出演した作品は必ず大ヒットとなる。そんな、ハリウッドが誇るドル箱俳優、ウィル・スミスが新たに主演を務めるSFアクション作品。どんなジャンルでも見事にこなすその演技力は圧巻。
映画『ジェミニマン』の作品情報
- タイトル
- ジェミニマン
- 原題
- Gemini man
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年10月25日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- SF
アクション - 監督
- アン・リー
- 脚本
- デビッド・ベニオフ
ビリー・レイ
ダーレン・レムケ - 製作
- ジェリー・ブラッカイマー
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- ウィル・スミス
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
クライブ・オーウェン
ベネディクト・ウォン - 製作国
- アメリカ
- 配給
- 東和ピクチャーズ
映画『ジェミニマン』の作品概要
これまで二つのアカデミー監督賞、二つのゴールデングローブ賞監督賞を獲得してきた名監督アン・リーと、出演する作品が次々とメガヒットとなるドル箱俳優、ウィル・スミスがタッグを組んだ!今作は、クローン技術が進化した近未来が舞台。若かりしウィル・スミスが年齢を重ねた自分と戦うというまさに夢の構図。ウィル・スミスファンは勿論のこと、この完璧なキャスティングは映画ファンならば見ないという手はない。今作で再びアカデミー賞監督賞を獲得できるか、注目が集まる。
映画『ジェミニマン』の予告動画
映画『ジェミニマン』の登場人物(キャスト)
- ヘンリー・ブローガン(ウィル・スミス)
- 裏の社会ではその名を知らぬ者はいない程の暗殺者。とある依頼でジュニアと遭遇する。
- ジュニア(ウィル・スミス)
- 若かりし頃のヘンリーと瓜二つの人物。その正体は、若い頃のヘンリーのクローン。
- ダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)
- アメリカ国防情報局に所属する捜査官。陰謀に立ち向かうヘンリーの手助けをすることとなる。
映画『ジェミニマン』のあらすじ(ネタバレなし)
業界では知らぬ者はいない程の伝説系暗殺者、ヘンリー。そんなヘンリーの元には、日々達成不可能と思われるミッションが舞い込んでくる。その日ヘンリーは、政府に依頼されたミッションをこなしていた。しかし、その最中、ヘンリーは何者から襲撃を受ける。しかも、その襲撃者はなぜかヘンリーの動きを全て把握しているのだ。決して姿が見えず、捕らえることのできない最強の相手。しかし、とうとうその相手を捕らえる瞬間がやってきた。そして、衝撃の事実が明らかになる。なんと、その相手とは過去からやってきた自分だったのだ。さらに、その自分は若きクローンであるという。果たして、本物vs若きクローン、決着の行方は。
映画『ジェミニマン』の感想・評価
ドル箱俳優、ウィル・スミス
ウィル・スミスといえば、ハリウッドにおいて最も有名な黒人俳優の一人。近年ではディズニーの不動の人気作品『アラジン』でジーニー役を演じ話題となった。そんなウィル・スミスは、ハリウッドが誇るドル箱俳優として有名。出演する作品で次々とメガヒットを記録する人気者のこと。なんと彼は、『メン・イン・ブラック2』から『ハンコック』まで、8作に渡り全米初登場1位を獲得したという輝かしい経歴を持つ。さらに彼の凄い点は、特定のジャンルだけでなく、コメディ、SF、アクション、さらにはミュージカルまで、あらゆるジャンルにおいてヒットを飛ばしていること。本格化SFアクションである今作で、新たなウィル・スミス伝説が見られることを期待しよう。
熟年ウィル・スミスvs若ウィル・スミス
ウィル・スミスといえば、コメディ、ラブストーリー、サスペンスなどなんでもござれな万能俳優。そんな彼は、勿論アクションも完璧。先日公開されたばかりの『アラジン』でも、50代とは思えない見事な肉体美を披露している。そして、本作ではなんとウィル・スミスvsウィル・スミスという夢のような構図を楽しむことができる。どちらもウィル・スミスが演じているのだから最強であることは間違いないが、若く、まだ少々荒削りな部分はあるものの体力が底なしの過去の主人公、年齢を重ね体力が低下した代わりに、技巧が上がった未来の主人公と、それぞれの持ち味はまた違う。過去の主人公か未来の主人公か、どちらを応援するか悩むところ。
映画『ジェミニマン』の公開前に見ておきたい映画
LOOPER/ルーパー
『ジェミニマン』の見所は、なんといっても若かりし頃のウィル・スミスvs年齢を重ねたウィル・スミスという構図。同様に、過去の自分vs未来の自分というストーリー展開を辿るのが本作。ブルース・ウィリスの若かりし頃をジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じるという、なんとも豪華なキャスティングとなっている。2044年のカンザス州。その時代には、ルーパーと呼ばれる存在が暗躍していた。未来の犯罪組織からの依頼を受け過去に飛び、対象を過去で暗殺するのがルーパーの役目。ルーパーの一人であるジョーの元には、その日も依頼が舞い込んできた。しかし、その依頼とは、なんと30年後の未来からやってきた自分を殺すことだった。現在の自分vs未来の自分の戦いが今幕を開ける。
詳細 LOOPER/ルーパー
メン・イン・ブラック(MIB)
言わずと知れた、ウィル・スミスの代表作。トミー・リー・ジョーンズとタッグを組んだ豪華作で、これまで第3弾まで製作されている。業界内にもファンが多く、なんとシリーズ2作目には、あのマイケル・ジャクソンもカメオ出演を果たしている伝説のシリーズ。2019年にはキャストを一新し、新たな監督のもと新シリーズも製作された。ニューヨークで警察官を営んでいるジェームズ・エドワーズは、ある日とある事件の犯人を追い詰めた。しかし、突如その犯人が異形に変身したのだ。一方で、ジェームズの高い身体能力に目をつけた組織がいた。その組織の名前は、メン・イン・ブラック。エイリアンを監視し、秘密裏に地球をエイリアンから守るのが彼らの仕事。そして、ジェームズのエイリアンとの激しい戦いの日々が始まるのだった。
ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日
『ジェミニマン』の監督を務めるのは、台湾では知らぬ者はいないほどの名監督、アン・リー。これまでに、なんとアカデミー賞監督賞を2回、ゴールデングローブ賞監督賞を2回獲得したという華やかな経歴の持ち主。そんなアン・リー監督が、最も直近でアカデミー賞を受賞したのが今作。監督賞だけでなく、アカデミー賞で計11部門にノミネートされ、その中で4部門の受賞を果たした紛れも無い名作。インドで動物園を経営していたパテル一家に生まれた少年、パイ。ある日、政府からの支援の打ち切りをきっかけに、一家は動物達を手放し、カナダへと移り住むこととなる。しかし、カナダへと向かう貨物船が嵐に襲われ、船が沈没してしまったのだ。そして、パイはただ1人、動物達と共に救命ボートに取り残されてしまう。こうして、パイの長いサバイバル生活が始まるのだった。
映画『ジェミニマン』の評判・口コミ・レビュー
『ジェミニマン』観た。新米童貞山寺ウィルスミスが遅めの反抗期を拗らせてるのを熟練江原ウィルスミスがなだめる大乱闘ウィルスミスブラザーズ映画。117分の上映時間で体感9割ぐらいウィルスミスが活躍しており、人体におけるウィルスミスの過剰摂取で体が整う。 pic.twitter.com/oV8YzuCf3g
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年10月25日
ジェミニマン
1秒間に60フレームというハイフレームレート撮影や若いウィル・スミスのCGでの再現などの最新技術を駆使した挑戦作
ウィル・スミスの繊細な演じ分けも素晴らしかった
中盤のバイクアクションと終盤の銃撃戦が濃厚ですげー見応え
理想的なアクション映画で大満足
ラストの余韻も爽快です pic.twitter.com/yNbPuR1hPk— スタローガン (@transformllogan) 2019年10月25日
『ジェミニマン 3D+in HFR 120fps』鑑賞。自分のクローンと戦う男を描いたアン・リー監督作品。「映画ではない」というコメントは、この作品にこそふさわしい賛辞。次世代映像体験という意味では、『アバター』以来の衝撃。ウィルの実子であるジェイデン・スミスへの贖罪とも受け取れる台詞に号泣。 pic.twitter.com/1ecodmPk0D
— だよしぃ (@purity_hair) 2019年10月27日
『ジェミニマン』ウィル・スミス×2!世界各地を旅行しながらバトルしまくる構成で、肩の力を抜いて楽しめる。カット割少なめで、カメラが縦横無尽に動くアクション演出がかなり良かった。空中回転数多めスピード抜群の格闘に、バイク捌きに驚かされるチェイスシーンなど見所多数。これぞウィルの映画! pic.twitter.com/JU3etRrQFj
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2019年10月26日
『ジェミニマン』3D+ in HFR(120fps)
まだ一部の劇場でしか上映できない異次元の映像体験。内容よりも映画自体がSF世界に近い。赤字だろうと最先端の映像技術を追求するアン・リー監督の執念はやっぱり凄いよ。
未来の映画にどう繋がるかは未知数だけど、劇場で120fpsを体感してみる価値は十分にある。 pic.twitter.com/gNJ3jE9oCb— 柴波 (@T_hedgehog_) 2019年10月27日
『ジェミニマン 』感想
良くも悪くもウィルスミスのウィルスミスによるウィルスミスのための映画でした。
ストーリーが少し荒かったような気がしますが、3DHFR映像での撮影をしているとの事で非常に映像美に優れた映画だったと思います。
映像音響の設備が整った映画館に行く事をおすすめします。 pic.twitter.com/eGF01jqtIi— T.masa (@nakata_013) 2019年10月25日
映画『ジェミニマン』のまとめ
ハリウッドが誇る大人気俳優、ウィル・スミス待望の最新作。今回彼が挑戦するのは、最新技術を駆使した大型SFアクション。未来のウィル・スミスvs過去のウィル・スミスという、ファンにとってはたまらない一本。出演すれば必ずヒットを飛ばすドル箱俳優、ウィル・スミスが主演とあって、今作のヒットも間違いなし。話題に遅れることがないよう、必ずチェックするべき作品。50歳とは思えない、ウィル・スミスの本格アクションを見逃すな。
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