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映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』の概要:桐山は黒部天狗堂から依頼された美術館の設計を担当することになった。しかし、黒部天狗堂の会長は、自分が描いた奇抜なデッサン画を元に建てるよう要求してきた。桐山は黒部会長と直接話し合うため、黒部天狗堂の営業担当である浜崎に協力を求めた。

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』の作品情報

釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!

製作年:2002年
上映時間:109分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:本木克英
キャスト:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子、鈴木京香 etc

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』の登場人物(キャスト)

浜崎伝助(西田敏行)
鈴木建設営業三課に勤めている。通称浜ちゃん。釣りが大好き。釣りを通じて人と仲良くなり、仕事を取ってくることもある。
鈴木一之助(三國連太郎)
鈴木建設社長。浜ちゃんとは釣り仲間だが、会社の部下達にはそのことを内緒にしている。常識的な考えの持ち主。無鉄砲な浜ちゃんによく振り回されている。
桐山桂(鈴木京香)
鈴木建設設計課に勤めている。仕事熱心で真面目な女性。早くに母を亡くしており、母親代わりとして父と弟の世話をしている。
鮎川透(小澤征悦)
欄間彫刻家。桐山の人柄に惹かれ恋に落ちる。
黒部五郎(丹波哲郎)
黒部天狗堂の会長。こだわりが強く頑固な性格。頼りない息子を心配し、しっかり者の桐山と結婚させようと奔走する。

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のあらすじ【起】

鈴木建設設計課に勤める桐山桂が、どうしても聞いて欲しい話があると言って社長の鈴木一之助(通称スーさん)の元を訪ねてきた。社長秘書は規則に則り、担当部長を通すよう指示し桐山を追い返そうとした。しかし、スーさんは桐山から直接話を聞くことを決め、社長室に迎え入れた。桐山の話は美術館の建設を行うことになった、富山の黒部天狗堂の件だった。桐山が設計を行い本社にプランを送ったのだが、受け入れられず送り返されてしまったのだ。その時、黒部会長が描いたデザイン画が同封されていたのだが、独特のセンスで描かれた建物はとても建設できるようなものではなかった。しかし、黒部会長は描いた通りに建てなければキャンセルすると言っており、そのことは契約のときに念を押していると言うのだ。契約に判を押したのは営業三課の浜崎伝助(通称浜ちゃん)だった。

浜ちゃんは社長命令で桐山の元に行くことになる。今まで会ったこともない人物だったため、何の用事か訝しみながら設計課に向かった。桐山から黒部天狗堂の件だと言われた浜ちゃんは話が長くなることを感じ、昼食を食べながら話を聞くことにした。桐山はそんな自由な浜ちゃんを見て、思わず笑ってしまう。

桐山は浜ちゃんに今までの経緯を説明した。黒部会長の個性的なデザイン画通りに美術館を建設すると景観が損なわれる恐れがあり、鈴木建設の名前に傷をつける恐れがあった。桐山はそのことを恐れて直属の上司に訴えるが理解してもらえず、仕方なく社長に直訴することにしたのだ。そして、桐山は黒部会長と直接やり取りがしたかったので、浜ちゃんを呼び出してもらったということだった。黒部会長はクセの強い人物のため浜ちゃんは会わせることを渋るが、桐山は職を辞する覚悟で浜ちゃんに会わせて欲しいと頼んでいた。浜ちゃんはその熱い思いを受け、一緒に行くことを決める。

夜、スーさんは美術館の件を心配して浜ちゃんの家を訪ねた。すると、浜ちゃんは仕事にかこつけて釣りをする気でいるらしく、釣り道具を準備していた。しかし、浜ちゃんは、黒部会長は釣り好きのため、釣り道具がいるのだと最もらしいことを話した。それよりも、浜ちゃんの妻のみち子は出張相手が美人な女性だと知り、心配していた。浜ちゃんはみち子の機嫌が悪くなったことに動揺するが、みち子は本気で怒っていた訳ではなかった。2人が仲良くじゃれ合い始めたため、スーさんは帰ることにした。

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映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のあらすじ【承】

浜ちゃんは桐山と黒部天狗堂に行くが、アポを取っていないため浅利部長に追い返されそうになる。このまま帰る訳には行かないため、浜ちゃんは内線で黒川会長に直接会う許可を求めた。

浜ちゃんは黒部会長と楽しく釣りの話をしていたが、美術館の件を話した途端黒部会長の機嫌が悪くなってしまう。しかし、桐山は臆することなく黒部会長に意見し、設計を任せて欲しいと頼んだ。黒部会長は桐山のデザイン画に目を通し、自分よりもきちんと考えられているそれを見て、設計を任せることを決める。

黒部会長の強い勧めで、浜ちゃんと桐山は富山で一泊することになった。だが、予約された部屋は一部屋だけだったため、桐山はもう一部屋取って欲しいと浜ちゃんに頼んだ。浜ちゃんは浴衣に着替えた後フロントに行こうとしていたのだが、着替えている最中に偶々同じ旅館に泊まっていたスーさんの奥さんが部屋を間違えて入って来てしまう。スーさんの奥さんは服を脱いでいる浜ちゃんと一緒にいる桐山を見て、不倫を疑い慌てて部屋を出て行った。

スーさんは妻から、浜ちゃんと桐山が同じ部屋にいると電話をもらうが、状況がよく理解できないまま電話を切られてしまう。仕方なく浜ちゃんの携帯の番号を調べて電話を掛けるが、すでに浜ちゃんがスーさんの奥さんに状況を説明して誤解が解けていた。スーさんはそそっかしい妻に呆れ果てる。

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』のあらすじ【転】

浜ちゃんは黒部会長と釣りに行くことになり、桐山は1人で観光することにした。黒部会長は釣り船に乗ると、設計を桐山に任せる代わりに条件を飲んで欲しいと浜ちゃんに頼んだ。それは、黒部会長の息子の海彦と桐山を結婚させることだった。黒部会長は海彦のことをダメな奴だと評し、しっかり者の奥さんが必要だと感じていた。そして、自分に意見を述べた桐山なら、海彦を任せられると思ったのだ。浜ちゃんは当人同士の気持ちを聞かずに話を進めるのは無理があるのではないかと感じるが、言い出したら聞かない黒部会長にNOと言うことはできなかった。

桐山は街をふらりと散歩しているとき、欄間を彫っている職人の姿に興味を引かれ、玄関先からじっと眺めていた。すると、その家に暮らす鮎川君枝に声を掛けられ、間近で見させてもらうことになった。欄間を彫っていたのは、君枝の息子の透だった。桐山は昼食を御馳走になり、君枝と透と楽しい時間を過ごした。

黒部会長は勝手にお見合いや結納の予定を立て、浜ちゃんに話を進めるよう嗾けた。浜ちゃんは了承するが、桐山に話せずにいた。家に帰ってみち子に相談するが、断るべきだったと怒られてしまう。みち子は桐山にお見合いのことを話し、断られたらそのことを黒部会長に伝えるしかないとアドバイスを送った。

浜ちゃんはお見合いの話を言いに、桐山の自宅を訪ねた。しかし、桐山は父から何度もお見合いを勧められており、お見合い話はもう二度と聞きたくないと言うほどうんざりしていた。浜ちゃんはますますお見合いの件を言い出せなくなってしまう。

映画『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』の結末・ラスト(ネタバレ)

浜ちゃんは桐山と共に社長室に呼ばれる。行ってみるとそこに浅利部長が来ており、見合いの日程について話を進められる。しかし、桐山は何も知らされておらず、何のことか分からずに戸惑った。その様子を見て浅利部長もスーさんも、浜ちゃんが何も桐山に伝えていないことを知る。スーさんは仕事を取るために他人の人間関係に介入するのはいかがなものかと、浜ちゃんに疑問を呈した。

桐山は東京で個展を開いていた透と再会を果たす。透の傍に美しい女性がいたため、桐山は密かにショックを受けるが、その女性は透の妹だった。桐山はそのことに安堵し、透に誘われるまま食事に出かけた。その後、桐山は父に透を紹介した。父は娘が恋人を連れて来たことを喜んだ。

スーさん、浜ちゃん、桐山は縁談を断るため、黒部会長の元に向かった。浜ちゃんがなかなか言い出せずにいると、海彦が現れ、1歳になる息子と恋人がいることを父に話した。黒部会長は息子をボコボコに殴って叱った。しかし、実際に孫を見ると、とても嬉しそうだった。

スーさんと浜ちゃんは黒部会長から謝罪されるが、真実は明かさなかった。黒部会長の部下のおもてなしを受けながら、釣り船に乗り込んだ。その頃、桐山は透とスキーに出かけ、2人でもっと一緒に色んな景色を見たいとプロポーズされていた。桐山は笑顔でプロポーズを受け入れた。

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