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映画『ごくせん THE MOVIE』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ごくせん THE MOVIE』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ごくせん THE MOVIE』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ごくせん THE MOVIE』の結末までのストーリー
  • 『ごくせん THE MOVIE』を見た感想・レビュー
  • 『ごくせん THE MOVIE』を見た人におすすめの映画5選

映画『ごくせん THE MOVIE』の作品情報

ごくせん THE MOVIE

製作年:2009年
上映時間:118分
ジャンル:ヒューマンドラマ、青春
監督:佐藤東弥
キャスト:仲間由紀恵、亀梨和也、生瀬勝久、高木雄也 etc

映画『ごくせん THE MOVIE』の登場人物(キャスト)

山口久美子(仲間由紀恵)
高校教師。実家がヤクザという複雑な家庭で育つ。
小田切竜(亀梨和也)
ヤンクミのかつての教え子。教育実習生として再びヤンクミの元に現れる。
高杉玲太(玉森裕太)
ヤンクミが現在受け持っているクラスの教え子。クラスのリーダー的存在。
望月純平(賀来賢人)
高杉のクラスメイト。不良に絡まれていたところを高杉に助けられる。
風間廉(三浦春馬)
ヤンクミの元教え子。麻薬売買の疑惑をかけられる。
黒瀬賢太郎(黒瀬賢太郎)
ヤンクミの教え子達に忍び寄る危険な男。

映画『ごくせん THE MOVIE』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ごくせん THE MOVIE』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ごくせん THE MOVIE』のあらすじ【起】

高校の教師を務めている山口久美子は、一風変わった教師だった。普段は髪を二つに縛り、全身ジャージに身を包んだ冴えない教師であるが、実は、そんな彼女には裏の顔があったのだ。実は、彼女はここら一帯に名を轟かすヤクザ、大江戸一家の親分の実の娘なのだ。

そんな彼女は、育ってきた環境もあり本当は腕っ節のすこぶる強い、仁義に熱い”任侠教師”だったのだ。山口久美子ことヤンクミが教師になって、早7年が経過しようとしていた。様々な経験を積んできたヤンクミだったが、彼女には現在大きな悩みがあった。それは、現在受け持っている3年D組の生徒との関係性だった。中々心を開かない生徒たちと、ヤンクミは距離を縮められずにいた。

頭を抱えるヤンクミだったが、そんな時、彼女の元に1人の教育実習生がやってくる。それは、かつてヤンクミが受け持っていた生徒の1人、小田切竜だった。久しぶりの生徒との再会に喜ぶヤンクミだったが、実は小田切は、自分の進路について密かに悩んでいた。

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映画『ごくせん THE MOVIE』のあらすじ【承】

小田切が教育実習生として訪れてから少し経った頃、3年D組にとある危機が訪れる。D組の生徒である望月達が、不良に絡まれてしまったのだ。しかし、彼らの危機をクラスメイトである高杉怜太という人物が救う。高杉はD組においてもリーダー的な存在で、クラスメイトからも一目置かれていた。

しかし、その喧嘩の相手がまずかったのである。その不良は、近頃名をあげている暴走族、『ブラックスカル』の団員だったのだ。そして、仲間をやられたブラックスカルは、高杉達を逆恨みし彼らを付け狙うようになる。

一方、ヤンクミの元にもう一つ重大なニュースが入ってきた。それは、ヤンクミの元教え子、風間のことだった。なんと、風間が覚せい剤売買の罪で警察に狙われているというのだ。しかし、ヤンクミは生徒を何よりも大事にする教師である。ヤンクミは風間が無実であることを心から信じ、彼を助けようとする。しかし、風間は警察から逃げるためにも行方をくらましていた。そこで、ヤンクミはかつての教え子、風間の仲間達と共に彼の捜索に乗り出すのだった。

映画『ごくせん THE MOVIE』のあらすじ【転】

そして、ヤンクミは必至の調査の末黒瀬という男に辿り着く。黒瀬はブラックスカルと繋がりもあり、その力を振りかざしヤンクミを苦しめる。しかし、ヤンクミは自分の教え子は決して見捨てなかった。ヤンクミは教え子達を守るため、自ら黒瀬に喧嘩を売るのだった。

その育ってきた環境からか、ヤンクミがしょっちゅう無茶をすることは周囲には既に知れ渡っているため、周りの人間はそんなヤンクミを止めようとする。しかし、彼女は決して止まることをしなかった。一時はピンチに陥るヤンクミだったが、小田切のサポートもあり、なんとか難を乗りきる。

そんなヤンクミの姿を見て、衝撃を受けた者たちがいた。3年D組の生徒である。今までヤンクミに心を開かなかった彼らであるが、自分たちのために体を張るヤンクミを見て、この人なら信じてもいいのではと感じたのだ。しかし、黒瀬はヤンクミに襲撃をかける。そして、ヤンクミは思いがけず再び窮地に立たされてしまうのだった。

映画『ごくせん THE MOVIE』の結末・ラスト(ネタバレ)

絶体絶命、まさしくヤンクミの立たされている状況はそれだった。しかし、ヤンクミは決して諦めることなく真っ正面から黒瀬に食らいつく。自分の教え子を守るためならば、彼女は何だってするのだった。そして、そんな彼女には3年D組の生徒や小田切がついていた。彼らは一丸となって黒瀬を下し、彼を警察に引き渡すことに成功するのだった。

こうして、一連の事件は落着した。3年D組とヤンクミは今までの生活に戻る。しかし、そこには今までなかった絆が、確かに存在するようになったのだった。そして、そんなヤンクミと生徒の姿を見て心を動かされた者がもう1人いた。自分の進路について内心悩んでいた小田切である。

小田切は彼らの姿を見て、自分が教師を志した最初の気持ちを思い出すのだった。そして、改めて自分は教職を目指すという決意を固めるのだった。ヤンクミと3年D組の生徒たちは、夕日に向かって走りながら、人生でたった一度しかない高校時代の青春を楽しむのだった。

映画『ごくせん THE MOVIE』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ごくせんならではの一風変わった青春ストーリー。ごくせんは、今思うと生徒役の俳優もかなり豪華だったりするのだが、やはり一番愛すべきは、仲間由紀恵が演じるヤンクミというキャラクターだろう。漫画よりドラマ先行の方が結構多い作品であり、ヤクザという家柄、一般的な思考とは少しかけ離れているが、生徒を守る為に体を張って向かっていく所が不器用で熱く、そして愛されるのである。少し疲れている時などに見ると元気になれる作品である。(男性 30代)


かつて黒銀学院や赤銅学院を卒業した生徒達が成長した姿で再登場しており、完結編に相応しい作品だった。でも、欲を言えば、主要メンバーは少しだけでも良いから全員再登場させて欲しかったなと思う。出演していないメンバーを見て、少しだけがっかりした気持ちになった。亀梨和也を始めとにかく出演している俳優が豪華で、凄いドラマだったのだと改めて感じた。小田切竜が養育実習生として登場するとは思わなかったため、衝撃を受けた。(女性 30代)


ごくせんらしさが全開のパワフルな映画だった。
教え子とヤンクミの、もはや教師と先生という枠を超えた、ある種の友情には胸を打たれる。テレビドラマシリーズからの世界観や雰囲気を全く変えずに映画化したことは正解だった。
ただ、映画にするクオリティーだったかというと疑問は残る。劇場の大きなスクリーンでやるほどでは無かったかもしれない。人気ドラマシリーズの映画化ではよくあることだが、スペシャルドラマで十分な質であったことは否めない。(男性 20代)


長期に渡り放送されていた、大人気学園ドラマの完結編として人気を誇る映画だということは間違いないだろう。かつての生徒が教育実習生となり母校へ戻ってきたり、生徒たちが巻き起こす問題に立ち向かう姿にも、一種の安心感や懐かしささえ浮かぶのではないだろうか。
重い問題を取り上げながらもコミカルに仕上がっているのは、ヤンクミのキャラクターが大いに貢献していることは間違いない。生徒にも愛称で親しまれ、一生懸命取り組む姿はどこか応援したくなる。(女性 30代)


数々のイケメン俳優たちがこのテレビドラマから人気者となっていった。学園モノのドラマ史上、五本の指には入る作品だろう。
今回は完結編ということで、7年間のシリーズにピリオドを打つべく映画化。仲間由紀恵演じるヤンクミが再び旋風を巻き起こす。しかも、卒業した小田切竜(亀梨和也)も登場したことは、ごくせんファンのテンションを上げただろう。そして、ヤンクミが担当しているクラスには、今ほど有名ではなかった賀来賢人、森崎ウィンらが在籍している。
ごくせんシリーズのファンはこれまでのストーリーとヤンクミ語録を思い出しながら観てほしい。(男性 40代)


任侠一家の孫娘であり、高校教師のヤンクミが学園の問題児に人として大事なことを伝えていく人気ドラマ『ごくせん』。劇場版の今作は、ドラマシリーズで不良グループのリーダーとして登場していた亀梨和也演じる小田切竜が教育実習生として再登場します。
松本潤、亀梨和也、三浦春馬と名だたるイケメンたちが演じてきた問題児ですが、今作ではKis-My-Ft2の玉森裕太がリーダーを演じています。
ヤンクミの一生懸命さと、いつの間にかヤンクミのペースに巻き込まれてしまう問題児たちの関係がドラマシリーズと変わらず、とても愛らしくて大満足の作品でした。(女性 30代)


ドラマ版からの大ファンだったので映画化は本当にうれしかったです!ヤンクミの熱血ぶりは健在で、最後まで生徒たちを信じて突き進む姿に胸が熱くなりました。卒業生たちが登場して助けに来るシーンは鳥肌ものでした。感動と笑いがバランスよく詰まった、ごくせんの集大成にふさわしい映画でした。(20代 男性)


ごくせんシリーズを追いかけてきた者としては、懐かしさと感動が押し寄せてきました。今回もヤンクミがまっすぐで、不器用だけど熱い思いを持ち続けていて泣かされました。生徒たちがヤンクミを信じ、卒業生たちも助けに駆けつける展開に、思わず涙…。最後までヤンクミらしさ全開の素晴らしい作品でした!(30代 女性)


あまり期待せず観たのですが、意外と面白かったです。単純明快なストーリーと、ヤンクミの変わらない熱血ぶりに安心感がありました。卒業生たちとの絆が強調されているのもよかったですね。特に小栗旬たちが登場するシーンは盛り上がりました。シリーズファンにはたまらないご褒美映画だと思います。(40代 男性)


ヤンクミと生徒たちの絆に感動しました。特に、ピンチのときに卒業生たちが集まってくるシーンは本当に泣けました。ああ、彼女はちゃんとみんなの心に残る先生だったんだな、と実感しました。アクションシーンもコミカルで笑えるし、ラストの感動的な卒業式シーンも良かったです。満足度の高い映画でした!(20代 女性)

映画『ごくせん THE MOVIE』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ごくせん THE MOVIE』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ROOKIES-卒業-

この映画を一言で表すと?

不良たちが野球に青春を懸ける、涙と感動の熱血ドラマ!

どんな話?

問題児だらけの野球部が、熱血教師と出会ったことで甲子園を目指して奮闘する物語。信じることで成長する彼らの姿と、夢を諦めない姿勢が胸を打つ、青春の王道を描いた感動作です。

ここがおすすめ!

『ごくせん』と同じく、不良たちが真剣に夢に向かっていく姿に胸が熱くなります。笑って泣ける友情ドラマを求めているなら、必ず心に響く一本です!

ごくせん THE MOVIE(ドラマ版からの総まとめ)

この映画を一言で表すと?

熱血教師ヤンクミと生徒たちが織り成す、最後の大団円ストーリー!

どんな話?

ドラマシリーズで育まれたヤンクミと生徒たちの絆が、映画版でついに完結。新たなトラブルや卒業生たちのサポートを通して、”信じること”の大切さを改めて描き出します。

ここがおすすめ!

ドラマ版を追いかけたファンにはたまらない総決算的な作品。おなじみのキャラ総出演、懐かしさと新鮮さが絶妙にミックスされた感動のラストをぜひ体験してください!

クロサギ

この映画を一言で表すと?

詐欺師を騙す詐欺師が悪を裁く、クールで痛快なリベンジドラマ!

どんな話?

詐欺によって家族を失った青年が、悪質な詐欺師たちを騙し返していく物語。冷静沈着ながらも心の奥に熱い想いを秘めた主人公が、社会の闇に立ち向かいます。

ここがおすすめ!

『ごくせん』の「正義を貫く熱さ」と共通する精神がここにも。悪を許さないストレートな痛快さと、ダークな世界観をスマートに楽しめる一作です。

今日から俺は!! 劇場版

この映画を一言で表すと?

笑いとケンカが大爆発!ヤンキー青春コメディの超王道エンタメ!

どんな話?

1980年代を舞台に、転校生コンビが最強を目指してケンカと騒動を繰り広げる痛快ストーリー。友情、恋愛、バトル、そしてアホらしさ満載のノリがクセになる作品です。

ここがおすすめ!

『ごくせん』のコミカルなバトルと青春の熱さが好きな人には間違いなく刺さります。明るく元気になりたいとき、爆笑しながら楽しめること間違いなしの作品です!

花より男子F(ファイナル)

この映画を一言で表すと?

恋も友情も試される、豪華絢爛なラブストーリーのクライマックス!

どんな話?

大ヒットドラマ『花より男子』シリーズの完結編。つくしと道明寺の結婚をめぐる騒動と、仲間たちとの絆を描いた、笑いと涙のラブ&アドベンチャーが繰り広げられます。

ここがおすすめ!

『ごくせん』と同じく、熱い友情と絆、そしてピュアな恋心が詰まった一作。青春の終わりと新たな旅立ちを華やかに描き出し、観終わった後に爽やかな感動が残る映画です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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