正統派フランス美女で男に媚びない雰囲気が魅力の、レア・セドゥ。2015年に公開の「007 スペクター」ではボンド・ガールを演じました。今、1番輝いているレア・セドゥが出演したおすすめの5作品を紹介します!
レア・セドゥが出演するおすすめ映画5選
祖父や親戚が映画ビジネスに携わる家に生まれたレア・セドゥ。実は内気な性格を克服したくて女優になったらしい。「007 スペクター」(15)では、アクションシーンにとても苦労したそうです。
女優としての転機となったのは、大胆なヌード・シーンに挑戦した「アデル、ブルーは熱い色」(13)での演技。この作品で、第66回カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞。
また、実写版「美女と野獣」(14)のヒロイン・ベル役でもディズニーアニメ版とは違う、美しさを魅せています。美しさだけでなく、知性を感じさせる演技に注目。
007 スペクター
注目ポイント&見所
ダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズ第4弾。マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥは、ボンド・ガールだが本編が始まって1時間以上しないと出てこないところがミソ。
そして従来のボンド・ガールの様にボンドを誘惑するのではなく、自立した女性として対等であろうとするのだ。リアルな人間性を追究したボンドにふさわしい相手です。
また人との絆やボンドの過去に焦点が当てられていて、英国諜報部の責任者Mやサポート役のマネーペニー、武器開発部門担当のQの活躍も見どころ。サム・メンデス監督作。
詳細 007 スペクター
グランド・ブダペスト・ホテル
注目ポイント&見所
「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督が描く群像劇。出演は、レイフ・ファインズ、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウ。
ヨーロッパNO.1のホテル”グランド・ブタベスト・ホテル”では伝説のコンセルジュ、グスタヴ・Hの究極なおもてなしが売りだったが、ある日、常連客のマダムD殺害事件が起きてしまう。
犯人探しと入れ子構造で語る形式が見どころ。レア・セドゥはクロチルド役。
ウェス・アンダーソン監督の小物使いなど随所でセンスの良さが光っています。
美女と野獣(2014)
注目ポイント&見所
ディズニー・アニメとは違う解釈と映像美で実写映画化。ヒロイン・ベル役をレア・セドゥが演じ、強い女性像を生き生きと魅せています。共演はバンサン・カッセル。ディズニー・アニメの印象で観てしまうと物足りなさを感じるが、これこそがフランス流ダークファンタジーかも!
また野獣への愛がディズニーほど深く描かれていない。そのため、愛というよりもなぜ、王子が野獣の姿になったのかという秘密に注目して下さい。ただ、衣装とレア・セドゥの美しさには圧倒されます。
「サイレントヒル」(06)のクリストフ・ガンズ監督作。
詳細 美女と野獣(2014)
アデル、ブルーは熱い色
注目ポイント&見所
高校生のアデルが、ブルーの髪を持つ美大生エマと恋に落ち、別れ、再会までを描く性愛映画。運命的な恋が始まると、世界がブルーに染まる映像が美しい。ブルーのベンチやブルーの絵画など色彩に注目して下さい。
ただ6分にも及ぶ性愛シーンは果たして必要なのか、疑問です。本作には、どぎつい描写や哲学的なモチーフが何度も登場します。それが大丈夫な方だけ観て下さい。第66回カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞。
出演はアデル・エグザルコプロス、レア・セドゥ。アブデラティフ・ケシシュ監督作。
詳細 アデル、ブルーは熱い色
ミッドナイト・イン・パリ
注目ポイント&見所
パリを舞台にした、ウッディ・アレン監督のタイムトラベル・コメディ。出演はオーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、レア・セドゥ。脚本家のギルは、パリへ移り創作の幅を広げようとするが、婚約者イネズとの仲に暗雲が立ち込めます。
いつものイギリスが舞台のアレン映画ではないが、ギルのご都合主義がいかんなく発揮され、少々やりすぎ感があります。ただパリの美しさは必見!ロマンスと皮肉の両方を楽しめる人におすすめ。
過去へ行き、ヘミングウェイやダリと交流するシーンは軽妙で素敵!
詳細 ミッドナイト・イン・パリ
まとめ
内気な性格だと本人は言っているが、出演作には情熱的な役柄が多い。例え、ほんの少しの出演でも彼女の無敵な美しさはあとを引きます。それがフランス出身の女優らしさかもしれません。
ダニエル・クレイグ版「007スペクター」に出演した事で人気と知名度も上昇。これからの活動が最も楽しみな女優です。2016年3月にはSF映画「ロブスター」(15)が公開されます。コリン・ファレルやレイチェル・ワイズといった豪華なキャストも話題です。
ボンド・ガールだけじゃないレア・セドゥの魅力に急げ!
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