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映画『モンスーン・ウェディング』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『モンスーン・ウェディング』の概要:2001年に制作されたインド映画。ベネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得しており、インド映画としては短く114分となっている。インドのパンジャーブ地方の伝統的な結婚式を舞台にしたラブストーリーである。

映画『モンスーン・ウェディング』の作品情報

モンスーン・ウェディング

製作年:2001年
上映時間:114分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ミーラー・ナーイル
キャスト:ナセールディン・シャー、リレット・デュベイ、ヴァソンダラ・ダス、イシヤーン・ナイール etc

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映画『モンスーン・ウェディング』の登場人物(キャスト)

アディティ・ヴァルマー(ヴァスンダラー・ダース)
インドのテレビ局に勤めるキャリアウーマン。父親の選んだ相手と結婚することになるが、テレビ局の妻帯者と不倫関係にあることから、結婚を決意することができずにいる。
ラリット・ヴェルマー(ナスィールッディーン・シャー)
アディティの父親。娘のアディティの結婚を心から喜んでいる。結婚式を素晴らしいものにしようと奮闘するあまり、空回りしてしまうこともあるが、娘の幸せを一番に考えている。
ヘマント・ライ(パルヴィーン・ダーバス)
アディティの婚約者。穏やかで優しい性格で、アディティに不倫相手との真実を打ち明けられるが、アディティの過ちを許し、共に歩んでいくことを決意する。

映画『モンスーン・ウェディング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『モンスーン・ウェディング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『モンスーン・ウェディング』のあらすじ【起】

現代のインドはグローバル化がどんどんと進んでいる。そんな中、テレビ局に勤めるアディティは、父親のラリットが選んだ結婚相手と結婚することが決まっていた。宗教上の問題からインドでは、娘の結婚相手は親が決めることになっており、アディティも例外ではなかった。

アディティはテレビ局に勤めているだけに、グローバルで現代的な女性であったにも関わらず、ラリットが持ってきた結婚の話を受け入れていた。ラリットが勧めた結婚を受け入れるにはある理由があった。アディティは勤めているテレビ局の番組司会の男性と不倫関係にあったため、このままではいけないと思い、結婚をすることにしたのだった。

アディティは秘密を家族には明かすことができず、結婚することを決めたものの、悶々と時を過ごしていた。一方で、娘が結婚を受け入れたことに喜んだラリットは結婚式の準備を着々と進めていく。インドの結婚式は数日間に渡り盛大に行われ、大勢の親戚なども集まって執り行われる。

映画『モンスーン・ウェディング』のあらすじ【承】

お見合い結婚を承諾したアディティは、勤めているテレビ局に寿退社の挨拶に向かう。そこには、アディティと不倫関係になっていた妻帯者である司会の男性もいた。もう不倫関係を解消しようと考えていたアディティであったが、その男性に会ったことで、自分の気持ちを抑えきれなくなってしまい、キスを交わしてしまう。

お見合い結婚を承諾したものの、アディティは、まだまだ気持ちに踏ん切りが付かずにいた。アディティの気持ちを知っている従姉妹には、親の選んだ結婚相手と愛のない結婚をすることに満足しているのかと問われる。

まだまだ不倫相手のことが忘れられないまま、結婚式の日が近づいて来た。アディティの家には世界各地から親戚一同が集まりつつあった。ラリットは結婚式のプロデュースをウェディングプランナーに依頼し、自分でも準備を仕切るなど、物凄い張り切りようであった。そして遂に、アディティの結婚相手である新郎ヘマントがインドへやって来た。

映画『モンスーン・ウェディング』のあらすじ【転】

ヘマントは爽やかで優しい雰囲気のハンサムな男性で、アディティとの結婚を待ち望んでいた様子であった。そんな素敵な新郎に会ったアディティであったが、やはり不倫相手のことを忘れることができず、従姉妹らと結婚式の服を買いに出かけた際も、1人上の空で結婚には乗り気ではなかった。

そして遂にアディティは、ヘマントと指輪の交換もして、正式に婚約者となったが、不倫相手に会いに夜中に家を抜け出してしまう。家を抜け出したアディティは、不倫相手である番組司会の下へ訪れる。

しかしながら、彼の思いやりのない不誠実な姿を見て、アディティはやっと踏ん切りがつく。それと同時に、ヘマントに対する罪悪感に苛まれる。アディティはヘマントの気持ちなど考えもせずに、不倫相手のことばかり考えており、そんな嘘で塗り固められた自分自身に嫌気が差したのだ。アディティは、ヘマントに対する罪悪感と後悔から、真実をヘマントに打ち明けようとするが、従姉妹には反対されてしまう。

映画『モンスーン・ウェディング』の結末・ラスト(ネタバレ)

従兄弟には反対されたアディティであったが、結婚生活が嘘に塗り固めたものになることが耐えられないため、ヘマントに打ち明けることを決めた。結婚式の前日、アディティはヘマントに自分の不誠実な行動を全て話した。

普段は優しく穏やかなヘマントであったが、その時ばかりは怒りがこみ上げている様子であった。ヘマントは言葉を発することができず、去って行くアディティを見つめることしかできなかった。しかしながら。去って行くアディティの後ろ姿を見たヘマントは、突如彼女を追いかける。

ヘマントは、過去に辛い恋の経験をしたことを語った。そして、アディティの気持ちを理解することができ、一緒に乗り越え幸せを掴むことができると言った。ヘマントは、婚約がダメになるかもしれないと覚悟した上で、真実を話したアディティに胸を打たれたのだった。

結婚式当日、これからの生活に胸を躍らせたアディティとヘマントの結婚式が始まった。インド流の楽し気な音楽と共に愉快に踊る結婚式は、見事幸せに執り行われ、モンスーンの雨が降っていた。

映画『モンスーン・ウェディング』の感想・評価・レビュー

現代のインドの結婚式をテーマにしており、最後はハッピーエンドなので幸せな気持ちになることができる。印象に残っているシーンであるヘマントが不誠実なアディティを許す場面は、結婚とは相手の過去や良くない面も受け入れ、信頼を築き上げていくものであると教えてくれる。また、インド映画は2時間半程度の長い作品が多いが、本作は1時間54分と短く、インド映画が長くてなかなかハードルが高い人でも飽きずに観ることができる。(MIHOシネマ編集部)

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