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映画『ダンボ(実写)』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

ディズニーが誇るあの名作、ダンボが初発表から80年近くの時を経て実写映画化。監督を務めるのは、これまで数多くの作品を世に送り出してきたティム・バートン。人々の優しさに触れる、心温かな一本。

映画『ダンボ(実写)』の作品情報

ダンボ(実写)

タイトル
ダンボ
原題
Dumbo
製作年
2019年
日本公開日
2019年3月29日(金)
上映時間
不明
ジャンル
ファンタジー
ヒューマンドラマ
監督
ティム・バートン
脚本
アーレン・クルーガー
製作
ジャスティン・スプリンガー
アーレン・クルーガー
カッテルリ・フラウエンフェルダー
デレク・フライ
製作総指揮
ティム・バートン
ナイジェル・ゴステロウ
キャスト
コリン・ファレル
マイケル・キートン
ダニー・デビート
エバ・グリーン
アラン・アーキン
ニコ・パーカー
フィンリー・ホビンス
製作国
アメリカ
配給
ディズニー

映画『ダンボ(実写)』の作品概要

1941年にディズニーより発表された、映画史に名を残す名作、『ダンボ』。そんなダンボが、80年近くの時を経た今なんと実写映画化されることとなった。監督にはティム・バートンを迎え、キャストにはコリン・ファースやエバ・グリーンなど超一流俳優陣を揃っている。その豪華さから、本作がディズニーがこれまでの作品以上に力をつぎ込んだ意欲作であることを伺わせる。細部にこだわったストーリー構成や映像から、原作へのリスペクトが感じられる一本に仕上がっている。この春、親子と友情の絆を描いた心温まるストーリーに、多くの人間が涙する。

映画『ダンボ(実写)』の予告動画

映画『ダンボ(実写)』の登場人物(キャスト)

ダンボ
生まれつき巨大な耳を持つ象。子供の頃、母親と離れ離れになってしまう。
ホルト(コリン・ファース)
元サーカス団の看板スター。ダンボの世話係に任命される。
ヴァンデバー(マイケル・キートン)
企業家。他の象とは違うダンボを使い、金儲けを企んでいる。

映画『ダンボ(実写)』のあらすじ(ネタバレなし)

街から街を渡り歩き、人々をその芸で虜にするサーカス団。ある時、そんなサーカス団に一匹の子象が誕生した。とても愛らしい象だったが、しかし、その象は他の象と比べ遥かに耳が大きかったのだ。そのことから、ダンボと呼ばれることになった子象。母親の愛情を一身に受けながら幸せな毎日を送っていたダンボだったが、そんな幸せな日々もある日突如として終わりを迎える。母親が、サーカス団を離れることとなり、二匹は離れ離れになってしまったのだった。悲しみに打ちひしがれるダンボ。しかし、そんなダンボを献身的に支えるサーカスの仲間達。そして、ある時ダンボのとある特技が明らかになる。なんと、ダンボはその大きい耳を使って空を飛ぶことができたのだ。

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映画『ダンボ(実写)』の感想・評価

ダンボの自然な演出

誰からも愛されている名作、ダンボ。そんなダンボが実写化するということで、ディズニー作品ファン、本作のファンからは喜びの声が上がった。しかし、一方で不安の声も聞かれていた。その不安の原因は、実写化をする際に、象であるダンボをいかにリアルに、かつダンボらしく表現できるのかといった点。母親との別れや苦難の連続に不安な気持ちを抱くダンボの表情や動きを、いかに正確に再現できるかといった点に本作の評価は大きく左右されることになる。そして、監督に起用されたティム・バートンは、これまでCGを活用した映画を数多く発表し、そのいずれもが高い評価を得ている。そんなティム・バートンの叡智、そして、映画に携わるスタッフの力によって、原作を愛するファンも、何の心配もせずに楽しめる作品に仕上がること間違いなし。

心温まるストーリー

ダンボは、移動サーカスに生まれた一匹の子象を主役に描いたストーリー。ダンボは優しい母親の愛情をたっぷり受けながら心優しい象へと成長していくが、ある日母親と無理矢理引き離されてしまう。その他にも、次々とダンボに危機が迫る。しかし、そんなダンボに手を差し出したのは、サーカスの人間や動物達だった。動物と人間、本来は種族も言葉も全く異なる存在ではあるが、彼らはそんなことをものともせず、絆を深めていくのだった。そもそも、誰かと繋がるには言葉など必要ないということを、改めて人々に思い出させてくれるストーリー。母親と子供、人間と動物など、様々な方面での心の繋がりを描いた優しい物語に仕上がっている。

映画『ダンボ(実写)』の公開前に見ておきたい映画

映画『ダンボ(実写)』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ダンボ(実写)』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ダンボ

言わずと知れた映画界に名を残す名作であり、最新作『ダンボ』の原題となっている一本。1941年にディズニーが発表し、たちまち話題となった後、現代に至るまで長年人々から愛され続けている。ダンボが辛い境遇の中で、仲間達の支えを受けながら立派に成長して行く姿を描いたハートウォーミングなストーリー。ストーリーは最新作と基本的には共通しており、最新作が如何に原作をリスペクトしているかを十二分に感じることができる。本作を観た後に最新作を視聴し、細かく散りばめられた小ネタや違いなどを探してみるのも楽しいかもしれない。1941年に制作されたとは思えないほどの圧倒的なクオリティに、流石ディズニーと舌を巻くこと間違いなし。

詳細 ダンボ

プーと大人になった僕

あの『ダンボ』が実写化するとの話が持ち上がった時、内心不安を感じた人は少なくないのではないだろうか。ダンボの主役はタイトル通りダンボ、つまりは象なのである。いかに象をリアルに実写化できるのか、違和感の残る映画にはならないだろうかとの声が上がったのだ。しかし、そんなダンボの前に公開された本作によって、そんな不安も吹き飛ばされることとなった。本作の主人公はくまのプー。説明するまでもないがプーもダンボのように主人公は人間ではなく動くクマのぬいぐるみ。こちらも実写化が発表された時不安の声が挙がったが、公開と同時にそんな声も立ち消えた。ディズニーの手にかかれば、どんな作品でも実写化は可能。本作を観ておけば、最新作も安心して楽しむことができる。

詳細 プーと大人になった僕

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

本作の監督に抜擢されたのは、なんとあのティム・バートン。ティム・バートンといえば、これまで『シザーハンズ』、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ビートルジュース』などの名作を次々と世に送り出している名監督。そんなティム・バートンが、ダンボの前に手がけたのが本作。本作に出演したエバ・グリーンは、最新作でもキャストに選ばれている。16歳のジェイクは、ある時祖父のエイブに教えられた『奇妙な子供たち』が住まうという家へと向かう。しかし、その家は1943年の空襲によって既に失われていた。落胆するジェイク。しかし、ジェイクが翌日再びその家を訪れると、そこには巨大な家が佇んでおり、そこには多くの子供達と女主人が住んでいたのだった。

詳細 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

映画『ダンボ(実写)』の評判・口コミ・レビュー

映画『ダンボ(実写)』のまとめ

近年次々と実写化映画が発表されているディズニー作品。そして、2019年にはとうとうディズニーが誇る名作、ダンボが実写化されることとなった。厳しくも温かい、ダンボの持つ世界観を豪華キャストと圧倒的なCGで見事に表現してみせた、まさにディズニーの叡智を結集した一本。ダンボはディズニーの中でも初期の作品であり、かなり昔に制作された作品。もしかすると、今の若者の中にはダンボという作品を見たことがないという人もいるかもしれない。しかし、今作は人生の中で一度は見ておきたい作品。ぜひこの機会に新たなディズニー作品に挑戦しよう。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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