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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の概要:その後何作も続編が発表される事になる大人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の記念すべき第1作。ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウは超人気キャラクターとなり、彼の代表作の一つとしても挙がる。

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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の作品情報

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち

製作年:2003年
上映時間:143分
ジャンル:アクション、ラブストーリー、アドベンチャー、コメディ
監督:ゴア・ヴァービンスキー
キャスト:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ etc

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の登場人物(キャスト)

ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)
七つの海をまたにかける大海賊。一年の殆どを海で過ごす為、陸に上がると陸酔い状態を起こす。
ウィリアム・ターナー・ジュニア(オーランド・ブルーム)
鍛冶屋の青年。エリザベスに恋しているが、身分違いの恋に気持ちを伝えられずにいる。
エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)
提督の娘という高い地位にいる女性。ウィリアムに恋をしている。
ヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)
ブラック・パール号の船長。自らにかかった呪いを解こうと躍起になっている。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のあらすじ【起】

舞台は今より昔の18世紀、まだ海賊が海に蔓延っていた時代のことです。カリブ海のとある場所にポート・ロイヤルという港町があり、そこにエリザベスという娘が住んでいました。提督の娘という恵まれた立場で生まれたエリザベスには、一つの宝物がありました。それは彼女が小さい時に、海で遭難していたところを助けられたウィルという少年が持っていたメダルです。その後ウィルはポート・ロイヤルで鍛冶屋として働いていました。実はウィルとエリザベスは密かに想いっていたのですが、あまりにも身分違いの恋にその気持ちを打ち明かすことはありません。

ある日、ポート・ロイヤルにジャック・スパロウという海賊が訪れました。女たらしのジャックは、美しいエリザベスを見てついつい手を出そうとします。それが提督の怒りに触れ、ジャックは捕らえられ、刑に処されることになりました。

しかし、ポート・ロイヤルを訪れた海賊はジャックだけではありませんでした。翌朝、ブラック・パール号という船の船長、バルボッサがポート・ロイヤルを襲撃したのです。

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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のあらすじ【承】

バルボッサがポート・ロイヤルを襲撃した理由は、幼少期のウィルが持っていて、現在はエリザベスに渡っている金貨にありました。その事を知ったエリザベスは街の人を助ける為、金貨を渡すので即刻街から立ち去るようにという交渉を持ちかけます。しかし何とバルボッサは、金貨だけでなくエリザベスも連れ去ってしまうのでした。

愛するエリザベスを誘拐されたウィルは彼女の救出を試みますが、一人ではどうしようもない事も理解していました。そこでウィルは、エリザベスを共に助け出す事を条件にジャックを牢屋から脱獄させたのです。まず二人はトルツゥーガに立ち寄り仲間を確保しました。

一方、バルボッサがエリザベスを拉致した事にも理由がありました。実はバルボッサとその船員たちはある呪いにかかっており、その呪いを解く為には金貨と、その持ち主である人間の血が必要だったのです。しかし、儀式を行っても呪いが解ける様子がありません。それもそのはず、金貨の真の持ち主はウィルだからです。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』のあらすじ【転】

そんな事を知る由もないバルボッサは思わず動揺します。そしてその隙をついて、ジャックと共に追いかけてきたウィルがエリザベス救出に成功するのでした。しかし、ウィルは過去の経験から海賊を心の底から憎んでいました。そこで、エリザベスを助け出した今不要になったジャックを置き去りにして船を出したのです。

裏切られたジャックは、バルボッサに「本当の金貨の持ち主を知っている」と交渉を持ちかけます。そして手を組んだジャックとバルボッサの魔の手がウィルとエリザベスの乗るインターセプター号に迫ります。そして一斉攻撃を仕掛けたブラック・パール号は勝利を収め、金貨と持ち主であるウィルが拉致されてしまいました。

しかし、バルボッサにとって今度はジャックとエリザベスが用済みとなります。そこで彼は二人をとある孤島に置き去りにしてしまったのです。しかし、負けん気の強いエリザベスは何とか火を起こし、その狼煙を見たノリントンの船に救出されたのでした。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の結末・ラスト(ネタバレ)

ノリントンはかねてよりエリザベスに好意を抱いており、その事を知っていたエリザベスはもしウィルを助け出してくれれば彼と結婚すると約束をします。そしてエリザベスを手に入れる為、ノリントンの船はバルボッサのいる死の島へと向かいました。そこではバルボッサ率いる大群が待ち受けており、彼らは全面戦争へとなだれ込みます。

しかし、その身に受けている呪いのせいで不死身となっているバルボッサ軍団は、どれだけ銃弾を打ち込まれようが刀で斬られようが死ぬことはありません。その戦いの最中、ジャックはバルボッサに剣を突き立てられますが、息絶えることはありませんでした。実はジャックもまた、同様の呪いをその身に受けていたのでした。しかしそこでウィルが機転を利かします。ノリントン軍がバルボッサ達に銃口を構えた時、金貨と自身の血を使ってその呪いを解いたのです。一身に銃弾を受けたバルボッサ達は、とうとう命を落としました。

何とか街に戻った一行でしたが、ジャックの処刑が決定します。しかしウィルとエリザベスが彼を助け出し、ジャックはブラック・パール号に乗り込み再び自由気ままな旅に出るのでした。

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』の感想・評価・レビュー

ジョニー・デップ扮するジャックスパロウが登場するパレーツオブカリビアンの第一作品目。第一作品目は海賊らしく、呪われた金貨がテーマとなっている。
巧みな話術と、飄々とした動き、この作品でジャックスパロウの魅力にとりつかれた人は多いのではないだろうか。
キャプテンバルボッサや、ウィル、エリザベスなど、今後もシリーズを通して深く関わっていくキャラクター達にも注目である。
金貨の呪いで死なない体となっているバルボッサとジャックが対決する際、呪いを利用し、自らを一時的に死なない体にするなどの大胆な発想がまさにジャックというべきである。(男性 30代)


ジョニー・デップ主演のファンタジーアクション作品。ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」を原題に「タイムマシン」などで知られるゴア・ヴァービンスキーが監督を担当。

強いファンタジー要素を組み込むことで海賊物の常識を一変させた本作はジョニー・デップの怪演を相まってコミカルながらドキドキする展開に引き込まれていくエンターテイメント作品となっている。(男性 20代)


私はこの映画でジョニー・デップが目指した物はけしてカッコいい役柄ではなく、奇妙で信用できないけれども魅力的なヤツ。だったと思っているが、ファンたちは彼の完成された造形を元手にこのヘンテコな海賊をイケメンとして扱った。この敗北が彼をおかしくさせたと思っている。どう評価するかはもちろん観客にゆだねられるべきだろうが、せめて映画の中の事象で評価を冷静に下して欲しい。(男性 30代)


あの「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第一作目、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウに、オーランド・ブルームのウィルのコンビがカッコ良い‼賢く美しいキーラ・ナイトレイのエリザベス、この3人のキャラクターがそれぞれ際立っており、とても良い。アクション、コメディ、ロマンス全ての要素が入っており、面白おかしく楽しい何回見ても飽きない。ジャックのメイクや立ち振る舞い、ジョニー・デップ以外のジャックはあり得ない‼そして、聞くと気分がアガるあの音楽も最高。(女性 30代)


あの音楽を聴いたら、絶対この作品を思い出す。ハンス・ジマーの代表作ともいえる最高の音楽とストーリーで語られる名作です。

ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。自由気ままでハラハラするところもありますが、最後はしっかりと仕事を成し遂げます。個性豊かな海賊たちによるアクションとウィリアムとエリザベスの恋物語にも注目です。

コメディの要素もあり、最後まで楽しく見れる映画でなぜここまで有名になったのか納得のいく作品です。(女性 20代)


パイレーツ・オブ・カリビアンの第1作目であるこの作品は、とてもユーモア溢れる面白さがある。海賊といえば怖いイメージもあるが、ジャックのおもしろさには、海賊の怖さなど忘れてしまうチャーミングさがにじみ出ている。
目まぐるしく巻き起こる戦いや逃走が絶えず繰り広げられていて、とても目を離すことはできないだろう。
個性豊かなキャラクターが繰り広げる冒険に、つい見入ってしまうのは間違いない。そんなおもしろさがある作品に仕上がっている。(女性 30代)


シリーズ1作目のこの作品。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウはあまりにも有名なキャラクターですが、本当にかっこいいです。どこか抜けていて、可愛い雰囲気がみんな好きになるキャラクターだと感じます。
今回の敵は、キャプテン・バルボッサ。ジャック・スパロウとは古くからの友人というかライバルというか、繋がりがあったのを感じさせる展開が面白いです。
海賊の世界って楽しそうだなと感じさせてくれるこのシリーズ。冒険に出かけたくなりますね。(女性 30代)


この映画の誕生で、世の中の持つ海賊のイメージが変わったのではと思えるほどの超有名作品。エンターテイメントを徹底した、笑いあり感動ありのあり大人も子供も楽しめる唯一無二の海賊映画だろう。作り上げられた世界観と、ジョニー・デップ、オーランド・ブルームをはじめとする超豪華俳優の共演も見所の一つだ。特に主演のジョニー・デップはこの役を演じるために生まれてきたのではないかと思えるほどのハマり具合だった。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. RAI より:

    音楽とジョニー・デップの演技が素晴らしい海賊映画です。
    もちろん、製作費が莫大なだけありセットも衣装も豪華ですが、この作品の一番の見どころはジョニー・デップの演技でしょう。いつも酔っ払ったような歩き方、相手の神経を逆なでする喋り方、まさに自由奔放な海賊を体現しています。彼の演技に対抗できているのは、バルボッサ役のジェフリー・ラッシュくらいではないでしょうか。
    演技ばかり見ていてストーリーは骸骨が出てきた……くらいしか頭に残っていませんが、観終わったあとも頭の中で何回もメインテーマが流れてしまう映画です。

  2. 匿名 より:

    「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のエルフ族レゴラス役で大ブレイク。クールで美形な彼に一目でトリコになった人も多いはずです。筆者もそんな一人ですが、ファンタジー映画だとより美形が目立つのではと感じています。本作では、キーラ・ナイトレイと共に運命の恋人を演じています。

    身分違いでお互い好意を持っていても、口にできないもどかしさ。注文された剣を提督に見せる時、自分が作ったと言えない弱さなどキュンとさせるシーンが多い。繊細な表現で柔らかく押してゆくのが、彼の演技の特徴だと思います。主張しすぎない点がまた、ジョニー・デップとの親和力を上げていますね。

  3. 匿名 より:

    海賊映画は当たらない!そんなジンクスが数年前まであったそうです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで、ジョニー・ディプは、自由な精神を持つ愛すべき海賊を演じてくれました。過去のどの作品よりも彼らしい演技だと思います。またイベントでは必ずジャックの扮装でファンと交流しています。

    本作の魅力は、役者の親和力と緊張感のあるアクション・シーンです。ウィルとジャックの剣を交えるシーンやノリントン大尉VS月下のバルボッサと仲間たち(骸骨)の船上での闘いが見どころです。テンポよく話が進み、飽きがこない展開も本シリーズの魅力です。
    本シリーズは4作目まで作られており、5作目からオーランド・ブルームが復活します。
    やっぱり、ジャックの相棒はウィルしかない!

  4. 匿名 より:

    ジョニー・デップ演じる、海賊ジャック・スパロウの引力に引き寄せられます。腰をクネクネさせながら、歩く登場シーンにはびっくり!軽口をたたきながら、上手く船を奪うところにも釘付けになります。ジョニー・デップが演じると、どんな役でも納得させられてしまう。

    本作にはそんなジョニー・デップの魅力が満載です。過去を一切語らないという点もキャラクターの魅力だったのですが、ギブスがあっさりエリザベスに話してしまいました。宿敵バルボッサに船をだまし取られたのも、そんな人の良さと油断が招いたのかもしれません。

    アクション・シーンも見どころです。特にオーランド・ブルーム演じるウィルとの剣を交えるシーン。舞うように軽やかです。”どこかで見たことのある顔だな?”とジャックが尋ねると、ウィルが”海賊とは付き合わない主義なんでね!”と返す会話がいい。
    どの角度から見ても、2人がかっこよく映るように計算されているので見応えがあります。ややジャックが押され気味だったようにも見えますが、2人にとって決着がつかないのがミソ。何度も巻き戻してみたくなります。