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映画『フィフティ・シェイズ・フリード』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

その甘美なストーリーから、世の中を震撼させた 『フィフティ・シェイズ』シリーズの最終作。とうとう幸せを掴んだように思われた主人公、アナ。しかし、彼女の前に再び脅威が訪れる。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の作品情報

フィフティ・シェイズ・フリード

タイトル
フィフティ・シェイズ・フリード
原題
Fifty Shades Freed
製作年
2018年
日本公開日
2018年10月5日(金)
上映時間
105分
ジャンル
ラブストーリー
監督
ジェームズ・フォーリー
脚本
ナイオール・レナード
製作
マイケル・デ・ルカ
E・L・ジェームズ
デイナ・ブルネッティ
マーカス・ビシディ
製作総指揮
不明
キャスト
ダコタ・ジョンソン
ジェイミー・ドーナン
エリック・ジョンソン
エロイーズ・マムフォード
リタ・オラ
ルーク・グライムス
ビクター・ラサック
マックス・マーティーニ
製作国
アメリカ
配給
東宝東和

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の作品概要

元々は大人気作品である『トワイライト』シリーズのファン・フィクションとして誕生した当シリーズ。今や独特の世界観を持つエロティックな作品として、唯一無二の立ち位置を獲得した。そんな大人気シリーズも、今作を持ってとうとう集結。ようやく結ばれたと思われたヒロイン、アナと主人公グレイは本当の幸せを手に入れることができるのか。世界が注目する一風変わった愛の行方はいかに。R15作品であるため、視聴時には注意が必要。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の予告動画

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の登場人物(キャスト)

アナスタシア・”アナ”・グレイ(ダコタ・ジョンソン)
グレイと出会い、様々な困難を乗り越え結ばれた女性。かつての上司とのトラブルに見舞われる。
クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)
SMという性嗜好を持ち、様々な女性と従属関係を結んでいたCEO。アナに一途な想いを寄せる。
ジャック・ハイド(エリック・ジョンソン)
アナのかつての上司。アナにセクハラを働き、グレイによってクビにされた過去を持つ。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』のあらすじ(ネタバレなし)

様々な困難を乗り越え、ようやく結ばれたと思われたアナとグレイ。そんな二人はヨーロッパで新婚旅行を楽しんでいた。そして、新婚旅行から戻り、二人はそれぞれの生活を再開させた。しかし、そんな最中グレイが驚きの行動に出る。なんと、アナの勤務するシアトル・インディペンデント・パブリッシングを買収すると、それをアナにプレゼントしたのである。グレイはアナのことを愛するあまり、彼女にやや過保護だった。それを感じながらも、彼女はようやく手にした幸せを実感していた。しかし、そんな彼女達の幸せを妬む者がいた。それは、前作でアナにセクハラを働きグレイによってクビにされたジャック。ジャックは、グレイに深い恨みを抱いていた…。

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映画『フィフティ・シェイズ・フリード』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『フィフティ・シェイズ・フリード』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の感想・評価

少しの背徳感?甘美な世界

この映画の原作となっている小説、『フィフティ・シェイズ』シリーズは、元々が官能小説。そのため、映画もアナとグレイの関係性がSMにおける主従関係を結ぶという展開から始まる、衝撃的な内容である。そんな設定もあって、シリーズ第2作目である『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ではR18指定を受けているほどの大人向けの内容。今作ではR15まで引き下げられているものの、変わらぬ甘美な大人の世界が楽しめる。性は秘匿するものと考えられている日本において、こういった作品を作ることは中々難しいだろう。時折目を逸らしたくなるような生々しいシーンもあるものの、一度その魅力に気づいてしまえば病み付き。男女問わず楽しめる作品となっている。

日本には作れない世界観

日本の小学校の性教育は、他の先進国と比べてかなり遅れている。それは、兼ねてより日本の中で、性とはおおっぴらにするものではなく、隠すものだという考え方があるからだ。そのため、日本では性に奔放であったり、オープンな人は反感を買いやすい風潮にある。そんな日本で、このように性に生々しいほど焦点を当てた作品が制作されることはあまりないのではないだろうか。例え作られたとしても、公開時に様々な波紋が生まれることは想像に難くない。比較的自由というイメージの強いアメリカで製作されたからこそ、日本人もあまり抵抗なく受け入れられているのかもしれない。勿論、本来性とは恥じるものではないため、今後日本でも様々なタイプの作品が生まれることが望ましい。それまでは、海外で作られたこれらの映画を楽しんでおこう。

波瀾万丈すぎる愛の形

本作は言うまでもなく、アナとグレイの波乱万丈な愛の行方を追ったラブストーリーである。しかし、一言でラブストーリーといっても今作はかなりそのジャンルの中でも異色な作品。まず、一般的にヒーロー役の位置付けであるグレイの性嗜好がSMであると言う時点で普通のラブストーリーでは中々ありえない。そんな今シリーズでは、普通のラブストーリーのように、ただただ甘い展開が続くわけではない、むしろ昼ドラのようなドロドロとした展開が立て続けに起こる。そんな厳しい展開を乗り越えて、果たして二人は幸せになることができるのか要注目。普通のラブストーリーが苦手で中々手が出ない、と言う人でも楽しめる、一風変わったラブストーリーである。

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の公開前に見ておきたい映画

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『フィフティ・シェイズ・フリード』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

最新作、『フィフティ・シェイズ・フリード』は、元々はE・L・ジェイムズによる官能小説を実写化したもの。そのシリーズの第一弾にあたるのが、本作、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』である。平凡な女子大生、アナは、ある日熱を出した学生新聞の親友の代わりに、とある人物へインタビューを行うこととなる。その人物とは、若くして大企業グレイ・エンタープライズ・ホールディングスを立ち上げたCEO、クリスチャン・グレイ。そして、そのインタビューをキッカケに、身分の違う二人は互いに関心を寄せるようになるのだった。二人の距離は徐々に縮まっていくが、ある日グレイがアナにとある告白をする。それは、彼の一般とは異なる性嗜好についてだった。

詳細 フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

フィフティ・シェイズ・ダーカー

実写版『フィフティ・シェイズ』シリーズの第2作目であり、最新作『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の前作にあたる作品。前作で破局したアナとグレイだったが、未だに互いが互いへの気持ちを捨てきれずにいた。そんな中、グレイが「自分は変わった」、とアナに再び交際を申し出る。悩むアナだったが、最終的にグレイの申し出を受け、二人は再び付き合うようになるのだった。しかし、そんな二人の前にグレイの元従属者であったレイラ、そして、アナの上司であるジャックが現れる。二人はそれぞれグレイ、アナに想いを寄せており、アナとグレイの仲を引き裂かんと画策してくる。ようやく幸せを手にしたと思われたアナとグレイの恋の行方はどうなる。

詳細 フィフティ・シェイズ・ダーカー

トワイライト~初恋~

元々、『フィフティ・シェイズ』シリーズの原作者であるE・L・ジェイムズは、この『トワイライト』シリーズのファンで、そのファン・フィクションとして書き上げたのが現在映画化中の『フィフティ・シェイズ』シリーズである。本作は、全5部作となった実写化『トワイライト』シリーズの第一弾にあたる作品。雨と霧の街、フォークスに一人の女子高校生が引っ越してくる。そして、彼女はそこでエドワードという男性との運命的出会いを果たすのだった。しかし、エドワードにはとある秘密があった。なんと、彼はヴァンパイアだったのである。人間とヴァンパイア、種族を超えた二人の愛の行方を追った恋愛超大作。世界中が注目した純愛ストーリー。

詳細 トワイライト~初恋~

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』の評判・口コミ・レビュー

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』のまとめ

公開と同時にその過激な設定と内容から、様々な波紋を引き起こした『フィフティ・シェイズ』シリーズ。そんなシリーズも、今作でとうとう完結を迎える。様々な苦難を乗り越えてようやく結ばれたと思われたアナとグレイだったが、彼らに平穏は中々訪れない。今作で彼らに待ち受ける新たな苦難とは。今作はR15作品であるため、R18であった前作よりより多くの人が楽しめる作品となっている。背徳的で甘美な唯一無二の世界観、是非映画館で楽しんでほしい。

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