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映画『ファインディング・ドリー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ファインディング・ドリー』の概要:名作、「ファインディング・ニモ」の公式続編。今作ではニモを助ける為にマーリンと奮闘した憎めないキャラクター、ドリーが主人公。再び家族をテーマにした感動的ストーリーが幕を挙げる。

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映画『ファインディング・ドリー』の作品情報

ファインディング・ドリー

製作年:2016年
上映時間:96分
ジャンル:ヒューマンドラマ、アクション、ファンタジー、アニメ
監督:アンドリュー・スタントン
キャスト:エレン・デジェネレス、ヘイデン・ロレンス、アルバート・ブルックス、エド・オニール etc

映画『ファインディング・ドリー』の登場人物(キャスト)

ドリー(室井滋)
忘れっぽいところが玉に傷な、憎めない明るい魚。ニモの親友で、かつてマーリンと共にニモを助ける為に奮闘した勇敢なキャラクター。
マーリン(木梨憲武)
ニモの父親で、やや過保護で心配性な一面が目立つ。以前自分を助けてくれたドリーの家族を探すべく、再び大海原へと旅に出る。
ハンク(上川隆也)
ドリーが旅の途中で出会ったタコ。かつて海で嫌な経験をしたようで、水族館で安全に暮らす事を夢見ている。

映画『ファインディング・ドリー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ファインディング・ドリー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ファインディング・ドリー』のあらすじ【起】

ドリーは忘れっぽい性格をした、ニモの一番の親友です。ある日ドリーはふとした事から、エイが巻き起こした激流に飲み込まれてしまいます。怪我なく脱出できたドリーでしたが、その渦の中であることを思い出していました。それは自分の両親の事、そして「カリフォルニア、モロベイの宝石」「激流には近づくな」というキーワードでした。

幼い頃はぐれた自分の両親を探すため、ドリー、ニモ、マーリンはモロベイに向けて出発します。ドリーの不確かな記憶を頼りに広い海を泳ぎ続ける一行でしたが、しかしその最中、巨大なイカに襲われニモが怪我を負ってしまいます。愛息子の怪我に動揺したマーリンは、全てドリーのせいだと彼女に八つ当たりしてしまいます。

ドリーは助けを呼ぶ為に海上へと浮上しますが、そこを人間に捕らえられてしまいます。その人間達は傷ついた動植物を保護する団体で、丁度海上調査をしていたのでした。ドリーはそのままの施設へと連れていかれてしまいました。

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映画『ファインディング・ドリー』のあらすじ【承】

その施設、「海洋研究所」でドリーはヒレに小さなタグがつけられました。この施設では基本傷付いた魚は手当てした後海に返すのですが、一部の魚にはタグをつけ施設が運営する水族館へと送られていたのです。自分が水族館に入れられるという事を知らないドリーのもとに、一つの影が近づいてきました。彼はタコのハンクといい、海に苦い思い出があるハンクは、ドリーのつけているタグを手に入れて自分が水族館に行きたいと考えていたのでした。

一方ハンクと話をしているうちに、ドリーは衝撃の事実を知ります。この水族館の名前こそが「モロベイ」で、つまりドリーは幼少期この水族館で生まれ育っていたのでした。ドリーはハンクにタグを渡す代わりに自分を両親の元へ案内するようにと取引を持ちかけます。

しかしその途中、ドリーは誤ってジンベイザメのディスティニーの水槽に放り込まれてしまいます。絶体絶命と思われたドリーでしたが、実はディスティニーはかつてのドリーの親友でした。

映画『ファインディング・ドリー』のあらすじ【転】

マーリンとニモもドリーの行方を追ってこの研究施設に辿り着いていました。保護された魚が隔離棟に運ばれる事を知った2匹は、他の魚達の手助けも借りながらその場所へと向かう事とします。一歩、ドリーの両親がいると思われる「オープン・オーシャン」に向かっていたドリーとハンクでしたが、途中道を間違え子供達の為の触れ合いコーナーに着いてしまいます。

子供達の迫り来る腕から必死に逃げながら、2匹は何とかオープン・オーシャンに辿り着きました。ドリーは約束通りハンクにタグを手渡し、自分は海底へと向かって行きます。そこは彼女の記憶通りの場所でした。

しかしそこに彼女の両親の姿はありません。他の魚達から、ナンヨウハギ達が別の水族館に送られるべく連れ出された事を聞きます。隔離棟に戻るべく、水族館から繋がっているパイプの中に飛び込んだドリーは、ディスティニーの友人、ベイリーのエコロケーションの力を借りて迷路のような道を進んで行きます。その途中、ドリーはマーリンとニモとも再会を果たします。2匹もパイプの中を進み、隔離棟へと向かっていたのでした。

映画『ファインディング・ドリー』の結末・ラスト(ネタバレ)

両親もいると思われるナンヨウハギの群れを追って、三匹は隔離棟へと向かいましたが、そこに両親の姿はありませんでした。彼等は流されていったドリーの後を追い、自分達も海へと飛び出したのです。人間に見つかり捕まりそうになったドリーでしたが、再会したハンクの力も借りドリーは再び海へと戻ります。

そして、両親が幼少期から自分の為にと残してくれていた目印を見つけました。無事に両親と再会したドリーでしたが、彼女にはまだやる事がありました。トラックに残されたままのマーリンとニモを助けなければいけません。ドリーはトラックに残りたがるハンクを何とか説得して、トラックごと海へと突入させました。

こうして、トラックの中にいた仲間達は全員海へと帰ることが出来たのです。海に戻ったハンクは、魚の学校の教師として働き始めました。そしてハンクを含めたドリーとドリーの両親、ニモとマーリンは家族、そして友達に囲まれて幸せな海底での生活を送るのでした。

映画『ファインディング・ドリー』の感想・評価・レビュー

13年ぶりにかわいい魚たちに会えることがまず嬉しいが、海洋から水族館に舞台が移りスケールが小さくなるのかと思いきや、主にアクション面でパワーアップしており、本作も前作に劣らない完成度である。特に新しいキャラクター、タコのハンクの活躍が見ていて楽しく、よくこの動きをCGで表現できるものだと感嘆してしまう。また、ドリー親子の再開シーンは演出も相まってグッと胸を打つ。さすが、ピクサーだと思える満足度の高い作品です。(男性 20代)


ドリーがなぜ忘れっぽいのか、その理由がわかるかと思って観たのですが、赤ちゃんの頃からの先天性の物だったのですね。クジラ語が話せる理由はわかりましたけど。赤ちゃんドリーやラッコが抱っこも可愛くて大満足でした。

前作でもドリーが好きだったので映画館で観る前からワクワクしていました。DVDも買いました。劇場で本作の前に上映された短編「ひな鳥の冒険」も良かったです。短編はDVDに入っていないのが残念です。(女性 40代)


ファインディングニモの続編である本作品。前作は、タイトル通り、マーリンがニモを見つけにいくという展開だったが、今回は、ドリー本人が自分の両親を探しに行くというストーリー。水族館を魚目線で見れるのも、この作品のユニークな所だと思う。とにかくドリーの忘れっぽさが不安感に拍車をかけるのだが、そんなドリーが一生懸命過去の記憶を追っていくところはとても感動的である。最後は、それぞれの家族と新しい友達と幸せな毎日を送るのだが、良い意味で平凡なエンディングもこの作品だと、とても嬉しい気持ちになるのである。(男性 30代)


ニモよりも、ドリーの方が個人的には好きでした。今度は友人のドリーを探して親子が冒険するのですが、ドリーの過去や両親が出て来たりとそこでこう繋がっているのかとストーリーが奥深くなっていて面白かったです。

子供向きよりかは大人向きになっていると感じました。海や陸で親子が大暴れしたり、沢山の友人達が出て来たりと登場人物も豊かになっていました。(女性 30代)


ピクサー作品らしさが詰まった良い映画である。「ファインディング・ニモ」の世界観を引き継ぎつつも、良い意味でドリーの色に染まった作品となっていた。「ファインディング・ニモ」を鑑賞していなくても十分楽しめると思うが、鑑賞していた方がキャラクターの個性を理解する時間が省ける。このようなヒット作の続編は、スピンオフ作品のようになってしまう場合も多い。しかし今作は続編としても独立した作品としても良くできている。(男性 20代)


『ファインディング・ニモ』で描かれた親子の大冒険から1年。カクレクマノミのニモの親友で忘れん坊のドリー。しかし彼女が忘れなかった記憶、それは「家族の思い出」
前作で父親のマーリンと一緒にニモを助けたドリーが今作の主役です。「今度は僕がドリーを助けてあげる」というニモの言葉がグッときます。前作と共通しているのは親子、家族の大切さを描いていること。しかし今作では、子供目線の親を求める気持ちがメインです。
明るくてお調子者のドリー。普段は見せなくても、心が覚えている悲しい思い出は誰にでもあります。子供にもしっかり伝わるストーリー。ぜひ家族みんなで観て欲しい作品です。(女性 30代)


ファインディング・ニモの続編であるこの物語の主人公は、前作でニモの仲間になったドリー。長期記憶を持たないドリーは過去のことを覚えていない。そんなドリーの過去を知るものはいないはずだったが、感覚が過去の記憶を蘇らせた。ドリーの知られざる過去の物語は、観ている側にも感動を呼ぶ。
大切な仲間たちと愛に包まれたドリーの今の生活と、かつて一緒に暮らしていたはずの両親との再会に、とても嬉しい気持ちになる。とても温かい気持ちになれる作品だ。(女性 30代)


記憶が長続きしないという障害を抱えたドリーを主役に据えた『ファインディング・ニモ』の続編で、前作同様親の目線から子供を優しく見守る話。

期待をかけるバランスをとるのはすごく難しい。なぜなら、自分にできることが相手(よくに子供)にもできるとは限らないからだ。ドリーの両親を通して、「できないことはある」でも「やろうとすればなんだってできる」という一見矛盾しているように見える優しい視点に気づかされる。

これまで積み重ねてきたことはけして無駄ではなかった、という展開に涙を抑えることができなかった。(男性 30代)

関連作品

前作 ファインディング・ニモ

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    前作は、ニモが人間に捕らえられて水槽に入れられ、マーリンとドリーがそれを助け出すというストーリー。今回と大筋では変わらないが、前作のニモはしっかりしていたし、居場所も歯科クリニックの水槽だけに限定されていたので、ものすごいスケールではなかった。
    今回は、探す場所が水族館プラス研究所と広大で、しかもドリーはすぐ物事を忘れてしまうという頼りなさ。ハラハラするという意味では今回の方がすごい。
    また、ドリーと両親が再会する場面が本当に感動的だった。忘れっぽいドリーが、一つ一つの手がかりを元に幼いころの記憶を思い出していく。
    小さいころに貝殻で遊んだ記憶を頼りに海底の貝殻をたどって行くところが特にグッとくる。辿った先に行くと、そこを中心として四方八方に貝殻は伸びていたのである。ドリーと同じように両親も諦めることなく娘を探していたことがわかる。

  2. 匿名 より:

    劇場で鑑賞する場合、大抵の観はエンドロールが始まると席を立つが、エンドロールが終わるまでが映画だと思う。勿論長いエンドロールは何の面白みもない場合が多いが、その後におまけ映像がある作品だってある。この映画も、エンドロールの後にちょっとしたおまけがついているのでそれも注目してほしい。前作で、ニモが救い出された後の水槽の仲間たちのその後がちょっとだけ垣間見れる。

  3. 匿名 より:

    ピクサー作品は、日本語吹き替え版だと作中の文字まで日本語になっていることが多いが、これだけは毎回残念だなと思う。作品のイメージに合わないし、今回も日本語で「海洋研究所」と表記されていて、一瞬「え、日本なの?」と混乱してしまった。
    水族館のアナウンスも、吹替え版だと八代亜紀が声を当てているのだが、これもあまりにも「八代亜紀、八代さん」と名前が出てくるのでちょっと興ざめだった。

  4. 匿名 より:

    前作の公開から13年ぶりの続編ということもあって、ニモの声が変わるなど違いはあったが、前作を上回るヒット作になった。まさかドリーが主役になるとは思わなかったが、家族愛・友情などテーマは前作と変わらず、それでいて両親と再会できた時の感動は前作よりも大きかった。
    スケールも大きくなって、水族館で暴れまわったり、タコがトラックを盗んで運転して海に飛び込んだりと、おおよそ現実的ではない内容だが、スリル満点だった。