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映画『テルマエ・ロマエ2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『テルマエ・ロマエ2』の概要:公衆浴場を中心に、現代と古代ローマ帝国を行き来するタイムスリップSFアドベンチャー、第一弾「テルマエ・ロマエ」の公式続編。

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映画『テルマエ・ロマエ2』の作品情報

テルマエ・ロマエ2

製作年:2014年
上映時間:112分
ジャンル:コメディ、ファンタジー
監督:武内英樹
キャスト:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力 etc

映画『テルマエ・ロマエ2』の登場人物(キャスト)

ルシウス(阿部寛)
ローマ帝国で活躍する一級テルマエ建築士。現代日本にタイムスリップし、その技能を持ち帰る事で日々新しいテルマエを生み出している。
山越真実(上戸彩)
現代日本で漫画家を目指している女性。ルシウスがタイムスリップする場所に必ず居合わせ、彼に恋をしている。
ハドリアヌス皇帝(市村正親)
暴君と恐れられるローマ帝国皇帝。ルシウスの腕を信頼しており、彼に新しいテルマエの建設を依頼する。
ケイオニウス(北村一輝)
次期ローマ皇帝と名高い人物。女にだらしない一面もあり、ルシウスとは馬が合わない。

映画『テルマエ・ロマエ2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『テルマエ・ロマエ2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『テルマエ・ロマエ2』のあらすじ【起】

暴君ハドリアヌス皇帝が統治していた時代のローマ帝国。前作「テルマエ・ロマエ」で現代日本にタイムトリップし、日本の風呂技術をローマ帝国に持ち帰った事で、テルマエ技師ルシウスの名は、今やローマ帝国全土に知れ渡っていました。そしてそんなルシウスのもとに、新たな依頼が舞い込んできます。

その頃ローマでは、屈強な戦士達が命を賭けて戦うコロッセオが民衆の心を捉えていました。連日続く激しい戦いに、傷つき消耗したグラディエーター達の疲れを癒すことの出来るテルマエを作って欲しい、それこそがルシウスに新たに持ちかけられた依頼です。そして例の如くその設計に頭を悩ませていたルシウスは、再び現代日本へとトリップします。

今回ルシウスが現代日本の公衆浴場で目をつけたのが、入浴中に入れる入浴剤と、入浴後に客が利用していたマッサージチェアです。この二つが使用した物の疲れを癒す効果がある事に気付いたルシウスは、その知識をローマ帝国へと持ち帰り、その再現をする事で期待に応えるのでした。

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映画『テルマエ・ロマエ2』のあらすじ【承】

前作でルシウスと共にローマ帝国にタイムスリップし、ローマ帝国の危機を人知れず救った漫画家希望の真実は、ルシウスを主役に描いた温泉漫画を出版社へと持ち込んでいました。しかしその渾身の一作も、「肝心の風呂が書けていない」とボツを食らってしまいます。

真実は温泉の研究をする為、温泉風呂を取り扱う雑誌記者として働く決心をします。一方、ルシウスのもとにはまた新たな依頼が舞い込んできました。今までのテルマエとは違い、子供をターゲットとしたテルマエを作って欲しいという一風変わったものです。そんなルシウスが次にタイムスリップしたのは、プール施設が併設された屋内温泉でした。

そこで子供達が長蛇の列を作るウォーター・スライダーに感動したルシウスは、スライダーをローマ帝国で再現する決心をします。一方、真実もまた、雑誌の取材のためその温泉施設を訪れていました。2人は久々の再会に喜びますが、その矢先ルシウスが涙を流した事で再びローマ帝国時代に戻ってしまいます。

映画『テルマエ・ロマエ2』のあらすじ【転】

前作で史実通り派遣される事になったケイオニウスは、派遣先、バイアエの地でその疲労から体調を崩してしまいます。心配したハドリアヌス皇帝は、バイアエの地に温泉郷を作ることを決意、ルシウスに依頼します。

温泉郷の参考としてルシウスがタイムスリップしたのは、かの有名な草津温泉です。再び居合わせた真実に案内され、ルシウスは温泉饅頭やラーメンといった食文化、射的や卓球などの遊びを学びます。草津温泉の様な温泉郷を再現するため、ルシウスは再び真実を巻き込みローマへと戻っていきます。

一方その頃、ハドリアヌス皇帝に反逆の印を掲げんとする人物がいました。その人物とは元老院という組織で、元老院はケイオニウスに瓜二つの兄を利用し国家を混乱に陥れます。偽ケイオニウスにはケイオニウスを装い、国民を先導します。そして史実としてこの国の行く末を知る真実が元老院の手先に魔女として捉えられてしまいます。しかし、ルシウスはグラディエーターの助けも借り真実を救い出し、ルシウスと真実はバイアエへと向かいます。

映画『テルマエ・ロマエ2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ルシウスと真実を追って、ケイオニウスを装う偽ケイオニウスが軍隊を連れてバイアエと到着します。しかし、偽ケイオニウスと元老院達の陰謀に気がついたハドリアヌス皇帝とケイオニウス本人が、バイアエに姿を見せます。自分たちが本物と信じていたケイオニウスが2人いる事に動揺する兵士達ですが、ハドリアヌス皇帝とケイオニウスに言葉に自分たちが騙されていた事に気がつきます。こうして、元老院と偽ケイオニウスの野望は打ち砕かれたのでした。

丁度その時、ルシウスの仲間が工事を進めていた温泉源から、とうとう温泉が発掘され温泉郷、「湯ートピア」が完成しました。そして再び、真実とルシウスの別れの刻がやってきました。真実は、今後ルシウスに降りかかる運命について史実で既に知っています。ルシウスは北方のテルマエ建設時に、誤って命を落としてしまうのです。しかしルシウスは、仕事の為に命を賭けるのであれば本望と言い切ります。

真実は再び出版社に、原稿「テルマエ・ロマエ」を持ち込みました。すると漫画は大ヒット、映画化が決定します。映画の撮影現場を訪れた真実は、井戸からタイムスリップしてきたルシウスと再び出会うのでした。

映画『テルマエ・ロマエ2』の感想・評価・レビュー

前作同様、バタバタと話が進んで飽きさせない作品でした。面白かったのは古代ローマにある建材で、現在のウォータースライダーなどを再現しているところです。タイムスリップの時に出て来る謎のオペラ歌手も、お笑い要素が前作よりもパワーアップしていて、くつろいでいる所から慌てて出てきたりしたのも、少しやり過ぎな感じはありますが笑えました。
時間という距離まで入った超遠距離恋愛のその後が気になるところです。(女性 40代)


前作同様かなり面白い内容であったが、更にレベルアップした様な、笑えるシーンがたくさん入っており飽きさせない映画であった。公衆浴場を現代から持ち帰り、見事に再現するルシウスだったが、新たに子供向けの公衆浴場を依頼され、ウォータースライダーを建設していくシーンが見所である。真実を救いだしたり、偽ケイオニウスと元老院達の追っ手から逃げ出したりと、前作にはない国の現状も描かれていた。真実とルシウスの関係性や、再会したシーンも見所である。(女性 20代)


前作と同様、家族とも恋人とも楽しめる作品。続編だからといって間延びすることもなく、今回もテンポ良くストーリーが展開されていく。ルシウスの目線から、日本の温泉文化をもう一度見つめ直すことができるのも面白い。

涙を流すことが別れに繋がる、というのはよくできた切ない設定だと思う。思いを募らせ泣いてしまうとお別れになってしまうから、我慢しなくてはならないという真実の心境に泣ける。最後、再会できるというハッピーエンドで終わってよかった。(女性 20代)


前作同様、意味とか教訓とか一切考えずにただただ楽しめる1本。
古代ローマ史に関わる部分はさておき、お風呂に関する部分は前作の延長だ。あらためて言われると日本の風呂文化はすごいし、初めて触れる人には不可思議なものなのかもしれない。今作で良いのはヒロインが古代ローマ人の言語を話せるようになっている点だ。この人と話したい、という動機で言語を一つ覚えるのは素敵なことだと思うしこれ以上の愛情表現もなかなかないだろう。明るい未来に繋がりそうなラストも良かった。(男性 40代)


1作目が最高だったので2作目も視聴。結果は、満足のいくものを提供してくれた映画だった。

原作のストーリーから外れていて、ヒロインも原作には登場していないオリジナル。それなのになぜこんなに満足度が高いのか。それは、自分はローマの描写が好きだったからなんだと気が付いた。

しかし、ローマを舞台にする作品群は大抵権力闘争、愛憎、流血の世界(この作品でも少し触れられてはいるが)。その舞台を、ここまでコメディに落とし込んでいる作品を他に知らない。ゆえに面白い。おかげで、ラストはルシウスとヒロインが結ばれて欲しいと思うくらいには素直に視聴していた。(男性 30代)


1作目が面白すぎたので、続編は大丈夫かなと心配していましたが想像を遥かに超える面白さで今回も大爆笑してしまいました。
現代の日本から大浴場の技術を持ち帰り、古代ローマにウォータースライダーまで作ってしまうのは圧巻でした。日本人に馴染みのある力士や、草津などもいい感じに面白く登場するので確かに外国人から見たらそう見えるよなあ…と妙に納得してしまいました。
前作同様、思いっきり笑える作品なので家族みんなで楽しんで欲しいです。(女性 30代)

関連作品

前作 テルマエ・ロマエ

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    真実の持っていた『ローマの反映と衰退』という本によりケイオニウスの疫病が結核であること、ルシウスが事故に合ってしまうことが判明します。しかしせっかく病名が発覚したにも関わらず具体的な治療法は提言せず、とにかく隔離しなければいけないという忠告のみです。確かに下手に現代の治療法を持って治してしまうと歴史が変わってしまうので、その点でいえば良かったのかもしれません。しかしそれで考えるとラストでルシウスが再び登場したのはどう解釈すればよいのでしょうか。本に書かれていた史実が間違っていたのか、実は別れてまだ日の浅い再会だったのか…。そもそもどうしてタイムスリップできるのかという点も特に解説されていませんし、恐らくあまり真面目に考えず、コメディ映画として楽しんでくださいということなのかと思います。

  2. 匿名 より:

    非常に分かりやすくかつ人間らしさが表れる条件だと思います。できるだけルシウスと一緒にいたいと願う真実は、ローマに帰らないように周りの玉ねぎと感動する本(フランダースの犬)を必死で隠します。しかしそんな努力も虚しく、ルシウスはわさび入りのお寿司を食べて涙を流してしまいます。今度は逆に、元老院たちに捕らわれそうになる真実に向かって玉ねぎを投げるルシウス。これは真実が涙を流せば、現代に戻れて逃れられるからです。結局、間に合いませんでしたが…。そして夕日のラストシーン。ルシウスと離れたくないから涙を我慢していた、と言いながら泣く真実は本当にとても美しくて真剣な想いが伝わりました。

  3. 匿名 より:

    前作に引き続きクスッと笑える小ネタが満載で楽しめました。ルシウスがローマで悩み、日本でヒントを貰い、浴場を作る流れは変わらないため前作以上の衝撃は得られませんでしたが、それでも今作は危機感溢れる展開でドキドキしました。小ネタの部分でいえばまず、元力士の曙関と琴欧洲関がグラディエーターとして登場します。剣闘士として真っ黒にメイクされた姿、まさかの起用に思わず観客から笑いの声が上がりました。そしていか八郎さん演じる老人が五右衛門風呂に入りながら歌っていた「与作」、この曲が疫病の治療に良いと信じるルシウスはテルマエに浸かるローマ人に「与作」を歌わせます。外国人がぎこちなさそうに、ヘイヘイホー…と歌う姿は良い意味で滑稽であり愛国心を刺激され微笑ましく感じるシーンになりました。その愛国心という点が、この映画のテーマの一つになっていると思います。日本の浴場はこんなに便利で心地よくて、温泉プールで遊んだり合間に美味しいものを食べたり、さらには大らかな心で混浴ができる平和な国だということをこの映画は教えてくれます。前作に引き続きトイレにはウォシュレットだけでなくビデという機能があることも教えてくれます。(笑)また、今回真実との関係も若干進んだように思います。前作ではハドリアヌス帝の神格化に夢中だったルシウスですが、今作では混浴を意識したり、元老院に捕らえられた真実を必死で助けようとしたりと事態は深刻ですがいい雰囲気が漂っています。そしてローマ帝国に平和が訪れ、ついに2人に別れの時が。そこでルシウスははっきりと私も別れたくない、と告げ真実を抱きしめるのです。とても綺麗な夕日をバックに涙を流し合う2人に、思わず私もうるっときてしまいました。史実によればこの3ヶ月後、ルシウスはテルマエ建設中に亡くなるのですが、ラストで真実の書いた漫画『テルマエ・ロマエ』が映画化決定し、主演俳優に向かって「そいつは偽物だ!」とルシウスが叫ぶところでエンディングです。次回作はあるのでしょうか、期待しています。