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映画『ローマでアモーレ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ローマでアモーレ』の概要:2013年公開のアメリカ、スペイン、イタリアの合作映画。ローマを舞台に様々な人間の人生観や希望、恋愛観を描きながら交差する人間同士の交流をドラマティックに描いたドラマ。

映画『ローマでアモーレ』の作品情報

ローマでアモーレ

製作年:2012年
上映時間:111分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ウディ・アレン
キャスト:ウディ・アレン、アレック・ボールドウィン、ロベルト・ベニーニ、ペネロペ・クルス etc

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映画『ローマでアモーレ』の登場人物(キャスト)

ジェリー(ウッディ・アレン)
引退した音楽プロデューサー。仕事に未練があり、音楽が好きな偏屈な男性。優しく穏やかだが頑固。
ミリー
田舎から出てきた新妻。優しく穏やかだがのんびり屋。
ジャック
建築家を目指している若者。情熱的で一途。
モニカ
女優を目指している女性。頭脳派の恋愛が得意で計算高い。

映画『ローマでアモーレ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ローマでアモーレ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ローマでアモーレ』のあらすじ【起】

ローマ観光に来ていたヘイリーは、ローマ人男性のミケランジェロに恋をし、急遽結婚することになった。
アメリカから両親に来てもらい、彼や両親に挨拶をしてもらおうとしている。
父のジェリーは音楽プロデューサーだったが、もう現役は引退していた。
しかし仕事人間の彼は、未練があり何とか復帰できないものかと日々悶々としている。

ローマ到着後、ミケランジェロの両親に会いに出かけた両親。
葬儀屋を経営している家族だったため、彼の父親・ジャンカルロはジェリー達を待たせシャワーを浴びに行った。
するとバスルームから大きな声でオペラを歌うジャンカルロの美声が聞こえてきた。
ジェリーは驚き耳を澄ませる。
そしてあまりに良すぎたため、スカウト。
ローマにいる音楽関係者の前で歌ってみないかと興奮した。

田舎から出てきた新婚若夫婦のアントニオとミリー。
今日はアントニオの叔父達に会う予定だ。
厳格な叔父達になるべく綺麗な姿で会いたいと希望するミリーは、美容室に行くことを決める。
しかしホテルの美容室は満席。
急ぐために、街の美容室に出かけたミリーだったが右も左も分からない。
携帯を落としアントニオと連絡も取れないミリーだったが、部屋には戻らずひたすら美容室を探した。

映画『ローマでアモーレ』のあらすじ【承】

建築家のジャックは修行中。
同棲相手のサリーとは上手くいっていて、平凡だが順調な幸せを築いている。
そんなある日、昔住んでいた場所を探して迷っている有名な建築家・ジョンと出会う。
ジャックは興奮し喜び案内すると、彼の探していた場所は今の自分のアパートだった。
せっかくだからと招き入れたジャックは、ジョンとの会話を楽しんでいる。
するとサリーが、小悪魔の親友・モニカがローマに来るから自宅に暫く泊めると言い出した。
良くない未来が待っていると忠告するジョンを無視し、承諾したジャックだった。

ごく普通のイタリア人サラリーマンのレオポルド。
いつもと変わらない日常を送る毎日だったのに、その日急に変化する。
仕事から自宅に帰ると、レポーター達が家の前に溢れている。
理由もわからない彼と家族は困惑。
質問は矢継ぎ早にされるが、それはどれも「朝食は何を食べたか?」などどうでもよいものばかりだった。
しかし次第に華やかで勘違いする生活に慣れていくレオポルドと妻。
しかし何故自分たちが有名なのかはわからなかった。

映画『ローマでアモーレ』のあらすじ【転】

ジェリーは諦めなかった。
息子のミケランジェロと妻が反対する中で、「才能がある。一緒に夢を見よう」とジャンカルロにプロの前で歌うことを強く薦める。
実は彼もまたオペラ歌手の夢を見ていたこともあり、家族の反対を押し切りジェリーと共にプロの前で歌うことにした。
しかし結果は惨敗。
申し訳なさそうにするジャンカルロに、「シャワーで歌ったらどうか」と提案。
ジェリーはステージにシャワーブースを作り、歌わせるという試みを試すことにする。

ミリーが美容室から戻らない。
そんな時、アントニオの部屋に間違いでコールガールのアンナが訪れる。
勘違いだと追い返そうとしているとき、叔父達が部屋に勝手に入ってくる。
赤い露出の多いドレスを着ているアンナにぎょっとするが、これが結婚相手ではないと言うと逆に誤解を招くと思ったアントニオはアンナにミリーの振りをさせ食事につれていくことにする。

その頃ミリーは美容院を探している途中で、大好きな俳優の撮影現場に出くわしていた。
彼に声をかけられ、浮き足だって食事に行くミリー。
そのレストランは調度アントニオ達が来ていた場所で、彼はミリーを見つけると気が気じゃ無かった。

ジャックの元にいる彼女の親友モニカ。
仕事で不在の彼女に変わり観光案内をしているうちに、良いムードになってしまう。
どんどん惹かれていく彼女への気持ちが止められなくなってきていた。
そんな彼を止めようとするジョンだった。

映画『ローマでアモーレ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャンカルロの才能は本物だった。
ステージにシャワーブースを作るという物珍しさもうけ、世界ツアーを敢行するところまでになった。
それを止めようとするミケランジェロを「お父様の夢だ」と言い、静かに止めるヘイリー。
ジェリーもまた仕事に復帰する機会をうかがっていたため、再び夢を見られることに喜んでいた。

ミリーは憧れの俳優とホテルの一室にいた。
妻と別居中であると嘘をついた彼は、言葉巧みにミリーを口説いたのだ。
しかし妻が浮気現場を押さえようと部屋に向かっていることを知った彼は、慌てふためく。
するとそこに偶然居た空き巣泥棒にベッドに入ってもらい、自分はその間に妻から逃げることに成功する。
彼が去った後、隣に寝ている空き巣と関係を持つミリーだった。

女優志望のモニカと良い仲になっていたジャック。
サリーを裏切りモニカと付き合うことを覚悟した彼だったが、アメリカから仕事の朗報が届いたモニカはあっさり彼を捨て帰国することにする。

レオポルドはというと、突然彼のブームは終わり、次はバスの運転手にパパラッチが押し寄せていた。
少し寂しさを感じる彼は街中で自分を知っているかと聞くが、自分を知っている人はほとんど消えていた。
妻は静かに彼の横で微笑んでいた。

映画『ローマでアモーレ』の感想・評価・レビュー

ローマを舞台に、登場人物達の人生や恋愛を描いており、一つの映画ではあるが、多くのストーリーが重なっていたため、様々な感情が掻き立てられた。仕事を諦めきれないジェリーとオペラ歌手になる夢を見ていたジャンカルロとの出会いや、新婚のアントニオとミリーが恋した相手や、建築家のジャックとジョンとの夢のような出会いと、モニカに振り回されるジャックや、普通の生活をしていたレオポルドに起きた夢のような生活など、ある日を境に今までとは違う変化が見られ、とても面白く、人生を楽しみたいなと感じた映画である。(女性 20代)


ちょっと変わった愛の物語。さすが愛の国イタリア、自由すぎて少し羨ましい。ウッディ・アレンらしさが随所に見られ、とてもセンスが良くオシャレな作品。オペラが上手いお父さんの話と強盗と不倫をしようとしている俳優のエピソードが面白かった。ウッディ本人もご出演。色んな事件が起こり目茶苦茶になるけどユーモアたっぷりでクスッと笑え、爽快でとても愉快な作品。イタリアに行きたくなってしまうこと必至。ウッディ・アレンの作品はクセになり何回でも見たくなってしまう。(女性 30代)


ローマを舞台に、数々の登場人物がテンポ良くてんやわんやする作品。程よく笑え、スッキリとした気持ちになりました。クラシック音楽演出家ジェリーを演じたのが、今作品の監督ウッディ・アレン。目立った功績を収めることなく引退するも、老いてますます仕事に夢見るお爺さん。コンスタントに作品を排出するアレン監督とジェリーのキャラがピッタリ一致していて、自身を描く試みがあったのかなと思いました。他の登場人物も個性豊かで、溢れる活力をガンガン感じます。まさしくウッディ・アレンの作品です。(男性 20代)

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