「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

田島周二はダメ男だったが、女性からモテてたくさんの愛人がいた。田島は真面目に生きようと心を改め、愛人達と別れる決意をする。しかし、優柔不断な性格だったため上手く別れることができなかった。そこで、お金にがめつい永井キヌ子に助けを求めた。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の作品情報

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇

タイトル
グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇
原題
なし
製作年
2019年
日本公開日
2020年2月14日(金)
上映時間
106分
ジャンル
コメディ
ヒューマンドラマ
監督
成島出
脚本
奥寺佐渡子
製作
武部由実子
池田史嗣
製作総指揮
木下直哉
キャスト
大泉洋
小池栄子
水川あさみ
橋本愛
緒川たまき
木村多江
皆川猿時
田中要次
製作国
日本
配給
キノフィルムズ

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の作品概要

数々の名作を世に送り出している文豪・太宰治。彼の遺作である短編小説『グッド・バイ』を、演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチが2015年に舞台で上演した。本作はその舞台を元に制作されている。ダメ男の田島周二が担ぎ屋の永井キヌ子と手を組み、愛人達と別れようと奮闘する姿が描かれている。俳優として高い演技力を持つ大泉洋×小池栄子が主演を務め、水川あさみ、橋本愛、濱田岳、松重豊など映画・テレビ業界の第一線で活躍している人気俳優&女優が脇を固めている。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の予告動画

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の登場人物(キャスト)

田島周二(大泉洋)
文芸誌編集長。優柔不断な性格。ダメ男だが、女性からよくモテる。真面目に生きるため、愛人と別れようと計画する。
永井キヌ子(小池栄子)
担ぎ屋。お金にがめつい。道行く人が振り返るほどの美人。大食い。気が強い性格。
大櫛加代(水川あさみ)
田島周二の愛人の1人。クールな性格。医者。
水原ケイ子(橋本愛)
田島周二の愛人の1人。田島周二よりも遥かに若い。挿絵画家。
青木保子(緒川たまき)
田島周二の愛人の1人。儚げな雰囲気を漂わせている女性。花屋の店員。
田島静江(木村多江)
田島周二の正妻。子供と疎開していたが、家に戻ってくる。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇のあらすじ(ネタバレなし)

昭和の日本。文芸誌編集長の田島周二はダメ男だったが、なぜか女性からよくモテた。愛人を作りすぎた田島は心を入れ替え、真面目に生きる決意をする。彼女達と別れようとするが、優柔不断な性格が災いして手くいかなかった。そこで、お金にがめつい担ぎ屋の永井キヌ子に妻の振りをしてもらい、愛人との別れに手を貸してもらうことにした。

化粧をして綺麗な衣装に身を包んだキヌ子は、道行く人が振り返るほど美しかった。キヌ子は金のために田島の妻をきちんと演じ、愛人達に会っていった。計画は順調だったが、予想外の出来事が起きてしまう。それは、疎開中の田島の正妻・静江が帰ってきたことだった。果たして、田島とキヌ子は計画を成功させ、愛人と別れることができるのだろうか!?

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の感想・評価

女にだらしないダメ男とお金にがめつい女の喜劇

監督を務めたのは、映画『孤高のメス』(10)や映画『ソロモンの偽証』(15)などの話題作を手がけている成島出。脚本を手がけたのは、アニメ映画『サマーウォーズ』(09)で「第9回東京アニメアワード・個人賞(脚本賞)」を受賞した脚本家の奥寺佐渡子。

戦後の日本が物語の舞台になっており、優柔不断で女にだらしない田島周二が物語の主人公になっている。周二は心を入れ替えて愛人と別れることを決意するが、別れを切り出すことができずに苦悩する。そんな周二が頼ったのは、担ぎ屋をしている永井キヌ子。担ぎ屋とは食糧や生活用品を運んで売っている闇屋のことである。お金にがめつく度胸があるキヌ子と気弱な周二、正反対の性格をしている2人のドタバタ劇が楽しめる物語となっている。

文豪・太宰治の未完の作品

1948年6月21日発売の朝日新聞に、太宰治が執筆した短編小説『グッド・バイ』の第1回目が掲載された。太宰治は1948年6月13日に亡くなっており、短編小説『グッド・バイ』は未完のまま掲載が終了している。彼にとって短編小説『グッド・バイ』は遺作となった。

太宰治が亡くなってから70年が経った現在も彼の作品は愛され続けており、特に『グッド・バイ』はアニメーション化、ドラマ化、舞台化もされている。本作は演出家で劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチが2015年に手がけた舞台を元に制作されている。女優の小池栄子は本作同様舞台でも永井キヌ子を演じており、「第23回読売演劇大賞・最優秀女優賞」を受賞するほど高い評価を受けている。

実力派俳優・大泉洋×実力派女優・小池栄子

主演を務めたのは、俳優の大泉洋と女優の小池栄子。大泉洋はシリアスな役からコミカルな役まで様々なキャラクターを演じることができ、実力派俳優として人気を博している。本作ではダメ男なのになぜか女性からモテる田島周二を演じた。小池栄子は映画、テレビドラマ、舞台など幅広いジャンルで活躍している人気女優である。大泉と同じく高い演技力に定評がある。

人気俳優達が脇を固めている。水川あさみ、橋本愛、緒川たまきの3人は田島周二の愛人を演じ、木村多江が田島周二の正妻である田島静江を演じた。その他にも、濱田岳、松重豊、田中要次、戸田恵子など豪華な顔ぶれが揃っている。実力派俳優・大泉洋×実力派女優・小池栄子と共に脇を固めた俳優達がどのような演技を見せてくれるのか、楽しみな作品である。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の公開前に見ておきたい映画

映画『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ソロモンの偽証 前篇・事件

成島出監督の代表作。宮部みゆき原作の推理小説を元に制作された。映画は二部構成で、前篇の「事件編」と後編の「裁判編」が2015年に公開された。「第40回報知映画賞・作品賞」や「第25回日本映画批評家大賞・作品賞」などを受賞している。主演を務めた藤野涼子を始め、無名の俳優や新人俳優が多数起用されているのが大きな特徴と言える。

1990年記録的な大雪が降ったクリスマスの朝、中学生の柏木卓也の死体が発見された。学校は深い悲しみに包まれた。警察が調査をした結果、飛び降り自殺をしたことが分かった。だが後日、目撃者からの告白状が届く。そこには、クラスメイトに殺されたことが記されていた。学校側は告白状の存在を隠そうとするが、マスコミにバレてしまい大きな騒動に発展する。果たして、事件の真相とは!?

詳細 ソロモンの偽証 前篇・事件

青天の霹靂

大泉洋の代表作。お笑い芸人・劇団ひとり原作の小説を元に制作された。劇団ひとりは監督を務め、脚本家の橋部敦子と共に脚本を共同で執筆している。大泉洋は主人公の轟晴夫を演じ、「第6回TAMA映画賞・最優秀男優賞」を受賞している。11.8億円の興行収入を得ており、男女問わず高い支持を集めた作品。人気ロックバンドのMr.Childrenが主題歌を担当しており、映画のために書き下ろされた楽曲『放たれる』が起用されている。

売れないマジシャンの轟晴夫は、ひょんなことから40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、出会ったのは若き父・轟正太郎だった。晴夫は正太郎と共にコンビを組み、舞台に立つことになった。さらに、自分を捨てた母・花村悦子に出会い、両親の秘められた思いを知ることになる。

詳細 青天の霹靂

接吻

小池栄子の代表作。万田邦敏が監督を務め、妻の珠実と脚本を共同で執筆している。殺人の容疑者として逮捕された男と、彼に一目惚れをした女性との危険な恋が描かれた作品。小池栄子は殺人の容疑者に恋をした女性・遠藤京子を演じ、「第63回毎日映画コンクール・主演女優賞」などの賞を受賞している。殺人の容疑者・坂口秋生を演じたのは、豊川悦司。

無差別殺人事件を犯した男・坂口秋生が逮捕された。28歳のOLである遠藤京子は、ニュース報道で彼の笑顔を見て一目惚れをした。遠藤は坂口のことを調べ、手紙を送るようになった。そして、彼の弁護を担当している長谷川を介し、差し入れを持って行くようになる。長谷川は坂口に親近感を持つ遠藤に興味を持つ。出会うはずのなかった3人の人生が、交わろうとしていた。

詳細 接吻

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇の評判・口コミ・レビュー

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇のまとめ

太宰治の未完の遺作である短編小説『グッド・バイ』。演出家で劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチのアレンジによって舞台化され、今回満を持して映画化されることになった。ダメ男の田島周二×パワフルな女性の永井キヌ子がタッグを組み、田島と愛人の縁を切ろうと奔走する姿が描かれている。戦後の日本が舞台になっており、衣装や建物の内装など「昭和」が感じられるように細部までこだわりを持って作られている。

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