映画『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』のあらすじ・感想・評価(ネタバレなし) | MIHOシネマ

「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」のあらすじ・感想・評価(ネタバレなし)

救命センターの医師である藍沢耕作達がそれぞれ新たな道に進もうとしている中、連続する未曾有の大事故が発生する。藍沢達は予想外の事態に見舞われながらも、1人でも多くの患者を救おうと奮闘する。

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の作品情報

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命

タイトル
劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命
原題
なし
製作年
2018年
日本公開日
2018年7月27日(金)
上映時間
不明
ジャンル
ヒューマンドラマ
監督
西浦正記
脚本
安達奈緒子
製作
石原隆
藤島ジュリーK.
本間憲
市川南
製作総指揮
若松央樹
甘木モリオ
キャスト
山下智久
新垣結衣
戸田恵梨香
比嘉愛未
浅利陽介
有岡大貴
成田凌
新木優子
製作国
日本
配給
東宝

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の作品概要

2008年にドラマが公開されてから、10年。3シーズン+スペシャルドラマが放送され、いずれも高視聴率を記録し、視聴者からの高い支持を得ている。『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』は、そんなドラマの続編とも言える作品となっている。日本医科大学千葉北総病院救命救急センターが医療監修を行っており、よりリアルな医療現場が再現されている。山下智久を始めとした主な出演者達は、ドラマ版から続投されており、物語の登場人物達の成長が感じられるようになっている。

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の予告動画

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の登場人物(キャスト)

藍沢耕作(山下智久)
救命センターの医師。専門は脳神経外科。冷静沈着で、頭が切れる人物。
白石恵(新垣結衣)
救命センターの医師。藍沢耕作の同僚。フライトドクターのスタッフリーダーとして、後世の育成に力を注ぐ。

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命のあらすじ(ネタバレなし)

医者は無力である。救えなかった命があり、後悔する思いがあった。しかし、のんびりと悔やんでいる時間はなかった。そんな医師達に、容赦なく現実が押し寄せようとしていた。救命センターの医師である藍沢耕作が、仲間とも呼べる同僚達(白石恵・緋山美帆子・冴島はるか・藤川一男)と出会ってから、10年の月日が流れていた。それぞれの歩むべき道が決まり別れのときが迫る中、連続する未曾有の大事故が発生する。

東京湾を運行していたフェリーが、濃霧の影響で海ほたるパーキングエリアに衝突する事故を起こす。その一方で、成田空港でも多数の怪我人が出る事故が発生していた。藍沢達は経験のないほどの困難に見舞われるが、1人でも多くの患者を救おうと奮闘する。

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の感想・評価

ドラマからのキャストの続投

『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』は連続ドラマが3シリーズ放送されており、いずれも高視聴率を叩き出した人気ドラマの続編とも言える作品になっている。主役の藍沢耕作を演じた山下智久を始め、1シリーズから出演していた新垣結衣・戸田恵梨香・比嘉愛未・浅利陽介も変わらず今回の作品に出演している。キャストの変更が一切ないのは、ドラマに思い入れがある視聴者には特に嬉しいことではないだろうか。

2シーズン目から出演している椎名桔平や、3シリーズ目から出演している有岡大貴や成田凌らも登場する。キャストの変更がないというのは、まるでドキュメンタリー映画を見ているかのように、登場人物達の成長をリアルに感じられると思う。これから彼らがどういった決断をしてどんな未来を歩んでいくのか、登場人物達のそれぞれの思いが見られるのも今回の映画の見どころの1つとも言える。

リアルな現場

2008年にドラマが公開された当時、ドクターヘリは日本に14機しか存在しなかった。だが、『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』が放送されるようになり、全国でドクターヘリを導入する地域が増加した。現在では、ほぼ全国に配備されるまでになった。

このドラマが日本の医療現場を動かすまでになったのは、とてもリアルに医療現場が描かれているからだと思う。大事故が発生し、負傷者が多数出ている現場での医師達の緊迫したやり取り。その傍で怪我人に寄り添う家族。患者を救えなかったときの医師達の苦悩。きっと目を覆いたくなるような苦しい場面もあると思うが、そこを描いているからこそ、このドラマの登場人物達に感情移入ができ、実際の医療現場を動かすまでの力が働いたのだと思う。

経験したことがないほどの困難

10年同じ仕事をこなしていると、不測の事態というのはあまり経験しなくなっていくのではないだろうか。藍沢達も1シーズン目では「高速道路多重衝突事故」、スペシャルドラマでは「列車脱線事故」、2シーズン目では「旅客機不時着事故」、3シーズン目では「地下鉄トンネル崩落事故」と、様々な事故現場での治療を経験している。そんな中でも、今回の「成田空港」と「海ほたるパーキングエリア」での事故は、藍沢がどれぐらい勝算があるか分からないと漏らすほどの緊急事態に見舞われる。

果たして、怪我を負った人達は無事に助かるのか。最後まで読めない展開で、見に行った観客達がドキドキハラハラさせられるのは間違いない。他のドラマ違い、必ず患者が救われるという予定調和が無いところが、この作品の面白いところだと思う。

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命の公開前に見ておきたい映画

映画『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』の公開前に見ておきたい映画をピックアップしています。『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

クロサギ

山下智久の初単独主演映画。夏原武原案、黒丸作画による漫画を元に作られている。2006年に連続ドラマとして放送されており、映画『クロサギ』(08)はこのドラマの続編となる作品である。テレビシリーズの放送終了後に寄せられた視聴者達からの熱い要望で、映画化が決定している。

この世の詐欺師は、3種類に分類される。人を騙して金を奪う「シロサギ」、異性の心と体を弄ぶ「アカサギ」、そしてシロサギ・アカサギを獲物として喰らう「クロサギ」。山下智久が演じる主人公の黒崎は、父がフランチャイズチェーン詐欺被害に遭い、一家心中を図ったという暗い過去があった。黒崎はこの事件の唯一の生き残りだった。詐欺師に恨みを抱いている黒崎は、詐欺師を狩る「クロサギ」へと身を落としていった。

詳細 クロサギ

あしたのジョー

山下智久主演の映画作品。高森朝雄原作・ちばてつや作画による人気ボクシング漫画が原作。山下は主人公の矢吹丈を演じるに当たり、過酷なトレーニングを行って約10キロの減量に成功している。また、矢吹丈のライバル役を演じた伊勢谷友介は、実生活でほとんど食事や水分を摂らず、水を求めるシーンを熱演している。演者達のこの映画に懸ける熱意が、映画を通して見ている人にも伝わってくる作品である。

昭和40年、矢吹丈は荒れた日々を送っていた。問題を起こして少年院に収監されることになるが、そこで生涯のライバルとなるプロボクサーの力石徹と出会う。出所後、矢吹は元プロボクサーの丹下段平の指導を受け、プロボクサーとしての才覚を表すようになる。矢吹と力石の戦いは、リングの上でつけられることになった。

詳細 あしたのジョー

トワイライト ささらさや

『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』の藍沢耕作の同僚であり、作品のヒロイン的存在を演じた新垣結衣が出演している作品。加納朋子原作のファンタジーミステリー小説、『ささらシリーズ』の1作目を元に作られている。夫を失った妻が、幼い子供の母親として成長していく様子が描かれている。

サヤ(新垣結衣)はユウタロウ(大泉洋)と結婚し、幸せに暮らしていた。だが、ユウタロウは愛する妻と子供を残し、突然この世を去ってしまう。ユウタロウはサヤのことが心配で心配で、心配し過ぎて他人に乗り移ってサヤ達に会いに行くまでになった。サヤはユウタロウの存在に気づくが、他の人はサヤの妄想だと思い、ユウタロウの存在を信じてはくれなかった。

詳細 トワイライト ささらさや

チーム・バチスタの栄光

病院を舞台に起こった事件を解決する医療ミステリードラマ。現役の医師である海堂尊原作の小説を映画化。小説は100万部を突破し、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞している人気作。

心臓手術を専門に行い、エリートの医師で結成された「チーム・バチスタ」。しかし、3件連続で、原因不明の手術失敗による患者の死亡事件が起きる。メスは持たない心療内科医の田口公子と破天荒な切れ者役人である白鳥圭輔がタッグを組み、この事件の調査を行うことになった。容疑者は7人の人物。天才外科医・努力家の第一助手・優秀な病理医・冷静な麻酔医・自信家の第二助手・一見温和な工学技師・新メンバーの看護婦。果たして犯人は誰なのか、目的は何なのか。白鳥達はこの謎を解くことができるのだろうか。

詳細 チーム・バチスタの栄光

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命のレビュー・評判・口コミ(Twitterの反応)

劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命のまとめ

主人公の藍沢耕作は医師として有能で、冷静な判断ができる切れ者でもある。だが、そんな藍沢でさえ、「医者は無力である」という言葉が出るほど、悩んだり苦しんだりする部分がある。そんな医師としてのリアルな気持ちが描かれているのが、この作品の面白いところだと思う。緊迫した状況の中、医師達はどんな判断を下すのか、また患者の家族はどんな気持ちで治療を見守っているのか。ぜひ登場人物達の気持ちを想像しながら見て欲しい作品である。

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