「耳をすませば」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

耳をすませばの概要:90年代に製作されたとは思えないほど、今でも人々の心に明確に焼き付いているラブストーリー。青春の甘酸っぱさに身悶えしながら、かつて自分も経験した懐かしい気持ちを思い出す名作です。

耳をすませばの作品情報

耳をすませば

製作年:1995年
上映時間:111分
ジャンル:アニメ、ラブストーリー、ファンタジー
監督:近藤喜文
キャスト:本名陽子、高橋一生、小林桂樹、露口茂 etc

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耳をすませばの登場人物(キャスト)

月島雫(本名陽子)
本をこよなく愛する中学三年生。ある日偶然訪れた「地球屋」で天沢聖司と運命の出会いを果たす。
天沢聖司(高橋一生)
ヴァイオリン職人を志す中学三年生。イタリアへの留学が決まっている。
西司朗(小林桂樹)
アンティーク屋「地球屋」のオーナーで聖司の祖父。2人の夢を応援する理解者。

耳をすませばのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『耳をすませば』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

耳をすませばのあらすじ【起】

市立図書館に勤める父親を持つ中学三年生の月島雫は、父親の影響もあってか友達にからかわれる程読書をこよなく愛する読書家でした。学校の図書館や父親の勤務する市立図書館で本を借り、現実では体感することのできないその空想の世界に飛び立つのが雫の日課でした。

ある日雫はいつものように図書館で本を借りようとしていました。そして何となく貸し出しカードを見てみると、そこには雫よりも前に”天沢聖司”という人物が本を借りたという記録が残されていました。その時は何とも思わなかった雫でしたが、次に借りた本にも、そしてその次に借りた本にも、雫よりも前にその名前が残されているのでした。

今迄気に留めていませんでしたが、実は今まで自分が借りてきた本の大半に、その”天沢聖司”の名前は記されているのでした。自分と似通った趣味だと思われる、また、読書家と自負している自分よりも早く全ての本に手をつけている”天沢聖司”という存在に、雫は興味を持ち始めます。

耳をすませばのあらすじ【承】

暑い夏が訪れ、学校は夏休み期間に突入しました。雫の友人達は中学三年生という事もあり受験や、そして年頃の女の子らしく恋バナに花を咲かせています。しかし放任主義である雫の家ではあまり親に勉強しろと言われる事もないため、受験をあまり差し迫ったものとして感じることはなく、さらに恋らしい恋の経験も憧れ自体もあまりない雫はイマイチ友人達の話に乗ることができません。

その分雫は、所属している部活動や、趣味の読書に熱意を注いでいました。ある日、雫がいつものように図書館へと向かっていると、その道中少しブサイクな太々しい猫と遭遇しました。ブサ可愛いその猫に思わず興味を惹かれた雫は、その猫を追いかけることにしました。

そして狭い路地や裏通りを通った先にあった一軒のアンティークショップの前で猫は足を止めました。その店、『地球屋』はまるで御伽噺や物語の中から出てきたような雰囲気を醸し出している店で、その佇まいに雫の心は一気に引き込まれます。

耳をすませばのあらすじ【転】

思わずその店の門をくぐった雫は、店を経営する1人の老人、西司郎と出会います。仏頂面で一見気難しそうな司郎でしたが、純粋な雫とは比較的早くに打ち解け雫に様々な話を聞かせてくれるようになります。それから地球屋は静かにとってお気に入りの場所となり度々足を運ぶようになるのでした。

するとある日、店内で見慣れない1人の青年の姿を見かけます。自分と同年代であるという青年は司郎の孫で、何と雫がずっと気になっていた”天沢聖司”だったのです。ヴァイオリン職人になるという夢を持っている聖司は、地球屋の地下を借りて日々ヴァイオリン制作に勤しんでいたのでした。

色々とあって、あまり良いとは言えない第一印象の2人でしたが、ですが雫は将来の夢を持ちそのためにしっかりと行動をしている聖司を素直に尊敬します。一方で、自分と同い年の聖司が夢に向かって突き進む姿を見て、今まで自分は何も考えずに日々をただ過ごしてきた事に気付き、雫は悩み始めます。

耳をすませばの結末・ラスト(ネタバレ)

そして自分には何が出来るのかと考え始めた雫の頭に浮かんだのは、やはり大好きな本でした。今迄は読者として空想の世界に飛び込んでいましたが、今度は自分がその世界を他者に贈る、書き手側の人間になってみようと思い立つのです。

地球屋、そして学校で顔を合わせるたび、聖司と雫の距離は縮まっていきます。しかし、聖司は本格的に職人としての経験を積むため、イタリアへの留学を決意しました。そしてイタリアへと経つ早朝、聖司は雫の家を訪れ彼女をとある丘へと誘いました。そして日の出に染まる中、自分が一人前の職人になったら結婚してほしい、と雫にプロポーズするのでした。そもそも聖司はしっかりと面識が出来る前から雫に惹かれており、少しでも雫の目に止まろうと雫の読みそうな本を片っ端から借りていたのです。

雫は静かに頷き、そして聖司はイタリアへと旅立って行きました。イタリアと日本、そしてヴァイオリン職人と作家という違う場所、道ですが、いずれ2人の道が交差することを信じそれぞれが将来に向かって歩み出すのでした。

耳をすませばの感想・評価・レビュー

自分の学生時代を思い出すと、雫の行動や気持ちに共感できる部分が多く、感情移入しやすい作品でした。勉強しなければいけない時期だけど、それよりも大事なものがあったり、「今やらなければ」と思ってしまったり。身近にヴァイオリン弾きや職人はいませんでしたけど。おじいちゃんたちとのセッションがすごく好きなシーンです。

気になるのは雫が書いた物語。バロン(猫の恩返し)説や、バロンは作家としての雫のデビュー作という説もあります。たどたどしい初めて書いた長編、読んでみたいです。(女性 40代)


全ての人に送る甘酸っぱく、ゾワゾワしてしまう青春物語。「月島、面会だぞ。」のシーンなどは、見ていて恥ずかしさしかなく目をそらしてしまいたいほどの若さと瑞々しさに溢れている。主人公がごく平凡な女の子に対してお相手は大人びた憧れの対象になるような男の子。そんな人に惚れられるという少女漫画的ストーリーは、全女性の心に永遠に潜み続ける理想である。しっかり見ていれば理解に易いが、妄想と現実が入り乱れる内容は、気が付けばどこか不思議な気持ちにさせられる。それも含めて青春の良さが凝縮された後世に語り継ぎたい作品。(女性 30代)


甘酸っぱい青春という言葉がピッタリな作品である。読書がとにかく大好きな雫は日々図書館で本を借りているのだが、いつも天沢聖司という人物が本を借りている形跡を見つける。きっとその人も読書が好きなのだろうと思いを馳せ、やがてひょんなタイミングで2人が出会う。雫の片思いなのかと思いきや、実は聖司が本を借りていた理由が雫の気を引いたいという思いからという事が分かり、見てる側も思わず声をあげてしまう展開であった。2人の未来までは描かれていないが、そういった想像も含めて楽しめる作品となっている。(男性 30代)


思春期の年頃の青春を描いたジブリ作品です。夢や恋に葛藤する様子は、さすがジブリと言わざるを得ません。子供達を温かく見守る親たちの様子も上手く表現されています。日々の中で、新しく出会った人々から色んな事を学び一回り大きく成長していきます。

恋や夢に挫折しそうになった時に、この映画を観て原点に戻ったらいいんじゃないかと思いました。(女性 30代)


図書館の貸し出しカードがかつて手書きだった学生時代を懐かしく思い出させてくれる。
特に、聖司の演奏で雫がカントリーロードを歌うシーンは心地よく印象深い。
雫が地球屋で出会った置物のバロンと共に別世界へ飛び立ったり、でも現実では自分が本当にやりたいことは何なのかと進路に悩んだり、ファンタジーとリアリティーの二つの要素が含まれている。
それぞれの夢に向かう姿が真っ直ぐで清々しく、二人ならきっと大丈夫だろうと想像する。
青春時代の心の葛藤を大胆かつ繊細に描いた、言わずと知れた名作。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. pillow より:

    ジブリの中でも、現実離れし過ぎていなくて親近感を覚える作品です。
    なんと言っても「カントリーロード」の印象が凄く強く残っています。小学生の頃に音楽の授業であったのもありますが。
    一冊の本を読んでいる様な、素敵な小説の様なストーリーが大好きです。
    脆く淡い恋心の描写は観ていて応援したくなります。下手にメロドラマ観るより遥かに心に染みます。