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映画『いつかはマイ・ベイビー』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『いつかはマイ・ベイビー』の概要:アジア系アメリカ人の二人が16年の歳月を経て、立場を変えながらもお互いの気持ちに素直になるまでを追うロマンティック・コメディ。脚本・制作を主演のアリ・ウォン、ランドール・パークが手がけている。

映画『いつかはマイ・ベイビー』の作品情報

いつかはマイ・ベイビー

製作年:2019年
上映時間:102分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ナーナチカ・カーン
キャスト:アリ・ウォン、ランドール・パーク、ジェームズ・サイトウ、ミシェル・ブトー etc

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映画『いつかはマイ・ベイビー』の登場人物(キャスト)

サシャ(アリ・ウォン)
人気シェフとして順風満帆な人生を歩む女性。仕事は軌道に乗るも、パートナーに結婚を延期され破局してしまう。ずっと恋焦がれていたマーカスを前に、仕事と天秤にかけ悩み続ける。
マーカス(ランドール・パーク)
サシャとは幼馴染でありながら、小さな言い争いをきっかけに疎遠になっていた。母親を早くに亡くし、唯一の家族である父親を独りにしないように音楽活動はずっと地元だけで続けている。
ハリー(ジェームズ・サイトウ)
マーカスの父親。ユーモアがあり人により態度を変えず人懐っこいタイプ。よくマーカスを見ているが余計な口出しは控え、ここぞという時だけアドバイスをしてくれる存在。
ヴェロニカ(ミシェル・ブトー)
地元の時からの仲であり、サシャとは仕事仲間でもある。サシャの幸せを誰よりも望んでくれる存在で、何かとサポートしてくれている。同性のパートナーがおり、出産を控えている。

映画『いつかはマイ・ベイビー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『いつかはマイ・ベイビー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『いつかはマイ・ベイビー』のあらすじ【起】

1996年にサラとマーカスは出会った。忙しい両親の元で暮らすサラは、大きな家で独り、食事をすることも多かった。そんなサラを気遣ってくれるマーカス一家は、夕食に誘いだしサラの孤独を和らげてくれる存在であった。

成長してもサラとマーカスは一緒に過ごしていたが、2003年。マーカスの母親が自己で亡くなった。家のことは母任せだった父親のピリピリしたムードを感じたサラは、マーカスを気遣って外へ連れ出した。そのまま二人はマーカスの愛車で一線を越えることになるが、意識しすぎたマーカスの失言がきっかけで一気に疎遠になってしまうのだった。

16年経ち、サシャはセレブシェフとして注目を浴びていた。パートナーと共にするビジネスは順調だったが、関係は冷め始めていることに悩むサラ。その矢先にパートナーが単独で半年間インドに行ってしまい、内心は不安でいっぱいの状態であった。そんな中でも仕事は止めることができず、サシャは単身で故郷のサンフランシスコに一時的に戻ることになった。一方でマーカスは実家に暮らしながら父親の仕事を手伝っていた。出向いた先の依頼人がサシャであり、偶然にも二人は再会する。

映画『いつかはマイ・ベイビー』のあらすじ【承】

プール付きの豪邸を借りているサシャ。生活に大きな格差が生まれた二人だったが、マーカスの父親は幼い頃と変わらない様子とサシャと接している。突然、マーカスのバンドのライブにサシャを誘った父親。実はマーカスは学生時代から16年、「Hello Peril」というバンドを続けていた。変わらないマーカスの姿に安堵したサシャは、昔の思い出の品を見て振り返るのだった。

疎遠になっていた両親が突然、サシャが準備しているレストランに訪ねてきた。うんざりするサシャは、子供のころと変わらず大きな家で独り夕食を食べる生活をしている。徐にマーカスの父親から手渡されたライブのフライヤーを手に取り思い立った。仕事仲間のヴェロニカを誘いライブに出向くことにしたサシャ。昔と変わらず好みの音楽を続けているマーカスに対して、サシャは安堵するのだった。しかし終演後、穏やかに話し込むサシャとマーカスの間に恋人・ジェニーが入り込んできた。自由奔放なジェニーはサシャの熱烈なファンであり、一緒に食事をせざるを得ない状況になってしまった。付き合ってもらったお礼に送ることにしたマーカスはなんと、16年前と変わらないボロボロの車に乗っていた。思い出の車がきっかけで話が弾む二人。この夜からメッセージでやり取りを始めるのだった。

映画『いつかはマイ・ベイビー』のあらすじ【転】

インドに行っている恋人に不満を募らせるサシャは、ついに電話で別れを切り出してしまった。その鬱憤を晴らそうと、マーカスと馴染みの店に出向いたサシャ。変わらない味に安堵するサシャだったが、マーカスは昔とは違い現実的に考え夢を諦めようとしていた。サシャは徐に「一人でも子供を授かりたい」というこっそり考えていたプランをマーカスに話した。ぎこちないハグをして別れた二人。

実はマーカスはサシャと再会し、恋心を再燃し始めていた。父親に図星を指され、サシャに気持ちを伝えてみようと決心する。翌日、さっそくサシャを呼び出したマーカスだったが、サシャは嬉しそうに報告があるという。なんとサシャは仕事で新たな出会いをしていた。サシャの勢いに負け、新恋人と4人でダブルデートをすることになってしまう。

ダブルデート当日。サシャの指定したレストランに現れたのはなんと、キアヌ・リーヴスだった。規格外の新恋人に戸惑うマーカス。圧倒され続けるマーカスの前で、惚気っぱなしのサシャ。キアヌのホテルで飲みなおし、ゲームの中でサシャは18年間マーカスが好きだったと告白した。マーカスは驚きを隠せなくなるのだった。

映画『いつかはマイ・ベイビー』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジェニーと言い合いになってしまったマーカスは、その勢いでサシャとも言い合いになってしまった。向上心が先行するサシャと、現状維持に徹してしまうマーカス。何も言い返せなくなってしまったマーカスは突然、サシャにキスしてしまった。そのままサシャの家になだれ込んだ二人。再び勢いで一線を越えた二人だったが、きちんとお互いの気持ちを伝えあうことができた。

順調に関係を深める二人だったが、サシャの仕事のヴィジョンは足を止めることはなかった。メディアから注目を浴びるサシャと住む世界が違うと実感させられるマーカス。さらにサシャはサンフランシスコでの仕事が終わり次第、ニューヨークに行ってしまうと知ったマーカスは上手く引き留められずに粗い言葉をぶつけてしまった。向上心が見えず、仕事も認めてくれないマーカスに対して、熱心に向き合うサシャだったがマーカスは生活を何か変える勇気が出せずにいた。そんな矢先、父親に恋人ができた。町を出ない言い訳であった一つが無くなり、サシャともう一度向き合おうと決心する。

サシャにもう一度見てもらおうと、バンドも生活も少しずつ変え始めたマーカス。オーディションに受かったことや、初めて一人暮らしを始めたこと、グッズが売れていること、どんな些細なことでも報告の連絡をした。一向に返事はもらえないが、サシャのレストランを訪ねた際にグッズを買ってくれていたのは全てサシャであると知る。意を決してニューヨークに出向いたマーカス。きちんと気持ちを伝え直し、サシャもマーカスを受け入れた。サシャは一歩踏み出してくれたマーカスを新しいレストランに連れ出した。コンセプトはマーカスが何気なく言ったことがヒントになっており、マーカスの母親の手料理を活かしていた。お互いに影響し合い、高め合う関係に落ち着いた二人。新たなレストランも盛大にオープンされるのだった。

映画『いつかはマイ・ベイビー』の感想・評価・レビュー

実にビターなユーモアで溢れたロマンチックコメディーであった。「クレイジー・リッチ!」と近いものを感じるが、障害となるのが家系ではなく互いの心であることに違いがある。
原題である「Always Be My Maybe」の元ネタとされているマライア・キャリーのヒット曲「Always Be My Baby」が流れるエンディング。その後には、劇中のバンド「Hello Peril」の「I Punched Keanu Reeves」も流れ、最後まで手を抜かない演出に頭が下がる一作であった。(MIHOシネマ編集部)


有名シェフの女と売れないミュージシャンの男。幼なじみの2人は些細な口喧嘩で疎遠になってしまい15年振りの再会。『いつかはマイ・ベイビー』という笑ってしまうほどダサい邦題に若干引きながらも、見てよかったと思える作品でした。
幼なじみとか初恋の相手っていくら歳を重ねて、恋愛をして、結婚をしても、ふとした瞬間に思い出したりするんです。それくらい大切な思い出なんですよね。幼なじみと結ばれるなんて本当にひと握りの可能性かもしれないけど、「人を愛すること」の意味が少しわかったような気がします。(女性 30代)

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