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映画『ファンハウス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ファンハウス』の概要:ハロウィンの夜。ステーツビル精神病院のケーン院長は、記者のクインに病院の内部を説明していた。そこは、劣悪な犯罪者達が収監されている病院だった。ケーン院長は気づいていなかったが、実はクインは犯罪者達の仲間だった。

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映画『ファンハウス』の作品情報

ファンハウス

製作年:2015年
上映時間:93分
ジャンル:ホラー
監督:アンディ・パーマー
キャスト:ジェレ・バーンズ、スコッティー・トンプソン、マット・エンジェル、ロバート・イングランド etc

映画『ファンハウス』の登場人物(キャスト)

マニュエル・ダイアー(ジェレ・バーンズ)
ステーツビル精神病院の入院患者。通称、知性のマニー。史上最大集団自殺の首謀者。自称、予言者。
ケート保安官(スコッティー・トンプソン)
マニーが行った集団自殺の生き残り。マニーは父親でもある。母を殺したマニーのことを恨んでいる。
モーガン(マット・エンジェル)
飲食店の店員。同僚のローリーのことが好き。意気地がなく、ローリーをデートにも誘えない。
ウォルター・ハリス(クリント・ハワード)
ステーツビル精神病院の入院患者。剥製師。異国風の女性を襲い、犯行を繰り返していた。被害者を殺した後、剥製にする。
クイン(キャンディス・デ・ヴィッサー)
愛称、ステッチ・フェイス・キラー。マニーの娘。犯行を行った後、被害者の口と目を縫いつける。記者に扮し、ステーツビル精神病院を襲撃する。
ピエロのロッコ(マーズ・M・クレイン)
ステーツビル精神病院の入院患者。3人の看守の腕を折り、医者を半殺しにするほどの怪力の持ち主。地下プロレスのレスラーの相手を誤って殺してしまい、それを機に殺人鬼と化す。
ジェフリー・ラムジーズ(E・E・ベル)
ステーツビル精神病院の入院患者。愛称、アニマル・ザ・カニバル。元コック。人肉を客に提供していた。自らも人肉を食べる。
ブラッドフォード・ヤング(セバスティアン・シエゲル)
ステーツビル精神病院の入院患者。元歯科医。女性達から「イケメン先生」と呼ばれていた。モットーは「全てを抜くこと」。生きたまま被害者の口に機械を突っ込み、歯などを抜いていた。

映画『ファンハウス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ファンハウス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ファンハウス』のあらすじ【起】

ハロウィンの夜、記者のクインがステーツビル精神病院を訪ねて来た。応対したケーン院長は、クインの身を案じながらも施設の中を案内した。ステーツビル精神病院は古くから存在しており、凶悪な犯罪者達を収監していた。他の施設の異常犯罪者は裁判を受けているが、ステーツビル精神病院はそれに当てはまらず、内情は明かされていなかった。クインが人権について問うと、ケーン院長はココにいるのはテロリストと同じだから人権があるとは思えないと答えた。ケーン院長は殺したいほど、ここにいる患者のことを憎んでいた。

ケーン院長は施設の中に入り、患者達を1人ずつクインに紹介した。ジェフリー・ラムジーズ。愛称「アニマル・ザ・カニバル」は、人肉を客に提供していた元コック。レストランの経営者達は今回のことが公になれば店が潰れてしまうため、アニマルを行方不明人にして病院に連れて来た。

さらに、ケーン院長は3人の患者のことをクインに紹介した。ブラッドフォード・ヤング。女性達は「イケメン先生」と呼んでいた。歯科医であるブラッドフォードのモットーは、「全てを抜くこと」だった。生きたまま被害者の口に機械を突っ込み、歯などを抜いていた。ウォルター・ハリス、別名「剥製師」は異国風の女性を狙って犯行を行っていた。被害者を殺した後、剥製にしていた。大男である「ピエロのロッコ」は、3人の看守の腕を折り、医者を半殺しにしていた。地下プロレスのレスラーの相手を誤って殺してしまい、それを機に殺人鬼と化してしまったため、プロレス界を追放処分されていた。

最後の患者はマニュエル・ダイアー、自称予言者の男。通称・知性のマニーは、史上最大の集団自殺の首謀者だった。放火で証拠隠滅を行い、その炎のせいで生存者が1人も残っていなかった。

クインが気分を悪くしたため、ケーン院長は部屋に連れて行った。クインはケーン院長を誘惑すると、そのまま殺害した。そして、悲鳴を上げ、やって来た警備員をも殺害した。クインは患者達を解放し、マニーと抱き締め合って再会を喜んだ。

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映画『ファンハウス』のあらすじ【承】

飲食店で働くモーガンは同僚のローリーに恋をしていたが、デートに誘う勇気もなかった。ハロウィンの夜のため、コスプレをしながら接客の仕事を行っていた。すると、テレビで「ファンハウス」が開園したと放送されていた。そこは、マニーによる集団自殺を基に作られた悪趣味な展示場だった。モーガンは6人の同僚と共に、そのファンハウスに行くことになった。

クイン達はファンハウスを訪れた。そこはマニーのブースだけではなく、アニマル達の展示ブースもあった。クインは「ステッチ・フェイス・キラー」という名の殺人鬼だった。皆それぞれブースにやって来たキャスト達を捕まえ、殺害した。実はこの「ファンハウス」は、マニーと娘のクインが帰還するために計画して作った物だった。ファンハウスの責任者は、クインに操られていたに過ぎなかった。

保安官事務所。ケート保安官はステッチ・フェイス・キラーの事件を調査していた。ステッチは被害者を殺害した後、口と目を縫いつけていた。

DJのボブとロブは仕事の依頼を受け、ファンハウスを訪れた。しばらくして、続々と客達がファンハウスに足を運んだ。皆キャスト達が本物の殺人犯だとは思わず、お化け屋敷感覚で楽しんでいた。クイン達はそんな客達を容赦なく襲っていった。

映画『ファンハウス』のあらすじ【転】

モーガン達はファンハウスを訪れるが、1人(ジェラルド)が怖がって車で待つと言い出した。仕方なく残りの6人で施設の中に入場した。死体があっても、誰も本物だとは思わなかった。目の前で殺人が行われる様子も、アトラクションの一環だと思っていた。モーガン達は怖がりながらも、どんどん奥に進んで行った。そして、途中で2人ずつの組に分かれた。モーガンは緊張しながらも、ローリーと一緒なことを喜んだ。

ドイル副保安官は何度もファンハウスから悪戯電話が掛かってきていたため、本物の助けを求める通報電話も冗談だと思って切ってしまう。その頃、モーガン達は輪投げゲームの前で集まっていた。クリスティーンがトイレで化粧直しをしていると、クインに切りつけられてしまう。クリスティーンはまさかクインが殺人鬼だと思わず、反撃し殺されてしまう。モーガン達はあまりにも遅いクリスティーンを心配して、探しに向かった。

ケート保安官は今日発見された殺人現場に足を運んだ。そこの壁には、何かを調べたメモが張ってあった。メモには「1人目と3人目の犠牲者」「精神病院と関連が?」と書かれていた。その時、部下から連絡があり、クイン記者が精神病院について調べていたと言う情報を教えてもらう。

モーガン達は部屋に置かれたクリスティーナの遺体を発見する。その時、傍にあった遺体が突然動き、悲鳴を上げた。モーガン達は「ファンハウス」にある遺体が全て本物であることに気づく。急いで逃げ出そうとするが、ゲートが封鎖されていて外に出られなかった。その時、ロッコが現れ、モーガンの同僚のランダルとマイキーを殺した。

映画『ファンハウス』の結末・ラスト(ネタバレ)

モーガンはフェンスを潜って外に脱出するが、ローリーとモーガンの同僚のジェイソンはロッコに追いつかれ脱出することが叶わなかった。ジェイソンはロッコに飛びかかり、時間を稼いだ。ロッコは反撃し、ジェイソンをフェンスに押しつけて殺した。ローリーはフェンスの外側に行くのを諦め、モーガンに助けを呼んでくれと頼んでその場から逃げ出した。一方、ケート保安官はドイル副保安官と共に精神病院を訪れ、遺体を発見する。その時、ドイル保安官が言っていた悪戯電話のことを思い出した。ケート保安官はファンハウスで殺人があると電話を受けたことを知り、急いで現場に急行した。

外に出たモーガンは、偶然ケート保安官達と出会う。ファンハウスの惨劇を話し、3人で乗り込むことになった。すると、そこにジェラルドが現れ、仲間に加わった。一方、ローリーは建物内を必死に逃げながら、ブラッドフォードに襲われている人を助けた。反撃されるが、被害者と共に協力して倒した。

マニーはボブとロブを殺し、マイクを奪って客達に語りかけた。客達は目の前の殺人が本物だと思わず、笑って楽しんでいた。ケート保安官達はその場所に辿り着いた。マニーの顔を見たケート保安官は顔を強張らせた。実は、ケート保安官は集団自殺の生き残りで、母が目の前で火を点けられ殺されていた。

モーガン達は協力して、客達を1人ずつ逃がした。だが、ロッコに見つかってしまう。ドイル副保安官は撃つが、全然当たらなかった。モーガンが代わりに撃とうとしたとき、ローリーに呼ばれたため、別の場所に向かって撃ってしまう。弾はローリーが助けた被害者に当たった。モーガン達はとりあえずその場所から逃げ出した。ドイル副保安官は偶然出会ったウォルターを射殺するが、血を見て思わず吐いてしまう。

モーガン達は別れて殺人犯達を始末することになった。モーガンはローリーにキスを送り、無事に生きて再会することを約束した。モーガンとジェラルドは協力して戦い、アニマルを倒した。ドイル副保安官はロッコを射殺した。ケート保安官はマニーを父と呼び、射殺した。しかし、クインに襲われてしまう。そこに、ローリーが現れ助けられる。ケート保安官はクインを刺殺するが、自分も刺されてしまい静かに目を閉じた。

モーガン達は無事外に生きて出られたことを喜ぶが、ロッコは生きており、モーガンは殺されてしまう。ドイル副保安官は到着した警官に撃つよう指示を出した。そして、自ら銃を奪い、ロッコに止めをさした。

ケート保安官は生きており、救急車に運び込まれた。だが、ケート保安官の腕から出てきたナイフを見たローリーは、悲鳴を上げた。実はその救急車に運び込まれたケート保安官は、クインが変装した姿だった。救急車を襲撃した後、クインは意気揚々と外に飛び出した。

映画『ファンハウス』の感想・評価・レビュー

『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ・クルーガー役で人気を博したロバート・イングランドさんが出演していると聞き、ワクワクしながら視聴しました。
残念ながら、ロバートさんは序盤で出番がなくなってしまいましたが、個性的な殺人鬼キャラクター達が映画を彩り、ホラーファンを楽しませてくれる要素が数多く含まれています。
殺人鬼達の紅一点であるクインは、可愛い容姿をしていますが、被害者の目と口を縫いつけて喜ぶサディスティックな面もあり、ギャップが素敵です。
血みどろ描写満載で、ホラー映画好きとして、非常に楽しめる映画だと感じました。(女性 20代)


あまり力を入れず観ることが出来るので、最後まで何も考えず楽しんで観ることが出来て良かった。最初に出てくる犯人たちを紹介するシーンはあまり他にないもので面白く、お化け屋敷を舞台に本物の殺人鬼がいるという設定もとても斬新で良かったが、ストーリーに矛盾も生じるので気になる人はいるかもしれないが私は気にならず問題なく観れた。

B級のホラーコメディとなっているので怖さを覚悟して観たが、セットがあまりに安っぽく笑ってしまうほどだったのでそこは少し残念だった。(女性 20代)


ホラーコメディのこの狂った感じが非常に好きです。色々なタイプの殺人鬼が、個性的な方法で人を殺めていきます。それをお化け屋敷でやってみよう‼という企画も新鮮で面白いです。確かにお客さんとして見るだけなら、リアルな作り物と割り切って見てしまいますね。ショーを撮影してた携帯は後日捨ててしまうでしょうが…一番インパクトがあったのは、ハンマーでかち割る殺害です。潔すぎて笑えてきました。ただ、グロテスクは肝心な部分を隠してしまうので少し物足りなさがあります。(男性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 名無し より:

    中々に面白い映画でした。
    最近は暗い画面で訳もわからないうちに何かに襲われて死亡、という映画が多い中なにをしてるのかハッキリ見える映画は久しぶり。
    ラストはバッドエンドですが、個人的にはバッドエンドもハッピーエンドも強引な終わらせ方さえしなければアリだと思っているので、あの終わり方はアリだと思います。