「傷物語 III 冷血篇」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

傷物語 III 冷血篇の概要:作家、西尾維新の人気シリーズ『化物語』の前日譚で三部作の最終作。吸血鬼キスショットが完全復活し主人公の暦が人間に戻るため、彼女と対決することに。キスショットの過去を振り返りつつ、異様な戦いを経て共存関係に至るまでを描く。

傷物語 III 冷血篇の作品情報

傷物語 III 冷血篇

製作年:2016年
上映時間:83分
ジャンル:ホラー、青春、アニメ
監督:尾石達也
キャスト:神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏 etc

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傷物語 III 冷血篇の登場人物(キャスト)

阿良々木暦(神谷浩史)
ごく普通の男子高校生であったが、怪異を殺すことができる唯一の吸血鬼キスショットと出会ったことで、彼女の眷属である吸血鬼となってしまう。底なしの優しさを持ち正義感が強い。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(坂本真綾)
怪異を殺すことができる唯一の吸血鬼。齢500歳を超えている。尊大な態度でありながらも、実は可憐で女性らしい面もある。1人目の眷属と凄惨な別れを経た後、心に深い傷と孤独を抱えている。金髪で妖艶な美しい女性。体内に妖刀、心渡りを隠し持っている。
羽川翼(堀江由衣)
暦のクラスメイト。暦からは委員長と呼ばれており、非常に博識。長髪の眼鏡っ子だが、怪異や脅威を前にしても恐怖心が薄く、どこか普通からは逸脱しているような面がある。暦の友人第一号で相談役。
忍野メメ(櫻井孝宏)
あちらとこちらの交渉を生業としている怪しい男。ヘビースモーカーで常に煙草を咥えている。人間でありながらも怪異をも騙し打つ能力の持ち主で得体が知れない。敵には回したくないタイプ。キスショットの心臓を密かに抜き取り、暦と戦おうとしていた。

傷物語 III 冷血篇のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『傷物語 III 冷血篇』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

傷物語 III 冷血篇のあらすじ【起】

吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助けたことで、彼女の眷属である吸血鬼となってしまった普通の男子高校生、阿良々木暦。彼は人間に戻るべく吸血鬼を討伐する専門家3人と対決し、奪われたキスショットの両手足を無事に取り戻した。

吸血鬼として覚醒した暦は、3人の専門家を容易に倒してしまったことに疑問を抱く。すると、交渉を生業とする忍野メメは、キスショット自体が希少で非常に強い吸血鬼であるため、当然だと言う。それならば、なぜキスショットは3人に両手足を奪われてしまったのか。疑問を投げかけると忍野は事も無げに、暦へとある物を投げ渡した。それは、キスショットの心臓だった。

これを彼女から密かに抜き出したのは忍野で、彼の計画では3人の専門家と対決した後、最後に暦と対決する予定だったと言う。だが、忍野は対決の場で一般人の羽川翼を巻き込んでしまったことを酷く悔いており、その償いのために心臓を返し、更に交渉料として提示した高額料金を帳消しにすると言うのだった。

画して心臓と両手足を取り戻し、ようやく完全体となったキスショット。暦は彼女から1人目の眷属であった侍の話を聞く。そもそも、キスショットがなぜ怪異を殺すことができるのかと言うと、彼女はその体内に妖刀、心渡りという刀を隠し持っているからである。その妖刀の持ち主だったのが、1人目の眷属である侍だった。だが、侍は数年で自ら命を絶ってしまう。以来、キスショットは眷属を作ろうとはしなかった。

暦は彼女にとって2人目の眷属であったが、人間に戻りたいと言ったのも彼だけである。その方法がどのようなものであれ、暦にとっては喜ばしいことだ。彼はキスショットと別れる前に腹ごしらえをしようと話したが、考えてみれば彼女は吸血鬼である。食糧と言えば人間であった。今更ながらにショックを受けた暦。

傷物語 III 冷血篇のあらすじ【承】

彼は衝撃を和らげるため、手あたり次第に部屋の物へと八つ当たりをした。眷属として変異して2週間。暦の腹もそろそろ空腹を訴え始める。友人となった羽川を食べることなど到底、できるはずもない。それでも、携帯を探って彼女の連絡先が残っていたことに希望を見出した暦。すがるように羽川を呼び出した。

暗闇の中で電灯の明かりをつけ、互いに向かい合って正座した暦と羽川。彼女は何かを察して暦が自殺するのではないかと危惧し、死んではいけないと引き止める。キスショットという化け物を復活させてしまったことで酷い罪悪感に苛まれていた暦だったが、羽川は友達のために死ねるなら本望だと言う。そんな彼女の潔さに暦は心を打たれる。

キスショットは完全に復活した。この世の誰にも彼女を止めることはできないが、眷属である暦だけがキスショットと対等に戦うことができるはずだ。羽川の言葉にはっとした暦。恐らく、キスショットと戦うならば命がけになる。それこそ、どちらかが死ぬまで延々と戦い続ける羽目になるだろう。

そこで、暦は最後の頼みとしてダメ元で羽川の巨乳を触らせてくれと頼み込んだ。すると、かなり悩んだ末に彼女は了承してくれる。調子に乗った暦は更なる言葉攻めを行ったが結局、彼女の胸を揉む勇気が捻り出せず。辛辣に詰られたものの、土下座後に肩もみをすることで許してもらった。

傷物語 III 冷血篇のあらすじ【転】

夜の陸上競技場にて、キスショットと対峙。彼女は自分と共に生きろと希ったが、暦は人を食う化け物と共にいることはできないと断固拒否。弱っている者を見捨てることができない暦の性分を知っていたと話すキスショット。彼女にとって人間とはただの食糧であった。その信念に元人間である暦が従うわけもない。

いざ、2人は戦闘を開始。頭がもげても腕が取れても、驚異的な回復力で復活、再生してしまう吸血鬼の身体。そこで、キスショットは自分も元は人間であったことを思い出す。変異してすでに500年も経過しているため、彼女は自分が人間だったことすら忘れていたのだった。

血みどろで異様な戦いが延々と続く。魔法のように炎を操り、胴体が千切れて下半身と上半身が別々に行動しても戦いは続いた。
競技場には見届け人として羽川が客席に来ている。驚異的な戦いから目を背けず、見守り続ける彼女は、ふと何かを見落としていることに気付いた。

そこで、羽川は戦いの場へ乱入し一旦、考える時間を得ようとしたが、キスショットにより拒絶されてしまう。キスショットは重大な秘密をまだ明かしておらず、羽川によってそれを明らかにされることを厭い、危害を加えようとする。寸前で暦が身代わりになって助かったが、首だけになった暦がキスショットの首筋に噛み付き、その血液を吸うことで彼女の力をも吸い取った。

傷物語 III 冷血篇の結末・ラスト(ネタバレ)

キスショットは疲弊した幼女となってしまったが、それでもまだ半分は体内に血が残っている。そこで、羽川が問う。人間に戻る方法とは、自分の命を犠牲にすることではないのかと。それも恐らく、完全体でなければ成し得なかった方法なのだろう。もし、事前にそのことを暦に明かしていれば、底なしに優しい彼はキスショットを殺すことができなったに違いない。

永い時を生きたキスショットは、孤独に慣れ親しんできたものの、今わの際になって化け物である自分を助けると言う暦と出会った。500年もの間、キスショットは同族にも人間にも助けられたことがなかったため、暦の存在は非常に稀だった。故に、彼の血を吸いながら、これまでの自分を振り返りそして、彼のためならば命を捨てても構わないとまで覚悟を決めたのだ。暦の存在を知った後で再び、孤独に戻ることなどできるはずもない。

だが、暦が人間に戻るためにはキスショットを殺すしかない。彼女は自分を殺さなければ、今後1日に1000人の人間を襲うと究極の選択を迫る。これはもうすでに脅迫と同じである。追い詰められた暦は、解決法を見出すために忍野を呼ぶことにした。

最強の吸血鬼同士の戦いを忍野が見逃すはずがない。程なくして現れた彼は、帳消しにした高額料金を提示し暦の望みを聞いた。暦は全員が不幸にならず、幸せになれる方法を望んだが、そんな方法があるわけないと一蹴されてしまう。だが、忍野は全員が不幸になる方法ならあると言う。それは互いに人間ではないが、極めて人間に近い存在になる方法だった。

しかし、それではキスショットが生き続けられないので、一生を暦だけの血で生き永らえ、暦もまた彼女のために死ぬまで血を提供し続ける関係になる。忍野の提案はこれ以上にないほどの妙案だった。

そうして、暦は人間ではないが、吸血鬼でもない存在となり高校へ登校することができる。キスショットは吸血鬼ではないが、限りなく人間に近い存在となり、今後も互いに離れることなく、一生を2人で分け合う共存関係が出来上がるのであった。

傷物語 III 冷血篇の感想・評価・レビュー

三部作の最終作。『物語』シリーズでお馴染みとなった、人間ではないが、吸血鬼でもない暦と共存関係になるキスショットへと至る内容が描かれている。今作では羽川との関係がさらに進み、とうとう巨乳を揉むなどという踏み込んだお願いをするが、尻込みしてしまう残念な暦の様子が萌ポイントとして加えられている。

後半はキスショットの過去が明らかにされ、1人目の眷属との間にあった悔恨や孤独、暦がいかに希少な存在であるかが描かれ、吸血鬼同士の異様な戦いが展開される。この戦闘シーンで完全体のキスショットがどれほどの強さであるかが判明する。終盤では忍野の妙案により落ち着くところに落ち着くが、キスショットの憔悴具合が酷くハッピーエンドとはとても言えない終わり方。続きは『物語』シリーズで、と言ったところだろう。(MIHOシネマ編集部)

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前作 傷物語 II 熱血篇

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