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映画『カクテル』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『カクテル』の概要:軍を退役したブライアンは100万長者になることを夢見てニューヨークで奮闘する。友情や恋、そして夢を追って得たものをテンポの良い音楽とトム・クルーズの曲芸を交えながら表現されている青春映画。

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映画『カクテル』の作品情報

カクテル

製作年:1988年
上映時間:102分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ、青春
監督:ロジャー・ドナルドソン
キャスト:トム・クルーズ、ブライアン・ブラウン、エリザベス・シュー、リサ・ベインズ etc

映画『カクテル』の登場人物(キャスト)

ブライアン・フラナガン(トム・クルーズ)
兵役を終えたばかりで100万長者を目指す。常に金儲けの専門書を持ち歩く。口が達者で前向き思考。
ダグラス・コグラン(ブライアン・ブラウン)
ブライアンの働くバーの支配人。否定主義者。ブライアンとは軽口を叩き合う親友であり、ブライアンの師匠。
ジョーダン・ムーニー(エリザベス・シュー)
ブライアンと付き合う女性。絵を描くのが好き。ウェイトレスとして働いている。親が大金持ちだが、秘密にしている。
ボニー(リサ・べインズ)
ニューヨークの会社の社長。ブライアンと少しだけ付き合う。
リチャード・ムーニー(ローレンス・ラッキンビル)
ジョーダンの父。何でも金で解決しようとする。
ケリー・コグラン(ケリー・リンチ)
コグランの妻。ブロンドでスタイルが良い。超リッチ。
コラール(ジーナ・ガーション)
新聞記者の女性。ブライアンと付き合うがすぐに別れる。
パットおじさん(ロン・ディーン)
ブライアンのおじ。金勘定にうるさく、1度も奢ったことがない。

映画『カクテル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『カクテル』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『カクテル』のあらすじ【起】

退役したばかりのブライアン・フラナガンは仲間の兵士たちに見送られながら、ニューヨーク行きのバスに乗った。移動中『アイデアで100万ドル作る方法』という本を読んだり、隣に座った親子と楽しく話しながらニューヨークへと向かった。

ニューヨークへ到着し、向かった先はブライアンのおじが経営する「パットの店」というバーだった。気の抜けたビールを飲みながら、ブライアンは100万ドル稼ぐとパットに言ったが、笑い飛ばされる。

スーツを着たブライアンはニューヨークのウォール街へと就職活動のため出発した。だが、軍隊の経験は役に立たず、大卒以上、推薦状が必要、経済の学位などなど、就職に必要なものを何も持っていなかったブライアンの勤め先は決まらなかった。

就職活動中、1件のバーへと立ち寄り、バーの支配人であるダグラス・コグランに仕事を探していることを伝えた。ダグラスは自分のためにレッド・アイを作りながら、ブライアンへと質問をしていく。カクテルの作り方を知っているか、酔っ払いの大男を放り出せるか、3日間ドラッグ漬けの女も対処できるか。そして、ニューヨーク特有の客筋に馴染めるかと質問した。カクテルの作り方を全く知らないブライアンだが、酔っ払いやクスリ漬けの女は対処できると言う。そして、最後の質問にも率直にやれると答えた。

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映画『カクテル』のあらすじ【承】

ダグラスの元で働くことになったブライアンは大学でビジネスコースを学びながら、夜はバーで働いていた。ダグラスからグラスに入れる氷や曲芸で客の目をごまかすことが儲けるために必要なことだと教わる。

曲芸はおぼつかないものの、持ち前の口の上手さと明るさでウェイトレスや客たちを盛り上げるブライアン。仕事終わりに、ダグラスからブライアンをスターにしてやると言われるが、ほんのバイトとしか思っていないブライアンは、この仕事で稼ぎ続ける気はない。

バーで働きながら大学の課題をこなすブライアンだが、学生の書いてきた経営レポートを批判する教師へ反抗した結果、成績ランクをFにされる。怒りを露わにするブライアンはダグラスに大学での出来事を話し、今、ブライアンは最高の仕事に就いていると教える。

ブライアンのアパートで自分たちの店「カクテルと夢」を持とうと、ブライアンは提案する。ダグラスはパートナーを持つのも悪くないと答えてはいるが、内心乗り気ではない。

ブライアンとダグラスの華麗なパフォーマンスにより、2人は数階建てのバー「セル・ブロック」にスカウトされた。上機嫌なブライアンはカウンター上に立ち、客たちに自前の詩を読みだす。その後、新聞記者であるコラールがブライアンの元へ歩み寄り、一夜を共にする。

コラールと付き合いだしたブライアンに対し、ダグラスは彼女は誰とでも寝ると宣言する。
宣言通り、彼女はブライアンの目の前でダグラスとキスをする。ブライアンは怒りのあまり、ダグラスに殴り掛かった。

映画『カクテル』のあらすじ【転】

ダグラスと仲違いしてから3年の月日が経った。
ブライアンはジャマイカのビーチでバーテンダーとして働いていた。そこへ綺麗な女性が友達が倒れたと助けを求めてきた。ブライアンは手際よくその友達を助ける。翌日、友達を助けてもらったお礼をするため、ジョーダン・ムーニーはバーへとやってきた。ブライアンは巧みな話術で彼女を笑わせ、お互いに恋に落ちる。

ダグラスがブライアンの元へとやってきた。なんと彼は結婚し、妻のケリーとハネムーンに来ているのだった。

ダグラスに焚きつけられ、金持ちであるブロンドの女性ボニーを恋に落とせるかの賭けをした。難なくボニーを落としたブライアンだが、彼女と寄り添って歩く姿をジョーダンに目撃される。

翌朝、ジョーダンに会いに行くと彼女はニューヨークへ帰ったことを知る。ブライアンはニューヨークへ戻り、ボニーの家で暮らし始めるが、ジョーダンのことが忘れられず、ボニーとはすぐに別れる。

勇気を出し、ブライアンはジョーダンの働く喫茶店へ会いに行った。ジョーダンの怒りは収まらず頭からミートローフとチキン、ケチャップをかけられ追い返される。しかし、店の外でジョーダンの仕事が終わるのを待っていると彼女の部屋に案内される。

ブライアンは何故ボニーと寝てしまったのか正直に経緯を話した。彼女もブライアンとの子を妊娠していることを明らかにしたのだが、彼を突き放した。

映画『カクテル』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョーダンが両親の住む高級マンションの最上階にいることを知ったブライアンは、彼女に会いに行く。ジョーダンは不在だったが、父親から1万ドルの小切手を渡され、娘から手を引くよう言われる。だが、それを受け取ることはなく口論になった。そこに外出中だったジョーダンが帰ってきて口論を止めた。

ジョーダンは金銭目当てで近づいて欲しくないと、金持ちだったことを秘密にしていたのだ。金にしか興味を示さないと思われていたブライアンは、差し出された1万ドルの小切手を目の前で破ってみせた。

ブライアンはダグラスのもとへ仕事をもらいに行き、2人は酒を飲みながら話をする。そこで衝撃の事実を知る。ダグラスは有り金を商品取引につぎ込んで一文無しになっていたのだ。ダグラスは自分の所有するヨットで酔い潰れ、寝てしまった。翌朝、ブライアンがダグラスの様子を見に行くと彼は大量の血を流し、死んでいた。自殺だった。

ブライアンの元に遺書が送られてきた。ブライアンと交わした軽口が懐かしいこと、自分がつまらない男だったと綴られていた。ブライアンは涙を流し、ジョーダンに会いに行く。
父親に拒絶され続けながらもブライアンはプロポーズをする。ジョーダンも受け入れ、2人は結婚を誓うのだった。

ピンクのネオンに「カクテルと夢」と書かれた看板がある。そこは熱気に溢れたバーだった。中心にいるのはブライアン。彼は自分の店を持ち、愛するジョーダンと産まれてくる子供たちに向け、詩を読むのだった。

映画『カクテル』の感想・評価・レビュー

親友との出会い、真実の愛、夢や野望などさまざまなテーマを感じさせる作品だ。挫折や成功を繰り返し、自分を見つめていく人間模様にはドラマティックでありながらもリアリティを感じる。

バラエティに富んだ挿入歌も魅力的だ。物語を見終わったあとも、ふとした瞬間に口ずさんでしまうほど、余韻に浸れる心地の良いものばかりだった。音楽に乗せカクテルを作り上げるトム・クルーズの姿には女性のみならず、男性も憧れを抱くだろう。(MIHOシネマ編集部)


若かりし日のトム・クルーズがイケメンで笑顔が眩しすぎます。古臭さはあるものの、それがまたオシャレです。特にブライアンとダグラスが魅せるボトルのパフォーマンスがカッコ良く、そして主題歌のビーチ・ボーイズの「ココモ」もとっても良かったです。ブライアンの自分勝手さが目につきますが、それが「若さ」というものでしょうか。内容自体は少し薄いですが80年代のオシャレ感がギュッと詰まった作品で一生に一度は見ておきたい映画でした。あの、素敵なジャマイカのビーチのバーいつか訪れてみたいです。(女性 30代)


100万ドルは日本円で言う約1億円。億万長者という言葉はアメリカだと「100万ドル長者」になるのが面白いです。そんな億万長者になろうとするのは、若き日のトム・クルーズ。私が知っているトム・クルーズはアクション俳優のイメージでしたが、今作で演じるのは完全な「2枚目」でアクションよりも色男な感じが際立っています。初めて見るトム・クルーズの魅力を知れて嬉しくなりました。
億万長者になるために付き合う人を変え、様々な経験をする。しかし、最後はしっかりと自分の夢を叶えて物凄く素敵にまとまっていました。(女性 30代)

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