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映画『SING/シング』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『SING/シング』の概要:『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメントが贈る、動物を主人公としたミュージカルアニメ。倒産寸前の劇場支配人が、起死回生をかけて歌のコンテストを開催、歌手を夢見る動物達が集まるが……。

映画『SING/シング』の作品情報

SING/シング

製作年:2016年
上映時間:108分
ジャンル:コメディ、ミュージカル、アニメ
監督:ガース・ジェニングス
キャスト:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン etc

映画『SING/シング』の登場人物(キャスト)

バスター・ムーン(マシュー・マコノヒー)
失敗作続きで倒産寸前のムーン劇場を経営するコアラ。子供の頃から劇場の支配人を夢見ており、ムーン劇場は父が洗車業でコツコツ金を貯め手に入れてくれたものだ。劇場を売らずに済むよう、起死回生をかけて歌のコンテストを企画する。とても楽観的でいろいろなアイディアを思いつくが、失敗することも多い。
ミーナ(トリー・ケリー)
歌手を夢見る内気なゾウの少女。抜群の歌唱力を持っており、家族に勇気付けられオーディションに参加したが、緊張のあまり全く歌うことができなかった。落選し、裏方としてショーを手伝うことになる。
アッシュ(スカーレット・ヨハンソン)
パンクロックをこよなく愛するヤマアラシの少女。恋人とコンビでオーディションに参加するが、自分だけが合格し、恋人にフラれてしまう。バスターにポップスを歌うよう言われ、ロックソングを自分で作曲しようとする。
ジョニー(タロン・エガートン)
ギャング団のボスを父に持つゴリラ。家業を継ぐため悪事を手伝っているが、本当は歌手になりたいことを父に言えずにいる。父に内緒でオーディションに参加した。バスターからはピアノの弾き語りを課題曲として出される。
ロジータ(リース・ウィザースプーン)
毎日家事と25匹の子供の世話に追われるブタの主婦。夫は仕事が忙しく、話もろくに聞いてくれない。母・妻ではない自分自身を取り戻したいと、得意の歌を引っ提げてオーディションに参加する。苦手のダンスを課題として与えられ、理論から入ろうとするがうまくいかず悩む。
グンター(ニック・クロール)
歌って踊れる陽気なブタの男性。バスターのアイディアで、ロジータとペアを組んでコンテスト本選に出場することになる。頭で考えながらダンスを覚えようとするロジータに、ダンスは体で感じるものだとアドバイスする。
マイク(セス・マクファーレン)
ストリート・ジャズ・ミュージシャンのネズミ。音楽院出だが、路上での演奏で生計を立てている。自己中心的で金遣いが荒く、優勝賞金を当てにして金を使いまくりトラブルを引き起こすこととなる。
ミス・クローリー(ガース・ジェニングス)
ムーン劇場で働く年寄りのトカゲ。バスターを献身的に支えている。片目が義眼でよく落としている。おっちょこちょいなところがあり、チラシの賞金金額を桁2つ打ち間違えるという重大なミスを犯す。
エディ(ジョン・C・ライリー)
裕福な家のドラ息子で、バスターの親友のヒツジ。きちんと自立してほしいと願う親がライフ・アドバイザーまで雇っているが、あまり効果は無いようである。頼りないところがあるが、バスターの窮地を助ける情の厚さも持ち合わせている。
ナナ・ヌードルマン(声:ジェニファー・ソーンダース / 歌:ジェニファー・ハドソン)
エディの気難しい祖母。若い頃はとても有名な歌姫で、バスターが劇場支配人を夢見るきっかけとなった人物でもある。非常に裕福だが人を寄せ付けない。優勝賞金を捻出しなければならないバスターからスポンサーとしての出資をお願いされるが、一蹴している。

映画『SING/シング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『SING/シング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『SING/シング』のあらすじ【起】

コアラのバスター・ムーンは、ムーン劇場の支配人。しかし作品は失敗続きで、銀行への返済は滞りスタッフへの賃金の小切手も不渡りになる始末。そんな彼が起死回生のため思いついたのは、劇場で歌のコンテストを開催することだった。劇場に残っている金と貴金属類を合わせた1000ドルを優勝賞金とすることにし、劇場で働くトカゲのおばあさんミス・クローリーにチラシの作成を依頼する。しかし、ミス・クローリーは義眼を落とした拍子に賞金の金額を10万ドルと打ち間違えてしまい、しかもチラシはバスターが確認する前に風で街中に飛ばされてしまった。

翌日、劇場でのオーディションには10万ドルを目当てに、大勢の歌自慢の動物達が集まった。オーディションの結果、歌手になりたいとギャングのボスである父に内緒で参加したジョニー、恋人と参加したパンクロック少女・アッシュ(恋人は落選)、25匹の子供の子育てに追われる主婦・ロジータ、自己中心的なストリート・ジャズ・ミュージシャンのマイクら6組が本番への切符を手にした。抜群の歌唱力を持つが内気な少女・ミーナも参加したが、緊張のあまり1フレーズも歌えず落選してしまう。

その時になって初めて、バスターは優勝賞金が10万ドルになっていることを知り慌てふためく。しかし、自分のために父が洗車業をして手に入れてくれた劇場を売るわけにはいかない。バスターは賞金の箱に1000ドルしか入っていないことを隠してコンテストを敢行することにする。ショーを盛り上げるため、ジョニーにはピアノの弾き語り、アッシュにはポップスを歌うよう指示、今一つ地味なロジータには、陽気なダンサー兼シンガーのグンターと組んで踊りながら歌わせることになった。

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映画『SING/シング』のあらすじ【承】

次の日から練習が始まることになった。アッシュは自分だけ落ちてご機嫌斜めな彼氏をなだめるのに必死。マイクは裕福そうなネズミの美女に一目惚れするが、高級クラブで門前払いされてしまう。ジョニーはギャング団のボスである父から、家業を継ぐ準備として金塊強奪の運転手を任されてしまう。ロジータはベビーシッターが見つからず夫も仕事が忙しくて話も聞いてくれない。家事育児装置を夜なべで作り上げ、練習に向かう。ロジータは苦手なダンスを踊ることになり戸惑い顔、アッシュもロックを歌いたくて不満げだ。ジョニーのピアノはミス・クローリーが教えることになった。

電気代滞納のため電気が消えてしまい、バスターは隣の建物にコンセントを挿しに行く。これを落選したミーナが手伝った。彼女は祖父に励まされ、もう一度歌わせてもらえないか頼みに来たのだ。しかしうまく話を切り出せず、裏方としてショーを手伝うことになってしまった。

銀行からは次に返済が遅れたら劇場を差し押さえると通告されてしまった。バスターは優勝賞金を捻出するため、金持ちの親友エディの家へ行く。出資はしてもらえないが、エディの祖母がかつての歌姫ナナ・ヌードルマンだと知る。そんな折、不慮の事故とグループ解散で2組が不出場となってしまう。しかしミーナは自信がなく進んで歌いたいと言えなかった。

アッシュが帰宅すると、彼氏は他の恋人を作っていた。アッシュは彼氏を家から追い出す。優勝の自信があるマイクは賞金を当てにプラチナカードを作り、高級車を買って先日の美女と高級クラブに出入りするようになっていた。しかし賭け事でのいかさまがばれ、クマ達に付け狙われる羽目になってしまう。

映画『SING/シング』のあらすじ【転】

バスターはナナにコンテストのスポンサーとなってもらおうと、エディに無理やりついていく。しかし資金不足を一瞬で見抜かれ、断られてしまった。かつての劇場の栄華を懐かしむナナに、バスターは彼女のためだけの特別公演を聴きに来てほしいと食い下がる。ナナは気まぐれから劇場に一度来てくれることになった。

ナナのための公演に向けリハーサルが行われる。しかしジョニーは金塊強奪の仕事に呼び出されてしまう。父達が金塊を奪う間車で待機するよう言われ、ジョニーは待ち時間の間にリハーサルに参加できると車を爆走させる。リハーサルでは、失恋したアッシュは涙で歌にならず、ロジータはダンスで失敗、ジョニーもピアノがまだうまく弾けなかった。グンターはロジータにダンスはビートを感じるものだとアドバイスするが、自信を失ったロジータは劇場を後にしてしまう。ジョニーは事故渋滞に巻き込まれ、待機場所に辿り着けなかった。そのせいで父は逮捕されてしまう。

アッシュは失恋を乗り越え作曲を始めていた。ジョニーは刑務所の父に、歌手になりたいことを打ち明けるが、親子の縁を切られてしまった。ジョニーは父の保釈金のため賞金を盗もうとするが、バスターが自分を「生まれながらの歌手」と評していることを知り、夜通しピアノを練習する。ロジータもスーパーのBGMに勝手に体が動きだし、自分が踊れることを知る。バスターとミーナは特別な演出の準備をする。

ナナが来る日。ロジータの家では家事装置が壊れ、夫はやっとロジータの不在に気付く。バスターは再度ミーナをショーに誘い、歌えば恐怖は消えると勇気づける。舞台はビルのタンクから引いた水とガラスで水槽のようになっており、まずはイカを使った光のショーでナナを惹きつけた。しかし、マイクを追ってきたクマ達が賞金のことを聞き、劇場に乗り込んできた。クマ達が賞金箱を叩き割ったせいで賞金の嘘が皆にばれ、舞台のガラスが割れて劇場は大洪水となってしまう。劇場は跡形もなく倒壊してしまった。

映画『SING/シング』の結末・ラスト(ネタバレ)

劇場跡地は銀行に差し押さえられ、バスターの手元には父の洗車用バケツしか残らなかった。エディの家に居候するバスターの元に、マイク以外の出演者たちがもう一度ショーをしたいと集まってきたが、バスターは全てを諦めていた。

バスターとミス・クローリーは洗車業でやり直すことにする。その様子を見ていたエディも、洗車を手伝い始めた。その時、バスターの耳に歌声が聴こえた。歌っていたのはミーナだった。初めて聞いた彼女の歌声に、バスターは情熱を取り戻す。皆で手作りステージを建て、再びショーを開催することになった。

客席には出演者の身内と、ショーの失敗を撮ろうとやってきたTV中継カメラのみ。それでも彼らは自分達のためにショーを始める。まずはグンターとロジータの「Shake It Off」。2人のパフォーマンスは一気に聴衆を惹きつけた。子供達も夫もロジータに惚れ直した。この様子をTVで観た人々が、次々会場に集まってくる。マイクも実力を示そうと会場へ向かう。

2曲目はジョニーの「I’m Still Standing」。偶然刑務所で息子の熱唱を見たジョニーの父は、刑務所を脱獄し会場へ向かう。アッシュは銀行員の制止をかき消すように、自作の曲で会場を熱狂させる。元彼も彼女の曲に釘づけだ。会場入りしたマイクは「My Way」を熱唱する。ジョニーの父はジョニーを抱きしめ、誇りに思っていることを伝え刑務所に戻っていった。

ラストはミーナだ。しかし彼女は緊張して隠れていた。バスターの勇気付けで、ミーナは歌い始めた。その圧倒的な歌唱力に、観客はもちろん彼女を馬鹿にしていたマイクでさえも感動していた。その時マイクはクマ達に連れ出される。しかし後を追ってきたネズミの美女と共に車で逃げだした。会場は熱気に包まれ、拍手喝采だ。バスターはその中にナナがいることに気が付いた。ナナも惜しみない拍手を送っていた。ナナが劇場跡地を買い取ってくれ、ムーン劇場は再建されたのだった。

映画『SING/シング』の感想・評価・レビュー

画の綺麗さ、スピード感あるカメラワーク、耳なじみのある名曲と、オープニングから心を鷲掴みにされる。さらに登場人物たちの劣等感や挫折、その克服と友情・家族愛など普遍的なテーマが盛り込まれており、老若男女問わず楽しめる秀作。

さらに注目すべきは豪華な声優陣。想像以上の歌唱力で登場人物の心を代弁する歌の数々が心に響いた。「恐怖に負けて夢をあきらめるな」というセリフにある通り、ポジティブなメッセージを受け取って最後には笑顔になっている自分に気付くはず。(女性 40代)


ミーナの声優さんは本業がシンガーソングライターなので、歌に関しては文句なしに聞くだけで感動します。ロジータが1晩で作ってしまった家事育児装置が笑えました。好きなシーンは劇場崩壊後にコアラとヒツジの毛を使っての洗車です。「できることをやる」「これしかできない」仕事に行き詰った時に思い出せば励みになりそうです。

オーディションでも緊張して歌えなかったミーナが、最後一番ノリノリになっていたのは突っ込みどころでしょうか?(女性 40代)


こんなミュージカルが実際にあったらどんなに楽しいかと想像してしまう。
バスター・ムーンというコアラの劇場支配人がとにかく楽観的であり、成功を信じて疑わない性格。(さすがに劇場が崩壊した時は、病みかけていたが、、、)それでも、廃墟となった劇場跡地で、ゲリラ的にショーを行うのだが、それが口コミに口コミを呼び、大反響となる。ミュージカルに登場するキャラクターも全員がしっかりと個性を持っていて、観客を惹きつける能力があるのだが、それをあれだけの応募者の中からピックアップ出来るバスター・ムーンの感性はきっと天性のものなのだと思う。
あの驚きと感動に溢れたショーを見れば、思わず一緒に拍手してしまう事だろう。(男性 30代)


内容も明るく、耳なじみの良い音楽に合わせて動物たちが歌ったり踊ったりという、子供と一緒に楽しく観られる作品。

それぞれの事情で自分をさらけ出すことが難しくなった登場人物たちが、潰れかけ劇場での歌のオーディションで一念発起。ステージで魅せる本当の姿に羨ましいと思ったり…。自分も子育てをしているので、特に主婦ブタの『ロジータ』が楽しそうに踊る姿は涙を誘うものがあった。

海外版の声優陣が豪華なのが話題だが、日本語吹き替え版でもヤマアラシ『アッシュ』役の長澤まさみが意外な歌声を披露しているのも見物。
他にも、こんなミュージシャンが参加している?など探すことも面白い。(女性 30代)


イルミネーション制作のアニメ映画。倒産寸前の劇場を建て直すため歌唱コンテストを企画する支配人と歌により人生を変えようとする人々の姿を描く。

ハリウッドスターがボイスアクターを務め、名曲を歌唱する点も魅力的だが、あきらめなければどんな夢もかなう、人生には歌があるといったメッセージを強く感じた作品。
3DCGアニメーションであるがキャラクターの表情が非常に豊かでストーリー自体、非常にテンポがよいため大人でも飽きることなく見ることが出来る。(男性 20代)


スキマスイッチ、MISIAのファンなので吹替で観ました。本当に観れて聞けて良かった作品です。音楽が素晴らしくリズムに乗せて体が動いてしまうほど。特にMISIAのトリの大熱唱は鳥肌が立ちました。歌は本家越えではないでしょうか。

ストーリーも分かりやすく、問題や悩みを抱えたキャラクターが殻を破り、最後にステージで輝くというもの。支配人コアラの諦めない精神も好感が持てます。子供から大人まで楽しめる、大満足の作品です。(男性 20代)


ミュージカルアニメというだけあり、歌と音楽がまず素晴らしい。声優や俳優達の歌声が聞けるので、贅沢な作品だと思う。
登場人物は動物なのだが、心情が丁寧に描かれているので感情移入がしやすい。それぞれ悩みを抱え失敗を恐れながらも、必死に前を向こうと頑張っている姿に勇気をもらえる。特に、内気なミーナがバスターの助けを借りて舞台に立ち、堂々と歌い上げるシーンには感動した。笑って泣けて感動して、様々な感情を揺さぶられる作品。(女性 30代)


歌唱シーンを最後に持ってきたので、結末に向けて最高の盛り上がりを経験できる。

とはいえ、主人公のバスターの身勝手さがやや鼻につく。自分から嘘をついて巻き込んでおきながら、ちゃんとした謝罪をするわけでもなく、周りが彼のために問題の解決に動く。その辺が物語をすっきりした気持ちで見れない理由だ。

でも、なんだかんだラストには感動させられたので作品と音楽のパワーを感じた。音楽のチョイスのセンスも良く、スカーレット・ヨハンソンの『Set It All Free』も勿論だが、『Golden Slumbers/Carry That Weight』は神々しさすら感じてしまった。(男性 30代)


この作品の見所はなんといっても超豪華キャスト陣による歌だろう。
それも、歌手はもちろん、俳優、コメディアンなど、ありとあらゆる分野から人選がされているので、“この人の歌初めて聞いた!”“この人こんなに歌が上手かったんだ!”などと新たな発見がたくさんあるので面白い。しかもそれを、日本語版と字幕版、両方楽しむことができる。とってもお得。
個人的には長澤まさみ演じるアッシュが歌った『セット・イット・オール・フリー』がめちゃめちゃ格好良くて好きだった。(女性 30代)


ミュージカル映画は苦手なのですが、アニメーション作品であることや声優陣がものすごく豪華なことに惹かれて鑑賞しました。字幕版で見たのですが、リース・ウィザースプーンやタロン・エガートン、マシュー・マコノヒーなど贅沢すぎる声優陣と、馴染みのある曲が登場するのでとても心地よくて、ノリノリになりながら見られました。
ストーリーもしっかりしていて、子供だけでなく大人も楽しめて勇気を貰えると思います。何度も見たくなる素敵な作品でした。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. 森田 より:

    良くも悪くも王道のストーリーで、安心して楽しめる。流れている曲に少しでも馴染みがあれば、さらに楽しい。何も考えずに気楽に観られる。しかし若干薄味というか、カタルシスに欠けるのだ。それは主人公がどん底に墜ち、そこから立ち上がるという一番の感動ポイントに説得力が足りないからかもしれない。そして良い曲がたくさん流れるのは良いが、多すぎるのだ。だからどの曲もその瞬間は楽しく聴けるのだが、すぐ次の曲で上書きされてしまい感動が後に残らない。もっと泣ける話になれる素材なだけに惜しい。

  2. yun より:

    声を担当しているキャストが豪華すぎて驚いた。特に、ジョニーを演じるタロン・エガートンは「ロケットマン」でもエルトン・ジョンの曲を歌っていたりするのでその共通点が嬉しかった。話題になった吹き替えも気になる。

    全体的にパワフルで、これを観て元気にならないはずが無い。名曲がたくさん出てくるので、自分も楽しくなってしまう素敵な作品だ。
    続編も決定しているということでとても楽しみである。

  3. 村山 より:

    アニメだが、ミュージカル作品らしい素敵な歌がたくさん聞けて楽しかった。吹き替え版も字幕版も声優がみな豪華で、歌も本人が歌っているのでどちらを見ても楽しめると思う。個人的にはスカーレット・ヨハンソンのハスキーな歌声が魅力的だった。

    夢を追い続けることは簡単なことではなくて、それぞれ抱えている背景は人によって違うし、出来ること、出来ないことがある。それでも、自分を信じて一歩踏み出すことの大切さを教えてもらえた。

  4. takata より:

    それぞれが諦めかけていた歌手になるという夢に向かって、自分自身と戦い数々の苦難も乗り越えていくストーリーは、子供だけでなく大人の心にも響く。人生の教訓となるような台詞も多くてポジティブな気分にさせてくれた。声優陣も超豪華で、彼らのパフォーマンスを聴いていてもとても楽しかった。登場するのは動物たちという事もあり、アニメーション映画ならではの可愛らしい仕草や、動物たちの特徴をコミカルに描いているところが面白い。

  5. 月夜 より:

    歌うこと、表現することの素晴らしさを再認識できる作品。家事に育児に忙殺されていた主婦が、引っ込み思案で自信のなかった女の子が、歌うことによって新しい可能性を見出され、本当の自分の輝きを見つける、とても心温まるストーリー。

    また、全体を通して、夢を諦めないことの大切さを教えてくれる。いつも前向きなバスターが諦めかけた時、周りの人の支えによって彼は立ち上がり、ショーは大成功する。全員の力で最高のショーを完成させたラストに感動する。

  6. akeno より:

    シンプルなミュージカルサクセスストーリーでどの世代でも楽しめる作品。曲はどれも有名で、洋楽をあまり聞かない人でも耳にしたことがある曲ばかり。また歌い手の動物達も個性豊かで可愛らしく、必ず推しのキャラクターができると思われる。

    歌手や歌とは無縁な世界にいるが歌うのは大好き、というジョニーやロジータのようなキャラクターが個人的に親近感が湧きやすく、またミュージカルに参加することへの葛藤の表現も素晴らしかった。

  7. pillow より:

    潰れかけの劇場を救う為、という意外にも重めの理由で動物たちのコンテストを行うストーリーです。動物たちはどの子も個性があって愛着が湧くキャラクターでした。
    テレビCMで好きな曲が使われているのを聴いて、鑑賞してみました。有名な曲が数多く使われているので、きっと「聞いたことある!!」というものが一曲はあると思います。ミュージカル映画が苦手な方でもアニメーションであれば楽しめるでしょう。
    ラストはしっかりとハッピーエンドですっきりしました。

  8. ミヤナミ より:

    全体を通して家族愛、友情を強く感じられる作品だ。吹き替えのキャストも歌手が担当するなど本格的で、音楽もしっかりと楽しめるようになっている。ポップな音楽に思わず身体が動いてしまうような部分もあり、涙を流してしまう場面もある満足度の高い作品であったと思う。

    各キャラクターたちの成長を通して、仲間の大切さ、夢を諦めないことを強く感じられる。今、なにか大きな夢や目標がある人に勧めたい映画だ。続編公開が決定しているが、かなり期待を持てるだろう。

  9. tomo より:

    ガース・ジェニングス監督の『SING/シング』は、ミュージカル・アニマル・ムービーという新しいジャンルを開拓してくれた作品だと思います。
    ミニオンで有名なイルミネーション・エンターテインメント製作なだけあり、キャラクターの愛らしさが全面に出ていて本当に楽しい映画です。
    キャラクターと担当曲がマッチし、それぞれの特徴や良さが出ていて、人と違っても自分の良さで勝負すればいいのだと勇気づけられます。
    失敗してもまたチャレンジする精神を学べますし、作中に出てくる歌も最高で観賞後は元気になります。

  10. janice より:

    かわいいキャラクターと素敵な歌声が映画を盛り上げてくれる感動的な作品です。
    大人気の俳優陣が声を務め、一度聞いたら忘れられない素敵な歌を歌いあげます。

    それぞれのキャラクターが悩みを抱えながら、大好きな歌を一生懸命頑張ることで乗り越え、舞台の上でキラキラしている姿は、誰にでも輝くことができるのだと自分の可能性を信じる勇気を与えてくれます。最後にはみんなで夢を叶え、見る人聞く人を幸せにするステージを見せてくれます。

  11. チーズ より:

    動物達の世界で、落ちぶれた映画館を救うために歌のコンテストが行われる物語なんですが、動物達が歌う歌が聴いていて、一緒に歌って踊り出したくなるような曲の選曲ばかりで子供から大人まで楽しめる作品になっています。

    その内容も、夢を諦めた動物達が歌のコンテストを通じてまた夢を取り戻したり、人生を変えていくお話しになっています。