映画『マジック・マイク XXL』の概要:魅力的な男性ストリッパー達の友情や葛藤を描いた、異色のヒューマンドラマの続編。前回に引き続き、今作でも主役のチャニング・テイタムを始めとする美男達のセクシーなダンスが炸裂する。意匠を凝らした演出にも見所。
映画『マジック・マイク XXL』の作品情報
上映時間:115分
ジャンル:ヒューマンドラマ、音楽
監督:グレゴリー・ジェイコブズ
キャスト:チャニング・テイタム、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、ケヴィン・ナッシュ etc
映画『マジック・マイク XXL』の登場人物(キャスト)
- マイク・レーン(チャニング・テイタム)
- 『マジック・マイク』の呼び名を持つ男性ストリッパー。3年前にストリップ界から足を洗い念願の家具屋を開業したものの、経営に行き詰まっている。
- ケン(マット・ボマー)
- マイクの同僚のストリッパー。甘いマスクと歌声が特徴。ヨガやレイキに傾倒している。
- リッチー(ジョー・マンガニエロ)
- マイクの同僚。肉体美とロマンチックな風貌を誇る。気が小さくすぐ弱気になる。
- ティト(アダム・ロドリゲス)
- マイクの同僚。コミカルで遊び心のあるダンスが得意。トバイアスと共に移動バスでフローズンヨーグルトを売っている。
- ターザン(ケヴィン・ナッシュ)
- マイクの同僚。チーム最年長。野性的な外見とは裏腹に、足腰が弱り膝を痛めている。
- トバイアス(ガブリエル・イグレシアス)
- マイクの同僚。DJとMCを担当する小太りの男。
- ゾーイ(アンバー・ハード)
- 各地を転々とするストリッパーの女性。女っ気がなく、自称バイセクシャル。
- ローマ(ジェイダ・ピンケット=スミス)
- マイクのかつての雇い主。現在は会員制の女性専用ストリップクラブを経営している。
- アンドレ(ドナルド・クローヴァー)
- ローマの店で働くラッパー兼ストリッパー。
- マリク(スティーブン・トゥイッチ・ボス)
- ローマの店で働くダンサー。
- メーガン(キャリー・アン・ハント)
- ティトの知人女性。
- ナンシー(アンディ・マクダウェル)
- メーガンの母親。豪邸に住むバツイチの有閑マダム。
- パリス(エリザベス・バンクス)
- マイク達が参加するストリップ大会の主催者の女性。マイクとは旧知の仲。
映画『マジック・マイク XXL』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『マジック・マイク XXL』のあらすじ【起】
かつて『マジック・マイク』との称号を誇った男性ストリッパーのマイクは、3年前にストリップ界から足を洗い、現在は経営難の注文家具屋を営んでいる。
ある日、マイクはかつてのストリップ仲間のターザンから、以前の上司の訃報を受け取る。マイクは指定された通夜会場に向かうが、そこはプールサイドパーティーの会場である。
マイクは、3年前に所属していた男性ストリッパーチームのメンバー達に騙されて呼び出されたのだった。
リッチーを始めとするメンバー達は、ストリッパー生命を賭け、マートル・ビーチで開催されるストリップ大会へ参加しようと考えている。チームにマイクが欠かせないと判断したリッチー達は、マイクに参加を促す。
始めはストリップへの復帰を拒んだマイクだが、経営難の家具屋を休業して大会参加を決意する。マイク達は、ティトとトバイアスが所有するトレーラーに乗り込み、サウスカロライナのマートル・ビーチを目指す。
道中、マイク達は以前のホームグラウンドのショークラブ『マッド・メアリー』へ立ち寄る。その夜はドラッグクイーンのパーティーが開催されており、マイク達はステージに飛び入り参加し、プロのストリッパーとしての意地を見せる。
映画『マジック・マイク XXL』のあらすじ【承】
ショーの打ち上げで、以前から仲の悪かったマイクとケンは小競り合いをする。
マイクは、孤高のストリッパー、ゾーイと出会う。とりとめのない会話の中で、マイクとゾーイは性別を超えた友情を感じる。軽妙な冗談を交わした後、二人は別れる。
翌朝、腹を割って話したマイクとケンは和解する。以前のチームワークを取り戻したマイク達は、ジョージアを目指す。
道中、マイク達はドラッグを摂取しながら、新しい演出について意見を交わす。ハイになったマイク達は、自分の実力の無さを嘆くリッチーを奮い立たせるため、立ち寄った売店の女性店員を笑わせる賭けをする。ドラッグで興奮状態のリッチーは、渾身のダンスで店員を魅了して自信をつける。
トバイアスの居眠り運転が原因で、トラクターは街路樹に衝突する。トバイアスは緊急入院し、トレーラーは修理工場へ送られる。MCと交通手段を失ったマイク達は途方に暮れる。
マイクは、かつての雇い主のローマに助けを請うことを思いつく。一行は、ローマが経営する会員制の女性専用ストリップクラブを訪れる。
映画『マジック・マイク XXL』のあらすじ【転】
ローマはマイク達に自分の店を案内する。ローマの店の従業員は全員プロで、マイク達はハイレベルな技術や接客に圧倒される。マイク達は、ラッパー兼ストリッパーのアンドレやダンサーのマリクと知り合う。
マイクはローマに大会参加への助力を請うが、拒まれる。ローマに自分の力量を見せるため、マイクは即興のストリップダンスを見せる。マイクの実力を認めたローマは、アンドレにマイク達を次の目的地まで送らせることを承知する。
マイク達は、宿を頼もうとティトの知人メーガンの自宅を訪れる。留守のメーガンに代わって、母親のナンシーが応対に出る。有閑マダム達とワインパーティーを開いていたナンシーは、マイク達を歓迎する。
ナンシー達とマイク一行は次第に打ち解ける。メーガンがゾーイを含めた友人達と帰宅し、マイクはゾーイに再会出来たことを喜ぶ。
ゾーイの暗い表情が気になるマイクは、二人きりになった時にゾーイに話しかける。マイクは、ゾーイが失恋して傷ついていることに気付き、ゾーイを励ますために、大会を見にくるよう誘う。
その夜、リッチーとナンシーは肉体関係を持つ。翌朝、ナンシーはリッチーに、自由に使って良いと高級車の鍵を渡す。マイク達は新しい交通手段を手に入れる。
映画『マジック・マイク XXL』の結末・ラスト(ネタバレ)
ナンシーの口添えで、マイク達は高級ホテルのスウィートルームに滞在する。マイク達を驚かせようと、ローマ、アンドレ、マリクが先にホテルに到着している。ローマはマイク達のステージのMCを務めることを請け負う。
大会までの数日間、マイク達は新しい演出を企画し、小道具や衣装を手作りする。マイク達の結束は日々強くなっていく。
大会当日、正規のエントリーをしていないマイク達は、大会主催者のパリスに出場を掛け合う。ローマとパリスが以前恋人関係だったこともあり、マイク達は出場権を得る。
大会が開幕し、マイク達は豪快なステージで観客を魅了する。ローマのMCに合わせ、ターザン、ティト、ケン、アンドレ、リッチー、マリク、マイクの順に登場する。
マイクは観客の中にゾーイを見つける。マイクはゾーイをステージに上げ、素晴らしいパフォーマンスでゾーイを笑わせる。ゾーイはマイクの友情に感謝する。
大会終了後、全力を出し切ったマイク達は満足げにビーチをそぞろ歩いている。突如、花火が打ち上がる。マイクは、仲間達と共に明るい夜空を見上げる。
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前作 マジック・マイク
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