映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』の概要:ヨーロッパで人気の音楽コンテスト「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」を題材にした、ウィル・フェレル主演のコメディ映画。アイスランドで育った男女2人がコンテスト優勝という幼い頃からの夢を追う姿を描く。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』の作品情報
上映時間:123分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー、音楽
監督:デヴィッド・ドブキン
キャスト:ウィル・フェレル、レイチェル・マクアダムス、ダン・スティーヴンス、ピアース・ブロスナン etc
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映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』の登場人物(キャスト)
- ラーズ(ウィル・フェレル)
- 幼い時からユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝することを夢見てきた。大人になっても自立しておらず父親の元で生活している。
- シグリット(レイチェル・マクアダムス)
- 幼い頃は口を利こうとしなかったが、アバの音楽とラーズのお陰で喋るようになった。ラーズのことを想い続けている。
- エリック(ピアース・ブロスナン)
- ラーズの父親。音楽活動をする息子のことを恥だと思っている。しかし、コンテストに出る息子の姿を見て考えを改める。
- レムトフ(ダン・スティーヴンス)
- ユーロビジョンに参加したロシア代表の歌手。シグリットの才能を見抜き、一緒に活動をしようと誘う。同性愛者だが隠している。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』のあらすじ【起】
アイスランドでエリックが友人達とユーロビジョンを見ていると、幼いラーズがアバの歌に合わせて踊り出す。シグリットも一緒に踊り、ラーズはいつかユーロビジョンに出場すると宣言する。
大人になったラーズとシグリットはファイア・サーガのバンド名で活動し、ライブを披露していた。公共テレビの社長は有望な歌手を見付け、ユーロビジョンで優勝する希望があると喜ぶ。しかし中央銀行総裁は、次回大会を主催するだけのお金はないと反論する。公共テレビの社長は予選に出場する最後のチームをCDの山から適当に選ばせる。その結果ファイア・サーガが選ばれ、ラーズとシグリットは大興奮する。シグリットはエルフの元にお参りに行き、予選通過をお祈りする。
予選大会が行われるが、エリックはテレビを見て応援するのを嫌がる。ラーズはステージに上がるのが遅れてしまった上に、失態を繰り広げてしまう。落ち込んだラーズとシグリットは出場者が乗った船上パーティーに参加しないで港で過ごす。するとその船が爆発して出場者全員が亡くなってしまう。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』のあらすじ【承】
テレビ局の社長はファイア・サーガをユーロビジョンに出場させることにし、ラーズとシグリットは開催地のスコットランドにやって来る。ラーズとシグリットはキスをしようとするが、ラーズがロマンスはバンドを台無しにすると言って思い止まる。そして2人は音楽に集中することにする。
リハーサルが行われ、シグリットはレムトフのパフォーマンスに圧倒される。ラーズとシグリットは演出家やダンサーと共に練習をするが、シグリットは過激な演出や曲のリミックスに戸惑ってしまう。2人はレムトフのパーティーに招待される。そこでラーズはギリシャ代表の女性歌手に言い寄られ、シグリットはレムトフとディスコに行く。ラーズは一人でホテルに戻るが、ギリシャ代表が部屋までやって来る。
翌朝、シグリットはレムトフからビジネスの誘いを受ける。ホテルに戻ったシグリットはラーズとギリシャ代表が一緒にベッドにいるのを見つけ、部屋を飛び出してしまう。シグリットはリハーサルで衣装や曲のリミックスに不満を言い、2人は喧嘩してしまう。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』のあらすじ【転】
シグリットはホテルでラーズへの思いを歌った曲を作り、ラーズはその歌を廊下で聞いてしまう。ギリシャ代表はラーズとの間に何も起きなかったことを説明するためにシグリットの元に現れる。ユーロビジョンの準決勝が始まり、ラーズとシグリットは仲直りをする。
ファイア・サーガの出番になり、滑り出しは順調に進む。しかし、途中でシグリットの衣装が舞台装置に引っ掛かるトラブルが起き、2人は満身創痍となりながら歌い続ける。ラーズは観客から笑われているのを意識する。一方、アイスランドのバーでテレビを見ていたエリックはその場を立ち去る。ラーズは結果発表を待たずに帰ろうと言い出し、シグリットは結果を受け止めるために残ろうと主張する。しかし、ラーズはシグリットの頼みを聞かずに去ってしまう。
レントフはシグリットの横に座って一緒に結果発表を見る。各国が得点を発表し、驚くべきことにアイスランドも徐々に得点を積み上げていく。そしてアイスランドの決勝進出が決まり、シグリットはレントフと抱き合って喜ぶ。しかしラーズは、決勝進出を知らないまま飛行機に乗り込んでしまう。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』の結末・ラスト(ネタバレ)
アイスランドに戻ったラーズはエリックの漁船で働き始める。エリックは諦めずに頑張ったラーズを褒め、シグリットのために戦うように励ます。2人の様子を見た漁師仲間が決勝進出を果たしたことを初めて伝える。ラーズは泳いで陸に戻る。
ラーズは通りがかった中央銀行総裁の車に乗せてもらう。そしてエルフの元でシグリットとの関係修復をお願いする。そこで突如、中央銀行総裁に首を絞められてしまう。実は船を爆発させたのも中央銀行総裁だったのだ。そこにエルフが現れてラーズを助けてくれ、ラーズは急いでスコットランドの会場を目指す。
決勝戦が始まり、レムトフがステージに上がる。その様子を見ていたシグリットは彼が同性愛者であることに気付く。シグリットの番になったところで、ラーズが舞台に駆け上がる。ラーズはユーロビジョンへの思いを語り、シグリットに自作の歌を披露するように促す。シグリットの歌は観客を圧倒する。そして、2人は観客の拍手を浴ながらキスを交わす。曲を途中で変更した2人は失格となるが、地元で大歓迎を受ける。そして2人には子供ができ、パブでのライブ活動を続ける。
映画『ユーロビジョン歌合戦 ファイア・サーガ物語』の感想・評価・レビュー
ユーロビジョンの大ファンというウィル・フェレルが企画しただけあって、ユーロビジョンへの愛に満ちた作品になっている。『俺たちフィギュアスケーター』に次ぐ快作で、ファイア・サーガのミュージッククリップには爆笑してしまった。レイチェル・マクアダムスがここまで馬鹿馬鹿しいコメディ映画に出ているのは意外だったが、そのギャップを楽しめた。ただ少し冗長なので、上映時間をもう少し短くした方がスッキリしたと思う。(MIHOシネマ編集部)
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