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映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の概要:アトラクションとしても人気の高い、『インディ・ジョーンズ』シリーズの第四弾。主役であるハリソン・フォードの続投だけでなく、なんと、第一弾においてヒロイン役を務めたカレン・アレンが復帰!

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の作品情報

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

製作年:2008年
上映時間:124分
ジャンル:アドベンチャー
監督:スティーヴン・スピルバーグ
キャスト:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストン、カレン・アレン etc

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の登場人物(キャスト)

インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)
世界的に有名な冒険家。ソ連軍に捕まり、相棒には裏切られるという散々な目にあう。オックスリーを助け出すため、ナスカへと向かう。
マリオン・レイヴンウッド(カレン・アレン)
かつてインディと冒険を共にし、その後婚約までした美女。その後インディと喧嘩し、離れ離れになっていたが…?
マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)
アメリカを出ようとするインディを訪ねてきた青年。オックスリーに育てられ、インディにオックスリーからの手紙を見せる。
イリーナ・スパルコ(ケイト・ブランシェット)
インディを利用するため拉致したソ連軍のリーダー。超能力についての研究もしており、クリスタル・スカルに強い興味を見せる。
ジョージ・マクヘイル(レイ・ウィンストン)
通称マックと呼ばれるインディの相棒だった男。しかし、物語早々インディを裏切りスパルコの元に寝返る。
ハロルド・オックスリー教授(ジョン・ハート)
インディとは旧知の仲の研究者。伝説の秘宝クリスタル・スカルを見つけたことによって、大事件に巻き込まれる。

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のあらすじ【起】

今より昔、1957年のアメリカ。当時、ネバダ州に米軍の空軍基地であるエリア51が存在した。しかし、ある日当然、エリア51は襲撃を受けるのだった。襲撃者は、米軍に成りすましたソ連軍だった。彼らはその場を制圧すると、車の中から拉致していた二人の男を引っ張り出す。世界的冒険家であるインディ・ジョーンズと、その相棒マックである。

ソ連軍と、その軍を率いるイリーナ・スパルコの狙いは、エリア51に保管されてあるミイラだった。彼らに脅され、仕方なくインディはミイラ探しに協力する。しかし、彼らの隙をつきなんとか一矢報いようとしたインディだったが、その時、マックが金で敵側に寝返っていたことが判明する。

しかし、インディは諦めず、なんとか彼らの元から逃げ出した。インディが逃げ着いた先はなんと核の実験場で、しかも、もう間もなく実験が行われるところだという。インディは咄嗟にその場にあった冷蔵庫の中に逃げ込み、窮地を脱するのだった。

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映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のあらすじ【承】

なんとか生き延びたインディは、自分の勤務する大学へと命辛々帰り着いた。しかし、インディにはソ連軍に協力したのでは、という疑いがかけられ、面倒ごとを恐れた大学側により、無期限休職を言い渡されてしまうのだった。そんな大学とアメリカ国に絶望したインディは、国外に向かおうと列車に飛び乗った。

しかし、インディが列車に乗っていると、バイクに乗った一人の青年が、インディを探し声をかけてきたのだった。彼の名前はマット、インディの昔馴染みである、オックスリーの関係者だという。

オックスリーは、7千年前の秘宝、クリスタル・スカルを発見したのだという。その秘宝を伝説の黄金都市、アケトーに戻した者は、その秘宝の持つ不思議な力を手にすることができると言われていた。そして、オックスリーは黄金都市へと向かった。しかし、それからというもの連絡の取れなくなったオックスリーを心配して、マットの母がオックスリーを探しに向かったのだ。

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』のあらすじ【転】

マットの手には、オックスリーからの手紙が握られていた。その手紙を読んだインディは、オックスリーが伝えたかったことを理解し、彼が隠したクリスタル・スカルを求めナスカへと向かうのだった。

そして、マットとインディは、オックスリーの残した手がかりを追い、とうとう、とある墓でクリスタル・スカルを発見するのだった。しかし、そんな彼らをソ連軍が追っていた。そして、インディ達は捕まり、ソ連軍の基地へと連れていかれてしまうのだった。

そこにはオックスリーの姿もあったが、彼はインディやマットの知る姿から大きく変わってしまっていた。オックスリーは、クリスタル・スカルの持つ神秘の力に長く触れすぎてしまったため、その影響を受けてしまったのだ。

そして、その場にマットの母親が連れて来られる。しかし、それはかつてインディと婚約関係にあった、マリオン・レイヴンウッドだったのだ。実は、マットはマリオンとインディの間の実の息子だったのである。

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の結末・ラスト(ネタバレ)

微妙な空気感になりながらも、インディ達は進み続け、そして、とうとう、アケトーへの入り口まで辿り着いた。クリスタル・スカルを使い、とある扉を開いたインディ。すると、そこには13体の骸骨が鎮座していたのだった。

そして、そのうちの一体の元には、クリスタル・スカルが収められていなかった。元の場所へとクリスタル・スカルを戻そうとするインディだったが、そこにマックとスパルコが乱入してくる。スパルコがクリスタル・スカルを奪い、元ある場所へと戻すと、「贈り物をしたい」という声が聞こえてきた。そして、スパルコは、彼らの持つ圧倒的な知識を全て見たい、と願うのだった。

しかし、それはとてもではないが、人間の器に収まるものではなかった。スパルコとマックは、崩壊していく神殿に飲み込まれ、命を落としてしまう。インディ、マット、マリオン、オックスリーは、命からがらその場から逃げ出した。そして、インディは大学に復職し、とうとうマリオンとの結婚式を挙げるのだった。

映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の感想・評価・レビュー

あの伝説のインディ・ジョーンズもついに2世が登場する程、時が過ぎてしまったのだとしみじみしてしまうのだが、さすがに衰えるわけも無く、往年のムチを使ったアクションも楽しめるから安心して欲しい。
マットという青年が実は2世だという事を知らずに物語が進んでいくのだが、自身の息子だと分かった時の掌返し感は、この作品の楽しみの一つである。
しかし、地球外生命体が絡んでくる規模感は、ちょっとインディ・ジョーンズシリーズとはかけ離れてしまっているような印象を受けてしまうかもしれない。(男性 30代)


19年ぶりにインディ・ジョーンズシリーズが出るということでかなり期待していたが、スケールが大きくなりすぎている気がして、前作までのインディ・ジョーンズシリーズと比べると見ごたえがなく少し残念になりました。とはいえ、19年ぶりにシリーズが新作を出したことがとても嬉しかったので、インディ・ジョーンズシリーズが好きな人は必見の作品になっている。

ハリソン・フォードには19年の年月を感じたが、変わらずにアクションをこなしていて感動した。(女性 20代)


今では複数の冒険劇があるが、やはりインディジョーンズが1番だなと感じさせてくれる作品。映像技術や時代は変わったが、インディの良さでもある突き抜け感は一貫していて安心した。ダイナミックではあるが、実は丁寧に描かれていることもインディの魅力の一つである。
自然の映像はとてもダイナミックで、ラストの砂のシーンはとても壮大で美しかった。それぞれのキャラも際立っていて面白い。人間らしさも楽しめる一作である。ハリソンフォードは確かに歳を取ったが、やはり安定した面白さだった。(男性 20代)


今までのインディ・ジョーンズの持つアクションや探検要素はそのままに、今回は新たな要素として息子の存在と宇宙人について加えられていた。息子の存在がいまいち作品にとって重要なのかは個人的に理解することができなかったが、宇宙人という存在を探検要素の中にうまく落とし込めていたと感じた。

この作品はディズニーランドにあるアトラクションにも設置されているため、ディズニーが好きな方ならアトラクションが映画になったような感覚で楽しむことができると感じた。(男性 20代)


どうしたら、冷蔵庫に入って爆破から生き延びるという考えが思いつくのだろう。良い意味で期待を裏切られるシーンが多く、とても面白い作品になっている。老いを感じさせないジョーンズ博士の動きや大胆なアクションシーンが多い。見終わった後はまるで、アトラクションに乗ったような爽快感が味わえる。

恒例となっている虫のシーンは、過去作品に比べると短めになっている。しかし短い分ショッキングな映像となっているので、虫嫌いの方は注意してみてほしい。(女性 20代)


シリーズ4作目となる今作。前3作よりも主人公インディが銃などの武器を多く使うようになり、考古学者という設定が薄れてしまった気がしました。エリア51やロズウェル事件、ナスカの地上絵など都市伝説やオカルト的なものが出てくるのは新しい展開で面白かったです。定番のあのBGMは、やっぱり何度聞いても気分を盛り上げて、映画の世界に引き込んでくれます。
ラストの展開にはかなり驚きました。最後まで見逃さずに観て欲しい作品です。(女性 30代)


あのインディー・ジョーンズが帰ってきました。カッコ良いアクションもクスっと笑えるコメディーなところも昔とそのままで、とても楽しめました。しかもインディーのファミリー大集合で冒険なんてファンにはとても嬉しかったです。以前は歴史に隠された伝説や遺産の謎を解いてきたインディー、今作ではあの有名なクリスタルスカルノの謎を解き明かします。宇宙やエリアンなどが絡んでおり、今回は考古学よりオカルト要素が強めなテイストになっていました。年を取っても、ハリソン・フォードはやっぱりカッコ良い!家族で楽しめる超娯楽作品、爽快で面白かったです。(女性 30代)

関連作品

前作 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    インディ・ジョーンズシリーズはこれまで“アーク聖櫃”“サンカラストーン”“キリストの聖杯”と伝説的な遺物を取り上げてきました。今回はクリスタルスカルを題材にとりあげています。これまでも映画の話題とともに遺物がクローズアップされていましたがこの時もクリスタルスカルについての記事や番組などが多かったように記憶しています。偽物と鑑定されてもなおスカルの持つ不思議な魅力は色褪せることがありません、興味深いオーパーツのひとつです。

    60代とは思えないハリソン・フォードのアクションシーンは素直にすごいと思いました。マット(後に自分の息子と判明)におっさん呼ばわりされながらも本当に考古学者かと呆れられるインディ・ジョーンズの動きに思わず見とれてしまいます。

  2. 匿名 より:

    ①クリスタルスカルとは

    中南米の古代文明の遺物とされるものでその加工技術の高さからオーパーツとして扱われる事が多いものです。現在確認できるもので数十個あるそうですが、かなりの数が贋作だと断定されています。

    その中でもヘッジズの水晶髑髏が一番有名です、このクリスタルスカルのすごいところは一個の水晶から作られていること、そして水晶の石目(特定方向に割れやすくなる)に関係なく細工されている点です。さらに下あご部分は取り外し可能というとても細やかに作られています。
     
    ②クリスタルスカルにまつわる伝説

    クリスタルスカルは全ての情報を集める役目を持っていてそれは全部で13個あり、全部揃ったときに宇宙の秘密が分かるとか滅亡から人類を救ってくれるという伝承があります。

    クリスタルスカルが置いてある部屋は花の香りが漂うことがあるとか自ら語りかけてくると主張する所有者もいるそうです。さらにクリスタルスカルは中南米の遺跡から発掘されたそうですが作られたのはもっと古い時代だともいわれていました。ただし現在は近代に作られたものだという鑑定結果が出ています。

    インディたちが入った部屋に円形に並んだ椅子が13個ありそれぞれにクリスタルの全身骨格が座っていました。この映画に登場する非常に精巧に作られた水晶の骸骨は水晶なのに金属や黄金を引き寄せる磁力を持つ不思議な力を持っていますが、それは水晶の加工品などではなく古代人が神と呼んだ宇宙人(ここでは次元を超越した生命体)の骨格だったのです。そして頭が戻った生命体は再び動き出して13体はひとつになり別次元へと戻っていったのでした。