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映画『最強の出前人』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『最強の出前人』の概要:原題は「破壊之王」。香港映画のコメディ王と言っても過言ではないチャウ・シンチーの監督・主演作である。人が良いが冴えない青年が、街中の人気者に恋をして強くなろうと努力する様をコメディライクに描いた一作。

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映画『最強の出前人』の作品情報

最強の出前人

製作年:1994年
上映時間:100分
ジャンル:アクション、ファンタジー、コメディ
監督:チャウ・シンチー、リー・リクチー
キャスト:チャウ・シンチー、クリスティ・チュン、ン・マンタ etc

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映画『最強の出前人』の登場人物(キャスト)

ホー・イン・ジン(チャウ・シンチー)
孤児となってしまった幼少期に引き取ってもらったレストランで懸命に働く青年。人が良すぎて、騙されやすい一面を持つが持ち前の身体能力でみるみるうちに強くなっていく。
リー(クリスティー・チュン)
街中の人が知る容姿端麗な少女。どんなに好意を抱かれても、理想のタイプの男性以外に興味を持てない。部室のロッカーにポスターを貼るほど、大のアーノルド・シュワルツェネッガー好き。
リウ(ベン・ラム)
「殺人マシン」の異名を持つ空手の使い手。師匠がホーの師匠に追い込まれ失踪したことを根に持っており、二人を敵対視している。空手が何より最強だと思い込んでいる。

映画『最強の出前人』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『最強の出前人』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『最強の出前人』のあらすじ【起】

大きな夕日を背に組み手を交わす柔道着の男たち。主将である男・通称グリズリーは「排山倒海!」と大声で叫びながら、弟子たちを次々となぎ倒していった。そこは柔道場である。彼を敬う者たちは口々に賞賛し、憧れを示すのだった。その中で興味のない素振りをするリー。主将が技を決めている最中にも関わらず、ガムを噛みながら他の生徒たちを俯瞰しているのだ。レッスン後、グリズリーはリーの態度を注意しに声をかけた。するとリーは心にもない誉め言葉を並べた。男は簡単なもので、口先だけのリーの手の内で転がされるように、「今夜家で映画を見ないか?」と夢中になってしまうのである。だがしかし、容姿端麗なリーの理想のタイプはアーノルド・シュワルツェネッガーのような「ヒーロー」的な男である。

映画「ターミネーター」のワンシーンのように全裸で道にかがむ一人の男。勇ましい目線だが、追いはぎにあったというのだ。彼の名前はホー・イン・ジン。しかし真相は、腹をすかせたホームレスに服と財布を提供したという。公然わいせつ罪に問われないように自分で通報したというホーは、警察に不審がられ逮捕されてしまった。そんなホーはレストランで働いている。遠くまで配達に駆り出され、不満はあるものの孤児だった自分を育ててもらった以上、恩を返そうと必死だった。

映画『最強の出前人』のあらすじ【承】

柔道場ではその日も主将がリーを口説こうと必死だった。誕生日祝いとしてしつこくキスを求める主将をなんとか巻こうとしていたリー。そこへちょうど配達にやってきたホー。リーは咄嗟にホーへキスをして場を誤魔化すのだった。初めてキスをしたホーは、リーに好意を抱いてしまう。リーは突然の行動を謝り、少しだけ話をした。その時に何気なくリーが話していた人気アーティストのライブのチケットを確保できれば、気を引けるのではないかと考えたホー。数日前から泊まり込み、チケットを買う列の最前列を死守していた。販売を目前にした時、おばあさんが声をかけてきて優しさに付け込まれた隙に場所を奪われチケットを買い上げられてしまった。崩れ落ちるホーだったが、一人の優しい男性がチケットを譲ってくれるという奇跡が起きる。早速、サンドイッチにチケットと手紙を挟み、リーの元へと急ぐ。理想通りの展開とはいかずリーの友人に邪魔されたものの、無事にチケットを渡すことができたホーは、ワクワクしながらデートの日を待ち構えていた。

デート当日。必死にめかし込んだが、転んでしまい不運にも犬の糞を手でつぶしてしまった。何とかリーにバレないようにしようとするホーの前に、グリズリーが邪魔をしにやってきた。全く人の話を聞かないグリズリーのおかげで、ホーの手の糞は綺麗に取れたが、手や顔が糞まみれだと気づいたグリズリーの怒りを買ってしまった。殴られそうになった時、咄嗟に避けたものの、不運は続きグリズリーの拳はリーの鼻に的中。リーは怒り帰ってしまった。

何とかリーの機嫌を取り戻したいホー。偶然立ち寄った売店の店主の元で、「強い男」を目指して「中国挙古法」(カンフー)の習得を目指すこととなった。

映画『最強の出前人』のあらすじ【転】

連日の鍛錬は日常に支障をきたし始めた。カンフーの突きの練習が身体から抜けず、仕事中に身体が動いてしまうのである。仕事でも迷惑をかけてしまったホーは、店主にこれ以上世話になることはできないと店を去ることにした。無一文となったホーは、身一つで師匠に遣えるつもりだった。しかし、ホーには金がないと知った師匠は、「無敵風火輪」という大技だとでたらめを並べ長い階段から転げ落ちても無事だったら道場に戻ってくるように指示をした。しかしホーは一向に戻ってこない。つい気になってホーの様子を見に行った師匠は、階段の下を覗いたとき誤って一番下まで落下してしまった。その頃、吞気にアイスクリームを食べていたホーは、師匠が手本を見せてくれたと喜ぶのだった。

リーは相変わらずグリズリーからしつこく口説かれていた。振り払おうとした時、誤ってアルマーニの眼鏡を壊してしまう。グリズリーは怒り狂い、リーに襲いかかろうとする。その時、キャラクターのマスクを被った謎の男が「彼女を離せ」と勇ましく立ちはだかるのである。同等に闘う二人。取っ組み合いの矢先、二人は長い階段を一緒に転げ落ちてしまった。マスクの男は上手く身をかわし、その場を立ち去った。

映画『最強の出前人』の結末・ラスト(ネタバレ)

正体不明のマスク男がリーを助けたという噂はあっという間に街中に広まった。その正体はホーであるが、誰一人気付いていなかった。リーは自分を救ってくれた正義のヒーローの正体を知りたがっていた。そんな噂を聞きつけて、自分がマスクの男の正体だと言いよる男が絶えない日が続く。何とか、正体を明かしたいホー。しかし、リーは新しく来た空手部の主将・リウをマスクの男だと勘違いし付き合い始めてしまう。悔しさを抑えられないホーは、リウに勝負を挑もうと、師匠に付き添ってもらい挑戦状を渡しに出向いた。すると、各部の主将たちが争う様子を目撃してしまい、リウの人並外れた強さを目の当たりにしてしまった。ホーと師匠は逃げ出そうとした時、教師の一人に見つかってしまった。伝説の悪役であったという師匠の過去を知っていたリウは、勝負を挑んでくる。間髪入れずに勝負を受けた師匠。しかし師匠は無敵風火輪という嘘の奥義の特訓で体中を怪我していたため、闘うのはホーだという。挑発的なリウの態度に、師匠は「究極の特訓をして仕上げる」と宣戦布告をするのだった。

ホーの修業はというと、鍋やプール・カラオケと遊びにしか見えないものが続いた。二人の勝負は街中の噂となりニュースも連日取り上げているほどだった。そして迎えた、決闘当日。
力量が見えないホーに恐怖心を隠せないリウ。しかし実は、究極の特訓などはったりで、「余裕のある振り」を極めただけなのである。壮絶な二人の探り合いは続く。空気感に呑まれたリウの隙を捉えたホーは見事に勝利を勝ち取る。ホーの勝利を目の当たりにしたリーは、再びキスをするのだった。

映画『最強の出前人』の感想・評価・レビュー

気分の浮かないときにはコメディが良い。笑うことは免疫力を高め、トキメクことは活力になると聞いた。「ラブコメディー」というジャンルの枠組みに収まらない、不器用な少年・ホーの初恋。不格好ながら、懸命な姿が笑いに包まれながら描かれている。チャウ・シンチーの代表作とも言える「少林サッカー」とは一味違う、男の戦いが盛りだくさんな物語であった。パロディと思われるシーンも多く、映画愛溢れる色褪せない1990年代の一作である。(MIHOシネマ編集部)


香港映画によくある、カンフーや空手を使ったアクションとコメディ要素が融合したとにかく笑える作品でした。香港映画は本当にテンポが良いです。間延びしてしまうことも無く、次から次へとシーンが変わるので集中して見ていると疲れてしまいますが、コメディ作品だからと割り切って見るとかなり楽しめると思います。
修行の内容が能力ではなく精神論だったのには呆気に取られると同時にじわじわと笑いが込み上げてきて、とても面白かったです。(女性 30代)

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