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映画『パパと娘のハネムーン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『パパと娘のハネムーン』の概要:いつでも仕事優先の女性は、結婚式当日に破断されてしまう。こっそりと結婚式に参加していた疎遠の父親と再会した彼女は、酔った勢いで予定していたハネムーンに父親と参加することにした。

映画『パパと娘のハネムーン』の作品情報

パパと娘のハネムーン

製作年:2018年
上映時間:103分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ローレン・ミラー・ローゲン
キャスト:クリステン・ベル、ケルシー・グラマー、ポール・W・ダウンズ、ザック・アペルマン etc

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映画『パパと娘のハネムーン』の登場人物(キャスト)

レイチェル・ハミルトン(クリスティン・ベル)
仕事が何よりも最優先で生活している女性。幼い時に父親とは疎遠になり、母親も亡くなったため一人で生きていた。孤独を分かち合える男性を見つけたものの、結婚式当日まで仕事をしていたおかげで破談になってしまった。
ハリー・ハミルトン(ケルシー・グラマー)
レイチェルの父親。26年間疎遠になっていたレイチェルの結婚式をネットで知り、こっそりと参列したことで再会した。長年の思いを伝えようとするが、上手くいかず奮闘する。

映画『パパと娘のハネムーン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パパと娘のハネムーン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パパと娘のハネムーン』のあらすじ【起】

結婚式の最中にも仕事の電話の対応をする花嫁のレイチェル。友人たちに囲まれながら、緊張した面持ちで写真に撮影に挑む。胸高鳴る瞬間を迎えても仕事の電話をしていたレイチェルは、ブーケに携帯電話を隠して結婚相手のオーウェンと誓いの言葉を交わそうとする。「広告外の救世主」と上司に称えられるレイチェルだが、落としたブーケから出てきた携帯電話を見たオーウェンはパニックを起こし結婚式を抜け出そうとした。その様子を見兼ねた父親・ハリーはこっそりと参加していたにも関わらず、式場から出ようとした際に椅子を倒してしまった。

状況に耐えかねて式場から出たレイチェルは、父親を追いかけようとするがその影を見つけることはできなかった。ハネムーンの予定で2週間の休暇を取っていたレイチェルだが、翌日出社した。予定通りプレゼンをこなしたレイチェルだが、祝いの言葉やオーウェンとの写真を前に耐えかねて自分を抑えきれなくなってしまう。

帰宅したレイチェルの元にハリーが訪ねてきた。娘の人生最良の日に再会を果たしたかったハリーだが、計画通りにはいかず「1杯だけ飲みに行こう」と誘いにきたのだ。強いお酒ばかり飲むレイチェルに付き合うハリー。疎遠だったハリーはあるウェブサイトを見てレイチェルの結婚を知り、式に参加したという。それはオーウェンが提案したものだった。

映画『パパと娘のハネムーン』のあらすじ【承】

散々飲み明かした二人が明け方、家の前に座り込んでいるとレイチェルの携帯にしつこく連絡があった。それは新婚旅行のために手配していた運転手からである。本来ならハネムーンに向かうはずだったレイチェルは、酔いに任せてハリーと旅行に出向くことにする。しかし目が覚めたレイチェルは何も覚えていなかった。手ぶらが良いと言い張ったことだけでなくハリーを旅行に誘いだしたことも。

満室で一緒の部屋に泊まることになった二人。ひとまず服を買い、気分転換にデッキに出た二人だが昇進がかかった案件を抱えているレイチェルは仕事の連絡に熱心だった。オーウェンがハネムーンに船旅を選んだのは、船の上は電波が悪いからだとレイチェルは気づかされるのだった。

翌日ジャマイカに到着したら、船を降り飛行機で仕事に戻ろうとしていたレイチェル。ハリーが26年ぶりに会いに来たのは、親友のゲイブに勧められたからだと素直に話すとレイチェルは機嫌を損ねてしまう。そこへ同じテーブルの3組のカップルが訪ねてきた。自己紹介がてらレイチェルに起こった事態を全て話してしまったハリー。限られた時間を楽しもうと一緒に過ごすハリーだったが、レイチェルは携帯ばかり気にして打ち解けようとはしない。ハリーは気を遣ってレイチェルに飲み物の注文を頼んだ。するとバーカウンターで一人の男性・ジェフと意気投合するのだった。

その夜、レイチェルとハリーはゲームに参加することになった。ハリーの作戦が功を奏して見事に勝ち進んでいく。ゲーム中は上機嫌のレイチェルだったが、嬉しそうに話しかけるハリーを疎ましく思い始める。当てつけるようにバーカウンターで知り合ったジェフと飲みに行ってしまうレイチェル。ハリーは不貞腐れて一人で部屋に戻るのだった。

映画『パパと娘のハネムーン』のあらすじ【転】

いつまで待っても戻ってこないレイチェルを心配して、ハリーはジェフの部屋を訪ねた。悪い予感は的中し、男性の部屋からレイチェルが出てきたものの「26年間ほったらかしだったくせに」と言い返されてしまう。

翌朝も気まずい二人。同じグループのカップルもすぐに事態を察するほどだった。レイチェルに好意を寄せるジェフは、グループを変更してもらいレイチェルたちとハイキングに行くと言う。ハリーとレイチェルの間には常にジェフが入り込む。さらに電波を見つけては仕事のメールをするレイチェルの様子を見て、ハリーは携帯を浅瀬に投げ捨てた。パニックになるレイチェルを見て、「素晴らしい大自然を前に携帯ばかり見ていては孤立する」とハリーは助言するのだった。

元々仕事人間だったハリー。レイチェルの記憶は違い、実は毎週家に帰っていたというハリー。しかしその度に別れるのが辛くなり、徐々に疎遠になっていたのだ。真実を知ったレイチェルは、何度も手紙を書いたことやいたずら電話もしたことを明かした。そして旅を最後まで続けることにするのだった。

自分の仕事が長引いたせいで母親の死に目に立ち会えなかったレイチェル。孤独に死ぬことを恐れ、オーウェンのプロポーズを受けたというのだ。ようやく本音を言えるようになったレイチェルだが、会社から借金の取り立ての連絡があったと知らされる。実はハリーの会社は倒産し多額の借金を抱えていたのだ。

映画『パパと娘のハネムーン』の結末・ラスト(ネタバレ)

会いに来たのはお金のためだと勘違いしたレイチェルはハリーにまくし立てる。ハリーは相棒のゲイブが亡くなり孤独だったから会いに来たと正直に打ち明けた。几帳面な性格だったゲイブはアルツハイマーを患い、支えるための資金が借金になったという。ずっとゲイブの遺骨を持って旅していたハリーは追悼のため、遺書にカラオケ大会に出たいとレイチェルに申し出るのだった。

大盛り上がりのカラオケ大会で最高のパフォーマンスを見せたハリーとレイチェル。盛大な拍手を受けた二人は、同じグループのカップル達に見守られながらゲイブの遺骨を散骨するのだった。「気づけば、仕事のことを忘れていた」というレイチェルは、ニューヨークではなくカルフォルニアに向かいハリーとゲイブが過ごした家の片付けをすることにした。そして初めて「ありがとう」とハリーに気持ちを伝えるのだった。

誰が見てもレイチェルは変わった。しかしバケーションの終わりと同時に、レイチェルの仕事は始まってしまう。昇進が決まり、急遽カルフォルニアには行けなくなった。ハグをして笑顔で別れた二人。レイチェルは淡々と仕事をこなすが物足りなさを埋められずにいる。出張の直前、行き先を変えハリーに会いに行くのだった。

再会した二人は、強くハグし合い少しだけ延長した休暇を堪能するのだった。

映画『パパと娘のハネムーン』の感想・評価・レビュー

「ネットで名前を検索したことはあるか?!」と娘に問う父親。実に可愛らしかった。26年という歳月離れていた二人の距離が近づくまでの時間、酒を交わしながら何を話したのかできれば紡いでほしかった。良いまとまり方をした作品であり、配信サイトを利用し自宅で見るにはちょうどいい規模の展開だからこそ悔しい部分である。ローレン・ミラー・ローゲン監督の映画デビュー作ということなので、次作ではどんな人間模様を描くのか注目していきたい。(MIHOシネマ編集部)


結婚式の最中も仕事一色なレイチェルの行動に驚いた。さすがにここまで仕事に夢中な人はいないかもしれないが、仕事一筋の女性が主人公であるところに今の時代を感じたような気がする。
わだかまりを抱える父娘が、旅を通して仲を深めていく様子が微笑ましかった。レイチェルはきっとずっと寂しかったのだと思う。父子が仲直りできて良かったなとは思うが、結婚式で悲しい目に遭ったオーウェンがちょっと不憫で可哀そうだった。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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