映画『オーシャンズ8』の概要:クライム映画「オーシャンズ」シリーズの第4弾。女性8人の犯罪チームがファッションの祭典で、強盗計画に挑む。サンドラ・ブロックやアン・ハサウェイ他、豪華キャストも見どころ。
映画『オーシャンズ8』の作品情報
上映時間:110分
ジャンル:コメディ、サスペンス、フィルムノワール
監督:ゲイリー・ロス
キャスト:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、ミンディ・カリング etc
映画『オーシャンズ8』の登場人物(キャスト)
- デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)
- 伝説の強盗、ダニー・オーシャンの妹。絵画詐欺の罪で服役していたが、仮出所を許される。オーシャンズ8のリーダー。自分を逮捕に至らしめた元恋人のクロードを恨んでいる。
- ルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)
- デビーの元相棒。現在は場末のバーを経営している。仮出所したデビーに誘われてオーシャンズ8の一員になる。デビーの強盗計画が、クロードへの復讐も兼ねていることを知り、計画への支障を懸念している。
- ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)
- 現在最も人気で影響力の強いハリウッド女優。ファッションの祭典メットガラのホスト。プライドが高く、我儘な一方で、情緒不安定な一面もある。そのためか、友人は少ない。メットガラでは、ローズのデザインしたドレスを纏い、ダイヤモンドネックレス「トゥーサン」を身に着けることとなる。
- アミータ(ミンディ・カリング)
- 凄腕のジュエリー職人。経済的に自立が難しく、実家で暮らしている。口うるさい母親から、結婚を急かされており、婚活中である。
- タミー(サラ・ポールソン)
- デビーの友人。元盗品売買のプロ。現在は家庭に入り、一児の母として平凡に暮らしている。今回デビーにチームへスカウトされ、現役復帰を果たす。優れたコミュニケーション能力とビジネススキルの持ち主。
- コンスタンス(オークワフィナ)
- 凄腕のスリ師。観光客相手にスリを働いている。手癖が悪く、仲間からも金品を抜き取ることがしばしばある。
- ナインボール(リアーナ)
- 凄腕のハッカー。大企業のサーバーから、一般家庭の電気系統まで、瞬時にハッキングすることができる。人とコミュニケーションをとるのが苦手。
- ローズ・ワイル(ヘレナ・ボナム=カーター)
- かつて一世を風靡したファッションデザイナー。今では落ちぶれて借金苦に陥っている。ファッションの祭典メットガラでドレスデザイナーに就任し、デビーらと、ダイヤモンドネックレス「トゥーサン」強奪を狙う。気弱な性格。
- クロード・ベッカー(リチャード・アーミティ)
- 画商。デビーの元恋人で、一緒に絵画詐欺を働いていた。デビーに罪を被せ、刑務所行きを免れたことから、デビーに恨まれている。
- ジョン・フレイジャー(ジェームズ・コーデン)
- 保険調査員。伝説の強盗ダニー・オーシャンを捕まえた実績を持つ凄腕。今回、メットガラでの「トゥーサン」盗難の調査にあたる。
- イエン(シャオボー・チン)
- 凄腕の軽業師。伝説の強盗ダニー・オーシャンの元仲間。
映画『オーシャンズ8』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『オーシャンズ8』のあらすじ【起】
アメリカのとある刑務所で、今は亡き伝説の強盗ダニー・オーシャンの妹、デビー・オーシャンは仮出所を許される。出所後すぐに昔の相棒ルーのもとを訪ねたデビーは、服役中に練った強盗計画を打ち明け、作戦決行の仲間に誘う。
デビーの計画とは、メトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典「メットガラ」で、1億5千万ドルの価値を持つダイヤモンドのネックレス「トゥーサン」を盗み出すというものだった。悪酒を提供する場末のバーの経営で、冴えない日々を送っていたルーは、犯罪へのスリルやデビーと組んでいた頃に感じていた興奮への誘惑に抗えず、デビーの計画に協力することを決断する。
デビーとルーが、作戦決行の仲間として最初に選んだのは、ファッションデザイナーのローズ・ワイルだった。彼女はかつて一世を風靡したが、今はすっかり落ちぶれて、借金に苦しんでいた。デビーとルーは、ローズにメットガラのホストであるハリウッド女優ダフネ・クルーガーのドレスデザインを担当させ、ドレスに合わせて身に着ける宝飾品として、トゥーサンを指定させることで、トゥーサンに近づこうとした。デビーとルーの協力もあり、ローズは、売り出し中の新人女優を引き合いに出して、ダフネの嫉妬心に火をつけることで、無事メットガラのドレスデザイナーへの就任を果たす。
デビーとルーは作戦決行に必要な仲間を次々とスカウトしていく。ジュエリー職人のアミータ。スリ師のコンスタンス。ハッカーのナインボール。さらには、デビーの友人であり、かつて盗品売買を専門としていた主婦タミーは、スカウトを受けて現役復帰を果たす。デビーとルーのもとに集まった全員が、凄腕の技術を持った天才的な人材である。
映画『オーシャンズ8』のあらすじ【承】
ローズとアミータは、トゥーサンを所有している、宝飾品ブランドのカルティエと交渉に臨み、粘り強い説得の末、メットガラでのトゥーサン貸与を許可される。ローズは更に、デザインに活かすためと理由をつけて、トゥーサンの実物を今すぐ見せるよう要求し、カルティエに、トゥーサンの実物を取り出させた。屈強なガードマンにより厳重に見張られるトゥーサン。ローズは、デジタルスキャン機能付きの眼鏡で、秘密裏にトゥーサンをスキャンする。そのデータをもとに、チームは3Dプリンタでジルコニウム製の精巧なトゥーサンの模造品を作成する。
一方で、チームは、メトロポリタン美術館内に、防犯カメラに映らない死角を作り出そうと動いていた。まずは、美術館の展示室内に風刺画をひそかに持ち込み、飾ることで、セキュリティの脆弱性を美術館側に認識させた。そうすることで、美術館と契約しているセキュリティ会社は、警備の見直しをせざるを得なくなったのである。そのタイミングで、ナインボールが警備設計担当者のパソコンをハッキングし、防犯カメラの操作が可能になった。こうしてチームは、美術館内のトイレの前に、防犯カメラに映らない死角を作り出すことに成功する。
時を同じくして、タミーはメットガラ主催のVOGUE編集部に潜入していた。潜入により、メットガラ当日の詳細情報を入手すると共に、ニューヨークの画商クロード・ベッカーを、ダフネの同伴者としてセッティングすることにも成功する。画商クロードは、デビーの元恋人で、絵画詐欺の罪を被せてデビーを刑務所送りにした男でもある。ルーは、デビーが今回の強盗計画と並行して、クロードへの復讐も企んでいることに気付き、計画への支障を懸念する。しかし、デビーは計画の成功を約束する。
計画は順調に進んでいるかに見えたが、トラブルが発生する。トゥーサンの留め具を外すには特殊な磁石が必要で、その磁石は、カルティエ側が用意した屈強なボディーガードが所持していることが判明する。このトラブルに、ナインボールは、自身の妹へ協力を仰ぐ。ナインボールの妹は科学に詳しく、映像解析ですぐに留め具の構造を把握し、留め具を外す磁石を自作したのである。
映画『オーシャンズ8』のあらすじ【転】
メットガラ当日。会場内にダフネが、クロードを同伴して現れた。パーティーでの食事を楽しむ二人。厨房で栄養士に成りすましたルーは、ダフネのスープに薬物を混入する。スープを口にしたダフネは激しい吐き気に襲われ、トイレに駆け込む。そのトイレこそが、チームが死角を作り上げたトイレである。
ウェイターに扮していたコンスタンスは、トイレの中で、嘔吐で苦しむダフネに寄り添う。そして、ダフネを介抱しながら、その首から、こっそりとトゥーサンを奪うことに成功する。その後、コンスタンスはトゥーサンを、ウェイターが運ぶ皿の下に忍ばせた。その皿は、厨房で皿洗い係として潜入していたアミータのもとへ届けられた。アミータはトゥーサンをこっそりとトイレへ運び、トイレの中に隠していた工具で、ばらばらに分解し始めた。
そのころ会場内は、トゥーサンの紛失が明らかになり、大騒ぎだった。招待客から厨房のスタッフまで、出席者全員が会場から締め出され、トゥーサンの大捜索が始まっていた。トイレに身を潜めるアミータが、警備に見つかりそうになる寸前、主催側としてトゥーサン捜索に加わっていたタミーは、トゥーサン発見を叫ぶ。発見されたトゥーサンは、3Dプリンタで作ったジルコニウムの複製品である。警備員たちは、ダフネがトイレに行く途中でトゥーサンを落としたのだと思い込み、無事、メットガラは再開される。
アミータによって分解されたトゥーサンは、それぞれのダイヤモンドパーツを活かして、複数のアクセサリーに生まれ変わっていた。そのアクセサリーは、コンスタンスによってメンバーたちに配られる。デビーは、内一つのダイヤを持ってクロードに近づいた。デビーは、こっそりとクロードの懐にダイヤを忍ばせることに成功する。
メットガラは盛況のうち無事閉幕する。すぐにカルティエの鑑定士は、ダフネから返却されたトゥーサンをチェックし、それが偽物であることに気付く。カルティエは、すぐさま保険調査員のフレイジャーに調査を依頼する。フレイジャーは、デビーの兄である伝説の強盗ダニー・オーシャンを捕まえた実績を持つ、凄腕の調査員である。彼は、当日の会場にデビーがいたことを突き止めるが、防犯カメラの死角により、デビーとメットガラ盗難とを結びつける決定的な証拠を見つけられずにいた。
映画『オーシャンズ8』の結末・ラスト(ネタバレ)
アジトで計画の成功を祝うチームのもとに、ダフネが現れる。驚くメンバーに、デビーとルーは経緯を話し始める。ダフネはもともと、ローズの挙動を訝しんでおり、今回のトゥーサン盗難事件にローズが関わっていると踏んでいた。その様子に気付いたデビーとルーは、ダフネに通報されて逮捕されるよりも、ダフネを仲間に引き入れて、報酬の分け前が減るほうがマシだと判断したのである。ダフネは「友達が欲しかったから」と、チームへの参加を快諾する。こうしてチームは8人になった。
ダフネは早速、今回の計画を確実なものにするべく、クロードの自宅へ向かった。メットガラで親しくなり、すっかり恋人気分のクロードは、何も疑うことなくダフネの誘惑に夢中になっていた。ダフネは隙をついて、デビーがメットガラの会場でクロードの上着に忍ばせていたトゥーサンのダイヤモンドを見つけ出し、写真を撮影する。その写真が証拠となり、クロードは逮捕される。そもそもダイヤモンドの存在に気付いていなかったクロードは困惑し、無罪を主張する。
しかし、デビーはクロードへの復讐を完璧に仕上げ、尚且つ自分たちへの捜査の追及を断つべく、先手を打っていた。デビーは、老婦人を雇って、トゥーサンを加工して作ったアクセサリーを売却させていた。そして、その売上金をクロードの口座に入金するよう指示していたのである。このダイヤ取引が決定打となり、クロードは刑務所に収監される。
完全犯罪を成し遂げ、喜ぶメンバーたち。しかし一方で、ダフネは分け前が減るのではないかと疑問視していた。なぜなら、自分を含めてメンバーは8人に増えたのだから。その疑問に答えるようにルーは冷蔵庫のドアを開ける。中には溢れんばかりの宝飾品が詰め込まれていた。なんと、メットガラ開催当日、トゥーサン強奪の裏で、美術館に展示されていた他の宝飾品の数々を盗んでいたのだ。
会場でトゥーサン紛失に伴って出席者全員が会場から締め出されている中、かつてダニー・オーシャンの仲間だった軽業師のイエンと協力して、会場内の展示室にある宝飾品を模造品とすり替えていたのである。こうして強奪した、トゥーサンと他多数の宝飾品によって分け前の金額は、当初の予定額を大きく上回るものとなった。
大金を手に入れ、チームは解散する。ローズは借金を返済し、自分のブランドで店を立ち上げた。アミータは男性との良い出会いに恵まれ、パリでデートをしている。ナインボールはビリヤードバーを開業。コンスタンスは広い部屋に移り住み、ユーチューバーとして活躍。タミーは再び主婦に戻り、そのかたわら、ビジネスの手腕を活かして事業を拡大させた。ダフネは女優にとどまらず、監督業に挑戦。ルーはバイクで旅に出た。そしてデビーは、兄ダニーの墓前で計画成功の祝杯をあげた。
映画『オーシャンズ8』の感想・評価・レビュー
オーシャンズシリーズで大活躍の伝説の強盗ダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャンを筆頭に個性豊かなキャラクターがダイアモンドのネックレス『トゥーサン』をターゲットに様々な知恵やテクニックを使い、想像もできない展開で超エキサイティングなストーリーが進んでいきます。
いつの間にか自分自身も騙されるような意外な展開が最後に待っています。豪華な俳優陣たちとゴージャスなジュエリーや衣装も目を楽しませてくれます。(女性 20代)
美女、美女、美女‼どこを見ても美女。頭が良く最高にセクシーな窃盗団参上。爽快で何度も見たくなる。そして、注目のキャストにはサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、さらにアン・ハサウェイ、リアーナといったここまでの豪華さに加え、メット・ガラのシーンでは、プラダを着た悪魔でお馴染みの名物編集長アナ・ウィンター、モデルのハイディ・クラム、ジジ・ハディットなど他にも錚々たるゲストもカメオ出演しているのでゲストには大注目。女性が大活躍の新オーシャンズの最高のエンターテイメント。(女性 30代)
とにかく豪華で美しい女優陣や衣装、宝石に目が潤う本作。舞台はメットガラ、さらにはアナ・ウィンター本人が出演するというスケールの大きさも魅力だ。最大の目的はトゥーサンだが、それだけでは終わらないあたりがオーシャンズシリーズらしい。
作戦はまさに、女性たちにしか実行できないような内容になっていて、映画を見終わった女性はみんな、自分も強くなったかのようなエネルギーをもらえると思う。今まで本シリーズを男性向けと思って敬遠していた女性達に、是非観てもらいたい。(女性 20代)
言わずと知れたオーシャンズシリーズの女性版。男性版の主人公、ダニー・オーシャンの妹デビーが主人公。
集めた仲間たちは、腕があるからこそクセも強く個性的。一般主婦に戻ったはずのタミーが隠れて裏稼業を続けていたり、頼りなさそうなデザイナーのローズが意外にも機転を効かせたり、ただ利用しようとしていたダフネがいつの間にか仲間に寝返っていたりと、女性ならではの柔軟性や強さ、したたかさが次々と披露され、観ていて飽きない。
本来なら絶対に相容れないであろう、デビーとダフネが手を組み、デビーの恨みを晴らすシーンは痛快でスッキリする。
女性のスマートさがぎゅっと詰め込まれたエンターテインメント作品。(女性 20代)
オーシャンズシリーズの新作、そしてメンバーはガラリと変わり女性のチームだ。前作までのチームのリーダーの妹が率いるチームは、家系もあるのかとても巧妙で、女性ならではの華やかさもありとても楽しめる映画になっている。ユーモアも満載で笑いが絶えない内容であることは間違いないだろう。キャストの豪華さも前作に負けず劣らず、とても見応えがある。インパクトの強いキャラクターばかりが揃い、オーシャンズシリーズ好きはとても楽しめるはずだ。(女性 30代)
女性版オーシャンズである今作。美しく、豪華な女性出演者と宝石、ドレスがたくさん出てきて最高に煌びやかだった。
とりあえず、アンハサウェイが可愛すぎて見るのが楽しかった。しかも役がアンハサウェイを模した女優で、それをアンハサウェイ自身が演じているのが面白くて魅力的だった。
ダフネ(アン)の過剰な演技っぽさやわがままな感じもしっくりきて、友達が欲しいから仲間に入るって言うのもキュートすぎるし、愛すべきキャラクターだと思う。
私は個人的にはオーシャンズシリーズならこれが一番好きだ。(女性 20代)
有名なオーシャンズシリーズの女性バージョンです。今回は美女ばかりの頭脳戦で、豪華絢爛なパーティーのシーンもあり、その美しさに目を奪われました。
窃盗のハラハラ感はもちろん面白いですが、今回はアン・ハサウェイのかわいさが特に際立つ作品でした。アン・ハサウェイ演じる女優が、抜けているように見えて、実は途中からすべて見抜いていたという展開も面白く、仲間になりたい理由が「友達が欲しかったから」というのも、キャラクターと合っていて良かったです。見終えたときには、ハラハラ感と達成した爽快感、そしてアン・ハサウェイのかわいさが心に残る映画でした。
男女問わずオススメしたい映画です。(女性 30代)
オーシャンズ・シリーズのスピンオフであり、時間軸的には正当続編。シリーズ全体としては4作目で、通常シリーズの4作目ともなれば目新しさは感じられないものだが、今作はメンバー総入れ替えで全員女性となり新鮮。数字も13から増えるのではなく8になっているだけでもセンスを感じる。登場メンバーはいずれもとにかく格好いい。スタイリッシュと一言で片付けるのも憚られるが、ここまで華麗にやりきってくれると清々しい。アン・ハサウェイの仕掛けにもニヤリ。(男性 40代)
関連作品
前作 オーシャンズ13
みんなの感想・レビュー
オーシャンズシリーズの中でも女性が主役の本作は、美女たちの華麗なる窃盗劇。豪華俳優陣がそれぞれ個性溢れるキャラクターを演じている。特にダフネ演じるアン・ハサウェイの美しさは圧倒的で、彼女が出ているだけでも観る価値がある。
スピード感のある展開のスリルのある窃盗シーンは一時も目が離せない。見事なチームワークで「トゥーサン」を盗み出し、それぞれが身につけて会場から去るシーンがとてもかっこ良い。ゴージャスでラストまで見応えのある作品であった。
ジョージ・クルーニー主演の『オーシャンズ』シリーズのスピンオフ的作品。今作の主人公はサンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャン。伝説の盗人、ダニー・オーシャンの妹です。
今回のチームは全員女性。それぞれの得意分野を活かして、物凄くスマートにあっさりと盗みを働いていく姿は、とても爽快で気持ちいいです。
男性がいないと物足りないかなと思いましたが全くそんな事は無く、大満足の作品でした。
登場人物が全員カッコいい。映画のメインとなるパーティの様子や宝石を盗むトリックも面白いのだが、仲間をひとりひとり集めていくシーンや事前準備のシーンもとてもワクワクする。一見普通に生活している女性たちが実はそれぞれ特技を持っていて、それらを駆使しながら協力し合い、そして観客をも欺く展開にドキドキした。
特に主人公の右腕となるケイト・ブランシェットが惚れてしまうくらい素敵だった。スタイル、ファッション、佇まい、声、全てが完璧にかっこよかった。
最高にワクワクするエンターテイメント犯罪映画。彼女たちが美しくて格好良ければなんだっていいさ!と思えるくらい観ていてずっと楽しい。
8人全員それぞれ魅力的なのだが、個人的にはアン・ハサウェイ演じるダフネにMVPをあげたい。彼女のチャーミングさに完全にしてやられてしまった。寝返った途端始まる女子会、最高である。
吹き替えのセンスが良すぎて何度か本気で吹き出しそうなくらい笑ってしまったのが印象的だった。
大ヒット映画オーシャンズシリーズの最新作ですが、メインの登場人物は、女性のみのチームになっています。過去の作品と同じく、ストーリーは難しくありません。今回はとある宝石を盗み出そうとする話です。しかし、この映画のポイントは豪華な女優陣と彼女たちの身に着けるファッションです。どの衣装も格好よく豪華で、女性ならきっと真似したくなる洋服でいっぱいです。
また、今回はリアーナが女優役として出ています。彼女の演技しているところは初めて見ましたが、とても素敵です。
この映画は、女友達と見て、感想を言い合いたい映画です!
「オーシャンズ」シリーズらしい作り方でありながらも、女性だけの窃盗集団というまた新しい形に仕上がった。個性的な仲間がどんどん増えていく描写も、少し失敗しながらも着々と準備をしていく様子をテンポよく描かれているのが気持ちよかった。決行当日も、ハラハラしながらも問題を解決していき、豪華絢爛なメットガラを見せてくれました。そして、成功した後の伏線回収。観客を一回だましてからの、すべて打ち明ける感じ、その上で計画以上の功績を叩き出す。騙された!と思いながらも楽しかったと思える映画でした。やはり、こんなにキャラクターがはっきりしていると、絵力が強くなることを改めて感じさせてくれた映画でした。
ヒット映画のシリーズ物で、以前の作品は男たちがメインに登場していた。打って変わって今回は、女性8人の窃盗集団ということもあり作品の設定だけでもグッとくる。大御所女優たちと、アメリカ最大のファッションの祭典メットガラを舞台に繰り広げられる爽快な窃盗作戦。女性の自立や強さなどを訴える社会の動きが良く反映されている映画だと思う。大人気歌手のリアーナがドレッド姿で出演していて面白い役柄に挑戦しているところも良かった。美女たちと煌びやかな世界に浸れてとても楽しい作品。