フィービーは母や兄と共に、祖父が遺した屋敷がある田舎町に引っ越した。そこでは、地殻プレートも断層もないのに、地震が頻発して起きていた。実は、その地震は、フィービーの祖父の過去とゴースト達が関係していた。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の作品情報
- タイトル
- ゴーストバスターズ アフターライフ
- 原題
- Ghostbusters: Afterlife
- 製作年
- 2021年
- 日本公開日
- 2022年2月4日(金)
- 上映時間
- 124分
- ジャンル
- ホラー
コメディ - 監督
- ジェイソン・ライトマン
- 脚本
- ギル・キーナン
ジェイソン・ライトマン - 製作
- アイバン・ライトマン
- 製作総指揮
- ダン・エイクロイド
ギル・キーナン
ジェイソン・ブルーメンフェルド
マイケル・ビューグ
アーロン・L・ギルバート
ジェイソン・クロス - キャスト
- キャリー・クーン
フィン・ウルフハード
マッケンナ・グレイス
アニー・ポッツ
ポール・ラッド
ローガン・キム
セレステ・オコナー - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の作品概要
世界中で大人気の映画『ゴーストバスターズ』シリーズの続編。シリーズ第一作目&第二作目で活躍したイゴン・スペングラー博士の孫娘、フィービー・スペングラーを中心とした物語が描かれている。アイバン・ライトマン監督の息子で、映画『タリーと私の秘密の時間』(18)で話題を集めたジェイソン・ライトマンがメガホンを取った。マッケンナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーン、ポール・ラッドなど、豪華なキャストが集結している。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の予告動画
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の登場人物(キャスト)
- フィービー・スペングラー(マッケンナ・グレイス)
- カリーの娘。町で起こっている異変に気づき、ゴーストとの戦いに挑むことになる。
- カリー・スペングラー(キャリー・クーン)
- イゴン・スペングラー博士の娘。息子のトレヴァーと娘のフィービーを女手一つで育てる。
- トレヴァー・スペングラー(フィン・ウルフハード)
- カリーの息子。フィービーの兄。フィービーと共にゴーストとの戦いに挑むことになる。
- ゲイリー・グルーバーソン(ポール・ラッド)
- フィービーが通う学校の教師。博学だが、少し変わり者。「ゴーストバスターズ」のファン。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』のあらすじ(ネタバレなし)
カリー・スペングラーは息子のトレヴァーと娘のフィービーを女手一つで育てていた。生活に困窮した彼女は、子供達を連れて田舎町へと引っ越した。そこには、亡くなった父のイゴン・スペングラー博士が遺した古びた屋敷があった。
カリー達が引っ越した町は地殻プレートも断層もないのに、地震が頻発して起きていた。一方、フィービーは屋敷の床にある仕掛けに気づき、奇妙な機械を見つける。それを、教師のゲイリー・グルーバーソンに見せた。「ゴーストバスターズ」のファンであるゲイリーは、フィービーが持って来た機械を「ゴーストトラップ」のレプリカだと判断した。
「ゴーストバスターズ」とは、30年以上前にゴースト達からニューヨークの街を救った者達のことだった。フィービーは知らなかったのだが、実は祖父のイゴンも生前「ゴーストバスターズ」のメンバーとして活躍していた。
町での異変はゴースト達の仕業だった。フィービーは祖父が遺した装置を使い、ゴースト達との戦いに挑んだ。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の感想・評価
映画『ゴーストバスターズ』シリーズの続編
1984年にシリーズ第一弾目となる映画『ゴーストバスターズ』が、アメリカで公開された。超常現象やゴーストを主軸にした物語なのだが、ただ怖いわけではない。ホラーとコメディ要素が、絶妙に組み合わせられている。このポップな作風が人気を博し、幅広い年代に受け入れられた。1989年には続編となる映画『ゴーストバスターズ2』が公開され、世界中で大ヒットを記録した。
本作は今なお世界中で愛され続けている映画『ゴーストバスターズ』シリーズの続編である。映画『ゴーストバスターズ』シリーズの主要キャラクターであるイゴン・スペングラー博士の孫娘、フィービー・スペングラーを中心とした物語が描かれている。ゴースト達と戦うことになるフィービーの活躍を、ぜひ最後まで見届けて欲しい。
監督は父から子へ
シリーズ第一弾目と第二弾目の監督を務めたのは、チェコスロヴァキア出身のアイバン・ライトマンである。代表作としては、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めたコメディ映画『ツインズ』(1988)、ケヴィン・クラインが主演を務めたコメディ映画『デーヴ』(1993)などがある。
本作の監督を務めたのは、アイバン・ライトマンの実子であるジェイソン・ライトマンである。ジェイソン・ライトマンは16歳の女子高生の予期せぬ妊娠を描いた映画『JUNO/ジュノ』(07)で一躍有名になった。最近では、育児に追われる母親とベビーシッターの交流を描いた映画『タリーと私の秘密の時間』(18)が「2018年サンダンス映画祭」でプレミア上映され、大きな注目を集めた。
ジェイソン・ライトマンはギル・キーナンと共に、本作の脚本を手掛けている。さらに、アイバン・ライトマンも製作で本作に携わっている。
これからの更なる活躍が期待される若手女優、マッケンナ・グレイス
イゴン・スペングラー博士の孫娘であるフィービー・スペングラー役を務めたのは、若手女優のマッケンナ・グレイス。映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17)で主人公の幼少期を演じ、世界的に注目を集めた。最近では、ストリーミングサービスHulu配信のテレビドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』に出演し、「第73回プライムタイム・エミー賞最優秀ゲスト女優賞(ドラマシリーズ)」にノミネートされている。
フィービーの兄であるトレヴァー役は映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)のフィン・ウルフハード、フィービーの母であるカリー役は映画『ゴーン・ガール』(14)のキャリー・クーン、ゲイリー・グルーバーソン先生役は映画『40男のバージンロード』(09)のポール・ラッドがそれぞれ演じた。
さらに、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンなどシリーズお馴染みのキャストも再出演を果たしている。ファン必見の作品となっている。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の公開前に見ておきたい映画
ゴーストバスターズ(1984)
映画『ゴーストバスターズ』シリーズの第一作目。アイバン・ライトマンが監督を務めている。世界中で大ヒットを記録しており、アイバン・ライトマン監督の代表作となった。「第42回 ゴールデングローブ賞 最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)」にノミネートされている。ゲーム化、ノベライズ化、テレビアニメ化も行われた。
ピーター博士、レイモンド博士、イゴン博士は大学でゴーストや超常現象の研究を行っていた。しかし、その研究が認められず、大学を追い出されることになる。ピーター達は「ゴーストバスターズ」という名の会社を立ち上げ、ゴースト退治を行うことにした。会社の経営は順調とは言い難く、苦労していた。そんなある日、ディナという名の女性が訪ねてくる。ディナは自宅で起こる不審な物音の調査を依頼した。
タリーと私の秘密の時間
ジェイソン・ライトマン監督作品。三人の子供を育てる母親が、ベビーシッターの女性の助けを借りることで自分自身を取り戻していく姿が描かれている。映画『スノーホワイト』シリーズに出演しているシャーリーズ・セロンが主演を務めており、「第76回 ゴールデングローブ賞 最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル)」にノミネートされた。
マーロは二人の子供を育てる母親である。三人目の子供を妊娠中だったが、ゆったりと休んでいる時間などない。言うことを聞いてくれない子供達や助けてくれない夫の存在に振り回され、疲れ果てた毎日を送っていた。その後、子供を出産したマーロは、さらに慌ただしい日々を送るようになる。追い詰められたマーロは、兄に勧められていたナイトシッターを頼むことにした。
詳細 タリーと私の秘密の時間
アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル
マッケンナ・グレイスの代表作で、主人公であるトーニャ・ハーディングの幼少期を演じた。フィギュアスケート選手として活躍したトーニャ・ハーディングの波乱の半生を描いた作品。映画『クルエラ』(21)を手掛けたことで話題のクレイグ・ガレスピーが監督を務めた。マーゴット・ロビーが主演を務めており、「第90回アカデミー賞 主演女優賞」にノミネートされている。
元フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディングは、二度のオリンピック代表選手、女子選手の中で史上二人目となるトリプルアクセル成功者として輝かしい実績を持っていた。だが、その栄光は長くは続かなかった。トーニャの身に一体何があったのか?幼い頃、トーニャは厳しい母親の監視の下、フィギュアスケートの練習に励んでいた。年齢を重ねるごとに頭角を現していくが、同時に様々な問題を起こしてしまう。
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の評判・口コミ・レビュー
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』鑑賞。
ハロルド・ライミスは最後までゴーストバスターズだという彼への敬意に溢れた作品🥲
ジュブナイル映画として旧作の内容を追体験できる構成とバスターズらしさ溢れるジョークに思わず口角が上がる😄
ヘビアシどころか最高の続編でした!
🎥ランクA+ pic.twitter.com/hyeAzZ0Vc8— 洋タルト (@XXVmdvAbBdghi0T) February 5, 2022
【#ゴーストバスターズ/アフターライフ】を鑑賞
非科学的なゴーストに科学で対抗する設定が好き。前作の世界観と装備が蘇る懐かしさに加え、好奇心旺盛な孫世代の子供達が奮闘する冒険的要素によってワクワク感もたっぷり。誰もが楽しめる。爆音上映は体に振動が伝わってくる感じで大興奮! pic.twitter.com/WvEOr6A0Jh— 志摩 奨 (@shimasusumu3) February 6, 2022
「#ゴーストバスターズ アフターライフ」鑑賞。
第一作から30年後の延長線上の世界で良き♪親から子へ監督が引き継がれ、作中でも孫娘が祖父の芯の強さを引き継ぎ、あのゴーストもさらにかわいく、とても楽しめました♪2014年に亡くなったハロルド・ライミスの追悼も込めた作品、感動の作品でした😭 pic.twitter.com/AXAfZV9Nhr— Akira.H (@zaitession) February 6, 2022
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」鑑賞。米インディーズの俊才が父の娯楽大作を受け継いだ。アクションが弱い、スケール感が無い等の欠点はこの際良い。父から娘、孫娘に授けられる愛と志、かつての英雄への賛歌には胸が熱くならずにいられない。最後は一緒に歌いなくなるはずだ。Ghostbusters! pic.twitter.com/P5NQizLt2b
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) February 5, 2022
ゴーストバスターズ/アフターライフ鑑賞
祖父から孫へ受け継がれる。家族の愛や絆を感じ、どんなことがあっても、家族や大切な人達を守りたい。失ってはいけない。ゴーストがもしかしたら自分のことを守り助けてくれているのかもしれない。そう思えた作品でした。…ゴーストバスターズ…♪*゚ pic.twitter.com/KZP2j7bvVh
— Maitaro (@rap70_opluv) February 6, 2022
映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』のまとめ
日本でも大人気の映画『ゴーストバスターズ』シリーズの続編。イゴン・スペングラー博士の孫娘であるフィービー・スペングラーを中心に、ゴースト達との激しい戦いが描かれている。ビル・マーレイを始めとしたオリジナルキャストも再出演しており、本作品を盛り上げている。また、映画『ゴーストバスターズ』シリーズの陰の主役とも言えるゴースト達もパワーアップしている。彼らのちょっと不気味でコミカルな動きにも注目して欲しい。
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