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映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』の概要:X-MEN三部作、ここに堂々の完結。ローガンは、仲間を、そして世界を救う事ができるのか。X-MEN史上最大の敵ともいえるフェニックスに、彼らはどうやって立ち向かうのか。全世界を熱狂の渦に巻き込んだX-メンの戦いを、最後まで見届けよ。

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』の作品情報

X-MEN ファイナル ディシジョン

製作年:2006年
上映時間:105分
ジャンル:SF、アクション、ラブストーリー
監督:ブレット・ラトナー
キャスト:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、パトリック・スチュワート、ジェームズ・マースデン etc

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』の登場人物(キャスト)

チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)
X-MENを率いる人物。強大な力を持つミュータントで、マグニートーとはかつて親友関係にあった。
エリック・マグナス・レーンシャー / マグニートー(イアン・マッケラン)
X-MENに敵対するブラザーフッドを率いる人物。
ウルヴァリン / ローガン(ヒュー・ジャックマン)
X-MENに所属するミュータント。強靭な肉体と、手から飛び出る刃を武器に戦う。
スコット・サマーズ / サイクロップス(ジェームズ・マースデン)
ジーンの恋人で、X-MENに所属するミュータント。目からビームを出す。
ジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)
前作で死んだと思われていたX-MENの一員。実は彼女にはとある秘密があり……?

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のあらすじ【起】

今より少し先の未来、人類の中には特殊な力に目覚めた「ミュータント」という存在が誕生していました。しかし、本来の人類とは少し異なる彼らは、能力の持たない人間から忌み嫌われ迫害を受けています。本来であれば一致団結し強く生きていく必要のあるミュータントですが、そのミュータント内も大きく2つの派閥に割れていました。

人類と上手く共存していく可能性を考えているX-MEN 、ミュータントこそがこの世を支配するべきだと考えるブラザーフッドという派閥です。前作で全面的に対峙したこの2勢力でしたが、その戦いの中でX-MEN内のジーンという女性が仲間を助ける為に命を落としてしまいます。皆から慕われていたジーンの死を誰もが悲しみ、X-MENには暗い影が落ちていました。

また、ミュータントの子供ばかりが通う「恵まれし者らの学園」からも、生徒が何名か去って行きました。X-MENの構成員の殆どはこの学園の生徒達です。実力者であるジーン、そして複数名の生徒を失ったX-MENの勢力は、以前よりも低下していました。

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映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のあらすじ【承】

また、亡くなったジーンの恋人であったサイクロップスは、彼女の死を誰よりも引きずっていました。しかし、ある日彼は何かを感じ取りアルカリ湖という場所へ向かいます。そして自らの能力で湖の水を吹き飛ばすと、なんとそこからジーンが現れたのです。しかし、その後X-MENが現場に駆けつけると、そこには倒れているジーンの姿しかありませんでした。サイクロップスは、サングラスを残して何処かへ消えてしまったのです。

そして、実はこの事態はジーンの中に潜んでいたもう一人の人格、”フェニックス”が起こした事でした。ジーンがX-MENのリーダーであるプロフェッサーXと出会ったのは今よりも20年も前の事でした。その頃はまだプロフェッサーXとブラザーフッドを率いるマグニートーは敵対関係にはなく、親友という固い絆で結ばれていました。そんな時、彼らは幼少期のジーンに出会ったのです。

ジーンは彼らでも及ばないほどの強大なテレパス能力を持っていましたが、その能力を制御することができなかったのです。彼らは、世界とジーン自身を守る為に、ジーンの中のフェニックスを封印していたのです。

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』のあらすじ【転】

それ以降は、ジーンは自身でコントロールできる程度の能力を持つミュータントとして過ごしていました。しかし、先のブラザーフッドとの戦いの中でその封印が解け、そして今回、力の化身であるフェニックスが目覚めてしまったのでした。プロフェッサーXは、再びフェニックスを封印しようと試みますが、反対にフェニックスの暴力的なまでの力に敗れ命を落としてしまいました。また、サングラスのみを残していたサイクロップスも、フェニックスによって殺害されていたのです。

残されたX-MENの面々はフェニックスを止めようとしますが、プロフェッサーXを下す程の力に手も足も出ません。そこで、彼らが講じた策は、「CURE」という薬をフェニックスに打ち込むことでした。このCUREは、エンジェルという巨大な翼を持つミュータントの父親が、自分の子供の能力を消す為に開発していたものでした。10年もの研究期間を経て、その薬はとうとう完成したのです。その薬を用いれば、ミュータントの能力を消し普通の人間に戻すことができるのです。

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』の結末・ラスト(ネタバレ)

今や、人類の唯一の希望はそのCUREでした。しかし、そのCUREを所持している米軍は、この機会にフェニックスだけでなくミュータントそのものを根絶してしまおうと考えたのです。CUREを仕込んだ銃を、米軍は次々とミュータントに向け発砲していきます。その銃に撃たれたミュータント達は、次々と能力を失っていきます。

また、ブラザーフッドもこの戦いに参戦していました。X-MENとブラザーフッド、米軍とフェニックスという4大勢力の正面戦争が始まったのです。人間との共存を考えているX-MENは人間を襲う事はしませんが、フェニックスとブラザーフッドが次々と米軍の勢力を打ち破っていきます。しかしその途中で、マグニートーがCUREに撃たれ能力を失ってしまいました。

戦いの中で、フェニックスの力はどんどん暴走していきます。フェニックスの前に立ちはだかったウルヴァリンは、密かに想いを寄せていたジーンに愛を告げたのち、彼女にトドメを刺しました。多くの勢力を失ったX-MENでしたが、残された人数で再建を図るのでした。

映画『X-MEN ファイナル ディシジョン』の感想・評価・レビュー

旧三部作の完結編であるシリーズ第3弾。今作で描かれるのは「大決戦」。ミュータントとしての葛藤や苦悩はほとんど描かれることはなく、ミュータントとしての能力を思う存分発揮し、やりすぎなほど迫力のある戦闘シーンは大興奮でした。
一応完結という括りにはなりますが、このあとまだまだシリーズは続きます。まだ解明されて来ない謎や、スピンオフ作品などもありこの『X-MEN』シリーズは本当にファンの心を掴むのが上手いなと感じました。(女性 30代)

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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