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映画『私の少女時代 Our Times』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『私の少女時代 Our Times』の概要:キャリアウーマンとなったヒロインは、仕事と恋人の間で板挟みとなり疲れ果てていた。そんな時は限って、高校時代のことを思い出し懐かしんでいる。一途な恋を思い続け、人生を見直すきっかけを得る青春映画。

映画『私の少女時代 Our Times』の作品情報

私の少女時代 Our Times

製作年:2015年
上映時間:134分
ジャンル:ラブストーリー、青春
監督:フランキー・チェン
キャスト:ヴィヴィアン・ソン、ワン・ダールー、ディノ・リー、デイヴィ・チェン etc

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映画『私の少女時代 Our Times』の登場人物(キャスト)

リン・チェンシン(少女時代:ビビアン・ソン / 大人:ジョー・チェン)
高校時代は身なりもだらしなく、眼鏡をかけたダサい女の子だった。現在はキャリアウーマンで、優秀なチームリーダー。残業が多く休みもまともに取れないことを嘆いており、恋人の小言ばかりでうんざりしている。未だにタイユィを忘れられずにいる。
シュー・タイユィ(少年時代:ダレン・ワン / 大人:ジュリー・イェン)
高校時代は学校の不良たちを束ねるボス。中学時代は特進コースを選択しており、頭脳はかなり優秀で本来はとても真面目な好青年。中学の頃、親友を海で亡くし責任を感じている。チェンシンから不幸の手紙を受け取り、彼女に惹かれる。
オウヤン・フェイファン(ディノ・リー)
同級生たちのアイドル的存在。バスケットボール部に所属し、非常に爽やかで模試にていつも首位を取るほど優秀な好青年。タイユィとは中学時代、親友だったが、海で同級生を亡くしてから疎遠になっていた。
タオ・ミンミン(デヴィ・チェン)
美人で可愛らしい容貌をした同級生。清楚なふりをして、実はグイグイ押すタイプ。優秀な頭脳を持つタイユィに近づき、ステイタスを得ようとしている。
アンディ・ラウ
本人役として登場。タイユィの話に感動し、自ら協力してくれる。非常に誠実で温厚。

映画『私の少女時代 Our Times』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『私の少女時代 Our Times』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『私の少女時代 Our Times』のあらすじ【起】

キャリアウーマンのリン・チェンシンは、チームリーダーとしてかなり優秀な社員だったが、仕事が忙しいせいで恋人からは呆れられてばかり。彼女は俳優アンディ・ラウのファンで、学生時代は彼と結婚するのが夢だった。忙しい日々に忙殺され疲れ果てたチェンシンは、昔を懐かしみ思い出に耽るのである。

当時、18歳のチェンシンはお世辞にも美人とは言えず、眼鏡をかけていつもぼさぼさ頭。だが、学校には誰もが憧れを抱くアイドル的存在、オウヤン・ファイフェンがおり、全校女子の誰もが彼にときめきを覚えていた。当然、チェンシンも彼にときめきを感じていた1人である。

同じクラスには美人で可愛らしいタオ・ミンミンがいた。彼女の机には毎日、ラブレターが何通も届けられる。そんな中、チェンシンの机にも1通の手紙が。彼女は待望のラブレターだと思ったが、残念なことに不幸の手紙だった。

そこで、彼女は5人の候補者を選抜。1人目は担任の数学教師。2通目はタオ・ミンミン。3人目は最低クラスの生徒であるシュー・タイユィにした。彼は不良を束ねるボスでもある。ところが、タイユィはチェンシンからの不幸の手紙を開いた直後、交通事故に遭ってしまう。彼は報復するため、血眼になって手紙の差出人を探し歩いた。そして、とうとう差出人がチェンシンであることを突き止めるのである。

タイユィの前へ連れて来られたチェンシンは、使いっ走りとして奴隷のようにこき使われるようになる。そうしてある時、授業をさぼってローラースケート場へ遊びに連れて行かれたが、対立していた不良グループが現れ、乱闘騒ぎに巻き込まれてしまうのだった。

映画『私の少女時代 Our Times』のあらすじ【承】

当然、この件は学校の知るところとなり、タイユィと仲間達に脅されたチェンシンは、彼を庇ってしまう。彼女は罰としてプール掃除を言いつけられたが、このことがオウヤンの目に留まり、声をかけられる快挙も同時に得るのだった。

しかし、プール掃除をしていたチェンシンは、ミンミンとオウヤンの秘密を立ち聞きしてしまう。ショックを受けた彼女はプールに身を沈め、そのまま上がらないつもりだったが、タイユィによって助けられる。そして、彼が実はミンミンに恋をしていて、チェンシンと同じく失恋したことを知るのだった。2人は協力してオウヤンとミンミンを別れさせようと考える。

そんなある日、ホームルームにて数学教師に出した不幸の手紙が問題となる。差出人がチェンシンだと密告があったらしく、職員室へ呼び出される羽目になったが、別件で説教されていたタイユィが彼女を庇ってくれるのだった。

チェンシンはお礼にラブレターの書き方と女心を教える。その後、オウヤンとタイユィが同じ中学出身で、親友だったことが判明。そこで、チェンシンはオウヤンに当時のことを聞くことにした。すると、オウヤンはタイユィが友人を海で亡くしたことに責任を感じ、人が変わってしまったと言う。そこで、チェンシンはタイユィに勝負を挑み、過去に起きたことで責任を感じる必要はないのだと教えるのだった。

翌日から、本来の生真面目さを取り戻し、真面目に授業を受けるようになったタイユィ。周囲も彼につられて授業を受けるようになる。少しずつ距離を縮めたタイユィとチェンシンは一緒に勉強することに。すると、真面目になったタイユィにミンミンが惹かれ始める。

映画『私の少女時代 Our Times』のあらすじ【転】

そんなある夏の日、兄の恋人がとても美しかったので、綺麗になる方法を相談したチェンシン。髪を整え眼鏡をコンタクトにしただけで、見違えるようになる。
猛勉強の末、模試で10位以内に入ることができたタイユィ。その結果に誰もが驚愕する中、指導室に新主任が赴任。その先生は規律に厳しく、かなり強硬に取り締まりを行うのだった。

実力でクラスの首位を取ったタイユィだったが、指導主任は頭ごなしに不正で得た結果だと決めつける。しかも、証拠もないのにカンニングをしたとして、タイユィに罰を与えた上に停学を言いつけてしまう。厳しい指導はタイユィのクラスだけではなく、他の生徒に対しても同様だった。あまりの横暴に生徒たちは不平不満を漏らしている。

そこで、チェンシンは友人達と協力して、対抗するべく生徒たちに呼びかけることにした。それには、オウヤンも協力してくれるが、チェンシン達の行動が密告にて明らかになり、教師から責められる羽目に。罰として2日間の謹慎となってしまう。

このことを知ったタイユィはその日の夜、密かにチェンシンを訪ねる。彼は彼女を公園へ連れて行き、励ましてくれるのだった。
その後、創立際が開催。開会式にて模試10位以内に入った生徒を表彰することになった。当然、10位に入ったタイユィも壇上へ呼ばれるはずだったが、指導主任はタイユィを呼ばず。あまりの横暴に据えかねたチェンシンは、自ら違反をしたので処罰して欲しいと声を上げた。

すると、見兼ねたオウヤンもチェンシンを擁護。その勇気ある行動に他の生徒たちも次々と名乗りを上げる。こうして、ほぼ全校生徒が立ち上がり、指導主任だけでは収拾不可能な状態に。校長は自らが壇上へ向かい、生徒たちの要望を受け入れ善処すると言ってくれるのだった。

これを機にオウヤンとタイユィは友人関係を修復。そこにミンミンも加わり、複雑な四角関係ができあがる。望み通りの結果になったはずなのに、なぜか釈然としないタイユィとチェンシン。

映画『私の少女時代 Our Times』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかしその後、タイユィが学校に来なくなってしまう。数日後にようやく登校して来たので、詰め寄ったチェンシンだったが、彼は多くを語らず売られた喧嘩を買っただけだと言う。それ以来、どこかタイユィの態度がよそよそしくなるのだった。
そうして、チェンシンの誕生日。タイユィからミンミンに告白されたと言われる。チェンシンは密かにショックを受けるが、彼を祝福して走り去るのであった。

その後、タイユィは突然、海外へ留学してしまう。彼が留学した後、チェンシンの傍にはオウヤンがいつもいてくれた。しかし、大学受験後にオウヤンから真実を聞かされることになる。

チェンシンは不幸の手紙に自分の気持ちも書き加えており、それを読んだタイユィは彼女に恋心を抱くようになる。だが、彼は事故の後遺症と度重なる喧嘩により脳内に爆弾を抱えていた。故に、自分の想いよりもチェンシンの幸せを願ったのだった。元より、一家で海外へ移民する予定だったこともあり脳手術を行うため、早めに海外へ向かったのだと言う。

誕生日のプレゼントとして、タイユィからアンディ・ラウの音楽テープを受け取っていたチェンシン。それには、タイユィの本心が録音されていた。そうして、彼女は涙ながらに彼の告白を聞くのだった。

そして、現在。チェンシンは今も時々、タイユィとの思い出の場所を訪れる。過去を思い出し、当時の自分をも取り戻した彼女は、翌日に会社を辞職。それから小言の多い彼氏とも別れた。そうして、念願だったアンディ・ラウのコンサートへ行くため、チケットを手配。しかし、チケットは完売で手に入らなかった。

コンサート当日、カフェに立ち寄ったチェンシンだったが、思い出のキーホルダーを落としてしまい、通りがかりの人が拾ってくれる。礼を言った彼女は、相手の男性が本物のアンディ・ラウであることに驚愕。彼は親しげに会話し、一緒に写メを撮った上にサインもしてくれ、更にチケットも手配してくれると言うのだった。

その夜、会場へ来たチェンシンは、教えられていたスタッフに連絡。すると、電話のスタッフは留学して以来、一度も会わなかったタイユィであった。そこへ、場外の大型モニターにて、アンディ・ラウのメッセージ動画が放送される。このコンサートは企画から全てタイユィが計画したもので、彼の話に感動したアンディ・ラウは喜んで協力したと言う。それも、タイユィが彼女へ愛の告白をするためだけに企画されたコンサートだったのである。チェンシンは感動してしまい、涙に濡れながら彼の愛を受け入れるのであった。

映画『私の少女時代 Our Times』の感想・評価・レビュー

非常に内容が濃く、仔細に渡ってヒロインとのエピソードが盛り込まれている。協力している同士で惹かれ合う様がきちんと描かれている。その後も互いを気にしてはいるが、それを公にできないもどかしさなど、正に青春だと言わざるを得えない。

高校時代のタイユィをダレン・ワンが演じているが、彼の男らしさや時折、見せる優しさには女性なら誰でも胸キュンするのではないだろうか。しかも、一途で賢く理性的。ヒロインも身なりを整えた後は見違えるように可愛らしくなり、時々笑えるシーンも挟まるため、飽きずに最後まで観ることができる。恋愛の素晴らしさを思わせる作品。(MIHOシネマ編集部)

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