この記事では、映画『ポーラー・エクスプレス』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ポーラー・エクスプレス』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ポーラー・エクスプレス』 作品情報

- 製作年:2004年
- 上映時間:100分
- ジャンル:ファンタジー
- 監督:ロバート・ゼメキス
- キャスト:トム・ハンクス、ノーナ・ゲイ、ピーター・スコラーリ、エディ・ディーゼン etc
映画『ポーラー・エクスプレス』 評価
- 点数:80点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★★★
- キャスト起用:★★★★★
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★★☆
映画『ポーラー・エクスプレス』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『ポーラー・エクスプレス』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『ポーラー・エクスプレス』 あらすじ【起・承】
クリスマスイブの夜中。
段々と成長しサンタクロースの存在を信じることができなくなった少年。
彼は疑心暗鬼に陥りながらも、ベッドに入ることにした。
すると窓の外から蒸気機関車が走ってくる音が聞こえる。
まさかと思い外を見ると機関車のライトが眩しかった。
少年はパジャマにガウン姿のまま、大慌てで玄関の外に飛び出した。
家の前には大きな蒸気機関車が止まっていた。
中から一人の車掌が現れる。
「君も来るかい?」と。
行き先は北極だという。
少年は呆然としながらも乗るのをためらっていたが、汽車が発車し始めたので急いで走って乗り込んだ。
車内には同じくらいの子供達がパジャマ姿で座っていた。
そこで少年は黒人の少女と出会う。
次に汽車が止まった時、やはりためらっている少年が乗り込んできた。
彼は貧民街から乗ってきた体の小さな少年で、みんなとは違う車両に一人で座った。
車内で車掌がブレイクタイムにしようという。
そこで歌を歌いながらホットチョコレートを配るコックたち。
少女は隣の車両にいる少年の分までもらってあげる。
彼女は車掌に理由を話し、隣の車両まで連れていってもらう。
しかし彼女が切符を亡くし車両から放り出されると勘違いした少年は、彼女が椅子に落とした切符を拾って届けようとする。
しかし切符は風に飛ばされてしまう。
少年は切符を探し、車掌と少女を探し車内を探す。
汽車の上に人影を見た彼は思いきって上ってみる。
そこでたき火をしている謎の男と出会う。
彼は何者なのかわからないが、コーヒーをもらい話したら消える。
そんな時汽車が操縦士のミスで制御不能に陥った。
少女と車掌に会えた少年は、汽車の先頭でアイスバーンの上のスリリングな滑走体験をする。
映画『ポーラー・エクスプレス』 結末・ラスト(ネタバレ)
汽車は北極に本当に着いた。
日付が変わる0時に広場に来るよう車掌に言われる。
サンタクロースがその年の1番初めにプレゼントを送る子供を決めるのだという。
汽車を降りた少年と少女、ふと気がつくと隣の車両に相変わらず1人で座っているあの少年が座っていた。
彼らは少年にイブは一人じゃ寂しいから一緒に行こうと誘う。
しかし少年は自分の家は貧しく、プレゼントからは無縁だというのだ。
その時だった。
車両が突然離れ坂を下りだした。
慌てて止めようとするがもはや不可能だった。
そこにあの汽車の上にいた謎の男が再び現れ助けてくれる。
着いたのは空中に浮かぶ転車台だった。
そこから大きな建物中を冒険する3人。
プレゼントを誰に贈るか決めているノームたちを見たりと思議な体験をする。
そしてたどり着いた広場。
時間は0時を迎えようとしている。
サンタクロースが現れた。
少年達はサンタの前に立つ。
サンタクロースは全てを知っているようだった。
それぞれの子供達にサンタはメッセージを言う。
そしていよいよプレゼントの発表。
その年最初にプレゼントを贈られることになった少年は、びっくりするも彼はトナカイの鈴をもらった。
こうして彼らの冒険は幕を閉じた。
それぞれの家へ送ってもらう。
大事なことはプレゼントをもらうことでも、何でもない。
自分で決めて列車に乗ったことなのだ。
彼らは忘れられない時間を過ごした。
朝目覚めると夢なのか現実なのかわからない少年。
枕元にはあの鈴が置いてあった。
映画『ポーラー・エクスプレス』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ポーラー・エクスプレス』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
トム・ハンクスの力の凄さの注目
本作品の最大の見所は、トム・ハンクスが四役を演じているところにある。
その口コミで映画を観に行った人も多いのでは無いだろうか?
実際この作品は3Dの意味がある物語が売りだが、内容は子供向けというわけではない。
どちらかというとサンタを信じることができなくなってきた少年が主役なので、小学生から大人までがターゲットになっているのかもしれない。
トム・ハンクスは車掌から謎のゴーストなどをこなしどれも個性的で見所ある演技が面白い。
トム・ハンクスを知っているひとならば途中から彼の声にしか聞こえないのがたまに傷。
歌や演技、すべておいて上質である。
音楽が素晴らしい
本作品は音楽の美しさが群を抜いている。
テーマソングのポーラー・エクスプレスは1度聞くと耳から離れないキャッチーな歌詞とリズムが特徴。
またE.T.やスターウォーズを思わせる壮大なオーケストラゼーションも感動を誘い素晴らしい仕上がりである。
絵本を原作にした壮大な仕上がり
本作品は絵本が原作となっている。
映画の原作と言うことでまとまってはいるが、映画を見たあとに本を読むと寂しいくらいの薄っぺらい内容に思えてしまう。
そのくらい映画の質が高いのだ。
よくもここまで壮大なファンタジーに仕上げたと感動できる。
特にお気に入りなのが、汽車が制御不能で坂を一気に下り、アイスバーンを進むシーンや、ノースポールがクリスマスに彩られるカラフルなシーンは独特の世界観を表現できている。
サンタクロースを信じられなくなった少年が、不思議な列車に乗って北極へ向かう物語は、子ども向けのファンタジーでありながら大人にも刺さります。終盤、鈴の音が「信じる心」を持つ者にしか聞こえないと分かった瞬間、自分がいつからその音を聞けなくなったのか考えさせられました。映像のリアルさには少し違和感もありますが、物語の温かさがそれを上回ります。クリスマスに観たい一本です。(30代 男性)
子どもの頃に観たときは冒険映画として楽しみましたが、大人になってから観ると印象が変わりました。主人公が最後に鈴を大切にしまい続ける姿は、成長しても信じる心を失わないというメッセージに感じられます。列車で出会う仲間たちも、それぞれが不安や欠点を抱えていて共感しやすいです。少し不気味な映像表現も含めて、忘れがたいクリスマス映画だと思います。(20代 女性)
正直、モーションキャプチャによる映像は好みが分かれると思います。しかし、その独特の質感が夢と現実の境界を曖昧にし、物語の不思議さを強調していました。サンタの存在を疑っていた少年が、自分の目と心で答えを見つけるラストは非常に美しいです。派手な展開よりも、心の成長を描いた静かな名作だと感じました。(40代 男性)
クリスマス映画というと明るく賑やかなものを想像しますが、この作品は少し寂しさや不安も描いている点が印象的でした。主人公が感じている疑いは、成長する過程で誰もが通るものだと思います。北極でサンタに会ったから信じられるようになったのではなく、自分で選んだという描き方が良かったです。子どもと一緒に観て語り合いたくなる作品です。(30代 女性)
映像技術の挑戦作として興味深く観ました。表情の硬さなど気になる点はありますが、列車の疾走感や北極の描写は圧巻です。物語自体はシンプルですが、「信じること」をテーマにしているため、年齢を問わず受け取れるメッセージがあります。ラストで少年が成長しても鈴の音を聞き続けている描写には、静かな感動がありました。(50代 男性)
子ども向けだと思って油断していましたが、意外と大人向けのテーマも含まれています。疑うことは悪ではないが、信じる選択をすることも大切だというバランスが心に残りました。列車の中で起こる小さな出来事一つ一つが、主人公の内面の揺れを表しているように感じます。少し怖さもありますが、それが夢の旅らしさを強めています。(40代 女性)
初めて観たときは映像の不気味さに驚きましたが、物語を追ううちに気にならなくなりました。むしろ現実ではない世界に迷い込んだ感覚が強まり、作品に没入できます。最後にサンタから贈られる鈴は、物ではなく心の象徴だと感じました。成長とともに失われがちな感覚を思い出させてくれる映画です。(20代 男性)
子どもと一緒に観ましたが、大人の私の方が考えさせられました。現実的になるほど、目に見えないものを信じなくなる自分に気づかされます。主人公が選んだ「信じる」という結論は、幼稚ではなく勇気のいる決断だと思いました。毎年クリスマスに繰り返し観たくなる、優しい余韻の残る作品です。(50代 女性)
物語の起伏は控えめですが、その分テーマがはっきりしています。信じる心を持つかどうかは、誰かに強制されるものではなく、自分で選ぶものだという点が印象的でした。ラストで大人になった主人公が鈴を聞ける数少ない存在であることに、少し切なさと希望を感じます。静かで美しいクリスマス映画です。(30代 男性)
子どもの頃に感じていたクリスマスの特別感を思い出させてくれる作品でした。北極への旅は夢のようでありながら、主人公の心の成長を丁寧に描いています。サンタを信じるかどうかよりも、「信じる気持ちを持ち続けること」の大切さを伝えている点が好きです。派手さはありませんが、長く心に残る映画だと思います。(60代 女性)
映画『ポーラー・エクスプレス』を見た人におすすめの映画5選
クリスマス・キャロル(2009)
この映画を一言で表すと?
心を閉ざした大人が、クリスマスの奇跡で生まれ変わる感動ファンタジー。
どんな話?
強欲で冷酷な老人スクルージが、クリスマスの夜に三人の精霊と出会い、過去・現在・未来を旅する物語です。自身の人生と向き合う中で、失っていた思いやりや信じる心を取り戻していきます。暗さと温かさが同居する、大人にも響くクリスマスストーリーです。
ここがおすすめ!
『ポーラー・エクスプレス』同様、「信じる心」や人生の選択がテーマになっています。モーションキャプチャを用いた映像表現も共通しており、成長や再生の物語をじっくり味わいたい人におすすめです。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
この映画を一言で表すと?
異世界が交差する、少し不気味で心温まるクリスマスファンタジー。
どんな話?
ハロウィンタウンの王ジャックが、偶然クリスマスタウンを発見し、その魅力に取り憑かれてしまいます。善意から始めた行動が騒動を巻き起こす中で、本当に大切なものに気づいていく物語です。
ここがおすすめ!
夢と現実の境界を旅する感覚や、少しの不安と温かさが混ざった雰囲気は『ポーラー・エクスプレス』が好きな人にぴったりです。子どもから大人まで楽しめる名作です。
ウォレスとグルミット 危機一髪!
この映画を一言で表すと?
ユーモアと優しさが詰まった、心和むクレイアニメ映画。
どんな話?
発明家ウォレスと賢い犬グルミットが、街で起こる不可解な事件に巻き込まれていく物語です。テンポの良い展開と、細部まで作り込まれた世界観が魅力です。
ここがおすすめ!
直接クリスマス映画ではありませんが、温かく前向きなメッセージ性が共通しています。安心して観られる優しい物語を求めている人におすすめです。
ヒューゴの不思議な発明
この映画を一言で表すと?
夢と映画への愛が詰まった、少年の成長物語。
どんな話?
駅に暮らす孤独な少年ヒューゴが、壊れた機械人形をきっかけに不思議な大人たちと出会い、過去に隠された秘密を知っていきます。冒険と発見を通して、少年は居場所を見つけていきます。
ここがおすすめ!
子どもの視点で描かれる「信じること」と「夢を守ること」が、『ポーラー・エクスプレス』と重なります。映像美と感動を同時に味わいたい人におすすめです。
ミラクル・オン・34丁目
この映画を一言で表すと?
サンタクロースの存在を巡る、心温まる名作ドラマ。
どんな話?
自分を本物のサンタクロースだと信じる老人が、裁判にかけられるという奇想天外な物語です。彼の存在を信じるかどうかを通して、大人たちの価値観や子どもの純粋さが描かれます。
ここがおすすめ!
「信じる心が世界を変える」というテーマは『ポーラー・エクスプレス』と非常に近く、クリスマス映画の王道を味わいたい人に最適な一本です。



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