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映画『ゴッドファーザー パート2』あらすじネタバレ結末と感想

この記事では、映画『ゴッドファーザー パート2』のあらすじをネタバレありで解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゴッドファーザー パート2』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ゴッドファーザー パート2』の結末までのストーリー
  • 『ゴッドファーザー パート2』を見た感想・レビュー
  • 『ゴッドファーザー パート2』を見た人におすすめの映画5選

映画『ゴッドファーザー パート2』 作品情報

ゴッドファーザー パート2

  • 製作年:1974年
  • 上映時間:200分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、フィルムノワール
  • 監督:フランシス・フォード・コッポラ
  • キャスト:アル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ etc

映画『ゴッドファーザー パート2』 評価

  • 点数:100点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

[miho21]

映画『ゴッドファーザー パート2』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ゴッドファーザー パート2』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ゴッドファーザー パート2 あらすじ

この映画は主人公マイケルの現在とその父ビトー・コルレオーネの歴史を振り返る二重構造になっているので、混乱を避けるためあらすじは別々に記述する。

ビトー・コルレオーネの歴史

1901年、シチリアのコルレーネ村。9歳のビトーは、村のボス、ドン・チッチオに家族を皆殺しにされる。なんとか逃げ延びたビトーはたった1人で移民としてニューヨークに渡り、施設で育つ。

1917年、成長したビトー(ロバート・デ・ニーロ)は結婚し、長男のソニーも生まれていた。リトル・イタリーの食品店で働き慎ましく暮らしていたが、マフィアのファヌッチによって職を奪われてしまう。その頃知り合ったクレメンザに誘われ空き巣の手伝いをし、テッシオを加えた3人で犯罪(窃盗)を生業とするようになる。

ファヌッチはそんな3人に高額なみかじめ料を要求してくる。ビトーはクレメンザとテッシオにこの問題の解決は自分に任せて欲しいと言う。街中が祭りで賑わう中、ビトーは一旦ファヌッチに要求額よりかなり少ないお金を渡し服従するふりをする。その後ファヌッチのアパートで彼を待ち伏せ、帰って来たファヌッチを撃ち殺す。自宅前に帰ったビトーは生まれたばかりのマイケルを抱きあげ“父さんは愛しているよ”と優しい父の顔に戻る。

ビトーはこの地域で一目置かれる存在となり、人々の相談役となっていく。クレメンザとテッシオもビトーをボスと認め、彼の経営する“ジェンコ貿易会社”で彼の右腕となって働くようになる。ゴッドファーザーの誕生である。

アメリカで成功を収めたビトーは妻と4人の子供(ソニー、フレド、マイケル、コニー)を連れて故郷のコルレオーネ村へ帰省する。地元マフィアのトマシーノに仲介してもらい、ドン・チッチオを訪ねたビトーは彼の腹をナイフで切り裂き、24年前家族を皆殺しにされた復讐を果たす。

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マイケル・コルレオーネの現在

父であるビトー・コルレオーネからファミリーを受け継ぎドンとなったマイケル(アル・パチーノ)は、ニューヨークからネバダへ拠点を移していた。彼の権力は強大なものになっており、盛大なパーティーが自宅の敷地内で行われていた。

パーティーには現在ニューヨークの縄張りを守っているフランクも来ていた。彼は最近地元で幅を利かせているロサト兄弟と対立していた。ロサト兄弟のバックにはマイアミのロスという大物がついており、ロスと手を組もうとしていたマイケルはフランクに問題を起こさないよう告げる。しかし、昔気質のマフィアであるフランクにはビジネスを優先させるマイケルのやり方が理解できない。

その晩、マイケルは寝室で窓の外から襲撃を受ける。妻のケイもマイケル自身も無事だったが、危惧していた事態が起こり、マイケルはドンの仕事を唯一信用できる義兄弟のトムに任せマイアミのロスのもとへ行く。

ユダヤ系のロスは亡くなった父のビトーと同年代のボスであり、老いて健康状態も良くなかったが政財界や裏社会への影響力は強大だ。マイケルはロスとの協力関係を強調し、襲撃の首謀者はフランクだと告げる。2人はフランクを消すことで合意する。

マイケルはフランクを訪ね“自分を殺そうとしたのはロスだ”と告げる。そしてロサト兄弟と話をまとめロスを信用させてくれと頼む。

マイケルの依頼を受けフランクはロサト兄弟と会うが、そこで殺されかける。偶然警察に発見されたフランクはマイケルが裏切ったのだと思い込むが、これはロスの罠だった。

一方、マイケルはキューバにいた。1958年当時のキューバは政府と反政府ゲリラが激しく対立していた。このキューバで金儲けを企むアメリカの実業家やマフィアたちを仕切っているのがロスだった。ロスは自分の誕生日会に集まった人たちにハバナでの事業はマイケルに譲ると言う。しかし、その裏で大統領への賄賂としてマイケルに200万ドルを用意させていた。その金をフレドがキューバまで運んでくる。

キューバでの何気ない会話の中でマイケルはフレドがロスと繋がっていたことを確信する。そして、自分の命を狙うロスには金の代わりに殺し屋を仕向ける。

しかし、新年を祝う席でキューバ政府は反政府ゲリラへ敗北宣言をし、国内は大混乱に陥る。そのせいでロスの暗殺も失敗に終わり、マイケルを恐れたフレドは1人で逃げていく。

何とかネバダまで帰ったマイケルは、トムからロス暗殺の失敗とフレドがニューヨークへ逃げたこと、さらにケイが流産したことまで聞かされる。

ロスの策略により、マイケルは上院委員会から告発される。マイケルの表向きの肩書きは実業家であり、ゴッドファーザーとしての顔やその犯罪行為については一切公にされていなかった。しかし、FBIに保護されているフランクが公聴会で証言すればマイケルは窮地に立たされることになる。

マイケルは実の兄であるフレドとの縁を切り、側近のネリにいずれフレドを始末することをほのめかす。

公聴会でフランクが証言する日、マイケルはシチリアからフランクの兄を呼び寄せ無言の圧力をかける。自分が証言したらどうなるか、全てを察したフランクは“何も知らない”と嘘をつく。

強引な手段でのし上がっていくマイケルから、ケイの心は完全に離れていた。ケイは子供を連れて出て行くと言い出し、さらに流産も実は堕胎であったと告白する。妻の裏切りに激怒したマイケルは、子供を奪いケイだけを追い出す。

そんな中、ついにマイケルの母が他界する。葬儀には夫を殺したマイケルに反抗してきた妹のコニーとフレドも来ており、コニーの計らいでマイケルはフレドが帰ってくることを許す。しかし、フレドを抱きしめるマイケルは冷酷な顔でネリを見つめていた。

マイケルは最後の後始末に動き出す。

トムは国から保護されているフランクの面会へ行き、家族を守るためには自殺するしかないことを伝える。そしてフランクは風呂場で手首を切って自殺する。

ファミリーの幹部であるロッコは空港でマスコミを装いロスに近づき彼を射殺する。しかし、ロッコもその場で警察によって射殺される。

そして、マイケルの許しを得たと安心していたフレドはマイケルの自宅前の湖でボートに乗って釣りをしている最中、ネリによって射殺される。ボートハウスでその銃声を聞いたマイケルは、一人きりの静寂の中、父の誕生日に兄弟たちと集まった賑やかな日々を思い出していた。

映画『ゴッドファーザー パート2』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ゴッドファーザー パート2』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

これぞ映画製作だ

前作の成功により製作が決まったこの「ゴッドファーザー パート2」。ちなみに映画の続編を「パート2」と名づけるようになったのはこの作品が最初である。

前回パラマウント社から細かい干渉を受け相当嫌な思いをしたコッポラ監督は続編の製作を引き受けるにあたり、会社側に“製作に関する全面的な決定権”“事実上無制限の予算”そして“天文学的な報酬”という条件(他にもいろいろあるが)を提示している。そして全ての条件を会社側は呑んだ。それほどこの続編には価値があると見込んだのだ。

この交渉が成立したことにより、「ゴッドファーザー」の続編は単に主人公マイケルのその後を描いた底の浅い物語ではなく、気高いファミリー(家族)の歴史と継承、そして崩壊を描く壮大な物語にしたいというコッポラ監督の構想が実現する。

ビトーがゴッドファーザーとなる歴史を見せるため、ニューヨークの街の1ブロックが丸ごと当時のリトル・イタリーに造り変えられ、数百人のエキストラがそこでずっと生活をしてきたかのように自然な姿で街を行き交う。エリス島移民到着センターの2分弱のシーンのために集められた800人のエキストラを、コッポラ監督はひとりずつ当時の移民に見えるかどうか念入りに点検したというのだから驚く。巨額な製作費があるからではなく、そういう細部への徹底したこだわりがあるから、このリアルな空間が生まれるのだ。

その贅沢な空間の中で役者は役に没頭し、観客はスクリーンの中の彼らに本物を感じ取りこの物語の世界へ没頭できる。まさにこれが“映画製作”というものだろう。

2人のゴッドファーザー、ビトーとマイケル

ビトーが犯罪に手を染めたのは家族のためだ。そしてマイケルも最初は父のため、つまりファミリーのために本来は望んでいなかったドンの役目を継承した。

当初の目的は同じだったはずなのにビトーは最期まで家族から愛され、その結束を守り、息子のマイケルはドンとしての成功と引き換えに愛する家族を崩壊させていく。

これは時代の違いだけが原因ではない。ビトーがファヌッチを暗殺していることからもわかるように彼も敵に対してはマイケルと同じく冷酷なドンだ。しかし、ビトーは家族の前では優しい父に戻る。一方のマイケルは家族に対しても冷酷なドンであり続ける。

ビトーならば、どれほどの苦悩があったとしてもドンであるために実の兄を殺すことはなかっただろう。前作からこのファミリーを見てきた観客にとって、フレド殺害もラストの回想シーンも切なすぎて胸が詰まる。


ビトーがゴッドファーザーになるまでの物語と、ビトーからゴッドファーザーを受け継いだマイケルのその後の物語。1作目を観た全ての人が見たかった物語が今作で描かれていました。
ビトーは好きだけどマイケルはちょっと…と思ってきた私ですが、それは愛や優しさのバランスがポイントだったのかなと感じました。
ビトーは敵や裏切った人間に対しては冷酷で容赦ないですが、自分のファミリーや大切な人に対しては愛情に溢れた接し方をしていて、そこがファミリーに慕われる要素だったのだと思います。
一方、マフィアの世界ではい上がろうと家族を犠牲にしてしまったマイケル。野望を持つのは悪いことではありませんが、家族がいるからこそ良い仕事が出来るのだと感じました。(女性 30代)


父ヴィトーの若き日と、息子マイケルの現在を交互に描く構成が非常に巧妙で、単なる続編に留まらない完成度の高さを感じました。ヴィトーがいかにして“ドン”になったのか、そしてその血を引くマイケルがいかにして孤独に堕ちていくのかという対比が悲しくも美しい。特にマイケルが兄フレドを裏切り者として処刑するシーンは衝撃的で、愛と裏切りの深さを突きつけられました。(30代 男性)


アル・パチーノの演技が圧巻でした。前作では冷静な一面が際立っていたマイケルが、本作ではより冷酷に、そして孤独に染まっていく姿に心が痛みました。フレドとの兄弟関係、妻ケイとの亀裂など、ファミリーが徐々に崩壊していく描写が非常にリアル。特にラスト、マイケルが一人ベンチに座る姿には、成功と引き換えに失ったものの大きさがにじみ出ていて、深い余韻が残りました。(40代 女性)


ロバート・デ・ニーロが若き日のヴィトー・コルレオーネを演じるパートが個人的には一番印象に残りました。寡黙ながらも決断力があり、人望を集めていく姿が本当にかっこよかったです。一方で、現代のマイケルは父とは正反対に孤独と疑念に満ちていて、その対比が物語全体のテーマである「家族とは何か」を強く浮かび上がらせていたと思います。映像も音楽も完璧でした。(20代 男性)


『ゴッドファーザー』三部作の中でも最も好きな作品です。続編でありながら前日譚でもある構成がとても秀逸で、ヴィトーとマイケルという二つの物語が交差しながら、まったく違う道を歩んでいくのが興味深い。特に、マイケルがケイの中絶告白に激昂するシーンは凄まじい緊張感でした。暴力の中にある冷たさと哀しみ、人間の弱さと権力欲がここまで深く描かれている映画はなかなかありません。(50代 男性)


前作では冷静な決断を下すマイケルが魅力的でしたが、本作ではその冷静さが逆に人間性の喪失へとつながっているのが悲しかったです。彼の決断は常に正しいけれど、あまりにも非情。家族という名の下に人を支配し、愛を失っていく姿は皮肉でもあります。ヴィトーの若き日との対比で、何が本当の「ファミリー」なのかを考えさせられました。静かだけれど激しい映画です。(30代 女性)


三時間を超える長尺にも関わらず、終始惹き込まれるドラマ性の高さに感服。マイケルがどんどん孤立していく様は見ていてつらいのに目が離せませんでした。ラストの兄フレド殺害の場面では、血の繋がりよりも「忠誠」が重視されるコルレオーネ家の掟の恐ろしさを感じました。これだけのドラマを詰め込んで破綻しない脚本と演出は、本当に伝説的だと思います。(40代 男性)


映像が美しく、特にイタリア移民の時代背景を丁寧に再現した若きヴィトーのパートに惹かれました。ロバート・デ・ニーロのイタリア語の演技も素晴らしかったです。マイケルのパートでは、妻との別離や兄弟との裏切りといった苦渋の決断が続き、人間の弱さと強さが同時に描かれていました。『家族を守る』という言葉が、マイケルの中でどれだけ歪んでしまったのかが切なかったです。(20代 女性)


『ゴッドファーザー パート2』は、前作の神話的なスケールを引き継ぎつつ、より内面に深く切り込んだ人間ドラマでした。権力を手にすることの代償として、マイケルがどれだけのものを失っていくかが静かに描かれていきます。兄を処刑し、妻との関係も断絶し、最後にはただ一人になってしまう――成功者でありながら完全な敗者でもあるマイケルに心を打たれました。(50代 女性)


本作を観て、「成功とは何か」を強く考えさせられました。マイケルは組織を大きくし、敵を排除し、財産を築きますが、心を通わせる家族をすべて失っていきます。前作での希望が、今作ではすべて裏切られていくような構成が重く、でも見応えがありました。兄フレドとの関係が悲しくて、本当にやりきれない。これだけ複雑なキャラクターを描いた映画は他にないと思います。(30代 男性)

映画『ゴッドファーザー パート2』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ゴッドファーザー パート2』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

カジノ

この映画を一言で表すと?

欲望と裏切りが渦巻くラスベガスの光と闇を描いたクライムドラマの傑作。

どんな話?

1970年代のラスベガスを舞台に、マフィアが支配するカジノビジネスに深く関わった男たちの成功と転落を描く。実在の事件を元にしたリアリティと、スコセッシらしい濃密な人間模様が魅力の一本。

ここがおすすめ!

『ゴッドファーザー パート2』のように、組織の中で生きる男たちの栄光と孤独が重厚に描かれています。ロバート・デ・ニーロとジョー・ペシの名演も圧巻で、豪華で残酷な世界に圧倒されること間違いなしです。

ヒート

この映画を一言で表すと?

犯罪者と刑事、表と裏で生きる男たちの宿命が交差するスタイリッシュなサスペンス。

どんな話?

冷徹なプロの強盗ニールと、それを追う刑事ハンナ。二人は似た者同士でありながら、正反対の立場で激しくぶつかる。壮大なロサンゼルスを舞台に、静かな緊張感と哀愁に満ちた人間ドラマが展開する。

ここがおすすめ!

アル・パチーノとロバート・デ・ニーロという夢の共演が最大の見どころ。『ゴッドファーザー パート2』と同様に、男の孤独と使命がテーマであり、緻密な演出とドラマ性の高さが際立っています。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

この映画を一言で表すと?

友情、裏切り、時の流れ――壮大な時代を生きた男たちの哀しき叙事詩。

どんな話?

1920年代のニューヨークでギャングとして生きた少年たちの成長と、数十年後に再会するまでの軌跡を描く。記憶と後悔、夢と現実が交錯する、壮大で感傷的なヒューマンドラマ。

ここがおすすめ!

『ゴッドファーザー パート2』と同じく、過去と現在を交差させながら人間の深層に迫る作品。エンニオ・モリコーネの音楽と共に描かれる哀愁と儚さに心を奪われます。歴史に翻弄される人生の美学を味わえます。

シティ・オブ・ゴッド

この映画を一言で表すと?

暴力と貧困が支配する街で、それでも生きようとする若者たちの熱く切ない実録ドラマ。

どんな話?

ブラジルのリオ郊外「シティ・オブ・ゴッド」。麻薬と銃が支配するこの街で育った少年たちの運命を、写真家を目指す主人公の視点から描く。実話を元にした衝撃と感動の物語。

ここがおすすめ!

『ゴッドファーザー パート2』と同じく、暴力と家族、忠誠と裏切りといったテーマを持ちつつ、より生々しく、リアルに描かれた作品。若者たちの行く末に胸が締めつけられるような感情が湧きます。

アイリッシュマン

この映画を一言で表すと?

マフィアの裏社会を生きた男の、贖罪と孤独を描いた静かなる終章。

どんな話?

殺し屋として生きたフランク・シーランが、労働組合の大物ジミー・ホッファとの友情と裏切りを振り返る。老いた彼が語るのは、栄光でも名誉でもなく、孤独と後悔に満ちた人生だった。

ここがおすすめ!

『ゴッドファーザー パート2』のように、犯罪と家族、裏切りと孤独を静かに描く作品。スコセッシ監督とデ・ニーロ、パチーノらの集大成とも言える重厚なドラマで、ゆっくりと心に沁みてくる名作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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ヒューマンドラマ映画フィルム・ノワール映画

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ロバート・デ・ニーロが「ゴッドファーザーⅡ」に主演したのが、「タクシードライバー」よりも先だったのを後で知りました。
    「タクシードライバー」のトラビス役も狂気でしたが、若き日のビトー・コルレオーネも狂気でした。特にドン・ファヌッチを殺害するシーンが。