映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ
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映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の概要:2016年の日本映画。有川浩原作の小説を映像化した作品で、仕事が上手くいかず孤独を感じるさやかが寒い夜に偶然知り合った樹と半年という猶予付きの同居生活をすることになったことで、本当の恋に出会う純愛ストーリー。

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映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の作品情報

植物図鑑 運命の恋、ひろいました

製作年:2015年
上映時間:112分
ジャンル:ラブストーリー
監督:三木康一郎
キャスト:岩田剛典、高畑充希、阿部丈二、今井華 etc

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の登場人物(キャスト)

河野さやか(高畑充希)
不動産屋の社員として働く女性。真面目だが男気は無くただ何となく過ごす毎日に嫌気が差していた。あるとき出会った樹に惹かれ、それまでとは違う生き生きした自分を取り戻し始める。
日下部樹(岩田剛典)
行き倒れている夜、偶然声をかけてくれたさやかに面倒を見てもらった日から、半年限定で彼女と同居生活をすることになる。植物狩りが趣味で写真を撮りながら河原に行くのが楽しみ。名字を言いたくないという謎めいたところがある男性。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のあらすじ【起】

寒い冬の夜。
不動産屋勤務のさやかは、職場の上司とうまくいかず気分も落ち込んでいた。
世の中の不公平を恨みながら、コンビニに酒を買いに行く毎日。
その日もお酒を買いに出た帰りだった。
ふとアパートの自転車置き場に倒れている若い男性を発見したさやかは、思わず声をかける。
男性は起き上がり、「お嬢さん、僕を拾ってくれませんか?しつけの出来た良い子です」とお手をして尋ねた。

さやかは予想もしていない事態に爆笑し、部屋に入れると家にあった即席ラーメンを出した。
食べ方がわからず硬いまま食べた男性を不思議そうに、微笑ましく見つめるさやか。
少し休んで帰ろうとする男性に彼女はシャワーを勧めた。

翌朝、全て夢だと思って起きたさやかは、朝食の支度をしている男性を見て驚く。
お礼に朝食を作ってくれていたのだった。
ホームシック気味のさやかは、彼の手作り朝食が嬉しすぎて思わず涙を流す。

一緒に食事をしたあと身支度をする男性に、もう少しいても良いと言い出すさやか。
男性は「名字は言いたくないが樹という名前だ」と言い、半年間おいてくれないかとさやかに頼んだ。
少し悩んださやかだったが、了承する。
こうして会ったばかりの男女の奇妙な同居生活が幕を開けた。

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映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のあらすじ【承】

樹は雑草に至るまで、植物についての知識が豊富だった。
庭の草むしりをする樹を手伝いながら、植物について教えてもらうさやか。
最近仕事で上手くいかず孤独感に苛まれていた彼女は、彼と過ごす時間が癒やしに変わっていった。

週末になると「野草狩り」と題して、疲れ気味のさやかを誘い河原まで出かける。
そこでは樹が草の写真を熱心に撮影しながらさやかに草の名前を教えてくれたり、のびるや蕗などを採取し自宅で美味しい料理に変えてくれた。
そんなことが2人の週末の日課になっていく。

樹と暮らすうち生活にハリが出たさやかは、上司とも上手くつきあえるようになり仕事にもやりがいを感じ始めていく。
さやかはいつのまにか樹を男性として意識するようになり始めていた。

しかしある野草狩りの週末のこと、河原で転倒したさやかは樹の変化を見逃さなかった。
それは足を冷やしてくれようとタオルを差し出してくれた樹のハンカチが、見たことも無いブランド物だったのである。
さやかはバイト仲間からもらったというそのハンカチの存在が気になり、深夜コンビニのアルバイトに出かけた樹を陰から確認しようと出かけることにした。

そこには女性と仲よさそうに話す樹の姿があり、「日下部君」と呼ばれていた。
そんな彼の姿をこっそり見ていたさやかに気がついた樹は、走り去る彼女を自転車で追いかける。
さやかはバイト先の彼女に嫉妬していた。
自分は名字も知らないのに、彼女は日下部君と呼んでいたのである。
樹はバイトをするのに名字を言うのは当然だと言い、夜遅く帰すさやかを心配して自転車を渡し彼女が立ち去るまで後ろ姿を見ていた。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のあらすじ【転】

翌朝、もやもやとしたまま朝を迎えたさやかは、ダイニングテーブルに用意されている朝食と弁当に気がつくと、居間で寝ている樹を見つめる。

その日、会社の飲み会に参加することにしたさやかは、帰宅が遅くなる。
さやかに気がある素振りを見せる会社の先輩は、友人と飲み直すのだと適当な嘘をつきさやかの自宅の駅まで送ってきた。
改札を出たさやかは、自分を待っている樹の姿を見つけて驚く。
男と一緒にいるさやかにむっとしながらも、先輩を帰し一緒に自宅に戻る樹は怒っているようであった。

自宅に着くと樹は「愛想が良いんだな」と冷たく言う。
さやかはむっとし、「女性にハンカチをもらっている樹に言われたくない」と文句を言った。
気持ちがすれ違い2人で言い合いになるが、さやかは自分が樹のことが好きだから自分には文句を言う権利があるのだと主張した。

好きだと言われただ呆然と立ち尽くす樹に、「酔っ払っているから忘れて欲しい」と言うさやか。
しかし樹はもう自分の引き金を引いてしまったのだと、さやかを引き寄せキスをした。
2人は始めて同じ部屋で一夜を過ごし、その日を境に同居人から恋人へと変わった。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の結末・ラスト(ネタバレ)

2人は仲むつまじく穏やかな時間を過ごすが、樹は最初に半年だけ同居させて欲しいと言っていた。
その半年とは夏までである。
不安になりながらも、さやかはきっと夏を過ごしてもまた2人で一緒にいられると信じていた。
しかしある日樹が自宅から消えた。
必死で樹の姿を探すがどこにもいない。
さやかのショックは計り知れなかった。

樹がいなくなってから1年後のある日。
突然さやかの元に小包が届いた。
差出人は日下部樹。
急いで中を開けると植物図鑑という名の図鑑が入っていて、写真/日下部樹と書かれている。
そう、樹はカメラマンとして成功し植物の図鑑を出版したのだった。

パソコンで日下部樹と検索すると、その日の午後、彼の出版記念パーティーがあるという。
急いで支度をし、タクシーで会場まで向かったさやかは1年ぶりの樹の姿を見つけ安堵した、それと同時に遠い存在になってしまったのだとも思った。
彼は有名な華道家の跡取りだったが、自分が本当にしたいことを探すために半年間猶予をもらい、旅をしていたのである。
さやかは彼に会わず、そっと会場を後にした。

自宅に戻ると、アパートの前に樹がスーツ姿で座り込んでいる。
「どこに行っていたの?」と聞く彼に「それはこっちの台詞でしょ」と呆れるさやか。
2人は前と同じように自転車で河原へ出かけた。
そこでパーティーに出席したことを告白すると、樹は最後まで聞いてくれたのかと尋ねた。
途中で帰ったさやかはスピーチの全部を聞いていなかった。

樹はさやかと出会った半年で自分を見つけ、素直になり、彼女と一緒にいたいと思うほど中途半端な自分ではいられなかったというスピーチをしたのだった。
そして改めてさやかに向き合うと、「2人で生きていきたい」とプロポーズをする。
涙を流し頷くさやか。
1年越しの恋が実った。

その後2人は結婚し、未だに野草狩りにでかけさやかの弁当は樹が作る幸せな生活を送っているのだった。

映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の感想・評価・レビュー

原作はとても胸が締め付けられる、まさにキュンとする恋愛小説だが、実写化で一番重要なのは樹役を誰が演じるかであった。確かに岩田剛典の見た目は樹のイメージと合っていたかもしれない。しかし演技がとても粗末なものに感じた。樹の最初のセリフである「お嬢さん、僕を拾ってくれませんか?」この一言のセリフから違和感を感じてしまった。
高畑充希はとても良い。仕事ですり減りながらも樹と過ごす幸せを感じている様子がよく伝わってきた。彼女は適役だったと感じる。
ストーリー自体は切なくも愛おしい、綺麗なラブストーリーとなっているため、もう少し配役を考えて欲しかった。(男性 20代)


女の子は恋をすると変わるとよく言いますが、この映画はまさにその代表と言っても過言ではないかと思います。突然の恋に戸惑う主人公の様子が細かく描かれています。こんな男子がいたら、誰でもときめいてしまいます。

漫画の実写化とEXILEの岩田くんが出演するという事で、公開前からかなり話題に上がっていましたが、内容もそれに負けなかったと思います。(女性 30代)


この作品は高畑充希の演技が特に素晴らしいです。作品に入り込んでしまうのは、彼女の演技が恋という繊細な感情をうまく表現しているからなのだと思いました。半年間という期限付きの同居の中で、わずかなすれ違いもありながら愛を育む姿は、観る人を優しい気持ちにさせます。

作中には多くの植物や野草料理が登場し、鑑賞後は近くの河川敷に出かけたくなりました。また恋愛映画が好きな人はもちろん、日々の生活に悩みや不安を抱えた人にも見てもらいたい心温まるストーリーになっています。(男性 20代)


有川浩原作の小説の映画化。有川浩と言えばラブコメだが、今回も例外ではない。原作を読んでいたためか、さやかも樹もわずかにイメージと違っていた。原作に忠実な脚本だったため、ストーリーは問題なく入ってきた。
見知らぬ男性と始まった同居生活だが、樹の一定の距離以上踏み込まないという空気感はとてもよかった。何より、これを観ると野草を見つけたくなる。野草料理のレパートリーも多く、散歩をするのが少し楽しくなりそうだ。
現実では体験できない同居生活を楽しめるいい作品だと思う。(女性 20代)


突然現れた樹の存在が儚いです。植物のことにやけに詳しくて料理が上手で、それ以外は謎だらけなところが魅惑的すぎます。しかも、さやかに対しての優しさがさりげなく、尊さも感じられました。起承転結が穏やかなストーリー展開ですが、決して退屈というわけではありません。胸のときめきや戸惑い、ほっこりした気持ちなどを十分に味わえます。また、ばっけ味噌やつくしのつくだ煮など、季節の植物を取り入れた料理がどれも美味しそうで、食欲が湧く映画です。(女性 30代)


謎に包まれた青年と過ごしていった中での穏やかなストーリー。植物に詳しいこと、料理達者ということ意外はわからないまま半年を過ごしていくのですが、樹(岩田)の心温まる優しさの数々は芯からほっこりさせてもらえます。後半に突然姿を消した樹。しかしそこで改めて気づくことがさやか(有村)にもたくさんあり、急展開なのにシビアすぎず、穏やかにことは進んでいき、気持ちはプラスのまま終わることができました。美味しそうな料理の数々にも興味深いです。(女性 20代)


高畑充希さんと岩田剛典さんが美男美女で、目の保養になる作品だった。高畑充希さんが女優として素晴らしいのは知っていたが、岩田剛典さんも演技が上手かったと思う。
現実的なことを言えば、見知らぬ男を家に上げても良いのかと少しだけ突っ込みたくなった。でも、河野さやかと日下部樹のやり取りが微笑ましくて、映画として見る分には癒されたしおもしろく感じた。日下部樹に謎が多いので、彼は一体どんな秘密を抱えているのか、想像しながら見るのもおもしろかった。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. きーもも より:

    これは好き嫌いが大きく分かれる作品だと思います。「お嬢さん、僕を拾ってくれませんか?」というセリフにゾッとしてしまい、見るのをやめようか迷いましたが、良い展開になることを期待して鑑賞しました。正直な感想は、これは実写化するべき作品ではないでしょう。突然出会った男が拾ってくれ、半年住まわせてくれって気持ち悪すぎてリアリティが全くありません。
    漫画だからファンタジーとして楽しめるのであって、どんな展開だとしても実写には向いていません。岩田剛典だから許されたと言っても過言ではないでしょう。

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