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映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

2010年から9年間に渡って人々を楽しませ続けてきた『ヒックとドラゴン』映画シリーズ。そんなシリーズも、本作をもってとうとう完結となる。ヒックとトゥースの最後の戦いを見守ろう。

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映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の作品情報

ヒックとドラゴン 聖地への冒険

タイトル
ヒックとドラゴン 聖地への冒険
原題
How to Train Your Dragon: The Hidden World
製作年
2019年
日本公開日
2019年12月20日(金)
上映時間
104分
ジャンル
アニメ
アドベンチャー
監督
ディーン・デュボア
脚本
ディーン・デュボア
製作
ブラッド・ルイス
ボニー・アーノルド
製作総指揮
ディーン・デュボア
クリス・サンダース
キャスト
ジェイ・バルチェル
アメリカ・フェレーラ
ケイト・ブランシェット
ジェラルド・バトラー
F・マーレイ・エイブラハム
クレイグ・ファーガソン
製作国
アメリカ
配給
東宝東和、ギャガ

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の作品概要

過去に名誉あるゴールデングローブ賞を獲得したこともある大人気シリーズ、『ヒックとドラゴン』に待望の新作が誕生。そして、惜しまれながらも本作でシリーズは完結を迎えることとなる。見違えるほど立派になったヒックとトゥースには、最早敵はいないかと思われた。しかし、広い世界には強大な敵がまだまだ残っていた。本作の敵は、最凶のドラゴンハンターとして名高い人物。なんと、過去にトゥースとも相対し、彼を追い詰めた経験もあるという。果たして、ヒックとトゥースは迫り来る敵を打ち倒し、仲間達を守ることができるのか。

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の予告動画

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の登場人物(キャスト)

ヒック(ジェイ・バルチェル)
ドラゴンと人間の友好関係を作り上げた、バーク島のヒーロー。亡き父に代わり、バーク島を治めるリーダーとなった。
トゥース
ヒックの相棒のドラゴンで、バーク島にいるドラゴン達のリーダー。本作では、ライト・フューリーと恋に落ちる。
アスティ(アメリカ・フェレーラ)
ヒックと恋仲で、優秀なドラゴンライダーの女性。勝気な性格だが誰よりもヒックのことを理解し気遣っている。
ライト・フューリー
全身が白い雌のナイト・フューリー。突如ヒックとトゥースの前に現れた、多くの謎に包まれた存在。
グリメル(F・マーレイ・エイブラハム)
最凶と呼ばれるドラゴンハンター。ナイト・フューリーに対して強い執着心を持っている。特に、過去に取り逃がした経験のあるトゥースに対しては過剰とも呼べるほどの執念を燃やす。

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のあらすじ(ネタバレなし)

バーク島、それは世にも珍しい不思議な場所。その場所では、なんと人間とドラゴンが共生を果たしていたのだ。その立役者は、ヒックという一人の青年だった。それまで人間から恐れられていたドラゴンと友好関係を作り、見事島を守ってみせたことで、ドラゴンは人々から受け入れられるようになっていったのだった。しかし、バーク島は現在一つの問題に直面していた。人間とドラゴンの数が増えたことで、バーク島は定員オーバー寸前だったのだ。リーダーだった亡き父の代わりに島を治めるヒックは、仲間が暮らせる新天地を求めて旅に出る。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは、最強のドラゴンハンターや白いライト・フューリー、ドラゴンだけの隠された王国だった。

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映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の感想・評価

すっかり見違えたヒックの姿

今や、バーク島のリーダーとして多くの人々やドラゴンを導く立場になったヒック。しかし、シリーズの第一弾を見たことがある人ならば分かるだろうが、彼は元々身体も小さく、人々からバカにされる落ちこぼれだったのだ。島のリーダーであり屈強なバイキングであるストイックの子供として生まれながらも、貧弱だったヒック。バイキングになりたいという気持ちは人一倍ありながらも、それを伝えても人々には笑われる一方だった。今の様子からは、全く想像がつかない過去である。すっかり成長した彼を見て誇らしくなる反面、どこか寂しさも覚えてしまう。そんな、保護者のような気持ちに浸りながら、さらに高く舞い上がっていくヒックとトゥースを応援しよう。

白いドラゴン、ライト・フューリー

ナイト・フューリー、それは数多くいるドラゴンの種の中でも最強と呼ばれる種族。バーク島に暮らす勇敢な戦士達の間でさえも、ナイト・フューリーとは戦うなというマニュアルが存在するほど。ヒックの相棒であるトゥースも、その中の一匹。名前の由来は、全身を覆う漆黒の由来。しかし、本作ではその真逆の存在が登場。全身が白い、その名も『ライト・フューリー』。雌のナイト・フューリーではあるものの、その存在は謎に包まれている。人間に強い警戒心を持っていることから過去になにかが起きたことは予測できるが、一体その内容とは。そして、果たして彼女の存在がトゥースにどのような影響を与えるのか、注目が集まる。

ドラゴンだけの国

ドラゴンと人間で定員オーバーしてしまったバーク島。新天地を求めて、ヒックとトゥースは旅に出る。そして、彼らは冒険の末に、人間が一人もいない、隠されたドラゴンだけの国を発見する。現在のバーク島はヒック達の活躍もあり人間とドラゴンが共生している国となったが、以前、人間はドラゴンを恐れるが故にドラゴンの侵入を許さない、まさしく人間だけの国だった。すなわち、シリーズ全編を通しても、ドラゴンだけの国というのは今回が初なのである。一体どういった環境なのか、どんなドラゴン達が暮らしているのか、そもそもドラゴンだけの国はどのようにして生まれたのか。様々な謎が渦巻くドラゴン王国の実態を、本作で是非解き明かそう。

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の公開前に見ておきたい映画

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ヒックとドラゴン

『ヒックとドラゴン』とは、元々イギリスの児童文学作家であるクレシッダ・コーウェルが執筆した児童文学。長年人々から愛され続けてきた名作が、2010年にとうとう3Dアニメ映画がされたのが本作。北米を中心に大ヒットとなり、2019年にはシリーズ最終章となる第3弾まで製作が決定している。舞台となっているのは、北の海に浮かぶバーク島という小さな島。その島では、とある存在が脚光を浴びていた。その存在こそ、バイキングである。バイキング達は、長年に渡りドラゴンと激しい争いを続けてきたのだった。そんなバイキング等を束ねるリーダーの息子に生まれたのが、ヒックだった。しかし、ヒックは体格に恵まれず、バイキングを目指してはいるものの周囲には蔑まれる毎日。しかし、そんな彼に転機が訪れる。ナイト・フューリーというドラゴンの中でも最強の種族と、邂逅を果たしたのだ。

詳細 ヒックとドラゴン

リロ・アンド・スティッチ

『ヒックとドラゴン』シリーズ3部作を、全て手がけてきた監督。それこそがディーン・デュボアである。そして、実はこの監督凄い人物なのである。あの、世界のディズニーにも大きな関わりを持つ人物で、特に2002年に監督した本作で高い評価を受けた、名監督なのだ。本作は、一人の少女とエイリアンの交流を描いた、心温まる友情の物語。ハワイにあるカウアイ島という場所で暮らす少女、リロ。彼女には、幼い頃両親を失ったという悲しい記憶があった。現在は姉と二人暮らしをしているリロには、友達がいなかった。そんな妹のために、姉は犬を飼うことを決める。しかし、リロが選んだのは犬ではなく、なんと、遺伝子実験の末に誕生したエイリアンだったのだ!

詳細 リロ・アンド・スティッチ

アーロと少年

友好関係を結ぶ上で、大切なものは種族ではない。人間とドラゴンの交流を描いている『ヒックとドラゴン』シリーズは、全作を通してそのことを私達に教えてくれているが、本作もそういった作品の一つであると言える。本作で友人になるのは、アーロという仲間とはぐれてしまった少年と、スポットという子供の恐竜。舞台は、恐竜が絶滅することがなかった地球。家族で慎ましやかに暮らしていたアーロだったが、ある日、父親を自分のせいで失ってしまう。さらに、自身も家族と離れ離れになってしまったアーロ。そんな中、アーロは一匹の子供の恐竜と出会う。その恐竜、スポットこそ、父親を失う元凶となった存在だったのだ。仇を討つべく、スポットを狙うアーロだったが…?涙無しでは見られない、感動の最後も必見。

詳細 アーロと少年

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』の評判・口コミ・レビュー

映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』のまとめ

本作が制作されると発表があった際、日本のファンの間にとある不安の声が上がった。それは、本作が日本で公開されないのではないかというもの。と、いうのも、前作『ヒックとドラゴン2』は、日本で公開されなかったのだ。ゴールデングローブ賞を獲得するほどの名作を公開しないという、まさに前代未聞の事件。心配の声が上がるのも当然のことである。それ故に、本作の日本公開が決定したとき、古参ファンは深く安堵したのである。ヒックとトゥースの冒険をスクリーンで見られることに感謝して、是非劇場に足を運ぼう。

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