目が光る中で、料理人は極限状態に晒されます。その時彼らは『店でやってる料理じゃ勝てない、新しいものを考えださなくては』と追いつめられながらアイデアを捻りだすのです。
これが明日の料理の革新に繋がる様を映画では描いています。

コンクールで上位に残るシェフとヘスースの違い

コンクールで優勝を狙うシェフは、この映画を観ても判るとおり慎重かつ革新的、野心的という強かさ兼ね備えています。
でもヘスースはそうではないのです。
ちなみにこの年の優勝国はフランス、準優勝はデンマーク。常連優勝国は北欧勢で、2015年に米国が悲願の2位を獲得したばかりです。
では何故監督はヘスースを主人公に選んだのでしょうか。
映画の中で、ヘスースは本選に出場し料理を完成させたものの思わぬアクシデントに見舞われ、賞に選ばれる事はありませんでした。
それでも穏やかで負けん気があまりなくて、同僚たちの容赦ない批評にも耳を傾けるヘスースの姿に、観客は親しみ易さを覚えるからでしょう。
優勝を狙うシェフは、料理に自我を通さなくてはいけない部分もあります。しかしヘスースは常に周りを立ててしまう。だから勝てなかったのです。

ラストは、料理の原点を思い出す

映画はヘスースが母親とパエリアを食べているシーンで終わります。
ヘスースにとって料理の原点は母親のパエリア。料理はコンテスト用の技術を磨くためのものだけじゃない。
確かにそれも必要かもしれないけれど、それ以上に料理に必要なのは愛情という事を監督が伝えているエンディングに救われます。

映画『ファイティング・シェフ 美食オリンピックへの道』 まとめ

普通に作ると15時間かかるといわれるコースを5時間半で作り上げてしまう各国の代表たちの腕前も見れると所や、このコンクールが毎年開催されているという事に各国代表の努力の賜物と素晴らしさを感じられる映画です。
それと同時に、ただの美食好き、グルメ好き向けに終わらない映画に仕上げてある所に好感が持てる映画でもあります。

今回はボギュースドールを運営する各国の裏方や審査員ではなく、ボギュースドールの主旨から少しはずれた普通のシェフを主人公にした所がボギュースドールの存在を身近にしてくれたのではと思いました。
それと同時に、すばらしい料理人とはどういう料理人をさすのか、その原点を垣間見れる映画だと思います。

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