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映画『呪怨(ビデオ版)』あらすじネタバレ結末と感想

映画『呪怨(ビデオ版)』の概要:「呪怨」シリーズの最初の作品で、Vシネマとして作られたオリジナルビデオ版。監督、脚本は清水崇。伽椰子に思いを寄せられたせいで不幸に見舞われた教師や、家に関わってしまった人々の恐怖を描いた。

映画『呪怨(ビデオ版)』 作品情報

呪怨(ビデオ版)

  • 製作年:1999年
  • 上映時間:76分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:清水崇
  • キャスト:栗山千明、三輪ひとみ、三輪明日美、洞口依子 etc

映画『呪怨(ビデオ版)』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『呪怨(ビデオ版)』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『呪怨(ビデオ版)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『呪怨(ビデオ版)』 あらすじ【起・承】

俊雄

小学校教師の小林俊介は、家庭訪問が終わらなくて悩んでいた。
現在は佐伯剛雄と結婚している、同じ大学出身の川又伽椰子の息子、俊雄が学校に来ないせいだ。

小林は佐伯家に向かうが、家の中の異様な様子やケガをしている俊雄を見て不安に駆られる。

由紀

猫嫌いの由紀は、村上柑菜の家庭教師をしていた。
しかし柑菜は学校の飼育当番があり、彼女の母も外出してしまう。

残された由紀は、部屋の中で変な音が聞こえ始めて慌てて逃げようとするが、昼なのに部屋の外は真っ暗。
突然現れた猫から逃げようと押入れに入った由紀だったが、そこには何かがいた。

何も知らない柑菜の兄の強志は、学校に行ってしまった。

瑞穂

学校にいるはずの、彼氏の村上強志を探す瑞穂。
教師に職員室で待つよう告げられ、残された瑞穂は拾った携帯で強志の家に確認をするが、帰った様子は無い。
突然の怪奇現象に怯える瑞穂の前に、青白い不気味な男の子が現れた。

柑菜

どうやって死んだのかさえ分からない、無残な遺体が発見された。
その中には、別人のあごが混ざっていた。

強志と柑菜の母がかかってきた電話を受けていると、柑菜が帰宅する。
しかし彼女にはあごが無かった。

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映画『呪怨(ビデオ版)』 結末・ラスト(ネタバレ)

伽椰子

佐伯家から帰るに帰れなくなってしまった小林。

やがて2階の部屋に入り込んだ小林は、伽椰子の日記を目にする。
そこには、小林に一方的な思いを寄せる伽椰子の異常な思いや、行動の数々が記録されていた。
そして、押し入れの奥に隠された伽椰子の遺体を発見してしまう。

俊雄を連れて家から逃げ出そうとする小林の携帯に、伽椰子の夫である剛雄から電話が。
俊雄を小林と伽椰子の子供だと勘違いした剛雄は、小林の妊娠中の妻である真奈美と赤ん坊を殺害したと告げる。

絶望する小林の前に、血まみれで這いずる伽椰子が現れた。
俊雄は猫のような声を出すだけだった。

響子

不動産会社を営む兄に呼び出された響子。
村上という一家が謎の死を遂げたり、行方不明になったという曰くつきの一軒家を、霊感のある響子に見てほしいという頼みだった。
村上家の前の住人、佐伯家が原因だと直感した響子。
自分の手には負えないと告げ、家を買う人には日本酒を飲ませて反応を見るよう忠告する。

その後、家が売れたと教えられた響子は、曰くつきの家の窓辺に佇む女性を見て戦慄した。

映画『呪怨(ビデオ版)』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『呪怨(ビデオ版)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

本当の伽椰子の恐怖の原点

人気ホラー「呪怨」の第一作目のビデオ版。
白塗り姿ではない俊雄や、血を吐き出しながら迫ってくる伽椰子など、他の「呪怨」シリーズでは見ることのできないキャラクターの姿を見ることができる。

また、伽椰子と俊雄の姿をどんどん見せていく演出が完成されておらず、Jホラーの典型だったこっそり出てくる幽霊の演出の部分もあり、手探り状態で作られたことがよくわかる。

だが、終盤で出てくる伽椰子の“怪物”になりきれていない、人間らしさが残る部分は特に怖い。
多少ぼかしてはあるものの、剛雄による殺人シーンの残酷描写やそれを直接想像させるセリフがあり、幽霊だけでなく人間の怖さも描かれている。

中盤からダレてくるのが残念

伽椰子と俊雄が剛雄に惨殺される原因が伽椰子のストーカー行為だったり、小林と妊娠中の妻は勘違いされて不幸に見舞われるなど、人間そのものが原因の理不尽なストーリーにゾッとさせられる。
その設定が映画版「呪怨」にも反映されているのだが、殺人シーンも描かれているせいかインパクトは強烈。

オムニバス形式で時系列もバラバラだが、村上家関連の部分と佐伯家と小林の部分にしっかり分かれているため、終盤で“こうつながっていたのか”と思わせる意外性が全くない。

「瑞穂」では伽椰子が出てこなかったり、「柑菜」ではアゴがない柑菜の姿を見せるだけのストーリーなので、いまいちパッとしない。
強志に何が起こったのかに全く触れず、「響子」では次回作の存在をあからさまにアピールしているために、面白味が欠けていてどこかスッキリしない。


シリーズを通して人気のジャパニーズホラー『呪怨』最初の物語。初めて鑑賞する方は、このビデオ版から見たほうがわかりやすいかもしれません。
としおの可愛らしい姿や、伽椰子の人間味を見て感じることが出来るので、どうして彼らが白塗りの姿となってしまったのかが理解できるでしょう。
とは言え、劇場版に比べるとクオリティが低いのでB級感はあります。まさかここまで広くシリーズ化されるとは思っていなかったでしょう。(女性 30代)

映画『呪怨(ビデオ版)』 まとめ

スピンオフ作品やハリウッドリメイク版、本シリーズと同様にJホラーの金字塔と呼ばれる「リング」の貞子との対決を描いた「貞子VS伽椰子」も制作された「呪怨」シリーズの原点。
人間らしさが残る伽椰子や最初の犠牲者の小林、他の作品では描かれることのない剛雄の起こす事件残虐な事件も知ることができるが、残酷描写があるので苦手な場合は気を付けたい。

小林役にはホラー映画で見かけることが多い柳ユーレイがキャスティングされており、瑞穂役に栗山千明が配役されているなど、意外な出演者にも驚かされる。

関連作品

次作 呪怨2(ビデオ版)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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