時代劇映画のおすすめランキング10選

最近、テレビで放映される時代劇映画が少なくなったと感じませんか?時代劇ファンにおすすめの映画を10作品、紹介します。1953年の「雨月物語」から「るろうに剣心」まで名作ばかりです!1度じっくり観てみませんか。

時代劇の魅力は、時代を超えて共感できること。そして、人情や市井の人々の暮らしを追体験する事で現代に生きる知恵を拝借できるのだと思う。ただあまり難しく考えずに鑑賞したい。筆者は、原作ものから観るのが好き。
藤沢周平や浅田次郎などの時代小説から映画化された作品を観ると、ハズレがない。もちろん、チャンバラ・シーンが観たい!という気持ちでもいい。時代劇を楽しむコツは、セリフや衣装、時代背景など何か1つに注目して観ること。
現代の暮らしとは違う良さや懐かしさがあり、元気をもらえますよ!

第1位 るろうに剣心 京都大火編

注目ポイント&見所

人気漫画「るろうに剣心」を佐藤健主演で実写映画化。3部作の第2作。幕末の頃、人斬り抜刀斎と呼ばれた男、緋村剣心。明治10年が過ぎ、幕末に葬られたはずの人斬り・志々雄真実が復活。十本刀を集め、明治政府を転覆させようとするが。剣心は京都大火を止める為、左之助・斎藤一と共に闘う!
佐藤健のアクションが凄い!瀬田宗次郎役の神木隆之介との闘いが見どころ。また御庭番の翁を演じる田中泯の存在感も素晴らしい。作品を彩る、ワンオクロックのエンディング曲も必聴です。「龍馬伝」の大友啓志監督作。

⇒るろうに剣心 京都大火編のあらすじとネタバレ感想

第2位 るろうに剣心 伝説の最期編

注目ポイント&見所

実写版「るろうに剣心」シリーズ3部作の完結編。京都大火編からの殺陣も冴え、スピード感もMAX!剣心VS志々雄の闘いで志々雄の剣から炎が出てきた点にびっくり!原作に忠実な再現を試みているのだと思うと嬉しい。京都大火編からの志々雄の悪役ぶりが見どころ。
剣心VS蒼紫、剣心VS宗次郎、剣心VS師匠と闘いの連続です。佐藤健が撮影当時、異常な興奮が現場にあったと証言するのも納得のアクション・シーンに釘づけ!剣心の奥義”飛天御剣流 天翔龍閃”の迫力にもやられます。第2作、3作と続けてご覧下さい。

⇒るろうに剣心 伝説の最期編のあらすじとネタバレ感想

第3位 壬生義士伝

注目ポイント&見所

浅田次郎の原作小説を「陰陽師」の滝田洋二郎監督が映画化。主人公の下級武士・吉村貫一郎を中井貴一、新選組の斎藤一を佐藤浩市が演じています。幕末、新選組に身を投じた下級武士の生き様を斎藤一の視点で描く時代劇。主人公を演じる、中井貴一の方言、殺陣、演技の全てが素晴らしい。
家族の事を思いながら、死を決意するまでの独白&追憶シーンが見どころ。また新選組ファンには寺田屋事件や隊の内部分裂などおなじみのシーンににんまりするかも。斎藤一の愛人・ぬい役で中谷美紀が出演し際立つ美しさを魅せています。

⇒壬生義士伝のあらすじとネタバレ感想

第4位 蝉しぐれ

注目ポイント&見所

藤沢周平の純愛時代小説を映画化。江戸時代、山形の海坂藩(うなさかはん)を舞台に美しい自然と幼馴染の男女の純愛を描いています。市川染五郎が主人公・文四郎を演じ、少年時代に藩の世継ぎ争いに巻き込まれて切腹を命じられた父の亡骸を、蝉しぐれの中、運ぶシーンに涙が止まりません。ふくとの10年にも及ぶ純愛や仲間との友情にも心が揺さぶられます。
市川染五郎の凛とした立ち姿や剣術の様子が美しく、物語を味わい深くしています。共演は、緒方拳、木村佳乃。原作にほれ込んだ黒田三男監督が10年を費やして完成させた。

⇒蝉しぐれのあらすじとネタバレ感想

第5位 必死剣 鳥刺し

注目ポイント&見所

豊川悦司が天心独名流の剣の使い手を演じ、藩主の愛妾を斬殺するシーンから始まる異色の時代劇。必死剣、鳥刺しとはどんな奥義なのか?地方の下級武士を現代の平サラリーマンとして読み解けば、正しい事をしたからといって会社や生活が良くなるわけではない。反対に捨て駒のように使われるのがオチだと悟るのです。
それでもなお必死に何かを成し遂げねばならない時に炸裂する究極の剣なんです!ラストの大どんでん返しのシーンが見どころ。共演は池脇千鶴、吉川晃司、岸部一徳。原作は藤沢周平。平山秀幸監督作品。

⇒必死剣 鳥刺しのあらすじとネタバレ感想

第6位 陰陽師(2001)

注目ポイント&見所

怨霊が跋扈する京の都を舞台に陰陽師・安倍晴明と笛の名手で親友の源博雅が活躍する時代劇。安倍晴明を演じた、狂言師野村萬斎の所作や舞にうっとりできます。目には見えない妖の世界をCGとアクションたっぷりで魅せたのはさすが。出演者の多くが浮世離れした存在感を放っています。共演は伊藤英明、真田広之、小泉今日子。
真田広之演じる、悪役・道尊は都の転覆を図り、呪いをかけるが安倍晴明に阻まれるという物語。晴明の博雅に対する過保護っぷり?が面白い。原作は夢枕獏。「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。

⇒陰陽師(2001)のあらすじとネタバレ感想

第7位 雨月物語

注目ポイント&見所

1953年に製作された時代劇ホラーの傑作。京マチ子主演で、上田秋成の「雨月物語」の2つのエピソードから物語は展開するが、幽霊出現のシーンが物凄く怖い!陶器を売る貧しい男が、妖艶な美女に出会う。しかし、その女は亡霊だったという物語。ラスト・シーンでは死んだ妻の亡霊が追いかけてくるので怖さが倍増します。
全編モノクロで描かれ、まるで水墨画のように美しい映像が楽しめます。人の欲望は果てしないが、身の丈に合った生き方をするべしという教訓が味わえます。「近松物語」の溝口健二監督作品。

⇒雨月物語のあらすじとネタバレ感想

第8位 必殺!主水死す

注目ポイント&見所

劇場版「必殺!」シリーズの最終章。徳川家定の跡目争いを巡り、暗躍するうちに20年前の因縁の闘いに決着をつける刻がきた。中村主水は本当に死んだのか?必殺シリーズおなじみの仕事人、飾り職人の秀や三味線屋の勇次の活躍も魅せます!共演は、三田村邦彦、中条きよし。悪役に権の四郎を演じる、津川雅彦。
音の効果と人物、殺しのシーンの重なりが心地よい。主水の最期にしては、仕事人の活躍がラストに限られてしまい、少し物足りなさを感じてしまう。だからこそ、「必殺!」のTVシリーズもぜひ観て欲しい。

⇒必殺!主水死すのあらすじとネタバレ感想

第9位 座頭市(2003)

注目ポイント&見所

北野武が主演・脚本・監督を務めたヤクザ時代劇。ラストのタップ・ダンスシーンに心が躍ります。北野武演じる、盲目の市は居ぬきの達人。敵を高速で斬ってゆくが、実は目が見えたというオチも。浅野忠信演じる、服部源之助との対決シーンが見どころ。またガダルカナル・タカのいいボケっぷりも見逃せない!
「座頭市」というと、勝新太郎主演の「座頭市物語」のリメイクだと思われるだろうが、より娯楽性が強い作品になっています。共演は、浅野忠信、柄本明、岸部一徳、ガダルカナル・タカ。豪華な共演者にも注目。

⇒座頭市(2003)のあらすじとネタバレ感想

第10位 御法度

注目ポイント&見所

新選組にある日入隊してきたのは、美少年だったという異色の耽美系時代劇。故・松田優作の長男、松田龍平のデビュー作。今観ても、松田龍平の妖しい魅力が満載だが、いかんせん台詞回しなど演技力の足りなさが目立つ。美剣士に惑わされてゆく男達の物語だが、新選組隊士を演じる俳優の存在感が凄い!
共演は、ビートたけし、武田真治、崔洋一、浅野忠信。衣装はワダエミ。音楽は坂本龍一と大島渚監督の遺作にふさわしい豪華な作品です。美剣士・惣三郎の想う相手とは一体、誰なのか?人物に注目して観て下さい。

⇒御法度のあらすじとネタバレ感想

まとめ

時代劇ファンにおすすめ、と書きましたが、時代劇をあまり観ない世代の人にもぜひ観て欲しい。現代を生きるヒントや俳優の美しい所作、殺陣のシーンがたくさん詰まっています。また時代劇には大抵、原作があり、映画が気に入ったら原作小説にも触れて欲しい。特におすすめなのが、藤沢周平の時代小説です。
「蝉しぐれ」、短編集「隠し剣 孤影抄」収録の1編「必死剣 鳥刺し」が素晴らしい。読めば、更に時代劇の魅力にハマること間違いなし。時代は変わっても、人の心は変わらない。疲れた心に時代劇が効きますよ!

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