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映画『風が吹くとき』のネタバレあらすじ結末と感想

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この記事では、映画『風が吹くとき』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『風が吹くとき』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『風が吹くとき』の結末までのストーリー
  • 『風が吹くとき』を見た感想・レビュー
  • 『風が吹くとき』を見た人におすすめの映画5選

映画『風が吹くとき』の作品情報

風が吹くとき

製作年:1986年
上映時間:85分
ジャンル:アニメ、ヒューマンドラマ
監督:ジミー・T・ムラカミ
キャスト:ペギー・アシュクロフト、ジョン・ミルズ etc

映画『風が吹くとき』の登場人物(キャスト)

ジム(ジョン・ミルズ)
仕事を退職し、年金暮らしを送っている老人。妻のヒルダとは二人暮らし。核戦争から生き残るために図書館から貰って来たという核兵器対策パンフレットを参考に備えを整えようとする。放射能の悪影響などには全くの無知であり、それゆえに間違った知識のまま行動を起こしてしまう。穏やかで陽気な性格をしており、核が落ちた後もヒルダを励まし続ける。
ヒルダ(ペギー・アシュクロフト)
ジムの妻。のんびりとした性格で、世界情勢のことにはほとんどと言っていい程に無関心。核戦争についての恐ろしさへの知識は薄く、むしろ彼女にとってはそれよりも家事や家具の方が大事なようだ。

映画『風が吹くとき』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『風が吹くとき』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『風が吹くとき』のあらすじ【起】

イギリスの片田舎、一軒家でのんびりと年金生活を送っている老夫婦のジムとヒルダ。図書館帰り、バスに揺られながら自宅へと帰宅していくジム。家の中では家事に余念がない妻のヒルダがせっせと食事を作っている。この世界ではどうやら日に日に情勢が悪化しており、近々戦争が始まるとの噂であった。食事中に「世界の情勢を知っておかないと」とラジオを触るジムだったが、正反対に政治には無関心なヒルダは「私は別の番組がいいわ」とチャンネルを変えようとする。それでもジムが改めてニュースへと戻すと、流れてきたのはついに戦争が勃発した、との報せであった。三日以内に、核ミサイルに備えシェルターを作るようにと促すラジオ。「大変だ!戦争が始まってしまう、すぐに準備をしないと!」と、慌てるジム。ジムは図書館から丁度、政府が発行したというパンフレットを持って帰ってきたのだという。それを基に核シェルターの制作と防災準備に取り掛かり始める。一方でヒルダは「戦争なんて、どうせすぐに終わるわ」と食器を片付けながら楽観的な様子だ。

2人が戦争を経験したのは、40年も昔の世界大戦の出来事。夫婦は当時のことを振り返りながら、まるで思い出のように互いに語り合うのだった。

パンフレットによれば、木製のドアとクッションでシェルターを作り、窓ガラスには熱戦を防ぐために白いペンキで塗り潰し、紙袋に入るのが放射能の被害を防ぐのに有効……らしい。信憑性があるのかないのかは不明だが、知識のない二人にとってはこのパンフレットだけが頼りなのだ。二人はそれに従い、対策を始める。

戦争に備え、食材の買い込みなどを始める夫婦。呑気な会話を繰り返しながら、二人は各々マイペースにその手順を実行してゆく。シェルターの作り方だが、木製のドアを外し、斜め60度に壁に立てかけ、その前にクッションを敷きつめる……というだけのものであった。60度の角度がどのくらいなのか不思議に思ったジムは、既に成人し親元を離れた息子・ロンに電話を掛ける。ロンドンに住む彼は、子を持つ父親だ。ジムからの真剣な質問に、ロンは笑い調子に「やられる時はみんな一緒なんだからどうしようもない。60度が分からないなら分度器でも買えばいい」と呑気な返答を寄越す。ロンを心配するヒルダだが、ジムは「あいつは頑固だからな」と言い、彼の言う通り分度器を買いに街へと向かう。買い出しから戻ってきたジムだったが、既にほとんどのものが売り切れでパニック状態であったという。

映画『風が吹くとき』のあらすじ【承】

ジムは早速、政府の言う通りに家のドアを取り外し実に簡素なシェルターを作り始めた。ヒルダにとっては戦争よりも家具の方が大事なようで、「クッションは二階にある古いのを使ってね」と釘を刺し、ジムが窓にペンキを塗る際にカーテンを汚してしまった時も叱り飛ばす。しかし、ヒルダも全くの無関心というわけではなく、小分けにした瓶に飲料水を入れて置いておくなどし、ジムと仲睦まじく共同作業をこなしていく。

「白い服を着ていれば火傷しないようだよ。ヒロシマの人たちは、白い部分だけは焼かれなかったらしい。白いシャツはある?」
「それは日本人の話でしょう。そんな話聞いたことないわ。馬鹿みたい、戦争中に服の柄を選り好みするなんて」

相変わらず牧歌的な会話を繰り広げる二人であったが、そんなさなかで突然の緊急ラジオが流れる。無情にも、敵国からミサイルが発射されたのだと。慌ててラジオに齧りつくジム。ラジオは淡々と緊急速報を告げる。

「政府からの発表をお知らせします。敵のミサイルが我が国へ向けて発射されました。今からおよそ三分後にはこちらに到達します。あと三分です。家からは絶対に出ないでください」

ジムが驚愕し、ラジオの音量を上げている横ではヒルダが洗い物を取りに行こうとする。それを怒鳴って引き止め、無理やり彼女をシェルターへと引きずっていくジム。怒鳴られたことが頭にきたのか「戦争中でもマナーは守りなさい」と不服を露わにするヒルダ。ラジオは切迫した状況を流し続ける。

「姿勢を低くして頭と目を庇うこと。今すぐシェルターに避難して下さい。窓から空を見ないでください、繰り返します……」

オーブンに入れっぱなしのケーキが焦げちゃう、とやはり緊迫感のないヒルダを庇うようにシェルターへ飛び込むジム。直後、投下される核ミサイル。閃光と共に凄まじい轟音がし、次々破壊されていく建物。爆風のあまり脱線する列車。吹き飛ばされる野生の動物。炎に包まれる街――やがて映像は、夫妻の家の中へと切り替わる。食器や家具が散乱する中、映し出される二人の結婚式での写真。若かりし頃の二人が式を挙げている場面や、交際している時の楽しげな場面がセピア色で挟まれる。最後にはその写真が落ちて割れてしまい、爆弾が全てを燃やし尽くしたことを物語る。

映画『風が吹くとき』のあらすじ【転】

爆撃からは無傷に終わった二人は、無事に生きていることを確かめ合う。しかし、家の中はめちゃくちゃだった。慄くヒルダは「すぐに片付けなきゃ」と飛び出そうとするがジムがそれをすぐに止める。放射能の影響がまだあるからすぐに出てはいけないのだと。しかし、放射能が目に見えるものではないためかヒルダには今一つそれがピンとこない。ジムはパンフレットを読みながら「大丈夫。すぐに政府が助けに来てくれるよ。とにかく今日は休もう」と彼女をたしなめる。しかし、核爆弾の本当の脅威はこれだけでは済まされなかった。二人の身体には、放射能による異変が訪れつつあった……。

翌日、身体中が痛む二人。爆弾が落ちたのだから無理もない、と特別気にせず室内へと出て見れば貯めてあった水の瓶は爆風でほとんど割れていた。ニュースで状況を確認しようとするジムだが当然テレビは映らない。ラジオも着かない。水も出ず、ガスも止まっている。電話も通じない。家の外は全て廃墟と化し、灰色に染まり、植物たちは死に絶えている。

更にその翌日、吐き気があり頭痛が酷い、頭痛薬が欲しいと訴えるヒルダ。この生活のせいで神経が参ったんだよ、と励ますジム。ジムにも同じような症状が現れており、頭痛薬が効かない、今夜は早く寝よう――とヒルダに話しかける。二人はそれが被曝によるものだとは気付くわけもなく、ジムはそれでも明るく言うのだった。「大丈夫、最後には国が助けてくれるさ」と。

ある日外に出てみると、死に絶えた街の光景が二人の目に飛び込んでくる。畑で育てていたレタスは爆発で蒸発していた。焼き尽くされた街を眺めていると、ヒルダが嘔吐してしまう。

「まただわ。今朝は下痢も酷かったの」
「大丈夫さ。僕も同じだ。じきによくなるよ」

時に冗談も言いながら、ヒルダを陽気に励ますジム。庭で日差しでも浴びて休もう、と死の灰が降るその庭でくつろぐ二人。その時、雨が降り始めたので水を貯めようとバケツにそれを入れるジム。それが汚染された水だとは知らない二人は、その水を使いだす。

映画『風が吹くとき』の結末・ラスト(ネタバレ)

いくら日が経とうとも救助は現れない。二人の症状は日に日に進行していく。ヒルダの方は食欲もほとんどなく、ジムの作ってくれた目玉焼きをほとんど食べずに残してしまう。元気をなくしていくヒルダをそれでも懸命に励ますジムだったが、彼もまた被爆により衰弱していた。

「なあ、お湯を沸かしてくれないか」
「もう水がないの」
「そうか、そうだったね。じゃあミルクでも飲もうか」
「ミルクは悪くなってるわ、冷蔵庫が壊れているから」
「だったらコーヒーを……」
「お水がないわ」
「じゃあ何を飲んだらいいんだ!」

穏やかだったジムも声を荒げる程にまで、状況は最悪だった。すぐに謝罪の言葉と共にヒルダを抱きしめるジム。

ある日、ヒルダがトイレに鼠が出たと言って泣き叫ぶ。慌てて二階のトイレへと駆けあがるジム。水の一滴も出ないトイレに鼠がいたの、怖かったと訴えるヒルダ。それまで涙を見せなかった彼女が初めて見せる涙であった。ヒルダを支えてやりながらソファーに座らせると、ジムは彼女の唇が真っ赤なことに気付く。口紅でもしているのかと尋ねると、それは歯茎からの出血によるものであった。眩暈を覚えてその場に倒れ込むヒルダを抱きかかえるジム。

「今朝も出血したの。また吐き気がする」
「それは中年にはよくある痔だよ。吐き気は震えから来るもので、車酔いと同じさ。ボーマスへ行った時のことを覚えているかい?バスで酔っただろう……」

ヒルダをいたわり心配しなくていいと言い聞かせるジムだったが、彼らの信じる「政府からの救援」は二人の苦しみを長引かせるだけだった。食料も水も尽き、互いに立てなくなり横になっている二人はそれでもいつかは全てが良くなると信じ続ける。それでも起き上がり、ヒルダは自分の脚に斑点が出来ているのを知る。

「それは静脈瘤だよ。ほら、わしの腕にもあるんだ。缶詰ばかり食べていたせいさ」

ジムの身体にもその斑点は浮かんでいた。次にヒルダの髪の毛が抜け落ちると、女性はハゲないと科学的に証明されているんだ、と答えるジム。明日には薬局へ行こう、そして今日は早く寝よう。全てはショックから来るものだから――とお互い言い聞かせ合う二人。もうほとんど身動きの取れなくなった二人は、次の爆弾が来る前に紙袋に入ることを決める。紙袋を被りシェルターへと籠る二人。「お祈りをしましょう」と言うヒルダに長い祈りの言葉を語り始めるジム。弱々しく祈りを捧げるジムだったが、途中でその言葉を忘れてしまったと呟く。そんなジムに「もういいわ、あなた……もういいのよ」と優しく囁きかけるヒルダ。二人がシェルターから出てくることは、もう二度となかった。

映画『風が吹くとき』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ひたすら救いがなく落ち込むが、間違いなく名作。絶望的な状況でも夫婦の性格が善良でポジティブなのが余計に辛い。この夫婦の行動を無知だと笑う人もいそうだが、本当に正しく対処できる人間は一体どれ程いるのだろう。しかも作中に出てくるパンフレットは実際に発行されていたらしく、情報量のない昔なら尚のこと信じてしまうのは無理もない。北朝鮮による核ミサイル問題も横行している今、決して無視できない作品ではないだろうか。(MIHOシネマ編集部)


とにかく苦しくて悲しくて、救いの無いストーリーに「アニメーション」で良かったと感じました。これが実写だったら、私は最後まで見られなかったかも知れません。しかし、優しいタッチのアニメーションで描かれていることが余計に2人の「無知」さや「危機感」の無さを浮き彫りにしていて、彼らよりも戦争について多少の知識を持っている私は「結末」を考えると涙が止まりませんでした。
この作品を見て、どんなに悲しく可哀想だと思ってもこれが「事実」であり「現実」であると言うこと。知らないという事の恐ろしさを改めて感じました。子供にも見やすいアニメーション作品なので、ぜひ見せてあげて欲しいです。(女性 30代)


素朴で優しい老夫婦の日常から始まるため、最初は穏やかなアニメ作品なのかと思いました。しかし物語は核戦争という恐ろしいテーマを扱っており、そのギャップがとても強烈でした。政府のパンフレットを信じて防空対策をするジムの姿はどこか滑稽にも見えますが、実際には情報を信じるしかない普通の市民の姿でもあります。核爆発の後、二人が少しずつ体調を崩していく過程は本当に辛く、放射線の恐ろしさを静かに突きつけてきます。最後に紙袋を頭にかぶって祈る場面はあまりにも悲しく、言葉を失いました。派手な演出がない分、逆に現実味があり、戦争や核兵器の恐怖を深く考えさせられる作品でした。(30代 男性)


かわいらしい絵柄なのに、内容はとても重くて衝撃的でした。老夫婦ジムとヒルダは戦争を経験している世代で、政府の指示を素直に信じて核攻撃への備えをします。しかし実際にはその対策はほとんど意味がなく、爆発後の世界は想像以上に悲惨です。それでも二人は「きっと政府が助けてくれる」と信じ続けるのですが、その希望がだんだん崩れていく様子が切なかったです。体調が悪くなっていくのに、放射線の影響だと気づかない二人の姿も胸が痛みました。最後の祈りのシーンは静かなのにものすごく悲しくて、しばらく動けませんでした。核兵器の恐ろしさを強く伝える映画だと思います。(20代 女性)


この作品の恐ろしさは、特別な人物ではなく普通の老夫婦が主人公である点だと思いました。ジムとヒルダはとても善良で、政府の情報を疑うことなく信じています。だからこそ、核爆発後の状況に対しても「そのうち救助が来るだろう」と楽観的に考えてしまうのがとても切ないです。観ている側は放射線の危険性を理解しているので、二人の体調が悪化していく様子を見ているのが本当に辛かったです。特にヒルダの歯が抜ける場面などは衝撃的でした。最後に紙袋をかぶって祈る場面は、希望が完全に消えてしまったことを象徴しているようで胸が締めつけられました。静かながら強烈な反戦メッセージを持った映画でした。(40代 男性)


観終わったあと、しばらく言葉が出ませんでした。映画『風が吹くとき』はアニメーションで描かれているのに、内容は非常にリアルで恐ろしいものです。老夫婦の会話はどこか微笑ましく、最初は穏やかな雰囲気なのですが、核爆発後の状況が少しずつ深刻になっていきます。それでも二人は政府のパンフレットを信じ続け、「きっと大丈夫」と言い聞かせるのですが、その姿がとても悲しく感じました。体調が悪くなっていくのに原因を理解できないところも辛かったです。最後に紙袋をかぶって祈る場面は静かな絶望を感じさせました。かわいい絵柄と残酷な現実の対比が忘れられない作品です。(30代 女性)


核戦争の恐ろしさをここまで静かに、そしてリアルに描いた映画はなかなかないと思います。ジムは政府のパンフレットを信じて家の中に簡単なシェルターを作りますが、当然それでは核の影響から逃れることはできません。それでも彼は「政府が何とかしてくれる」と信じ続けます。その姿がとても痛々しく感じました。爆発後、周囲の世界が破壊されているのに二人は状況を完全には理解できません。徐々に放射線の影響が現れ、体調が悪化していく描写は非常にリアルでした。最後の祈りの場面は、希望がなくなった世界の象徴のようで胸が苦しくなりました。強い反戦メッセージを感じる作品でした。(50代 男性)


可愛らしいアニメーションだからこそ、内容の重さがより際立っていたと思います。ジムとヒルダの夫婦はとても仲が良く、普通の家庭の会話が続くのですが、その日常が核爆発によって一瞬で壊れてしまいます。特に印象的だったのは、二人が政府のパンフレットを疑うことなく信じているところでした。情報が限られている市民がどれほど無力なのかを感じました。放射線の影響で体調が悪化していく様子も本当に辛いです。それでも二人は最後まで希望を捨てず、祈るように紙袋をかぶる場面はとても悲しかったです。静かな作品ですが、観終わったあとに深く考えさせられました。(40代 女性)


最初は穏やかな日常アニメのように見えるのに、物語が進むにつれて恐ろしい現実が浮かび上がってきます。ジムが政府のパンフレットを読みながら核攻撃への備えをする姿は、どこかユーモラスにも見えますが、実際にはとても皮肉な場面だと思いました。爆発後、二人が「そのうち助けが来る」と信じているのも切ないです。観ている側は状況の深刻さを理解しているので、体調が悪化していく様子を見るのが本当に辛かったです。最後に祈る場面はとても静かなのに強烈な印象がありました。核兵器がもたらす悲劇をここまで分かりやすく描いた作品は貴重だと思います。(20代 男性)


この映画は派手な戦闘シーンがあるわけではないのに、戦争の恐ろしさを強烈に伝えてきます。主人公の老夫婦はとても普通の人たちで、政府の指示を信じて真面目に行動します。しかし核爆発の後、その対策がほとんど意味を持たないことが分かってきます。それでも二人は状況を完全には理解できず、「そのうち政府が助けてくれる」と信じ続けます。その姿がとても悲しかったです。放射線の影響で体調が悪化していく描写もリアルで胸が痛みました。最後の祈りのシーンは、静かな絶望を感じさせる印象的な場面でした。観る人に強いメッセージを残す作品です。(30代 男性)

映画『風が吹くとき』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『風が吹くとき』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

はだしのゲン

この映画を一言で表すと?

原爆が奪った日常と命を、子どもの視点から描く衝撃のアニメ映画。

どんな話?

第二次世界大戦末期の広島で暮らす少年ゲンとその家族。戦争による食糧不足や社会の混乱の中でも、家族は必死に生活を続けていました。しかし1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下され、街は一瞬で地獄のような光景へと変わります。家族を失いながらも、生き抜こうとするゲンの姿を通して、戦争と核兵器の恐ろしさを描いた作品です。

ここがおすすめ!

アニメーションでありながら、原爆の被害を非常にリアルに描いている点が最大の特徴です。衝撃的なシーンも多いですが、それ以上に戦争が人々の日常をどれほど残酷に壊すのかを強く伝えてきます。主人公ゲンの力強い生き方は希望も感じさせ、反戦映画として今なお多くの人に観られている重要な作品です。

Threads

この映画を一言で表すと?

核戦争後の世界を徹底的にリアルに描いた、恐ろしいほど現実的なドラマ。

どんな話?

イギリスの都市シェフィールドを舞台に、普通の市民たちの日常が描かれます。しかし国際情勢の悪化により核戦争が勃発し、街は壊滅的な被害を受けます。爆発の瞬間だけでなく、その後の社会崩壊や放射線による影響、食糧不足などが長期にわたって描かれ、人々の生活がどのように変わっていくのかが克明に描かれていきます。

ここがおすすめ!

核戦争が起きた場合の現実を、徹底したリアリズムで描いている作品です。派手な演出ではなく、普通の人々の生活が崩壊していく過程を淡々と見せることで、より強い恐怖と絶望を感じさせます。観終わったあとに核兵器の問題について深く考えさせられる、非常に衝撃的な映画です。

博士の異常な愛情

この映画を一言で表すと?

核戦争という恐怖をブラックユーモアで描いた傑作風刺映画。

どんな話?

冷戦時代、アメリカの空軍将軍が独断で核攻撃を命令してしまったことから物語が始まります。政府や軍の関係者たちは核戦争を止めようと必死になりますが、状況は次第に制御不能になっていきます。政治や軍事の不条理を皮肉たっぷりに描きながら、核兵器の危険性を強烈に訴える物語です。

ここがおすすめ!

深刻なテーマを扱いながらも、鋭いブラックユーモアで描かれている点が魅力です。笑えるシーンの裏側には、核戦争の恐ろしさや政治の矛盾がしっかりと込められています。テンポの良い展開と強烈なキャラクターたちも印象的で、風刺映画の名作として高く評価されています。

この世界の片隅に

この映画を一言で表すと?

戦時下の日常を丁寧に描いた、静かで深い感動を呼ぶアニメ映画。

どんな話?

第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、主人公すずの暮らしが描かれます。結婚して新しい家庭に入り、限られた物資の中でも工夫しながら生活を続ける日々。しかし戦争が激しくなるにつれ、空襲や物資不足などの影響が次第に日常へと迫ってきます。普通の人々の生活を通して戦争の現実を描いた作品です。

ここがおすすめ!

戦争映画でありながら、派手な戦闘ではなく人々の日常に焦点を当てている点が特徴です。穏やかな生活が少しずつ壊れていく過程が丁寧に描かれ、観る人の心に深い印象を残します。温かさと悲しさが同時に伝わる作品で、戦争の時代を身近に感じられる名作です。

ザ・デイ・アフター

この映画を一言で表すと?

核戦争後の世界を描いた、強烈な衝撃を与える社会派ドラマ。

どんな話?

アメリカの地方都市で暮らす人々の生活が描かれる中、国際情勢の緊張が高まり、ついに核戦争が勃発します。爆発による被害だけでなく、その後の放射線の影響や医療崩壊、社会の混乱などがリアルに描かれます。普通の市民がどのように生き延びようとするのかを中心に描いた作品です。

ここがおすすめ!

核戦争がもたらす現実的な影響を、非常にリアルに描いたことで大きな話題になった作品です。派手な演出よりも人々の苦しみや社会の崩壊に焦点を当てており、観る者に強い衝撃を与えます。核兵器の問題を深く考えるきっかけになる、重要な反戦映画のひとつです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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アニメ映画ヒューマンドラマ映画

みんなの感想・レビュー

  1. @@@ より:

    こういう作品を民放のTVで枠を取って流して欲しい。
    そりゃダンダダさいたまーもいいけど、他にも見るべき物がある事を知って欲しい。

  2. 和男 より:

    この世界観を体験したのは、唯一日本だけです。